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あるメーカーサポートの運営する BBS へのあるユーザーからの書き込み

Hi John Phelps - The end of the year is approaching and I would like to say thank you for all the help, guidance and patience you have shown to all of us Mac Tech's and Mac Tech wanna' be's. I for one have learned a lot from you. You do a damn good job and have always conducted yourself as a professional. Nice job John. Merry Christmas to you and yours John.

別のユーザーからのフォロー

Hear hear.

さらに別のユーザーからのフォロー

Amen.

おおくのメーカーの開発者やサポートの皆さん.ユーザーの大多数の気持ちは同じだと思います.




[ 98/12/23]



Mac OS 8.5.1 アップデートは私の周辺では問題なく行われているようです.

Mac OS 8.5.1 アップデートで障害が発生するなど特に大きい問題が発生しない限り,年末年始の新たな項目追加をお休みさせていただきます.メールでの情報のご提供は毎日読ませて頂きます.掲載の遅れている障害報告とともに新年の更新再開時から随時項目として追加して参ります.また,項目の訂正,追記は行われるかも知れません.

本年もご支援,ご協力をありがとうございました.



● Mac OS 8.5.1 : アップデート後の日本語表示


桂木氏からお知らせいただいた. 8.5.1 アップデート後,再起動するとメニューの日本語が表示できなくなった.アピアランスコントロールパネルでの Finder表示フォント」以外の項目は英語フォントしか選択できない状態になった.機能拡張フォルダを調べたところ, "WorldScript II" が消失していた.

Mac OS 8.5 から "WorldScript II" をコピーすることで障害はなくなった.

Mac OS 8.5.1 で書き換えられた項目は以下のようなものである. Open Transport 関連の更新のせいだろうか, Fetch の書き込みなどネットワーク関連で速度が著しく向上した部分を感じた.

System (J1-8.5.1)
System Resources (J1-8.5.1)
WorldScript II (J1-7.5.6)
AppleScript (J1-1.3.4)
Open Tpt AppleTalk Library (J1-2.0.2)
Open Tpt Internet Library (J1-2.0.2)
Open Transport Library (J1-2.0.2)
OpenTptAppleTalkLib (J1-2.0.2)
OpenTptInternetLib (J1-2.0.2)
OpenTransportLib (J1-2.0.2)
Sherlock (J1-2.0.2)
ネットワーク設定機能拡張 (J2-1.0)

(ネットワーク設定機能拡張が J1-1.0 から J2-1.0 になると黒原氏からお知らせいただいた. J1 と J2 の違いはローカライズの際の日本語翻訳に関する修正であって,プログラム上の修正を含まない. Sherlock は Apple メニューに旧バージョンがないと更新されない)




[ 98/12/22]



Mac OS 8.5.1 アップデート


以下の Mac OS 8.5 の問題を修正する.

・ドライブ設定の不具合
・AppleScript のメモリリーク
・ファイルシステムのメモリの改善/Mac OS 拡張フォーマットの破損
・サードパーティ製 ADB 装置の認識の不具合
・Mac OS 8.5 CD からの起動に失敗する問題
・Sherlock のプロキシの制限
・Fontworks のフォントを表示できない問題
・一部のアプリケーションにおける文字幅の不具合
・ネットワーク設定スクリプトの不具合

先頃,米国で配布された 8.5.1 Update に日本語版独自の内容を含む. Mac OS 8.5.1アップデートによってアップデートされたシステムに対して Mac OS 8.5 CD からカスタムインストールを行うことができなくなるそうなので注意.

なお,や MacFixIt には英語版 Mac OS 8.5.1 の次のような不具合が掲載されている.

・ "ユーティリティ" フォルダが起動ボリューム第1階層にない場合,ドライブ設定が更新されない.

・ Sherlock がアップルメニューにない場合,や名称を変更していると更新されない.

・ Sherlock は SOCKS 未対応(本サイトで既報)

・ Norton Anti-Virus Auto Protect でクラッシュする.(私は障害を確認できなかった)

・仮想記憶オフかキャッシュサイズ 256K 以下にしないとクラッシュする.(確認できない.どうも英語版に多く起こる障害ではなかろうか)

・メモリリークはまだ残っている.

・アップデート後, "この起動ディスクはこのモデルでは起動できません" といったアラートが表示される(未確認)

・ Conflict Catcher 8.0.3 が非互換

・ TechTool Pro でのファイルテストが動作しない. DNA ファイルのアップデートが必要

など.



● Mac OS 8.5.1 アップデート後,システムが認識されない?


山崎氏は Mac OS 8.5.1 アップデート後,システムが認識されなくなった. CD-ROM から再起動後,ハードディスクのシステムフォルダ内に Installer Temp フォルダがあるので,その中の OS 8.5 システムスーツケースをシステムフォルダに戻すことで起動できるようになった.(OS8.5.1Jはゴミ箱へ)

私は問題なくアップデートできている.




