理科物語
香川県の理科ものがたり

香川県の理科の先生が編集しました「香川の理科ものがたり−日本標準社発行」を参考にまとめました。
香川県の自然やおもしろい話をたくさん紹介します。勉強に役立ててください。


小豆島をあるくお遍路さん
春−讃岐路の道は遍路の鈴の音とともに始まります。菜の花が黄金色に輝くとき,お遍路さんの鈴の音がリンリンと響いて,弘法大師ゆかりの八十八カ所の各霊場(れいじょう)には白衣の菅笠(すげがさ)の列が続きます。

瀬戸内海の夕景
夏−青い国四国 青く澄み切った海原にふりそそぐ太陽。讃岐のアルプスといわれる大川山(だいせんざん),竜王山(りゅうおうざん),大滝山(おおたきやま)は緑の濃淡(のうたん)が野山をおおい,人々の心をなごませます。

栗林公園の紅葉
秋−重くたれ下がった稲穂(いなほ)が讃岐平野を黄金色にそめ,さわやかな涼風(りょうふう)がわたるころ,こんもりとしげった鎮守(ちんじゅ)の森から,秋祭りのかねや太鼓のおとが聞こえてきます。

寒そうめん
冬−ふきすさぶ風に松の枝がひょうひょうとなる志度寺,里におりる小豆島の手のべの寒そうめんが北風にゆれる。善通寺の壮観(そうかん)な裸まつりのどよめきが消えるころ,梅のつぼみもほころびはじめ,讃岐路の冬は終わりをつげます。

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