2018年度 退任のご挨拶
有言実行 
 坂出市立府中小学校 教頭 東条直樹(前・附属教職支援開発センター 客員教授)
 
 平成29・30年度の2年間、附属教職支援開発センターには、客員教授として大学で講義をするという貴重な経験をさせていただき、心から感謝しております。
 4月から4年ぶりに学校現場に戻り、失敗ばかりを繰り返す日々を送っています。客員教授時代に、教員を志す学生に向けて話していた「生徒指導」や「学級経営」、「教科指導」、「児童生徒や保護者とのコミュニケーション」等、様々な課題に直面する毎日です。長時間労働による疲労やストレスで心が折れそうになるときもありますが、傷ついた心を癒やしてくれるのが、上司をはじめ職員や保護者、地域の方々からの温かい言葉、そして何より児童の明るい笑顔です。思えば、教師を志したきっかけも同じでした。現在の立場になり、苦悶の日々の中で初心に戻ることができました。
 かつて、私の講義を受けていた学生が、同じ市内の教員となって活躍しています。教師として負けられない気持ち、その教員から学びたい気持ちの両面がありますが、まずは講義で話していた内容については、実践している自分でありたいと強く思っています。

心地よい2年間,ありがとうございました 
 学校法人就実学園 就実小学校 教頭 十河妹(前・交流人事教員)
 
 2年間という短い間でしたが,交流人事教員として心地よく勤務できたのは,附属教職支援開発センターの先生方,職員の方々のご支援のおかげです。本当にありがとうございました。
 「4か年を見通した実地教育プログラム」により,実践的指導力を育成するというセンターの使命を自覚し,先生方,職員の方々と一緒に取り組めたことを幸せに思います。次代を担う教員養成に身近に関わることができたことも嬉しく思います。
 4月からは5年ぶりに小学校現場に戻り,毎日忙しくも充実した日々を送っております。まだまだ右も左も分からない状態ですが,香川大学で学んだことを生かし,より良い学校づくりに邁進してまいります。今後とも,ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

当たり前でも簡単ではない 
教育学部教授  北林雅洋(前・附属高松小学校長・高松園舎主事)
 
  16年前の香川大学着任時、私の研究室付近の廊下には岩石資料の入ったケースが何段も積み重なって並んでいて、一つ一つ埃を払って整理しました。大半は坂東祐司先生が採取されたもののようです。先生は35年前の雄児が丘完成時の附属高松小学校長で、その一ヶ月ほど後に小学校で倒れ、亡くなられました。そのこともあって、私は最後まで校長として子どもたちの前にしっかりと立っていなければと思ってきました。当たり前でも簡単ではない、そのことをずっと感じてきました。子どもたちの直向きな眼差しと健気な姿に応えようとして、そして、教職員や保護者の皆様の支えがあって、最後まで立ち続けられました。2期4年間、ありがとうございました。

■ごあいさつ 
教育学部教授 小西憲一(前・附属坂出小学校長・幼稚園長)
 
 おかげさまで附属坂出小学校長・幼稚園長の任を、ほぼ平成の最後とともに無事終えられたこと、今はただ安堵の思いです。これもひとえに多くの皆様に支えられてのことと、感謝しております。厚くお礼申し上げます。
 とかく大学教員の人間関係は固定化される傾向にありますが、この二年間でのたくさんの方々とのご交誼は、私にとって大切なものとなりました。
 現在附属学校園は、さらなる発展のため、様々に改革を求められる状況にあります。今後は外からとはなりますが、発展の一助となるべく努めて参りたいと思います。
 大変お世話になりました。ありがとうございました。
 
お世話になりました。 
 教育学部教授 惠羅修吉(前・附属特別支援学校長)
 
 附属特別支援学校の校長として4年間勤めさせていただきました。研究者の私にとって慣れない学校生活であり、周囲に幾多の迷惑をかけながら、皆様に支えられて任期を全うすることができました。本当にありがとうございました。附属学校での経験をもとに自分の研究を見つめ直し、少しでも子どもたちの発達支援に貢献できる研究を推し進めていきたいと気持ちを新たにしています。また,始まって年数の浅い教職大学院での教員養成研修に尽力して参りたいと思います。今度ともよろしくお願いいたします。

