<20100324>
 
第二回公開講演会を開催。ESD(持続発展教育)とこれからの学校教育について考える契機に!
 私たちの生活の在り方がもたらした地球環境の急激な変化に対して、価値観の転換を促すことが求められている今、学校教育において推進が求められているESDについてわかりやすくお話いただきました。
 

第2回 公開講演会 
 平成21年12月5日(土)、実践センター主催の第2回公開講演会を開催しました。今回は、講師に広島大学名誉教授・広島経済大学名誉教授 中山修一先生 をお迎えし、「ESD・持続発展教育の時代がやってきた―改訂指導要領が求める『持続可能な社会』の学習とは?―」をテーマに、ご講演いただきました。
 当日は、公立学校の教員をはじめ、香川県教育委員会、香川県教育センター、高松市教育委員会、香川大学附属学校教員、院生・学部生、本学教員など約30名の参加を得ました。
 
 教育課程審議会の答申や学習指導要領に今回明示された「持続可能な開発のための教育」(ESD)について、これからの学校教育においてどのように展開すればよいか、そのための留意すべき点など、中山先生のこの分野での豊かなご経験を基にたいへん示唆に富むご講演をいただきました。
   
 特にESDについて、その意味やそれが提唱された歴史的経緯、あるいはその内容等について、国際関係機関等における動向も含め、初心者にも、その必要性について理解しやすいように詳しく解説してくださり、今後、学校教育においてESDの実践を推進する上で、指導的立場に立つ教員にとって非常に有意義な講演でした。
 
 (文責:七條正典) 
 

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