<2011/12/28>
 
第2回公開講演会:ワークショップ形式で生徒指導を楽しく学ぶ!
 平成23年11月6日(日)に平成23年度第二回公開講演会を開催。
  実体験からの子どもたちへの指導を、具体的に分かりやすくユーモアを交えてお話ししてくださいました♪
 

平成23年度 第2回公開講演会 報告


  附属教育実践総合センター主催の平成23年度第2回公開講演会は、11月6日(日)13時より、香川大学教育学部422講義室において開催された。今回は、京都橘大学人間発達学部の池田修先生を講師としてお招きし、「こんな時どう言い返す〜その場での生徒指導〜」という演題でご講演いただいた。 
 
  当日は、公立・私立学校園の教員をはじめ、香川県教育委員会、香川県教育センター 、香川県内の各教育事務所、各市町村教育委員会、香川大学教育学部附属学校園教員、本学教員、院生・学部生、また県外からの参加者も含め、約70名の方が参加された。
 
  まず最初に、「教師の仕事」や「教師に必要な力」など、教師としての基本的なことについてお話があった。その後、指導の実際について、「生徒指導におけるその場での指導」として、「T距離感を考える」「U信じると心配する」「V『こんな時どう言い返す』」の3つの視点に即して、具体的場面を取り上げ、ワークショップ形式でご講演が行われた。
 
  「実践で使えるお話ばかりで、元気が出ました」「ユーモアをまじえて大切なポイントを教えていただき、とても時宜に叶ったお話でした」など、必ずしも若い教師にとって、有用なご講演をうかがうことができた。参加者の多くは、ベテランの教師や、指導主事、研究者で、若い教師は多くはなかったが、若年教員への指導について、多くの示唆を得ることができたのではないかと考える。
 
  また、教員養成大学としては、実践的指導力を身につけた教員の養成が求められており、そのために、特に学級経営力を育てるための「学級担任論」あるいは「学級マネジメント論」などの授業を今後開発していく上で大いに参考となった。
                                       

                                      
                                       (文責 七條 正典)

<< Home