English Phonetics II

別の学生は「図う見ても，テープ聞いても， 結局どおしたらええんかが，わからんやん」と感想を述べてくれました ． どうすればよいか，調べていきましょう．

MEMO

• リスニング課題の取得と課題の提出については， ファイルのダウンロードと提出方法を参照
• 音が出ない，音が小さい，録音できないときは， オーディオファイルの再生と録音を参照
• 発表ハンドアウトは，A4サイズ4ページ程度とし，全ページに「学籍番号　ページ／総ページ数」を ヘッダかフッタに記入する（名前は記入しない）。ファイル名を "学籍番号.pdf" として， 前日正午までにメールの添付ファイルとして提出． 発音記号の文字化け・文字抜けに注意！
• 副教材の BBC learningはこちら。「Features of English」の「schwa」「Connected Speech」， 「Programmes」の「Programme 1-3」が後期と関係が深い。 前期の復習も兼ねて他の部分の発音練習もしておくこと。

Course schedule

Term 2

Week 1 (Oct 4) Introduction to term 2
Week 2 (Oct 11) Allophonic variations of manner
Week 3 (Oct 18) Allophonic variations of vowels
Week 4 (Oct 25) Allophonic transcription and parametric diagrams
Week 5 (Oct 30*) Experimental phonetics 1
Week 6 (Nov 8) Speech sound variation
Week 7 (Nov 15) Weak forms and elision
Week 8 (Nov 22) Liaison
Week 9 (Nov 29) Assimilation
Week 10 (Dec 6) Broad transcription
Week 11 (Dec 13) Intonation
Week 12 (Dec 20 ) Function of intonation
Week 13 (Jan 10) Experimental phonetics 2
Week 14 (Jan 24) Essay due / Presentation
Week 15 (Jan 31) Follow-up

Week 1 : Introduction to term 2

• シラバスの確認
• today's handout

• ファイルのダウンロードと提出方法に従い，Materialフォルダからdisappear.mp3ファイルを自分のＰＣにコピーせよ。
• その課題ファイルを聞き，４つの英文をテキストファイルに書き取りなさい。ファイル名は学籍番号.txtとすること。
• ４つの英文を録音し，そのファイルをReportフォルダへ提出せよ。ファイル名は学籍番号.wmaとすること。

Windowsパソコンには「メディアプレーヤー」「メモ帳」「サウンドレコーダー」が 標準で備わっている。「どこにでもある」ものでとりあえず仕事をこなすことも大事。

録音や再生の音が小さすぎたり大きすぎたりする場合， How to play and record sounds を参照して「サウンド」の音量を調整してください。

Week 2 : Allophonic variations of manner

• 鼻音（化）について理解し，発音できる
• 音声の長さやピッチが計測できる
• today's handout
• student's handout

• materialフォルダからpraat.exeをコピーし，起動する
• meat - meadと発音し，母音部分の長さを計測せよ。
• 画像をワードに貼り付け， 母音時間長を追記せよ。
• 次にthirteen - thirteen men, Japanese - Japanese boyと発音し，強勢のグラフを作成せよ
• グラフを同じワード文書に貼り付け， "学籍番号.pdf"を提出

画面のコピーはキーボードの(Alt+) PrintScreenを押すのが簡単。ワードでは「トリミング」を。

Week 3 : Allophonic variations of vowels

• ハンドアウトの空欄を埋めよ
• 課題の箇所を "学籍番号.txt"（テキストファイル）で提出
• 提出（コピー）は Report - 教育学部 - nagai へ。ヘルプ用ハンドアウト参照

• Cockney (East End of London) accent を聞く
• 母音の変化やGreat Vowel Shiftについて知る
• pre-fortis clippingを確認する
• today's handout
• student's handout

/dei/→/dæi, dai/や h dropping を聞き取ろう。The rain in Spain....

Week 4 : Allophonic transcription and parametric diagrams

• 台風による休講のため，この日の授業を３０日に延期します。

• plagiarismについて理解する
• today's handout
• student's handout

エッセイのタイトルは「英語の...」とし，...には英語音声についての用語を入れる。 教科書の章立てに従って「音声と文字」「有声子音」「子音の調音場所」など，何でも良い。 A4横書き４～８ページ程度とし，全ページの右上に「学籍番号／ページ／総ページ数」を記入すること。 １月２４日の授業時に左上をクリップ止めして提出（ステープラ不可）。 引用の書式については 日本心理学会の「執筆・投稿の手引き」を原則とするが， MLA Styleを用いても良い。 当日３分程度のプレゼンテーションを行うので，１月２３日正午までに， A4横１ページのスライドをpdfファイルで提出（メールに添付）すること。 翌週口頭試問(defense)を行うので，エッセイのコピーを手元に残しておくこと。