[ 98/12/21]



● Mac OS 8.5 : Appearance Manager


Apple では Language Kit でアプリケーション切り替え時等にスローダウンする問題について,これを Appearance Manager に関する障害として,調査を始めた.これは同時にアップルメニュー,アップルメニューオプションにおけるフォント構築時の問題に関連している.



●一部 G3 アップグレードカードでのデータ損傷


Dantz 社は一般的な G3 アップグレードカードの一部に問題があり,同社の Retrospect だけでなく他のアプリケーションと非互換の場合があると Retrospect and G3 Upgrade Cards で発表している.それによるとこの問題からデータ損傷やハングアップが起きるとしている.

Dantz 社のページでは各メーカーの G3 カードをテストしその結果を載せている.

Newer:問題ない

Sonnet:ソフトウェアアップデートが必要.アップデートされたものは問題ない

Vimage/Interware :ソフトウェアアップデートが必要.アップデートされたものは問題ない

PowerLogix:近々発表されるアップデートが必要

また,これらカードはソフトウェアによって修正されているために shift 起動など機能拡張を読み込まないで起動しないように述べられている.

参考:
98/11/11項目「 G3 カードと 604 ベースマシンとの不親和」



● Epson スキャナと G3 マシン:回避法


98/12/13 項目「 G3 マシン: EPSON GT-9000 TWAIN 入力でフリーズ」に関連して別の回避法を柏木氏からお寄せいただいた.

この問題は G3 マシンまたは G3 アップグレードカード使用マシンで Epson の GT-9000 などのスキャナを Photoshop から TWAIN で操作しようとするとフリーズするというもの.これまでドライバをダウングレードする回避法が知られていた.

柏木氏の回避法

Photoshop で最初に TWAIN 入力する直前にスキャナのリセットボタンを押す

リセットは一回だけでよく,以降は必要ない.また,もし忘れてフリーズしても,スキャナのリセットによって,エラー表示は出るものの Photoshop に復帰することが可能である.

どうも,障害はフリーズではなく,ハングアップであったようだ.私は昔から Epson のスキャナに関してどうも SCSI 関連に障害が発生しやすいのではないかという印象を持っている.柏木氏からのご報告からすると本件も SCSI 関連ではなかろうか.



● Adaptec PowerDomain と Mac OS 8.5


Adaptec PowerDomain 2940U2W については Mac OS 8.5 対応プログラムによってファームウェア書き換えにより対応しているが, PowerDomain 2940UW/3940UWD は未アナウンスである.

このためかどうか分からないが,立ち返り氏によれば 2940UW で次のような障害が出る.

・ FileSaver をインストールすると Finder 起動時にフリーズする

・ ramBunctious や Sidescape1.01J の動作不良

v3.0Jアップデートファイルにアップデート済み)



● PPP Menu の Mac OS 8.5 での不具合


宮崎氏からお知らせいただいた.氏は Mac OS 8.1 から Mac OS 8.5 US 版に移行して以来,ハードディスクから「カッコンカッコン」という音が数秒おきに聞こえてくるようになり,コントロールバーからハードディスクを停止しても数秒ですぐに動き出すようになった.また, Norton FileSaver (英語版) がシステムをインストールしているパーティションをスキャンできなくなった.

宮崎氏が探究したところ, FreePPP の PPP Menu を取り除くと障害が出なくなった.
(PowerBook2400c/240/80MB)

追記:
FreePPPの他のプログラムでも同様の障害が発生することがあるようだ.



● CitiDisk での不具合


あべ氏から CitiDisk での不具合をお寄せいただいている. PowerBook 2400c で純正の 1.3G ハードディスク(HFS+)を CitiDisk に入れているのだが,時々 CitiDiskがマウントされなくなることが起きる.マウントされない場合の処置は不可能なようで,初期化もできないそうだ.現在 Amulet に問い合わせ中とのこと.

CitiDisk は PowerBook PC カードスロットから ATA/IDE ハードディスクを使用できるようにするもの.上記項目の宮崎氏は問題なく使えている模様であるので,必ず起きるわけではないようだ.



● PowerBook G3 Series :再起動時の RAM ディスク内容保持


PowerBook G3 Series は "メモリ" コントロールパネルの設定で "システム終了時に保存" をチェックしていなくても,再起動時に RAM ディスクの内容は保持される.

G3 マシンより前の Macintosh ではマシンを再起動しても RAM ディスクの内容は保たれていた.ところが, G3 デスクトップマシンからはシステム終了時のみならず,再起動時でも RAM ディスクの内容が保持されなくなっていた.

G3 マシンより前の Macintosh ではメモリがフラッシュされる時間よりも短い時間に再起動時にメモりコントローラが起動することができ,メモリ内容を保つことができるのに対して, G3 デスクトップマシンから使われている SDRAM については "Grackle" という新しいメモリコントローラになり,これはメモリのリフレッシュよりも長い起動時間を要するために再起動時に RAM ディスクが消えてしまうのである.

