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[ 98/1/21] 追加


● Mac OS 8.1 :リソース損傷

Mac OS 8.1 インストーラによってインストールされた次のファイルのリソースが損傷していると表示されることがある.

Open Transport 1.3 関連の六つの機能拡張
AppleTalk コントロールパネル
TCP/IP コントロールパネル
修復しなくて問題は起きない.修復したい場合には ResEdit を使用する. ResEdit の File メニューの Verify からそれらのシステムファイルを開くと修復される.このとき option キーを押しながら Verify を選択すると記録が出る.また,単に ResEdit でそれらのシステムファイルを ResEdit にドラッグ&ドロップして開くと 「 This file needed minor repaire and is ok 」と報告されるのでウィンドウを閉じればよい.

追記:
TIL: 22104 にこの問題が取り上げられた. Apple はこの問題でリソースを修復する必要はないとしている.そのため,上記項目は修正した.

Chooser も同じ問題がある場合があると MacFixIt 1/22 に出ている. Chooser の損傷は私の場合は 68k Macintosh をアップデートしたものに起きていた.


● Mac OS 8.1 :起動 30 秒問題の解消

私の 5430 にインストールしたところ,起動 30 秒問題は Mac OS 8.1 で解決されたようだ.


● Mac OS 8.1 の入手

Fetch などの FTP ツールを使用した方が Netscape を使用するより高速だと MacFixIt に投稿され, MacFixIt も確認している.


●項目削除

「 Mac OS 8.1 : HFS + は Mac OS 8.1 以外から起動できなくなる」の項目は元記事が掲載されたサイトに見あたらなくなっている.そのため,ここでも削除した.この問題については,重大なので秋山も追試したが所期の事態を確認することはできなかった.

元項目は「ハードディスクを HFS + でフォーマットした起動ディスクのシステムを Mac OS 8.1 から Mac OS 8 に戻すと認識できず, Mac OS 8 の CD-ROM や起動フロッピーからも認識できない」というものだった.

追記:
本項目は 1/23 項目に正しく記述した.上記の元記事はある条件の下で実際に起きることが分かった.


● Mac OS 8.1 : Speed Doubler 8 :コピー機能しない

北野氏によれば Speed Doubler 8 は Mac OS 8.1 でキーボードパワーと高速ファイルコピー,削除が使用できなかったが,エミュレーションは機能しているとお知らせいただいている.北野氏は本ページの方法で日本語化した Mac OS 8 US を 8.1 にアップデートしている.

私のところは家内が Mac OS 8.1 にして使っているのだが, Speed Doubler 8 はインストールしていても一応は動作する部分があるようだ.端で私が見ている範囲では Speed Doubler 8 をインストールすることによって明らかに Macintosh が速くなったように見えた.つまり,ディスクキャッシュは効いているようだ.

MacFixIt によると Speed Doubler 8 は Mac OS 8.1 と非互換でアップデートはすぐ行われる.


● Mac OS 8.1 : EGBRIDGE 9 HFS + と一部非互換

TERO 氏の情報

EG Bridge 9 を HFS+ フォーマットの起動 HDD( MacOS 8.1 + JLK )にインストールしたところ,以下の不具合がありましたので,ご報告させていただきます.

・鉛筆メニューから「ヘルプ」を参照できなくなる.
・鉛筆メニューから ERGO フォルダ内のアプリケーションを起動できなくなる場合がある.

EG Bridge 9 を CD から再インストールしたところ,同名の 「 EGRO フォルダ」が Extensions フォルダに複数作成される不具合がありました.またこのフォルダの 1 つを開くと空で,もう 1 には同名のファイルが 2 つずつ作成されていました.危険を感じ, EG Bridge 9 は HDD から完全に削除しました.

ご存知の通り, EG Bridge 9 のインストーラーは JLK に対応していませんが,これはもっと別の問題であるようです. HFS フォーマットの MacOS 8.1 では,上記の問題は発生しませんでした.

ERGOのサポートに問い合わせましたところ,「JLKはいっさいサポートせず」との回答でしたので,上記の件,情報として伝えておきました.


● Mac OS 8.1 : EGBRIDGE 9 と一部非互換?

家内は Mac OS 8.1 (従来の HFS )にして EGBRIDGE 9 で変換できなくなる場面を経験しているようだ.


● Mac OS 8.1 : Norton Utilities 3.5.2/3.5.3 英語版:非互換

TERO 氏は HFS + でフォーマットしたハードディスクを Norton Utilities 3.5.2 でメンテナンスできなかった.(説明書には Mac OS 8.1 での HFS フォーマット( HFS + ではない)に対応とあるらしい)

MacFixIt によると 3.5.3 の方は HFS + のディスクを認識するが,修復できないとあり,アップデート版が開発中のようだ.


● Mac OS 8.1 : Click, there it is! :機能しない

私が愛用している Click, there it is! 1.0.8 は Mac OS 8.1 で効いてくれない.