• まずPurdue Univ のページで 本文中の引用方法と 末尾の文献リスト作成方法を確認せよ。
• （課題1） 同じくPurdue Univ のplagiarismについてのページを読み， どのような場合にcredit(著作者表示)が必要か， どのような場合は不要かを，ワード文書に箇条書きでまとめよ。 次に， Indiana Univ のページの小テストに挑戦せよ。 MITのplagiarismについてのページも見ておくこと。
• （課題２）教科書168ページの６～１１行目(Exercise 13.7のコメント）に 「英国南部方言(SSBE)の異音・発音の変化は， 実際にその発音を聞かなくても発音記号を用いて書き取れる」とある。 このことを自分のエッセイに引用するとして，その本文と文献表をワード文書で書きなさい。
• （課題３）(group work on paralinguistic info)直接会って話す場合に比べ， 電話では，手書きの手紙では，メールでは，それぞれ何が伝わらないか？ また，それはなぜだと思うか？ワード文書に箇条書きでまとめよ。
• （課題４）嬉しそうに，悲しそうに，怒ったように"Lovely."と３回発音して praatで録音せよ。そのピッチ曲線を作成し，ワード文書に図を貼り付けよ。 さらに自分のpitch rangeを計測し，図の下にxxx Hz - yyy Hz と記載せよ。
• 全ての課題をワード文書１ページにまとめ，"学籍番号.pdf"として Report - 教育学部 - nagai に提出

Week 5 : Experimental phonetics I

• パラ言語情報を伝達する音声の特徴を理解する
• エッセイのタイトルと，具体的に，何を，どのように調べるつもりかを 学籍番号.txtとして１１月８日授業開始時に提出。

Week 6 : Speech sound variation

• エッセイのテーマについて検討する
• 引用の仕方を確認する
• today's handout
• student's handout

1. 宿題提出
2. explain sound changes in "I'm a bit tired. / We have a lot to do. / Tell me what to say."
3. what happens when we hear "I've finished it." and "He've slept three hours."

Week 7 : Weak forms and elision

• linking r/j/wを理解し練習する
• エッセイの構成を考える
• today's handout
• student's handout (last wk)
• student's handout

＜today's attendance check>
Listen to mp3 files at Program 1 of BBC Learning and write phonetic symbols of the words, "to, the, some".

Week 8 : Liaison

• assimilationを理解し練習する
• エッセイの構成を決める
• today's handout
• student's handout

＜today's attendance check>

1. Listen to mp3 files at Program 3 of BBC Learning and write why 'hand bag' and 'Saint Paul' sound like 'hambag' and 'sempaul'.
2. Excercise 17.11の英文を発音記号で記述し，同化の起きた箇所を説明せよ。

Week 9 : Assimilation

• assimilationを理解し練習する
• today's handout
• student's handout

＜今日の課題>

1. 教科書216ページ 17.10.1に見られる音の変化を説明せよ。 （例）「plant pot の/t/は無声歯茎破裂音であるが， 後続する無声両唇破裂音/p/と調音位置が同化し[p]に聞こえる。 さらに，有声歯茎鼻音の/n/が...」 学籍番号.txtをreportフォルダへ提出。

Week 10 : Broad transcription

• intonationについて理解し練習する
• today's handout
• student's handout

＜今日の課題>

• fall, rise, fall-rise, rise-fall, level の５つのtonesは， どのような場面・状況で使うか。ワード文書に書きなさい。
• 'No.'を fall, rise, fall-rise, rise-fall, level の５つのtonesで発音し， praatでpitchを示すグラフを作成せよ。学籍番号.pdfをreportフォルダへ提出。 Alt-PrtScreenやワードの「トリミング」を使うと便利。

Week 11 : Intonation

＜先週の解答例>

• １つ目：いわゆる、普通の返事。特に悪い印象もよい印象も与えない。
• １つ目：いわゆる、普通の返事。特に悪い印象もよい印象も与えない。
• ２つ目：応答したのち、まだ相手の話を聞くとき。あいづちのような感じ。
• ３つ目：比較的明るい印象。楽しそうな返事として使う。
• ４つ目：おどけた感じで、いい印象だが、その後に会話が続きそうではない。 会話の最後に喜んだ様子で（シメとして？）そうだとも、と言うイメージ。
• ５つ目：あまり一般的ではない。冷たく聞こえる。気が進まない様子。

• intonationの機能について理解し練習する
• today's handout
• student's handout

• Tom has a nice camera.
• Open your textbooks.
• What is your name?
• Are you OK?
• Do you want a drink?
• I studied English, science, and math.
• Is this your book or hers?
• Is this dictionary new or old?

Week 12 : Function of intonation

＜先週の解答例>
ピッチの動き(tone)を見つけ，その場所に↗や↘等の記号を書く。前に書くか後ろに書くか， 生徒が使用する教科書のnotationに揃えること。

• wh疑問の上昇調や，下降上昇調について理解し練習する
• student's handout

• Exercise 1を叙述↘，疑問↗，躊躇↘↗，強調↗↘の感じで発音せよ。
• Exercise 4のtonic syllableを書き写し，toneを前に記入せよ。
• Exercise 4のファイルをreportフォルダへ提出。UTF-8の学籍番号.txtとすること。

Week 13 : Experimental phonetics 2

• 声の高さや強さの音響音声学的性質について理解する
• today's handout
• 発表用スライドを作成する
  サンプルはこちら

• ハンドアウトの３つの課題をワードに書き込み，学籍番号.pdfを提出

Week 14 : Essay due / Defense

• 自分のエッセイについて発表する
• 他の人の発表をルーブリックにより評価してみる

Week 15 : Follow-up / Ora Exam

• 自分のエッセイについて口頭試問を受ける
• センター試験の発音問題について考える