97/12/18 項目「G3 マシン: RAMディスクが再起動で初期化される( TIL の情報)」参照

PowerBook G3 Series に関しては,使用されているメモリが G3 デスクトップとは異なるため,再起動時でも RAM ディスクの内容は保持されるのである.

最近 Apple Tech Info Library で, PowerBook の RAM ディスクの内容は "メモリ" コントロールパネルの設定で "システム終了時に保存" としていれば,初期設定の "存続型 RAM ディスク" にバックアップされるため,システム終了しても起動時に読み込まれて再現されるという文書が公開されたが,それとは別の話.

PRAM クリアをすると RAM ディスクの内容は消去される.このような場合や何らかの事故によって RAM ディスクが消去され内容を失っても, PowerBook (と iMac )では "メモリ" コントロールパネルの設定で "システム終了時に保存" の設定をしていればデータを取り戻すことが出きる. PRAM クリア後や事故直後にそのまま RAM ディスクを設定し直して「再起動」することで直前の状態に復帰させることができる.この場合, RAM ディスクの容量を同一に設定することと,システム終了しないで再起動するようにしなければならない.




[ 98/12/20]



本日は更新するつもりはなかったが,以下のファイルが公開され,ファームウェアを書き換えるため取り扱いに注意が必要だと思えたため,項目を追加した.

なお,昨日の項目の Mac OS 8.5 と Illustrator との非互換という話は私の書いた中でも注意を喚起したように誤情報である可能性が高い.


● iMac Firmware Update と iMac Update 1.1


iMac 関連のアップデータが米国 Apple で発表されている.

Apple は iMac Firmware Update をこれまでの全ての iMac にインストールすべきであるとしている.日本で発売された iMac にもインストール可能である.アップデート後に機種によってはインタラプトスイッチを押したりする操作が必要であったり, PRAM クリアを要する.(次項でより詳しく説明する)

iMac Update 1.1 は日本発売の iMac にインストールすべきかどうか現時点では不明である.



iMac Firmware Update


米国で発表されているものであるが,全ての iMac をアップデートできる. Mac OS 8.5 の場合,この iMac Firmware Update 使用後, iMac Update 1.1 と Mac OS 8.5.1 Update をインストールしなければならない.

iMac Firmware Update は Open Firmware ブート ROM コードをアップデートする. HFS/HFS+ ファイル構造の Extents および Extents Overflow 領域について,ハードディスクから起動できない大変稀な問題が起きないようにするなどとTIL: 58179 : About iMac Firmware Update に記されている.

アップデートは iMac 初期型 ( M6709LL/A ) と現行型 (M6709LL/B ) では必要とされる操作に違いがあるので,アップデート前に必ず Read Me を熟読すること.

「 iMac 初期型 ( M6709LL/A ) 」

iMac Firmware Update を起動しアップデートする

iMac を再起動し, PRAM クリアを行う

PRAM クリアに伴う諸設定を行う

「 iMac 現行型 ( M6709LL/B ) 」

iMac Firmware Update を起動しアップデートする

iMac をシステム終了させる

インタラプトスイッチ(プログラマーズホール:リセットホール下の穴)を細い針金等で押しながら, iMac 本体または USB キーボードの起動ボタンから iMac を起動する

長いトーン( long tone 起動音のことか?)が聞こえたら針金を離してよい.スクリーン下側にプログレスバーが現れる

iMac 初期型 ( M6709LL/A ) を誤って現行型の方法でアップデートした場合は,アップデートが完了されない.その場合は iMac の電源ケーブルを抜いて, 15 秒放置してから再度アップデートする.

ファームウェアのアップデートは慎重さが必要である.もしもフォームウェアアップデート中に電源が切れるなど事故等が発生した場合,回復手段はなく,マザーボードの交換となる.

追記:
iMac Firmware Update でアップデート後に iMac 起動時にフロッピーディスクに?マークが点滅するアイコンが一瞬表示されるが,起動後に起動ディスクコントロールパネルで起動ディスクを指定することで出なくなる.



iMac Update 1.1


TIL: 58178 : About iMac Update 1.1

USB 機器の認識能力を向上し,多くの USB 機器が接続されている場合の起動時間を改善する. iMac Update 1.0 の内容を含んでいる. Mac OS ROM ファイルを置き換える.本アップデータインストール以前に iMac Firmware Update をインストールすること. Mac OS 8.5 または Mac OS 8.5.1ユーザに必要である.アップデート後は アップルメニューのこのコンピュータについてで "Mac OS ROM 1.2.1" という表示が現れる.本アップデータによりアップデートされているかどうかはここで確認することになる.

追記:
Apple システム・プロフィールには ROM バージョンのアップデートが反映されない.



● iMac :アップデータ一覧


TIL: 58174 : iMac: When to Install Available Updaters

これまで既にいくつかのアップデータと iMac のハードウェアが発表され,さらにそれらに一部対応した Mac OS 8.5 インストールモデルが出荷されている.そこに上記項目のアップデータが 2 種発表された.

