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[ 98/2/27]


●スリープ後の?マーク点滅: Fireball ST SCSI ディスク

97/11/22 記事 97/10/21 記事 97/10/18 記事の 7300 や 7600 ほかでスリープ後にクラッシュしその後起動すると?マークが点滅してハードディスクが壊れる問題について, MacFixIt に Sleeper の作者が Apple が搭載しているドライブ以外でも同じ問題が起きると知らせてきた.

MacFixIt 2/25 記事では Fireball ST などハードディスクのファームウェアのバグのために省エネルギー設定や Sleeper によってスリープ後復帰時にクラッシュし障害が出るとしている.問題の起きる Fireball ST は revision が "0F0C" だという.( revision の調べ方については 97/11/22 トラブルニュースデータベースを参照のこと)ただし, Apple が内蔵していないハードディスクの場合, 2-3-4-6 GB Firmware Utility がそのままではあてられない.

Sleeper の作者のページにサポートされていないドライブに 2-3-4-6 GB Firmware Utility を適用する方法が書かれている. 2-3-4-6 GB Firmware Utility に不可視のアプリケーション,ファイルがありそれらを利用,変更することで適用させるというものである.実行に際してはハードディスクの全てのファイルをバックアップし自己責任で行うこと.

2-3-4-6 GB Firmware Utility の不可視ファイルを ResEdit などを使用して可視にする

"DownloadQTM"を実行し,アップデートするかのとのダイアログで OK する

エラーメッセージ ( "Bus=x ID=x Mfg=Quantum Model=XXXXXXXXXXXXX FW=0F0C Download Code not available." ) が返ってくるので,エラーメッセージの "Model=" 以降のモデル名を正確に控え,プログラムを終了する

Finder に戻って 2-3-4-6 GB Firmware Utility 内の "FIREBALLST3200S " ファイルの名称を先に控えておいた名称に換える

再びアップデータプログラムを実行する

0F0J のファームウェアバージョンに改められ,問題は解決される.
不可視ファイルには以下のモデルについてのファイルがある.テキストファイルで内容は同じである.

FIREBALLST2100S
FIREBALLST3200S
FIREBALLST4300S
FIREBALLST6100S
FIREBALLST6400S

なお,これらは SCSI ディスクでの問題であるので IDE ( ATA ) ディスクは関連がない.

追記:
上記手順最後の「再びアップデータプログラムを実行する」とアップデートの必要がないというメッセージが出ることがあるようだ. Jos 氏は "DownloadQTM" を実行することで完了できるとお知らせ下さっている.


● G3 デスクトップ:ハードディスクの異音

Zap 2 氏小野氏から G3 デスクトップ機のハードディスクから異音が発生することがあるとお知らせいただいた.

Zap 2 氏のページのゲストブックに, Power Macintosh G3 DT/233 の内蔵ハードディスクが「がきっ」という感じの異音を発するという報告が届いている.異音がして数秒間( 3 秒とも ) System が応答しないがその後復帰する. Zap 2 氏ご自身の同機では異音を感じないそうであるが, Zap 2 氏が調査なさった範囲ではデスクトップ筐体の Quantum 4 GB のドライブユニットで生じるそうだ.

小野氏は G3 DT/266( Mac OS 8 )で経験された.ハードディスクから「ガリッ!」という異音がだいたい1日 4 時間ほど使用して2-3回発生する.日本語を入力しているとき一番多いが,変換のために度々読みにいっているためとお考えだ.

MacFixIt 2/25 記事にも同様の報告がある.何かをハードディスクで読みにいって数秒ハングする. Quantum FireBall で起きるとしている.また Apple のメッセージボードにも報告がある.

小野氏は Zap 2 氏から省エネルギー設定のスリープをしないようにしてはどうかとアドバイスされ現在のところ( 2 日間)異音は止まっている.

追記:
小野氏から再びお知らせいただいた.
・省エネルギー設定のスリープを切る(コンパネ自体外す)
・AppleMenuOptionもコンパネから外す
という対策をとったが,異音は消えないそうだ.問題のハードディスクは Quantum ST4300A/AOF.0800 と言われているそうである.


● PageMaker 6.52J アップデータ

Adobe から PageMaker 6.5Jファイルコンバートアップデータが配布されている. PageMaker 6.5 J で,ファイルサイズの大きな PageMaker 6.0 J ファイルをコンバートする際に「ブロックサイズが限界に達しました(内部エラー)」の表示と共にファイルコンバートが中断される不具合を解消したとある.


● Drive 7 Mac OS 8.1 対応状況

パワーによると, Drive 7 v 4.3.3 をベータテスト中である.現在ベータテスターを募集中とのことである.私のところでは経験的に Mac OS 8.1 に関して現在の 4.3 でも,HFS + でのイニシャライズができないことや既知の問題( PowerBook での SCSI ID 6 など)以外に問題はないようだ.


[その他]
Disk Copy 6.1.3-J
アップル FTP に 1/18 付けで登録されていた.アップル FTP には System 6.0.8 System 7.0.1(何れも英語版)が登録されている.古い Macintosh に使用できる.



(C) Akiyama Satoru



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