平成30年度 退任のご挨拶
自分自身の振り返りができた貴重な2年間でした 
小豆島町立小豆島中学校 教頭 大山修(前・附属教職支援開発センター 客員教授)
 
  教職支援開発センターで2年間、お世話になりました。久しぶりに、母校の教室を訪れ、懐かしい思いに浸るとともに、真剣に学ぶ学生の皆さんの熱いまなざしを感じることができました。教職を目指す学生の皆さんに対して、私ができることは、これまでの経験から、実際の教育現場における教育課題や教育法規について触れることであると考えました。講義の準備をする中で、これまでの教職30年間を振り返る大変よい機会となりました。教職の魅力、やりがいについて十分にお伝えすることはできませんでしたが、学生の皆さんの学習に取り組む熱心な態度には、感心させられました。この、貴重な経験を、今後の教員生活に活かしていきたいと思います。短い間ではありましたが、大変ありがとうございました。

■お世話になりました 
高松市立牟礼小学校 校長 田ア伸一郎(前・交流人事教員)
 
 センターの皆様方は教育者として、親身になって学生と接しておられ、教員になったときに大切なことなどをきめ細やかに指導しておられました。私もその一員として、数百人の学生の前で講義を行ったり、教員採用試験に臨む学生一人一人に応じた支援を行ったりできたことを本当に幸せに思います。
  4月からは、高松市立牟礼小学校に校長として赴任いたしました。まだまだ新米ですが、在任中にセンターの皆様方、そして学生からいただいた教職への熱い思いが、今の私を勇気づけてくれています。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 
強い絆で更なる充実を 
 教育学部教授 時岡晴美(前・附属高松中学校 校長)
 
  附属教職支援開発センター、所属の先生方、職員の方々には、大変お世話になりました。人間発達環境課程を主担当とする中で不慣れなことも多く、はじめは暗中模索のような日々でしたが、皆様からご支援を頂き、おかげさまで無事に附属高松中学校長の職務を終えることができました。この間、附属の先生方の取り組みとチームワークに感嘆するとともに、保護者やOBの方々はじめ地域からも大きな期待が寄せられていることを実感し、私なりに歴史と伝統を咀嚼しつつ更に充実すべく思案しながら務めて参りました。センターでは、特に学生と附属学校を繋ぐ重責を担って頂き、私たちにとって非常に心強いパートナーとしても重要な役割を果たして頂きました。ありがとうございました。
  附属学校園と大学との絆は、今後も一層求められております。これからも更なる充実をめざして、先生方が益々元気に楽しく活動され、更に教育の質を高められますよう、立場は変わりますが私も共に尽力して参りたいと存じます。

ひたすら感謝あるのみ 
 善通寺市立西中学校 校長 小林理昭(前・附属坂出中学校 副校長)
 
  副校長として赴任して5年。年を追うごとに附属の置かれた立場は厳しいものとなり、常にその存在意義の証明を求められてきました。そんな中で2度の研究発表会と「アクティブ・ラーニング」に関する文科省の研究委託を完了できたのは、様々な面で支えていただいた教育学部の先生方、そして附属坂出中学校の先生方の献身的な努力のおかげだと、心から感謝しています。
  私は4月から公立中学校で勤務しています。現任校は全校生徒278名で、附坂中より一回り小規模の学校です。でも、市からは人的にも財政的にもたいへん手厚い支援を受けています。厳しい状況の中で奮闘されている教育学部と附属学園の先生方に敬意を表すると共に、微力ですが外から支えられたらと思います。5年間ありがとうございました。

つなぐ 〜附属から地域へ〜 
 香川県立善通寺養護学校 教頭 合田卓生(前・附属特別支援学校 副校長)
 
  6年間お世話になりました。高等部主事として赴任し、その後中学部主事(学内教頭)そして副校長と短期間で立場が変わり、目まぐるしく時間が過ぎた気がしています。それでもそのときどきの役割を通して、たいへんよい経験ができたと感謝しております。
  6年間、ずっと授業づくりに取り組みました。附属で得た成果を現任校で役立てられるかは、私自身のあり方にかかっていると思っています。附属で身に付けた力をそれぞれが赴任した先につないでいく。これこそ附属の大切な役割だと思います。
  6年間、ありがとうございました。益々の発展をお祈りいたします。