この Tech Info Library ではどのバージョンの iMac にどのアップデータが必要か一覧表で示されている.



Apple モデムアップデータ J1-1.2.2


PowerBook G3 Series 初期型の内臓モデムを V.90 対応にアップデートする他, iMac と PowerBook G3 Series のモデムファームウェアを最新のものにするので全ての iMac と PowerBook G3 Series が対象となる.ファームウェアのアップデートには慎重さが必要である.




[ 98/12/19]



前回更新時の「 Mac OS 8.5 : YAMAHA ルータの自動接続」について原因等が明らかになり, 98/12/17 の項目に加筆,修正している.



● Mac OS 8.5 : Word 6 と日本語入力変換プログラム: EGBRIDGE でも発生

Mac OS 8.5 で ATOK11を日本語入力変換プログラムに設定して Microsoft Word 6 を起動するとマウスクリックが機能しない問題はこれまで何度かお知らせしている.特に 98/12/15項目 " ATOK11 と Microsoft Word 6 の Mac OS 8.5 での問題:回避法" では「"未確定入力文字列を文書に挿入モードで入力する" チェック ボックスをオフにする」という Microsoft の対応策を紹介した.しかし,その方法ではマウスは使えるようになるもののインライン入力ができなくなってしまう.

これらの問題について,同様の問題が ATOK11 だけでなく EGBRIDGE でも起きることと,とりあえず回避する方法を土屋氏からお知らせいただいた.

土屋氏は Mac OS 8.5 で EGBRIDGE 6.0 を使用していたが, Word 6 で ATOK11 と同様の症状が発生していた. EGBRIDGE 10 が発売になったのでアップグレードを行ったが,障害は解消しなかった.私のページで紹介した方法でマウス入力は可能となったが,インライン入力できない.このため,「Inline++TSM」(飯森氏作)を使用することでインライン入力可能にしている.



● Mac OS 8.5 :市販日本語入力変換プログラムでスペースが入力できない


上記土屋氏から. Mac OS 8.5 で「ことえり」以外の日本語入力変換プログラムを使用した場合,一部のアプリケーションにおいてスペースが入力できない問題(例 LOTUS NOTES )がある. EGBRIDGE10では修正されていたそうである.



● Excel 98, PowerPoint 98 の文字化け


何人かの方からお教えいただいている.

佐々木氏はスペイン語を始め,ヨーロッパ系の言語の文字を Microsoft 98 で入力しようとしたが,打てないことに気がつかれた.

SAKAMOTO 氏が Chinese LK 2.0 (1.2含む) を使用 して中国語の入力を Excel 98 及び PowerPoint 98 で行ってみたところ,文字化けしてしまい中国語の表示ができない.英語版の Office 98 では英語版の方に関しては Execel 98 のみ中国語表示ができたそうである. Microsoftに確認してみたところ Aplle に問い合わせをしてくださいという回答であった. Mac OS 8.5 でも 8.1 でも同様である.

Mochizuki 氏は Powerpoint の旧バージョンのファイルを Powerpoint 98で開き,その後保存する際,「98バージョンで保存するか?」に「いいえ」を選択するとテキストデータが文字化けを起こすとお教えいただいた.別名で保存で旧バージョン(4.0)フォーマットを選んだ場合には文字化けしない.

(これらの情報は比較的早くからいただいていたのであるが, Microsoft Office 98 についてまとまった内容を書くつもりであったため,その時に紹介しようと思っていて,紹介が遅くなった.書くつもりだった方の内容は当分書けそうな時間がない)



● Mac OS 8.5 と MS Office 98:差し込み印刷でのハング


中村氏からいただいた. Microsoft Word 98 で差し込み印刷ヘルパーを起動し,新規ファイルに差し込もうとすると必ずハングアップする. Office 関連以外の非純正機能拡張を全てオフにしても改善されないため, Mac OS 8.5 との関わりと考えられる.

また,Sherlockが入っていると差し込み印刷ヘルパー内の項目を選ぶだけでハングアップすることが多かったそうである.



● Mac OS 8.5 :フロッピーの一時的に取り出しは可能


匿名希望の方から. 98/12/7 項目「 Mac OS 8.5 :フロッピーの一時的に取り出しの廃止」に関して,他の方法で可能であることをお知らせ下さった.

F キーが残っているようで,

command + shift + 1

のキーコンビネーションで「影を残して取り出す」ことができる.



● Windows 版 AppleWorks :画像読み込み時の劣化


TIL: 24757 : AppleWorks for Windows: Importing Pictures Changes Bit Depth

Windows 版 AppleWorks で画像を読み込むとフルカラー画像なのに 256 色になってしまうことがある.取り込み前に(システムを?)最大色数にセットしておけばよい.



● LaserWriter ドライバの互換


Mac OS 8.5 の LaserWriter ドライバに関しての Tech Info Library 二種.

TIL: 24755 : Mac OS 8.5: Printing To A LaserWriter With 8.2.3f Driver

Mac OS 8.5 アップデート後, LaserWriter 8.2.3f によるファックス出力可能な LaserWriter への出力で障害が発生している.回避法は以下の二つ.

