<2011/7/7>
 
平成23年度フレンドシップ事業 : 野外活動の楽しみ方や事故防止など基本的な知識・技術の習得をめざす
自然の中での総合的な学習活動ともいえる野外教育をより充実させるとともに、野外活動での事故防止のためのノウハウを学ぶため、五色台少年自然センターにて野外活動指導者講習会に参加しました。
 

平成23年度フレンドシップ事業:野外活動指導者講習会参加報告

  本年度もいよいよ、フレンドシップ事業の野外体験活動が始まりました。フレンドシップ事業は、大学生が学校から離れた野外で活動する子どもたちと触れ合い、野外教育体験活動を共にすることによって、子どもたちへの接し方や支援方法など、実践的指導力の基礎を養うことをめざして行う演習授業です。
 
  平成23年6月4日(土)〜5日(月)、香川県立五色台少年自然センターにおいて開催された野外活動指導者講習会に、本年度は31名の学生が参加しました。これは、子どもたちと野外教育体験活動を共にする前に、野外活動の指導者としてのスキルアップを図ることをねらった講習会です。

  1日目には、午前に日本赤十字社香川県支部の大林先生による救急対処法の講義と演習が行われ、午後には香川県生涯学習指導者の藤田先生によるレクリエーションゲームやキャンプファイヤーの説明と実技講習が行われました。また2日目には、野外炊事の演習として、飯ごうを用いた炊飯とカレー作りを行いました。
 
   
 野外炊事では、石を積み上げて高さのバランスを微調整しながらの「かまど作り」や、おいしいご飯を炊くための火加減の調節(薪の量や高さの調整)など、学生たちは慣れない体験に四苦八苦しながらも、飯ごうの底までムラなく炊けた真っ白のご飯を目にした瞬間、炊事場のあちこちから歓声と拍手がわきあがっていました。
   
 この講習会に参加した学生たちは、この後、実際に小学校の野外教育体験活動に参加し、子どもたちの活動を支援・指導します。この2日間の指導者講習会での経験が、子どもたちの支援・指導に活かされることを願っています。
 (文責:松下幸司)
 

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