学生体験談

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国際交流体験記(2008年度)

 香川大学教育学部では大学間交流協定をコロラド州立大学(USA)と,学部間協定を,誠信女子大学校(韓国)清州大学校(韓国),クライストチャーチ総合技術大学(ニュージーランド),江西師範大学(中国)のそれぞれの大学と結び,活発に交流を進めてきました。今回は江西師範大学と,コロラド州立大学学生と香川大学学生の学生交流の体験談をそれぞれ寄せてもらいました。



・ 江西師範大学短期訪問
日時 平成19年9月17日(月)〜平成19年9月21日(金)                     
引率教員   柳澤良明教授
参加者     教育学部4年 石原 弘章
         教育学部2年 三谷 亜也佳
         教育学部2年 三谷 沙織

 今回の訪問は友達の故郷に訪問でき、別の国の文化に多くふれることができ、日本に帰ってきてからまた行きたいという気持ちが残る、自分にとってとても貴重な体験となりました。実は、外国に行くということで、はじめはとても不安でした。しかし、中国の方のとても親切な対応や、さまざまなところに案内されるにつれて、今でもまだ、また行きたいという気持ちがいっぱいです。江西師範大学を訪問する機会があるなら、留学生とよく関わっておくことをおすすめしたいと思います。筆者は留学生と面識があったために分からなかったことに対して解説を受けることができました。また私は半期中国語会話の授業を履修しましたが、向こうで町の人が話す言葉はまったく聞き取れませんでした。言葉がもう少し理解できていればもっと楽しめたと思います。次にチャンスがあれば違った視点で調査や見学したいと思うし、後輩の皆さんはまた私とは別の視点で江西師範大学や中国を見てもらえればいいのではないかと思っています。(石原)




・コロラド州立大学ホームステイ体験記
日時 平成20年5月24日(土)〜平成20年5月26日(月)                    
 コロラド州立大学から今年もMasako Beecken先生と,8人の日本語を学ぶ学生が来高し,香川大学学生と交流会や,イサムノグチ美術館,琴平宮見学など交流活動を行いました。24日の宿泊は,香川大学の学生ボランティアとホームステイ活動を行い,親睦を深めました。
・ホームステイ協力学生
   農学部1年 三宅翔太
   工学部2年 山内康司
   経済学部2年 下野雪絵
   経済学部2年 若林さゆり
   教育学部3年 貴島美由紀 
   教育学部3年 二宮綾子
   教育学部3年 吉田奈津美
   教育学部4年 石坂優香
   教育学研究科2年 中西公子

 
 自分と同じぐらいの年の人がアメリカではどんなことをしているか知ることもできたし、僕達のことについても聞いてきたりしていろんなことについてたくさん話せてよかったです。でもまだまだ英語の勉強不足だと思いました。なんとか英語を話そうとしたけどなかなか通じなくて苦労したのでもっと勉強しなくてはと思いました。でも彼はかなり日本語をかなり話せていたし日本のテレビやマンガも読むことができるほどだったのですごいと思いました。もっと自分が英語を勉強して話せるようになったら機会があったらまた参加してみたいです。(三宅)

 このプログラムに参加して本当に良かったと思います。全体を通して勿論英語のスキルは確実にアップしたと思います。英語独特の言い回しを身近に感じて,パターン学習ができました!!また,異文化で育った人たちと触れ合えた事で考え方にも一種の幅の様なものが生まれたと思います。文化の違いって考え方にも影響するのだと多々思いました。普通日本では専攻を1つに絞って勉強していきますが,コロラド大学では殆どの生徒が3,4つの専攻を同時に勉強していると聞いてとても興味がわきました!!是非香川大学からもコロラド大学を訪問して,香川大学生の見聞を広める事ができたらいいと思います!!これからもお互いの文化に触れもっと交流を深めつつ,国際的な人間の育成ができたら一生徒として香川大学に入学した甲斐があったと大満足です。(下野)

 今回ホームステイに来られたCSUの学生の方々はとても勉強熱心な方ばかりで驚きました。また,日本語をたった1?2年しか勉強していないのに,中学から6年以上も英語を勉強している私と比べ、積極的に日本語を話していて,とてもすごいなと思いました。これを期に英語に関わる研修などがあれば是非また参加してみたいと思いました。(若林)
 今回コロラド大学の学生と過ごした時間は、とても楽しく、またハプニングありといった面白いものでした。その日彼女を一晩泊めるということで家に着いた直後、土砂降りの雨と辺りの暗さでうっかり足を滑らせた彼女は用水路へドボン。まさかの自体に慌てて、とにかくお風呂!洗濯!と一気に大忙しになりました。こっちへ、は「Come here」?洗濯するもの出して、って何て言うんだっけ?と家族であたふたしながらも、とりあえず単語を並べてコミュニケーションが取れるように頑張りました。申し訳なさそうに始終謝りっぱなしだった彼女も、ようやく落ち着いた頃には(濡れて膨らんだ)辞書を片手に日本語で色々な話をしてくれました。水害から無事だった彼女の家族の写真を見せてくれたり、次の日には私たち家族の写真を撮ったり。物凄く思い出に残る、とても楽しくて貴重な時間を過ごすことが出来ました。次にまた機会があれば、今度は一晩と言わずもっと色々な活動にも参加したいと思います。ありがとうございました。(吉田)
 以前海外へ語学留学をしたこともあり、国際交流に興味を持っていた私は今回のコロラド大学生との交流体験に初めて参加しました。最初は少し緊張しましたが、皆日本語にとても興味を持っていて、明るく、すぐに慣れ親しむことができました。また。一人暮らしながらホームステイを受け入れたり、金毘羅宮へ一緒に参拝に行ったりと、短い時間ではありましたが、とても楽しかったです。また機会があればぜひ参加したいです。皆さんも、少しでも興味があればぜひ参加してみてください!(石坂)
 昨年に続き、コロラドからの留学生をお引き受けすることになった。今年は、エイミーさんとディードラさんとおっしゃる2名の方で、二人とも明るく何事にも前向きに取り組む姿勢が印象的であった。
 ディードラさんは、ジャパンカップという、日本についてどれくらいの知識を持っているかを競う大会での優勝メンバーの一人というだけあって、流暢な日本語と知識の豊富さには驚かされた。エイミーさんは大学を卒業したものの、日本に興味があり、このプログラムに参加したとおっしゃっていた。エイミーさんには、我が家の高校2年生の娘と日曜日一日付き合っていただいたが、娘いわく、「日本語で話しても、英語で話しても通じなかった。」と、二人でなんとか話を手繰り寄せようと努力していた様子が、とてもほほえましかった。娘にとってもとてもよい経験となったようで感謝している。
 引率しておいでたマコ先生と少しお話をさせていただいたが、このプログラムを維持していく上で経済面に大変なご様子であったが、日本に興味を持ち勉強を続ける学生の皆さんにとって、これからもこのプログラムが続いていくよう陰ながら応援をしていきたいと思う。
 イサムノグチ美術館で、また、琴平の金丸座で見せた、彼ら全員の日本文化に対して示した深い関心と大きな驚嘆が、今も鮮烈に私の脳裏に焼きついている。と同時に我々日本人も、もっと自分たちが持っている文化に対して誇りを持つと同時にそれらを継承していく姿勢を育んでいく必要があると感じた。(中西)