1. TOP
  2. 教育学部
  3. 人間発達環境課程

人間発達環境課程

人間の生涯にわたる発展と人間を取り巻く環境に関する様々な問題を総合的に探究し、国際化、情報化、少子・高齢化の進む生涯学習社会を支えることのできる人材を養成します。

発達臨床コース

現代社会においてより重要になっているカウンセリングマインド、福祉マインドをもった人材の養成を目的としています。子どもから高齢者に至る生涯の発達について臨床心理的観点と社会福祉的観点から学習するコースです。このため、臨床心理士の資格の基礎となる授業科目とともに生涯発達を福祉的な視点から考察する授業を準備しています。また、これらの発達についての総合的な学習とともに、老人福祉施設や青少年育成施設への実習を通して、問題解決能力の育成を図ることもカリキュラムの大きな柱です。

人間環境教育コース

変動が激しく、価値観が多様化する社会にあって、自ら問いを発見し、解決策を見いだしていく資質を養い、豊かで新たな環境づくりに関わる人材を育成することを目標としています。そのために、家族、地域共同体、社会、伝統、自然など様々な環境と人間のあり方を研究します。具体的には、関係領域の基礎的な学問を学ぶとともに、複数の学生が教員と一体になって共通のテーマ(環境創造、文化的活動による地域活性化、人間探究、メディア環境など)に取り組む協働プロジェクトによる研究を重視しています。知識やツールは時代とともに古くなりますが、それらの学習を通じて、たえず研鑽できる自己形成を目指します。

国際理解教育コース

国際社会の文化的・社会的特質に関する十分な理解を基礎に、21世紀のあるべき国際社会を創造するための教育実践力のある人材を養成するコースです。「多文化社会」、「日本語文化・日本語教育」、「英語圏文化と英語コミュニケーション」の3領域からなります。教室での原書講読や、大学外でのフィールドワーク・インターンシップなど、多様な演習・実習形式の授業を通した実践的カリキュラムのもとで、理想的な多文化社会のあり方を考察し、その基礎となる異文化間コミュニケーションの理念と技術を学習します。また、留学生や小中学校の帰国・外国人児童生徒等、国内外の日本語学習者に対する指導を行う日本語教員に必要とされる知識や技能も学ぶことができます。コースでの学習を通じて、国際社会において活躍できる能力をもつことが目標です。


取得可能な教員免許および資格は こちら (PDF)