<2012/6/25>
 
フレンドシップ事業 : 各領域のプロフェッショナルの講師陣からの実践的な指導!
子どもたちとの野外教育体験に向け、それぞれの領域のプロフェッショナルの講師の方々から、五色台少年自然センターにて、実践を交えた指導をいただき、「指導者」としての意識を高めていきました。
 

平成24年度フレンドシップ事業:野外活動指導者講習会参加報告

  本実践センターがすすめている事業のひとつ「フレンドシップ事業(授業名:教育実践基礎演習)」が、本年度も本格的に始まりました。「フレンドシップ事業」は、学校から離れた野外で、子どもたちとふれあう様々な体験活動を通して、受講生(学部2年生)が子どもの気持ちや行動を理解し、教育実践のための実践的指導力の基礎を身につけることを目的に実施している事業です。

  5月9日(水)に大学で事前指導を受けた受講生37名が、6月2日(土)~3日(日)、香川県立五色台少年自然センターにおいて開催された「野外活動指導者講習会」に参加しました。2日間の講習会では、「救急対処方」「レクリエーションゲーム」「キャンプファイヤーの準備と実践」「野外炊事」などについて、それぞれの領域のプロフェッショナルの講師の方々から、実習を含めた具体的な指導をいただきました。受講生たちは、自分自身の野外活動スキルを高めるだけでなく、先生方の「指導者として、こんなことに注意してほしいです」「子どもたちには、こんなふうに言うといいですよ」などのお話から、野外活動「指導者」としての意識を高めながら、子どもたちへの接し方・声かけの仕方などについても、具体的なイメージをふくらませていたようです。
 
   
  講習会は、学生たちのバイタリティと和気藹々(あいあい)とした雰囲気につつまれていただけでなく、彼らの真剣な表情と、熱心にメモをとり相談し合う姿が、随所に見られる2日間でした。
   
  この後にフレンドシップ事業は、いよいよ実際の野外活動場面で、指導者として子どもたちとかかわる段階に進みます。それらの活動でこの2日間の学びがいかに現れるか、期待が高まります。 
 (文責:松下 幸司)
 

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