<2012/7/27>
 
平成24年度フレンドシップ事業:国立室戸青少年自然の家での野外教育体験
 附属高松小学校の5〜6年生が国立室戸青少年自然の家で実施する宿泊活動に、学生達も2泊3日で参加しました。海や山での活動を通して子どもたちとふれあいました。
 
 
平成24年度 フレンドシップ事業 野外教育体験活動 室戸
 
 平成24年7月18日(水)〜20日(金)、「フレンドシップ事業(教育実践基礎演習)」の野外教育体験活動(グループ)を実施しました。附属高松小学校5〜6年生が国立室戸青少年自然の家で実施する宿泊活動に学生も共に参加し、子どもたちとふれあいながら、子ども理解や声かけの仕方など、実践的指導力の基礎を養うことをねらいとしています。

 7月18日午後、参加学生20名と引率大学教員を乗せたバスが、先発して宿泊活動を始めている子どもたちが待つ室戸自然の家に到着。早速合流して、海の活動と山の活動に加わりました。海の活動はオーシャンカヤック・シュノーケリング・礒観察、山の活動は山の活動はフィールドアスレチック。南国の燦々と照りつける太もと、汗を流し陽に焼けながら、子どもたちの安全を第一に気を配りながら、学生たちは活動サポートにあたりました。
 
 
 7月19日には、野外炊事が行われました。五色台少年自然センターで開催された野外活動指導者講習会で学んだことを思い起こしながら、学生たちは火をおおきく するコツや、鍋についたススをきれいに落とすワザを、子
どもたちに教えている場面も見られました。夕方から予定されていたキャンプファイヤーは、天候が悪く、残念ながらキャンドルサービスに変更となりましたが、学生たちは強い結束力を見せ、開始直前20分間に243本(子どもたち全員+自分たち全員分)のろうそくを作り上げ、一つひとつに心をこめて、子どもたちに手渡していました。各クラスの子どもたちのスタンツに続いてやってきた、学生たちのスタンツの出番。ここでも一致団結して、学生らしい楽しくもダイナミックな「シンデレラ」の劇を披露しました。子どもたちからの拍手喝采を受け、学生たちも嬉しそうな様子でした。
   
  それぞれの日の夜、子どもたちと別れた後、学生宿泊棟に集まり学生反省会実施しました。室戸代表学生2名が中心となり、車座になり、時に担当クラスグループにわかれて、1日の反省をふまえた翌日の目標づくりの熱心な討議が行われました。「子どもたちと活動するだけ」に終わらずに、自分たちの姿を顧みるこの学生反省会によって、自らの課題が明確になり、翌日の一人ひとりのサポートの様子が大きく変わっていく、大切な機会となったと思います。
                     (文責:松下幸司)
 


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