 平成30年度 着任のご挨拶
初心に返って 
  附属教職支援開発センター 客員教授 山田眞粧美
 
  今年度、客員教員として赴任しました香川県教育センターの山田です。一昨年度までは、県内の中学校で子供たちに国語を教えてきました。昨年度から、教職員研修課の一員として、県内の先生方の研修の企画や運営等を行っています。目の前に子供たちのいない職場に戸惑いながら、研修を受講されている先生方の先には、多くの子供たちがいることを感じ、職務に当たっています。
  今回の任務は、教職にあこがれ、教員としてスタートを切った当時の自分を大きく振り返ることであり、また、それが自分自身の学び直しにもつながっています。(母校での学びも懐かしい限りです) 私が現場で学んだことをお伝えしながら、教職を志す学生の力に少しでもなれるよう、努めてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

再会の喜びと新たな出会い 
 交流人事教員 大熊裕樹
 
  この度、香川県教育委員会との人事交流により着任しました。かつて平成14・15年度、内地留学で入学した本学大学院においての研究過程を通して、新たな教育実践への意欲が大きく高まったことをよく覚えています。その時ご指導いただきました先生方と今回再びご一緒でき、学ぶ機会を与えられたことに対して、深い縁を感じるとともに、大変嬉しく思っております。また、教師になるという目標を見据え、誠実に勉強に勤しむ学生の姿からは、将来に向けての希望や、次世代の教育を担う逞しさを感じます。
  新学習指導要領で謳われている「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、新しい教育の創造や、それを担う人材育成に努めてまいる所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

三度目の附属 
 附属高松中学校 校長 佐藤明宏
 
  この度、附属高松中学校の校長に着任いたしました。
  私は、静岡大学に講師として赴任する前に、5年間、附属高松小学校に勤務しており、香川大学に戻ってきてから、3年間、附属特別支援学校の校長を併任していたので、今回の人事は3度目の附属ということになります。ですから、今回の着任は私にとって故郷の附属への帰還です。そして今、この故郷で、附属の子どもたちの素晴らしさにあらためて感動し、接しております。しかしながら、現在の附属の子どもたちには、急速に変化していく世界を生きぬいていく力が求められています。そのために、香川大学の先生方のお力もお借りして、附属の先生方と力を合わせながら、そして私が私の人生で体験的に学んできたことも総動員して、逞しく優しい子どもたちに育てていきたいと思います。子どもたちの今の楽しい附属の生活を保障するとともに、子どもたちの確かで輝かしい未来をも保証できるよう頑張ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

不易と流行を見極めつつ 
 附属高松中学校 副校長 藪内康則
 
  附属高松中学校の勤務は6年ぶりとなります。その間に行政や公立校の教頭、専門教科以外の授業担当など、これまでに経験しなかった環境に身を置いてまいりました。その面では6年前と比べ、ものの見方や考え方の幅は少し広がった気がします。また、教育課題や働き方に関する考え方等、当時とはずいぶん変わったものも多くあるように思います。一方、目の前の子どもたちに目を移せば、学習や行事などに取り組むひたむきな眼差しは当時と少しも変わっておらず、やはり学校は子どもたちの夢の詰まった宝箱だと実感しています。不易と流行を見極めつつ、日々の教育の充実に尽力して参りたいと思います。ご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。関係各位におかれましては、お忙しい毎日をお過ごしのことと拝察いたします。日頃より本センターの事業にご協力・ご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

気持ちを新たに
 附属坂出中学校 副校長 石川恭広
 
  この度、観音寺市立観音寺中学校より着任しました。11年ぶりに附属坂出中学校の教員として勤務できることになり、喜びを感じるとともに気持ちを新たにしているところです。
  私にとって久しぶりの本校での教育研究発表会(6月8日)。県内外からなんと700名を超える方々のご参加をいただき開催することができました。皆様方からのご協力、ご支援の賜と心より感謝しております。また、改めて附属学校の存在の大きさ、これからの教育研究に向けた期待の大きさを感じています。
  今の新たな気持ちを大切にし、附属坂出中学校の一員として、ふるさと香川の教育に少しでも貢献できるよう全力で努めて参る所存です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

子どもたちの「自立」に向けて
 附属特別支援学校 副校長 大西祥弘
 
  4月より附属特別支援学校の副校長として着任いたしました。5年間の行政機関での勤務を経て、再び附属特別支援学校に戻ってこられたことをうれしく思っています。
  本校は、「自立」を校訓に取り組んでいます。子どもたちからの爽やかなあいさつ、自分の役割に自信をもって取り組む姿、分かったときや認められたときの笑顔…。子どもたちの成長を感じながら充実した日々を送っています。
  附属校の使命である「教育実践」、「教育研究」、「教育実習」に加えて、地域のセンターとしての役割を果たすなど「地域貢献」にも取り組んでまいりたいと思います。今後とも、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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