・ 8.2.3f と 8.6 の両方を Fax とプリントで使い分ける.
・ LaserWriter 8.3.4 を使用する.ただし 8.3.4 は Fax エクストラ(アドレスブックなど)が使えない

TIL: 30874 : LaserWriter 8.6: HP LaserJet Reporting 40 MIO ERROR

Mac OS 8.5 の LaserWriter 8.6 から Hewlett-Packard LaserJet 4M Plus に出力後,プリンタの LCD パネルに「40 MIO ERROR」が表示され,プリンタの電源をリセットしないと出力できなくなる障害が起きる.プリンタ電源リセット以外ではプリンタを「AUTO CONT=ON」と設定するとエラー後にプリンタがリセットされる.



● At Ease: Netscape 4.x のためのインターネット設定


TIL: 24681 : At Ease 4.x & 5.x: Setting Up Internet Preferences For Netscape 4.x

At Ease を使用すると, Netscape 4.x が起動するたびに初期設定の場所を聞いてくるのだが,初期設定のあるシステムフォルダへのアクセスを At Ease が妨げる.これは初期設定フォルダ内の Netscape の初期設定フォルダなどの形式が変わったためであり,名称等を変更することなどにより回避できる.詳しい回避法が述べられている.



● Illustrator 環境設定: Mac OS 8.5 をクラッシュさせる?


MacInTouch 12/15 は Adobe Illustrator 8.0 の環境設定が Mac OS 8.5 をクラッシュさせるという情報を載せている.その情報は Adobe も確認したとしている.また,別の情報として,これは Illustrator 7 でも起きるという. Illustrator 環境設定で角度の固定を頻繁に変更する人はスマートガイドの機能を代わりに使った方がよいという投稿も紹介されている.

MacFixIt 12/16 は環境設定を開くとクラッシュするとしている.サーバに Illustrator 8 のファイルを保存できないという情報も載せているが,これは少々怪しい.信じない方がいいだろう.

私はまだ Illustrator 8.0 が届いていないので 7.01 日本語版を Mac OS 8.5 上で試したが,クラッシュはなかった.米国での情報を日本で適用できないことは別に珍しいことではない.

Mac OS 8.5 にした後,私の所では Illustrator 7.0.1 で環境設定が保存できなかったり,プラグインフォルダの "Adobe Illustrator Startup" の設定が反映しなくなるということが起きた.システムフォルダ/初期設定フォルダの "Adobe Illustrator7.0J 初期設定" を捨てて再設定し, "Adobe Illustrator Startup" は Mac OS 8.1 時代のもののバックアップからコピーし直すことで改善された.

ただ,これは Mac OS 8 だったか 8.1 からだったか,あるいは 7.0.1 アップデート後だったか憶えていないのだが,それ以前では可能だったデフォルトの Font 指定が平成明朝以外に変えられなくなっている.仕様の変更だろうか.不便で仕方がない.

追記:
MacFixIt はサーバへの保存の問題はサーバの問題であることと,環境設定の問題は GAX Defender (抗ウイルスプログラム)との非互換のせいであるという投稿を紹介している.このため上記項目は削除しようかとも考えたが,いかにもクラッシュが必ず起きるというような誤情報が日本でも流されているのでこのままとしておく.



● Zip/Jaz メディアへのコピー中のフリーズ


MacFixIt 12/16 は Zip/Jaz メディアのコピー中にフリーズするという投稿などを掲載している. Iomega の技術者が 4 系統 ATA を持った機種の ATA およびファイルマネージャのバグにより仮想記憶を切っていると, IDE-ATA 内蔵ハードディスクから SCSI ディスクにコピーする際,コピーウインドウの「残り時間を計算中」が表示されるような大きいデータのコピー中にフリーズするという.クローン機で起きるほか Apple 製品でも起きるという.Yamaha 4260 CDRW の Adaptec extensions とのコンフリクトという問題もあるそうだ.

MacFixIt は確認されないと言っているので米国の一部での話としてご理解いただきたい.いったんコピーしたいファイル類をフォルダに入れて,そのフォルダをコピーするとか, CD-ROM ドライブに CD-ROM がセットされていると問題が発生しないという話もあるようだ.



Data Rescue 2.1.1J(日本語版)


98/12/12 項目「 Data Rescue 」で紹介したデータ復元ツール.この度,白岩謙氏により日本語化された.これまでの登録者はそのまま使用できる.




[ 98/12/17]



● Mac OS 8.5 : YAMAHA ルータの自動接続


久保田氏および川田氏のご努力で明らかになった.久保田氏は Mac OS 8.5 にアップデートしたときからYAMAHA RT-80i ダイアルアップルータでアプリケーションからの自動接続ができなくなってしまった.

ヤマハのサポートに問い合わせた結果,次のような回答があった.