新しい時代のスタート 
 高松市立浅野小学校 校長 倉沢均(前・附属高松小学校 副校長)
 
 附属教職支援開発センター、附属関係の先生方、職員の方々には、大変お世話になりました。副校長として2年間、附属高松小学校でお世話になりました。13年ぶりに戻った附属の世界でしたが、とことん教育の本質を求める教師集団がそこにはありました。公立学校では実現できないようなカリキュラムで、自分たちで創る教育がそこにはありました。自身の教職人生の中で、そのような素晴らしい世界を2度も経験できて、本当に幸せでした。今は、公立小学校に戻り、様々な子どもたちと充実した日々を送っています。附属で学んだことをぜひとも本校の教育活動に生かしたいと思っていますので、公立学校への支援を今後ともよろしくお願いいたします。

ありがとうございました 
 濱田雅子(前・附属教職支援開発センター 事務補佐員)
 
 本年3月31日で任期満了により、附属教職支援開発センターを退職いたしました。
 5年間大変お世話になりました。在職中は至らぬ点ばかりでしたが、皆様に温かくご指導いただき、充実した日々を送ることができました。
 今後も教職センターで培った経験を活かし、先生方や教職を目指す学生さんのように、学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思っております。
皆様と一緒に仕事ができましたことを心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

大変お世話になりました 
 松本愛(前・附属教職支援開発センター 事務補佐員)
 
 センターでお世話になったのは短い期間でしたが、私にとっては貴重な経験のできた充実した時間になりました。人の心を慮ることの大切さや言葉遣いなど色々なことを教えていただきました。学びの連続で、知識が豊かになったと感じています。
センターの皆さまには不慣れのためご迷惑をかけてばかりでしたが、いつも温かく見守っていただき皆さまのお心遣いに支えられていたので、続けていくことができたと思います。心より感謝申し上げます、お世話になりありがとうございました。

 2019年度 着任のご挨拶
新たな気持ちで
 附属教職支援開発センター客員教授 仲西長代
 
 この度、客員教員として着任いたしました。今回の任務を受けることで、自分自身の教育観、授業観などを改めて振り返り、新たに創造する機会をいただき、有難く思っております。これまで、算数の面白さを子どもたちに伝えたいという思いをもって、小学校で勤務してきました。柔軟に、論理的に、創造的に考えることのできる子どもたちに育っていってほしいと思いながら、教材研究や授業改善に励んできました。それらの経験と自分が子どもたちやまわりの先生方から学んできたことなどお伝えすることで、教職の魅力を学生の皆さんに感じてもらえるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

共に教職の道を
 附属教職支援開発センター客員教授 伊賀由美子
 
 本年度、客員教授として赴任いたしました。
 香川大学には、大学生として、大学院生として、そして今回は学生に携わるものとして関わることができ、たいへんうれしく、光栄に思っております。
 現在、香川県教育センターで教員研修を行っておりますが、今回はその前段階の教員を目指す学生の皆さんと関わることになります。ここに学ぶ多くの学生が教職の素晴らしさを感じ、いつの日か仲間として教職の道を夢と希望をもって歩んでいくことを念じ、微力ながら取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

新たな気持ちで
 交流人事教員 久米亜弥
 
 この度、香川県教育委員会との人事交流により着任しました。平成15年度から7年間附属坂出小学校でお世話になり、音楽科における思考力育成の研究や、幼小中の滑らかな移行における大学との共同研究の日々が思い出されました。また平成26年度から2年間、音楽科教員における授業評価の在り方について、本大学院で更に研究を深めることができました。今回このような機会をいただき、教職を目指す学生に関わる事ができる喜びと共に「子どもたちの夢と笑顔を大切にした香川の教育」を実現する新たな人材の育成に重責を感じております。
 これまでの教職経験を通して、先輩教員や子どもたちから得た多くの学びをお伝えしながら、教職を目指す学生への力となれるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

