教育学部の国際交流

1.教育学部における国際交流(1)  クライストチャーチ総合技術大学

2.教育学部における国際交流(2)  江西師範大学

3.教育学部における国際交流(3)  コロラド州立大学

4.教育学部における国際交流(4)  韓国交流

5.教育学部における国際交流(5)  新しい国際交流

6.教育学部における国際交流(6)  チェンマイ大学



教育学部における国際交流(4):韓国交流
 
 香川大学では,教育目標を、「豊かな人間性と高い倫理性の上に,幅広い基礎力と高度な専門知識に支えられた課題探求能力を備え,国際的に活動できる人材を育成」と掲げ、「諸外国との学術・文化交流を推進し,国際交流の拠点」となるべく活発な国際交流活動を展開してきました。(香川大学憲章、2007年3月26日制定)
 教育学部は,誠信女子大学校美術大学・造形大学院(2001年3月14日),清州大学校人文大学(2001年7月9日)と学部間協定を結んでいます。また,大学間交流協定を結んでいる大邱大学校(2005年5月17日)から,特別聴講学生を受け入れるなど,韓国の大学と3校と研究者交流や,学生交流を活発に展開しています。

誠信女子大学校

大学の紹介及び交流の特徴              
 誠信女子大学校は1936年誠信女学校として設立され,1979年に誠信女子大学校と改名し,1981年には総合大学に昇格しました。現在は「造形大学院,情報産業大学院,教育学大学院,人材資源経営大学院」の4大学院,「人文大学,社会科学大学,自然科学大学,人間環境大学,師範大学,美術大学,音楽大学」の7つの学部,附属高校、語学センター、博物館など11の研究所と13の付属機関から組織されています。誠信女子大学校は師範学校から出発していることもあり,その校風は作法・礼儀を身に付けることを尊重し,それは,現在に至るまで受け継がれています。学部は女子大学,大学院は男女共学です。キャンパスはソウル市内に有り,地下鉄の最寄り駅(誠信女子大入口)から至近で交通の便も良い所にあります。
      
訪問した教員の声:
 美術学部では多少の言葉の不自由さがあっても制作を通して留学生活ができる強みがあります。ソウルの元気いっぱいの学生の中で自分を置いてみることできっと新しい発見があります。
 誠信女子大学校は,ソウルでも有名な大学で,韓国は最近ブームになっていますし, 2006年3月14日には交流協定及び細則を更新しました。是非この留学制度を利用して異文化を味わい,考える体験をしてみることをお薦めします。



   美術大学・造形大学院    校門付近のポスター                        情報産業大学院



 教育学部 安東恭一郎




清州大学校

大学の紹介及び交流の特徴
 1947年創立。私立大学で,8つの学部と5つの大学院を有し,付属高校,中学校,小学校幼稚園からなる総合学園です。清州市はソウルから南東約130km離れた韓国の中央部にあり、人口約62万人の忠清北道の首都です。清州大学校の卒業生は,清州市を中心に政治,経済,教育,文化方面で活躍しています。2004年,韓国語学堂(語学コース)と学生寮が3棟完成しました。2006年7月9日には交流協定および細則を更新し,現在に至っています。
訪問した教員の声:
 清州大学校には,韓国語コースがある韓国でも珍しい大学です。大学の寮も3棟昨年できました。美しいキャンパスの中に高層寮ができています。香川大にもほしい設備です。寮の費用は、1万8千円くらいです。(二人部屋)一人を希望の場合は3万6千円です。交流協定校ですので授業料は必要ありません。 韓国語に興味のある人はいつでも相談に来てください。
 教育学部 山下 明昭
特別聴講学生の声:
 2004年に交換学生として香川大学にまいりました。1年間勉強しているうちに日本語教師になりたいと真剣に思うようになりました。韓国の大学では卒業論文の代わりには日本の作品を一つ翻訳することだったのですが、香川大では学部生も論文をかくのでびっくりしました。本格的に論文を書きたいと思い、今年は研究生として又香川大学へまいりました。日本語の大学院があればなおいいと思っています。


大邱大学校

大学の紹介及び交流の特徴
 韓国ではじめて障害者教育の高等機関として1956年創立されました。大邱大学校は学部数14,大学院数9,そのほか17の付属機関や5つの付設研究所を擁する韓国有数の規模を誇る総合大学です。大邱市は,人口251万人強,の韓国第3の都市で,ソウルと釜山を結ぶ京釜高速道路や,KORAIL京釜線が通り,中央高速道路など,各地からの高速道路と結ばれている交通の要所です。

 大邱大学校との交流の主管学部は経済学部です。教育学部では,交流協定締結当初から毎年1-2名の特別聴講学生を受け入れています。2007度からは,留学生センターで行っている日本語プログラムに参加している私費留学生(科目等履修生)向けに専門科目を提供し,交流に積極的に協力しています。

        
        教育学部                校門付近から本部を望む