「 OS 8.5になってスクリプトが変わってしまいましたので,今のところ対応はできません.将来ファームウェアで対応できるかも知れませんが,今のところ予定はありません.」

この点について,久保田氏はさらに YAMAHA のメーリングリストで問い合わせた結果,次のような点が明らかになったと川田氏からお知らせいただいた.

Mac OS 8.5 になってから起動時に Macintosh が DHCP サーバに対してアドレス割当を要求する DHCP パケットが規定より短くなってしまうことがあるらしいという未確認の情報がある.(そのため短いパケットを解さないルータで障害が起きることがある)

そのまま置いておくと,しばらくして正しい長さの DHCP パケットを Mac が再送するため,アドレスが割り当てられて接続できる.

ヤマハでは RT80i の次のリリースにおいて短いパケットでも RT がアドレスを割り当てられるよう対応する予定だそうだ. YAMAHA ルータに関しては Mac OS 8.5 になって障害が出る ( Ether 接続の障害など) という話は私もほかでも聞いていた.全く問題なく使用できている場合もある.杉谷氏は Mac OS 8.5 になって,TCP/IPの利用者モードの詳しい情報も設定にしてオプションで必要な時にのみロードのチェックを外すことで改善されている.

(本件は 12/16 に最初にここで公表されたものから大幅に書き直している)



● FileSaver 4.0:ゴミ箱を空にするのに時間がかかる


Norton Utilities 4.0 の FileSaver 4.0 を使用すると, Finder でゴミ箱を空にするときに時間がかかる.これは FileSaver が消去されるファイルをトレースしているからである.仕様であるので改善することはできないが, command+optionキーを押しながらゴミ箱を空にすると FileSaver をキャンセルできる.また,設定で "削除追跡をバイパス" のチェックを外すこともできる.



StuffIt Deluxe 5.0.1 Updater


ひらい氏からお知らせいただいた.このアップデータでは, StuffBrowser にロックがかかる問題は解消されているが,依然 2 バイト日本語ファイル・フォルダ名問題は解消されていないそうである.



●エルゴソフト Mac OS 8.5 対応一覧の更新


ある方からおしらせいただいた. EGBRIDGE や EGWORD などの開発元であるエルゴソフトの MacOS 8.5(日本語版)動作状況一覧のページが更新されている.

EGBRIDGE Ver.9.0 EGWORD Ver.8.0 など独立したページになって各ソフトウェアの対応状況が公開されている.

これら従来からのソフトウェアについては, Mac OS 8.5 発売当初エルゴソフトからの非対応というアナウンスから使えないという通念ができているのだが,これらのページに記されている不具合さえがまんすれば全く使えないということはない.事実,私の周囲の方はそのまま Mac OS 8.5 で使い続けている.

EGBRIDGE Ver.10 EGWORD Ver.9.0 に関しては Mac OS 8.5 の一部機能(メニューのプラチナ調,スマートスクロール,ナビゲーションサービスほか)が使えないと記されている.



● Mac OS 8.5 :ニフティマネージャ従来バージョンの非互換


上記項目と同じ方からの情報である. Mac OS 8.5上で Ver4.60 以前のニフティマネジャーを使用するとメールの表示,テキスト入力ほかで障害が発生する.この点について Nifty Serve はMac OS 8.5上でのニフティマネジャー動作についてを発表した.

最新の Ver4.70 を使用することで回避できる.CD-ROM郵送サービス(CD-ROMおよび郵送料無償)または直接ダウンロードできる.



●TIP :フロッピードライブの検証


フロッピーディスクを認識しないなどという場合に.フロッピードライブハードウェアが壊れているかどうか切り分けるためには, shift で起動してブランクディスクをフォーマットできるかどうか確かめる.これでフォーマットできない場合はハードウェアに何らかの問題がある.



Speed Doubler 8.1.2 日本語版アップデータ


Mac OS 8.5 に対応した.まだ一日しか使用していないが,今のところ,これまで問題だったコピー元およびコピー先ウインドウ内の項目が整頓されてしまう問題は起きていない.



●よもやま: Speed Doubler と Retrospect.そして CopyDoubler


皆様は Speed Doubler 8 をどのように認識されているだろうか.私は以前から Speed Doubler 8 をコピーユーティリティとして価値あるものと認識している.以前はコピーユーティリティとして CopyDoubler という製品を使用していたのだが,現在はサポートされなくなっていて Mac OS 8 から使用できないため,現在では Speed Doubler が私にとって唯一の選択肢である.

私は特にバックアップ時の差分コピーの機能を必要としている.差分コピーをご存じない方は一度体験なさるとよいのではないだろうか.( Speed Doubler ではこの機能を「高速置換」と言っている.差分コピーと同様,同期コピーも必要なものだ.)私などは OS をアップデートをするかどうか判断する際に,この機能が Speed Doubler などのユーティリティによってサポートされるかどうかということが重要な要素とみなしている. Mac OS 8.5 に Speed Doubler が対応するまで,バックアップなどコピー量が多い場合, Mac OS 8.5 のマシン上でコピーを行わず, Speed Doubler が動く Mac OS 8.1 のマシン上に Mac OS 8.5 マシンのボリュームをマウントして行っていたほどである.やっとメインマシン上で Speed Doubler の差分コピーが使えるようになったので,他のマシンも Mac OS 8.5 にアップデートできる.

