<20100723>
フレンドシップ事業:五色台少年自然センターにて、野外活動指導者講習会に参加
野外活動での安全管理や野外炊事・キャンプファイヤー等の活動を通じて、子どもたちに野外活動を安全に楽しく指導するために必要な能力やノウハウを学びました。 
 

平成22年度フレンドシップ事業:野外活動指導者講習会報告

  平成22年6月5日、6日の両日、香川県立五色台少年自然センターにて、野外活動指導者講習会が開かれました。野外活動指導者講習会のねらいは、「野外活動の実践・討議を通して、野外活動指導者の養成並びに資質向上を図る」ことです。フレンドシップ(教育実践基礎演習)受講学生にとっては、香川県立屋島少年自然の家(附属坂出小学校)の宿泊研修(6/18〜19)、国立室戸青少年自然の家(附属高松小学校)の宿泊研修(7/14〜16)に備える意味もあります。まず、5日の8時40分にJR高松駅前広場に集合しました。それからバスに乗り、香川県立五色台少年自然センターに向かいました。参加者は、24名です。引率教員は、渡邊史郎、宮前義和、それに、宿泊はしませんでしたが、七條正典、松下幸司でした。
 
  香川県立五色台少年自然センターには9時10分頃に到着し受付をした後、「開講の集い」があり、野外活動指導者講習会に参加するにあたっての諸注意等についてお話をうかがいました。次に、「講習1:救急対処法 野外活動における傷害 ハチ、ヘビ等への救急対策」を受講しました。ここでは、野外活動時のケガの対処法(止血等)などを教えていただきました。学生は、どのように止血をするのか実際に体験をしました。
 
  昼食後は、「講習2・3:レクリエーションゲーム キャンプファイヤー」がありました。まず、大集会場にて、レクリエーションゲームの実施の仕方を学びました。どのようなゲームを行うのか、いかに場の雰囲気を盛り上げていくのか、学生は楽しみながら学習できたように思います。そして、5日は幸い晴れていましたので、キャンプファイヤーを行うことができました。まきの組み方からキャンプファイヤーの実施の仕方まで、実地に教えていただいたのですが、スタンツについては学生自ら考えました。班ごとに協力してスタンツを考え、実施できていました。19時過ぎにキャンプファイヤーを行ったのですが、真っ暗な空の下で燃えているキャンプファイヤーや星の輝きが印象的でした。その後、21時過ぎに「意見交流会」を行いました。
 
  翌日6日には、「講習4:野外炊事」がありました。飯盒炊さんの仕方から食器の洗い方まで、具体的に教えていただきました。カレーライスをつくったのですが、なかなか上手にできていたように思います。その後「閉校式」を経て、高松駅に13時30分頃にバスが到着、解散をしました。 
 
  野外活動指導者講習会では学生は様々な事柄を実際に体験したのですが、野外活動について学習できたのみではなく、なかまと協力して何かを成し遂げたり、自らを振り返ることもできたのではないかと思われます。この経験を、今後の宿泊研修に生かすことはもちろんですが、教員を目指す上でもぜひ生かしていってもらいたいと思います。
 
  最後になりますが、香川県立五色台少年自然センターの職員の皆様、講師の先生方には、たいへん、お世話になりました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 (文責 宮前義和) 
 

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