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久米の業績

天文・測量
久米通賢は、19歳の時に大坂に出て天文学者・間重富(1756〜1816)のもとに弟子入りし天文学を学んだ。そして23歳の時に讃岐へ帰り、天文学の研究を開始している。従って久米のキャリアの第一歩は、天文学者として踏み出したとも言えるだろう。(嘉数 2006)日食や月食、彗星観測を行っている。
発明
栄左衛門は,測量器具にみられるように,機械・機構の独創的な発明・改良を多数行っている。牛を使った灌漑用水揚機や和時計の原理を応用した煽風器(扇風機)なども注目される発明であるが、生涯を通じて精力的に発明・工夫をしたのは、銃砲を中心とする武器類であった。
塩田開発
栄左衛門は、塩田干拓施設や製塩施設の設計を自ら行い、またその費用や完成後の収支見込みの算出などまで行っており、栄左衛門の土木家・経世家としての知識と才能が注ぎこまれたのが坂出塩田の開発であった。

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