差分コピーは Retrospect というバックアップ専用ソフトウェアにもある機能なので,バックアップということを考えると Speed Doubler しか選択肢がないというわけではない.しかし,他の場面でも差分コピーは必要だし, Retrospect によるバックアップシステムはそれなりの心構えと準備が必要なので Retrospect は持っているものの使わずじまいになっている.( OS 標準のファイル・シンクロナイズが使える場合はこれもそのような機能に代替できる. Retrospect 同様, Speed Doubler の SpeedCopy ほどの汎用性がないのは残念だ)

そうこうしているうちに家内が Retrospect の評判を聞いてきて使い始めた.家内は Retrospect を気に入っている様子だ. Retrospect を中心に考えたそれなりの環境を構築した場合, Retrospect はかなり有用なように端で見てて思える.私は TCP/IP 上でのネットワークリモートバックアップシステムを構築したいと思っていて思案中である.その際には Retrospect が中心となるかも知れない.

Speed Doubler が最初に登場したころには Speed Doubler の中心機能は 68k エミュレータであったと思う.また,ディスクキャッシュも優れていた.コピー機能を使用していた人もいるだろうが,私は先に書いたように CopyDoubler ユーザーであったので, Speed Doubler のコピー機能はオフにしていた.また,当時試用してみたら Speed Doubler のコピー機能( SpeedCopy :高速ファイルコピー )にはとても信頼が置けないと思えるところが山ほどあり,それも使わなかった大きい理由であった.

現在では Power PC マシンで OS とアプリケーションのネイティブ化が進み, Speed Doubler のエミュレーション機能はあまり必要とされなくなった.特に Mac OS 8.5 ではエミュレーションでマシンが速くなるという印象はない.( Mac OS 8.1 までは速くなっていた.)ディスクキャッシュについては Connectix はとうに Mac OS 8 以降放棄しているし,そうすると Speed Doubler の恩恵は SpeedCopy ということになる.私は,Connectix 社のコメントなどからも Connectix 社は今後 Speed Doubler をコピーユーティリティとして開発し続けるような印象をもっている.例えば, Mac OS 8 から使えるようになったコピースケジュール機能はその現れだろう.

私は CopyDoubler が Mac OS 8 で使えなくなってから Speed Doubler の SpeedCopy 機能を使用し始めた.それまでは正直言ってとても信頼を置くことができなかった.よく皆さん使っているなという感想を持っていた.しかし,ファイルがなくなるとかクリエータが消えてしまうとかといったとんでもない時代とは異なり,現在ではまずまず安心して用いることができていると思う.それでもまだまだマイナーバグが前のバージョンでもあったようなので,ますます信頼性を高めていってもらいたいものだ.

それだけに今さらながら最初からほとんど何も問題がなかった CopyDoubler の完成度の高さに感嘆すると共に,このまま買収先の会社が死蔵することがないように願っている.( CopyDoubler と同じ開発元の DiskDoubler がサポートされなくなって何のバージョンアップもなしに今だに Mac OS 8.5 で何の問題もなく動作するのを見るのは驚きだ.メニューもちゃんとプラチナ調だ)




[ 98/12/15]



● ATOK11 と Microsoft Word 6 の Mac OS 8.5 での問題:回避法


ある方からお教えいただいた. Mac OS 8.5 において,ATOK11 を日本語入力変換プログラムとして Microsoft Word 6 を起動するとマウスが操作を受け付けなくなる問題について, Microsoft 社はサポート技術情報として [M_WD6]OS8.5 上で ATOK11 使用時にマウスが使用できないというページを設けた.

それによると, Word 6 は Mac OS 8.5 で動作保証していないとしながらも,次のような回避法が書かれている.

回避方法

1.キーボードの command + space で入力状態を US モードに変更する.

2. "ツール" メニューの "オプション" を選択.

3. "編集" タブをクリックして選択し, "未確定入力文字列を文書に挿入モードで入力する" チェック ボックスをオフにする.

なお,これに伴い,ジャストシステムのページが更新されている.



● Norton Disk Doctor : レコードキー重複報告修復でのハードディスククラッシュ(継続)


98/12/9 項目の Norton Disk Doctor 4.0.1 がレコードキー重複という報告をし修復させるとハードディスクボリュームが認識できなくなる問題について,何人かの方から同様の障害のご確認をいただいている.

Hayashi 氏はフォーマットを余儀なくされ,フォーマット後にバックアップを戻すと同じように Norton で問題報告されるようになる.(私も同じようになった.)氏が調べたところバックアップしていたシステムファイルの何かが壊れていたようで,システムの上書きインストールでは改善されなかったが新規インストールで症状が全く出なくなった.

