Q&A

全体について

Q1:そもそも教職大学院とはどんな所ですか?

A1:教師としてのさらなる成長に必要な内容を学ぶことに特化した大学院です。
・現職教員院生は,これまでの実践をふり返って価値づけるとともに,若手教員を指導するスクールリーダーの立場に必要な資質を身につけます。
・学部卒院生は,修了後に即戦力として学校で勤務できるよう,学部での学習をさらに発展させるとともに,長期間の実習を通して実践力をさらに高めます。

Q2:教職大学院では,具体的に何を勉強しますか?

A2:共通科目には指導法や生徒指導論,学級・学校経営論,教職論など,実践に即した授業が設定されています。「学校力」,「授業力」,「特別支援力」の各コースの特徴に合わせた選択科目や実習科目が開講されています。

Q3:香川大学教職大学院と,他の教職大学院の大きな違いは何ですか?

A3:教科指導に加え,道徳教育や生徒指導,特別支援教育に重点を置いていることです。道徳の教科化や,通常学級における特別支援教育への対応に必要な教師の資質・能力を身につけられるのが,香川大学教職大学院の特長です。近年増加している若手教員は,生徒指導に困難を感じることが多いとの報告もあります。現職教員院生は若手を支援するスクールリーダーとして,学部卒院生は教員採用後に即戦力として,それぞれ活躍することができます。

Q4:二種教員免許状所持,もしくは短大卒の出願資格はありますか?

A4:出願できます。詳しくは募集要項をご覧ください。短大卒の場合は,出願資格の事前審査が必要になります。また,二種免許状所持の場合は,大学院修了時に専修免許状の取得ができません。この場合,大学院在学中,もしくは修了後に一種免許状取得に必要な単位数を取得すれば,専修免許状の取得が可能になります。


現職教員の方

Q1:短期履修学生制度のメリットは何ですか?

A1:置籍校を離れるのが1年間で済むため,教師としての感覚を保ったまま,修了後すぐにスクールリーダーとして活躍できます。フォローアップ・プログラムにより,短期履修修了後1年間は,指導教員からの指導を受けることができます。授業料納付も1年分で済みます。

 

学部卒学生の方

Q1:教職大学院にはどういう学生が通っていますか?

A1:教員としての力量を十分に備えてから就職を希望する学生が通学しています。出身大学,出身学部は様々です。学部の教育実習だけでは不安を感じていた学部卒院生も,修了後には自信をもって教壇に立つことができます。

Q2:教育学部以外の学部からも進学できますか?

A2:可能です。これまでも,教育学部以外からの進学者が在籍,修了しています。教職大学院を修了することで,すでに取得している一種免許状と同じ校種・教科の専修免許状を取得できます。小・中・高等学校の各教科のみならず,幼稚園,特別支援学校,養護教諭の全校種の専修免許状を取得できることが,香川大学教職大学院の特長です。(ただし,特別支援学校の免許状は特別支援力開発コースのみ)

Q3:実習校はどのように決まりますか?

A3:採用希望校種や学修テーマに合わせ,また,自宅からの移動手段を考慮して実習校を決定します。