時代が求める初等教育目標の追求に向けて 
  附属高松小学校長・附属幼稚園高松園舎主事 永尾智
 
 4月より附属高松小学校長・高松園舎主事に着任いたしました。
 入学式・入園式、修学旅行等、4月の各種学校行事を経験しながら少しずつ、小学校と幼稚園という新たな職場環境に心とからだを適応させてきております。小学校、園舎とも、教育実践研究、教員養成、香川県における基幹校という大きな使命を担う中で、重層的かつ多面的な教育業務が淡々と、スムーズに進められています。「さすがは附属」の感があります。
 グローバル化、情報化が急速に進展する現代社会における教育課題の複雑化・多様化を前にして、学校は社会と一体となって課題解決にあたることが求められています。そうはいっても、初等教育で中核となるテーマは、子どもたちが心豊かな人生を歩めるような学習内容・環境を提供すること、「楽しい授業づくり」による「楽しい学校づくり」という2原則に集約されると思います。そのための活動の支援に邁進していく所存です。今年度も、ご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

着任のあいさつ 
附属坂出小学校長・附属幼稚園長  坂井聡
 
 朝学校や園に出勤すると、子どもたちからの「おはようございます」の声。週の半分はこの気持ちよい朝から始まります。大学に来てからの生活では感じられなかった新鮮さがあります。もともと教員でしたが、しばらく離れている間に忘れてしまっていた新鮮さです。16年ぶりに附属坂出学園にもどってまいりました。附属学校園を取り巻く環境は大きく変化をしてきていますが、子どもたちは以前と変わらずエネルギッシュです。幼稚園、小学校の先生方もとても熱心で、子どもたちのことを真剣に考えています。私も、新たに刺激を受けながら、子どもたち、先生方と歩みを進めたいと思います。実習校として研究校として、先進校として役割を果たすことができるように努めてまいる所存です。また、今年度は四附連の会長、全附連の理事も仰せつかりました。私の人生の中でも、最も思い出深く刻まれる令和最初の年となりそうです。どうぞよろしくお願いいたします。

ともにー 
附属特別支援学校長 青山夕夏
 
   青山夕夏でございます。音楽を専攻しています。これまでに何度か演奏の機会をいただき、ご縁はありましたが、校長としては全くの新人で、教職員の方々のお支えで今日を迎えさせていただいております。
 特別支援学校は児童・生徒の特性を尊重し、教育の成果を期しています。その内側に身を置き、改めて児童、生徒をとりまく教職員、保護者の方々のご努力に敬服しております。
 子どもたちが今の学校生活を何より楽しいと感じること、心と心が通い合う瞬間がたくさんあることを常に念頭におき、接していくようこころがけたいと思っております。本校の一番の宝物は教職員のチームワークの良さにあると感じております。皆さまのお力添えをいただきながら、精勤したいと存じます。至りませんが何卒よろしくお願いいたします。

心新たに 
 附属高松小学校 副校長 大嶋和彦
 
  本年度、附属高松小学校副校長として着任いたしました。附属小学校には9年間在籍し、最後の2年間は教頭として勤務しておりました。附属小学校を出て、高松市立十河小学校で教頭として勤務し、この度4年ぶりに帰ってくることになりました。
 十河小では、県のアクティブ・ラーニングの研究指定を受けるとともに、平成28年度には十河小において社会科の全国大会を開催し、社会科をはじめ、生活科や総合的な学習の時間について研究を深めてきました。
 本校では、見方・考え方を育む教科学習に加えて、生き方・在り方を追究する創造活動という2領域の教育課程を構想し、研究に取り組んでいます。公立校で培ってきた知見も入れながら、本校の研究を更に深めていきたいと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。
 附属教職支援開発センター 事務補佐員 濱田敦子
 
 4月より教育学部附属教職支援開発センターの事務補佐員として採用になりました濱田敦子と申します。学校や地域に身近な教育機関として、様々なお問い合わせやご相談に対応できるよう一生懸命頑張り少しでも皆さんのお役に立てるよう努力して参ります。今後ともよろしくお願い致します。

 

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