<20100723>
 
フレンドシップ事業: 屋島少年自然の家で、子どもたちとともに、体験し、ともに感動
1泊2日の日程で、野外教育体験が実施されました。附属坂出小学校の子どもたちに野外活動の楽しさを満喫してもらうとともに、学生自らも楽しみ、学びました。
 

フレンドシップ事業;屋島少年自然の家宿泊学習(附属坂出小学校)無事終了


  6月18日(金)、19日(土)の二日間の屋島少年自然の家での宿泊学習が無事終了しました。当初は天候が心配されましたが、キャンプファイヤーの予定が体育館でのキャンドルサービスに変わったこと以外は、ほぼ日程通りに活動を行うことができました。
 
  18日、9時10分に11名全員が遅刻することなく集合し、9時35分に到着した附属坂出小学校の5年生を乗せたバスに、それぞれグループごとに分乗し、屋島少年自然の家を目指して、大学を出発しました。
  最初に、附坂小の5年生との対面式と所属の班ごとの自己紹介を行い、入所式の後、一緒に昼食を食べながら少しずつ子どもたちとも打ち解けていきました。
 
  午後の活動は焼き板でした。学生たちは、一人一人の子どもとはよく関われていました。うまく完成した子と喜びを分かち合ったり、うまくいかない子には寄り添いながら共感的な関わりができていました。
 
  夜のキャンドルサービスでは、静かに入場し営火長の話に耳を傾ける子どもの姿(静)と楽しくスタンツを披露し元気に活動する姿(動)の間で、学生たちもその場を盛り上げるためのスタンツを工夫し頑張っていました。
 
  しかし、活動の合間では、十分指導が届かなかったり、どのように対応して良いか迷ったりして悩んでいる学生の姿も見られました。子どもたちが就寝した後の反省会ではそれらの問題が一人一人の学生から語られ、有益な情報交流の場を持つことができました。
 
  翌日は、いよいよいかだづくり。毎年、サポーターとしての学生の力が大いに試される場面です。学生たちが、額に汗し、いかだづくりでの補助とその後の海での活動を見守る中で、子どもたちは楽しく活動を行うことができました。前日には浜松市でのボート転覆という悲しい事故があった後だけに、施設の職員や見守る教員にとっては、緊張の中での活動でもあり、無事終えることができほっとしているところです。
 
  大学前で、子どもたちに手を振りながらお別れをしている学生たちの笑顔は実にさわやかでした。
 (文責 七條正典) 
 

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