追記:
ベータ版 1.09 b1が出ていると加藤氏からお知らせいただいた.



● Mac OS 8.1 : Default Folder 2.7.8 Default Folder 2.7.8 が Mac OS 8.1 対応.


● Mac OS 8.1 : SpaceSaver 起動できない

家内は Mac OS 8.1 にアップデート後に Macintosh を起動できなかった.メニューバーが表示されディスクがマウントされようというときにハングする. SpaceSaver が犯人だそうだ.


● Mac OS 8.1 : Smart Scroll 3.1 機能しない

● Mac OS 8.1 : DiskExpress Pro 非互換



[ 98/1/21]


● Silverlining 5.8.2 : NuBus Macintosh 起動時のクラッシュ

MacFixIt 1/19 記事は投稿として, Silverlining 5.8.2 で起動時にクラッシュした読者が La Cie に連絡したところ,その問題を認め, NuBus Macintosh で起き PCI Macintosh では起きないこと当面の回避法は 5.8.1 を使用することを言ったという情報を伝えている.


● Hewlett-Packard 4000シリーズ:ドライバが現れない

Hewlett-Packard はページで Hewlett-Packard 4000シリーズが Macintosh にドライバをインストールせずセレクタにドライバが現れない問題について, LaserWriter 8.3.4 / 8.4.3 が使えるとしている.


● Hewlett-Packard 4000シリーズ: Adobe ソフトとの非互換

上記ページの注に, Hewlett-Packard 4000シリーズの PostScript Level 2 対応に関し, Adobe 社からライセンスを得られずエミュレーションであることと,そのため, Adobe ソフトウェアの使用は薦められないとしている.


● HDT 2.5 と Speed Disk の問題

MacFixIt 1/19 投稿による記事.

IBM DCAS シリーズを HDT 2.5 にバージョンアップすると Speed Disk が機能せず, Type 4 エラーが出る.Symantec は問題を解決できないと言っている.投稿者の Quantum ドライブでは問題は起きないという.

追記:
井沼氏より G3/233/DT 内蔵の Quantum Fireball ST 4.3 A ( IDE ) を HDT 2.5 でイニシャライズしたところ上記の現象が見られ, Speed Disk を実行すると エラ -22 という表示が現れてマウントされていたハードディスク が消えたそうである.再起動させるとマウントしたようだが,ドライブ設定にドライバを変更なさったとのこと.


● Vicom Internet Gateway 3.8.8 アップデータ-

Vicom Internet Gateway のページが更新され, FAQ v3.8.8 日本語版アップデーター FAQ などがある.また, NEC ATerm ITシリーズ についての記述もある.

これまでの 3.7.4 は Mac OS 7.6.1 までの対応で Mac OS 8 に対応していなかった.私も試しに使っているのだが, 3.7.4 では問題が出て基本的な使用ができていなかった.それがアップデートによって嘘のように快調に使えるようになった.また, 3.7.4 では Speed Doubler とコンフリクトしたが, Mac OS 8 + Speed Doubler 8 で接続は可能である.ただし, Speed Doubler の高速コピーで一度問題が出た. Vicom Internet Gateway 関連かどうかまだ確定的なことは言えない.

Vicom Internet Gateway は米国の Apple Workgroup Server でも採用されているソフトゲートウェイで,これをインストールすることによって,そのマシンがあたかもゲートウェイマシン,ルータかのように動作する.ISDNハードウェアルータと同じような機能をソフト的に実現するとも言えるかもしれないがそれより多機能である.

Apple IP Gateway という製品が知られているが,それとは根本的に異なる製品である.ルータとしては仮想的に動き, VIG サーバの実際の IP アドレスとルータとしての仮想 IP アドレスを設定することにより, VIG サーバをルータとして指定したクライアント Macintosh は自由に IP アドレスを振ることができる.それらの IP アドレスは VIG マシンからインターネットに流れることはないので IP アドレスを取得していなくてもクライアントは自由に設定できるのである.クライアントからのパケットの要求は VIG マシンに割り当てられた本来の IP アドレスでインターネットに流し,インターネットから得たパケットを今度は VIG マシンが仮想 IP アドレスルータとしてクライアントに送るのである.従って, IP アドレスを取得していないクライアントユーザが( VIG アプリケーションのユーザ数制限内で)自由にIPアドレスを使用できるのである.

説明がややこしいが,要するに,自宅やオフィス内で VIG をインストールしたマシンから VIG によって PPP 接続すれば, VIG マシンに Ether か LocalTalk で自宅やオフィス内 LAN を組んでいる他の Macintosh も同時にインターンネットを使用できるのである. もちろん PPP に限らず中規模以上の LAN 内で直結された Ether 環境内で独自のルータ,サーバとして上記機能を果たすことも可能だ.

