木曜5限・教材研究の理論と動向(1)

本授業の研究を通して、教員に求められる専門性や技能は、時代や地域性などによって変化し続けていることを実感しました。中でも、自分の中で確固としていた知識が否定されていたことに衝撃を受けました。それは、消毒を用いない処置が、適切な創傷治療であるという新たな処置の在り方が浸透しているということです。今まで、消毒はけがの処置の際に必要であると学んできましたが、この研究をきっかけに、養護教諭に向けた参考書や授業で学んできた知識だけを元に実践に生かすのではなく、学校の特色、児童生徒や保護者のニーズ、医療的見地など多様な視点から指導や処置の在り方を見直す必要性を考えることができました。養護教諭になってからも日々学び続ける姿勢を忘れずにいたいです。

(学部卒院生1年)

2021年07月29日