道徳授業の実践研究(小学校道徳科模擬授業・授業討議)

 模擬授業を行うにあたって、前回の授業の討議が非常に重要であったと感じた。自分自身で考えた授業案について、色々な観点から意見を頂いて、今回の授業の基盤を作ることができた。実際に授業を行った感想としては、2つ目の発問の展開が非常に難しかった。前回の授業の討議で、想定される児童の反応などをある程度考えていたが、本番では児童役の方々の発表内容をうまくつなげることができていなかったと考える。児童役の方々の発言などをつなげようという意識を持ちながら授業を行ったが、実際に使用するつなぎの言葉などがあまり思いついていなかった点が課題である。また、中心となる内容項目が明確に定まっていなかったということも課題点として挙げられた。中心となる内容項目とそれに関連した内容項目など、児童役の方々の発表の中からどこを深堀していくかが重要であると感じた。

 授業後の討議も非常に勉強になったと考える。実際に授業を受けた方々からの意見を聞くことができ、また改善案なども提示してくれたことで次回の授業に生かすことができると感じる。

(学部卒大学院生:模擬授業者)

2024年7月3日