このほか, VIG には PPP サーバや DHCP サーバとしての能力もあり, ISDN ハードウェアルータと比較して大変多機能であるし,同時接続数制限なしという製品もある.(ただし,パフォーマンスは低下すると思われる.ほどほどの接続数にすべきだろう)言い忘れたが VIG に接続するのは何も Macintosh とは限らず, Windows や UNIX マシンでもかまわない.一般のプロバイダから IP アドレスを動的に割り当てられる場合も問題ない.もちろん, VIG サーバはサーバ専用とする必要はなく,一般用途に使用しながら VIG を使用できる.

モデムや TA ,電話番号が一つでもそれを他のマシンから同時に共有するといった使い方や,会社や学校で IP アドレス不足に悩んでいる場合に有効である.


● 7桁郵便番号への対応: RAKU^2 郵便番号変換 1.01,ATOK11 用辞書

お二人の方から新たな情報をいただいている.宮崎氏から Macintosh 用フリーウェアについてお教えいただいている.

仕事がらWindowsも使うので,MPCデータのソフトを試したことがあるのですが(昨年10月のこと),ずいぶんとよくできたソフトでした.

あと Macintosh では「 RAKU^2 郵便番号変換 1.01」というフリーウェアもよかったです.ただ MPC データのものより時間はかかるのですが,ファイルメーカ形式になっているため,1度変換したあとも1種の辞書として使えます.新郵便番号を打ち込めば,自動的に住所も出るようなスクリプトもファイルメーカー形式なので,作れ ます. www.vector.co.jp からダウンロードできます.

もう1つ,ATOK11形式の郵便番号変換辞書も出ていました.「7桁郵便番号変換辞書 for ATOK11」という名前でした.Windows95用ですが,辞書形式なのでMacintoshのATOK11にも変換できると思います.これもwww.vector.co.jpからダウンロードできます.

お教えいただいたページには結構たくさん同種のユーティリティがあった.


● 7桁郵便番号への対応:郵政省新郵便番号のCD-ROM

斉藤氏からは郵便局に CD-ROM のデータがあるという話をいただいた.私が「郵便花子」を購入したのは要するにデータがなかったからなのだが,このことを知っていればファイルメーカーで斉藤氏や上記宮崎氏がお書きになっているように比較的簡単に対応することができたのにと少々後悔している.

郵政省は,企業向けに新郵便番号のCD-ROMを用意しており,無償で配布しています.
(個人で下さいと言うとなぜか拒否される場合があり,企業と個人をこのような面で差別するのは問題とは思いますが.)

一応会社で入手したところ, ISO 9660 フォーマットのの CD-ROM で,全国,および都道府県別の新旧郵便番号/住所表示が CSV 形式で入っており, WIN でも MAC でも読み込み可能です.
( WIN-NT のようなユニコードの OS では,注意が必要. NT 上のファイルメーカでは読み込み時,字が化けた. MAC で読み,サーバーでわたせばOK)

全国版は 118000 レコードあり,エクセルでは読み込み中におかしな状態になりますので,都道府県別のファイルを使ったほうが良いと思います.

私自身は,7600/120で,ファイルメーカー・プロで全国版を読み込み,( 20 分程度?)住所のフィールド(都道府県名,市区町村名,町域名に別れている)を連結し,新旧郵便番号と,連結住所でインデックスをかけて使っていますが(ここまでの作業時間2時間程度),非常に快適です.

変換は,個人の住所録(約 900 件)に新郵便番号フィールドを作って住所からルックアップして完了ですし,新たに住所録に追加する部分は,新郵便番号を入力すれば,住所が表示され,住所フィールドの取り込まれるボタンを用意して実用にしています.

社内では,サーバーに載せて,ネットワーク経由で閲覧可能としておきましたので,年賀状シーズンには好評でした.近場の郵便局でリクエストして,事務通信として配達してくれましたので,費用も時間もかけたくない方にはお勧めの方法です.

使用時の注意として,ファイルメーカーでは,カタカナ/漢字を分けてインデックス作成しますので,カタカナの入った住所は,単純ルックアップが難しいことぐらいでしょう.また「自由が丘」などの「が」の字は「ケ」や「ヶ」の表記もありますので多少の修正は必要でした.( 900 件中 40件程度)それでも, 900 件の住所録で, 30 分ほどで新郵便番号の記入が完了しました.

追記:
埜口氏から上記データはhttp://www.postal.mpt.go.jp/down.htmからも入手できるとお知らせいただいた.


● Netscape 4.04

Netscape Communicator および Navigator 単体が出ている.

私は Navigator PPC 版を最小限のシステムにインストールしたが,機能拡張に ObjectSupportLib 1.2 ,Internet Config Extension 1.3 を書き込む. Mac OS 8 ではこれらの機能拡張は不要か既に同じものが日本語化されて入っているので外すこと.特に ObjectSupportLib 1.2 は問題を起こす.

インストール後これまでのバージョンの Netscape に入っていたプラグインを移行すること.


(C) Akiyama Satoru



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