<2009/7/1>
 
香大教員と附坂小教員、授業を基に「思考力の育成」を討議
「『知の更新』を図る思考力の育成」を本年度新たな研究テーマに掲げた附属坂出小学校。6/1(月)、香大教員との合同研究集会が開かれた。 
 

香川大学教員と附属坂出小学校との合同研究集会

 平成20年6月1日(月)に、香川大学教員と附属坂出小学校教員との合同研究集会が開催されました。 これまでは2月の第1週に合同研究集会を行っていましたが、教育研究発表会が1月に変更になったことに伴い、本年度からはこの時期の開催となりました。
 
 坂出小学校では、昨年度までの研究成果を踏まえ、本年度より「『知の更新』を図る思考力の育成(1年次)−言語活動の充実と学ぶ集団づくり−」を研究テーマとして掲げ、研究を進めていくところです。当日は、第3学年の国語科「紹介しよう えさをとるくふう −自然のかくし絵−」の研究授業を公開していただき、それを踏まえつつ、活発な意見交換が行われました。 
   
  まず、坂出小学校から研究テーマについて報告がなされ、質疑応答の後、大学教員からさまざまなアドバイスが出されました。次に、授業リフレクションに進み、研究テーマとのかかわりを問いながら、授業討議を行いました。これまで以上に活発な討議となり、気づけば終了時刻をむかえていました。学部教員にとっても坂出小学校の先生方にとっても、学ぶべきことが多い、有意義な会になったと思われます。
 
 「思考力」に焦点を当てた継続研究としての新しい取り組み、その中での、現在重視されている「言語活動の充実」や「学ぶ集団」の在り方をも視野に入れたこの研究には、今後大きな期待が寄せられると思います。


(文責 教育実践総合センター 山岸知幸)

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