Hanabusa 氏は Norton に修復させて障害が発生し,ハードディスクがマウントされなくなった.氏は TechTool Pro を購入して使用したところマウントすることができた.しかし,ディスクの使用量など挙動がおかしいため重要ファイルをバックアップ後, Norton,TechTool Pro, Disk First Aid を繰り返し何度も使用したところ,最後にはどのツールでもエラーが出なくなった.

さて,私の場合だが,エラーの報告は無視しても気になるものだし, Disk Doctor が事実上使えなくなるのは残念なので,原因が分かるかどうかまた試してみた. Hayashi 氏の場合のようなファイルに問題がないか,ハードディスクボリューム第1階層のフォルダをひとつづづ消去しながらいちいち Disk Doctor をかけて検証していったのだが,不可視ファイルを含め,全てのファイル,フォルダを削除してもエラーを報告し続けた.

そのため,三度目となるのだが,(前回報告時に確認のため二度繰り返した) Norton による修復をさせたところ,またもディスクボリュームはマウントできなくなった. Hanabusa 氏が御指摘のように TechTool Pro 2 を使用すると,ボリューム自体はマウントされるようになるまで修復されるのであるが,ボリュームの内容は回復不能でめちゃくちゃの状態になっている.

三たびそのボリュームを初期化し直し,バックアップファイルをフォルダ単位で一つ戻しては Norton をかけるという作業を繰り返した.その結果,今回は異常が発生しないまま最後まで終わってしまった.

ということで,現在は何も問題はなくなってしまい,原因は不明となった.ただ,今回は前二回と異なる操作を行っている.それはファイルを戻しながらの Norton の診断時に出るカタログ B ツリーのディスク領域浪費報告について,これまでは無視していたのを修復させながら作業を行ったのである.浪費報告とレコードキー重複報告に何らかの関連性があるのだろうか.

参照:
98/11/15 項目「 Norton Disk Doctor 4.01: Mac OS 8.1 での HFS + ディスクエラー報告」



● Mac OS 8.5 :デスクトップへのボリュームマウント順と変更法


Apple Tech Info Library に Mac OS 8.5 からのデスクトップのハードディスクなどのマウント順の解説と AppleScript による変更法が公開された.以下で紹介する AppleScript には追加の Script も掲載されていて,それにより,マウント順をたびたび変更するユーザに対応している.追加の Script 等詳しい情報はオリジナルページを参照願いたい.なお,マウント順の変更については同様の機能を持つ RestorePosition Ver1.0b1 が公開中である.

TIL: 30871 : Mac OS 8.5: Disk Positioning on Desktop after Startup

Mac OS 8.5 のデスクトップのパーティション表示順序

1.起動パーティション
2.非リムーバブルパーティション
3.リムーバブルパーティション(Zip, CD-ROM ほか)
4.マウントされたサーバ

起動パーティション以外はそれらのグループ内で各パーティションでの使用量順に表示される.従って,使用量の変化によっては順序が変わることがある.

マウント順は次の Apple Script を用いることで変更できる.(起動項目フォルダに入れておく)

--Begin AppleScript
property DiskNames : {}
property DiskLocations : {}

if DiskNames is {} then -- first time, initialize
--capture current values to persistent property variables
tell application "Finder"
set DiskNames to the name of every disk of the desktop
set DiskLocations to the position of every disk of the desktop
end tell
else
--set positions from retained values
repeat with i from 1 to number of DiskNames
set DiskName to item i of DiskNames
tell application "Finder"
if disk DiskName of desktop exists then --present now?
set the position of disk DiskName of desktop to item i of DiskLocations
end if
end tell
end repeat
end if
--End AppleScript



●よもやま(その二): Sherlock 索引


98/12/13 項目「よもやま(その一): HFS + でのパーティション」の続きである.

Sherlock 専用パーティションをようやく作成することができた.ここ数日は Sherlock 索引の作成にマシンの能力がほとんど割り当てられていた.以前にも,「よもやま」として記載した Sherlock だが,その後,日本語トークナイザの機能制限から,数字(日付なども)および 2 文字以下の英単語は調べられないことやスラッシュやピリオドがある場合は別の単語として扱われることが明らかになった.

参照:
98/11/9 項目「よもやま: Sherlock の内容検索ほか」
98/11/30 項目「 Engineer DIRECT」の日本語トークナイザの項

「索引不十分」

私がこれまで使用して気づいた点が他にも出てきた.

・索引化されないテキストデータがある?
・索引作成は一回では不十分ではないか?

最初から不審に思っていたのだが,ある種のテキストデータが索引化されていないのか,検索でヒットしないのである.例えば,私が作成して公開しているこれらページの HTML ファイルがほとんどヒットしない.私はこれらページを Jedit で作成,保存しているのであるが, Jedit 書類が索引化されないわけでもないようであるし, HTML 書類が索引化されないわけでもないので,原因がよく分からない.

ひょっとしてとも思う点は, Sherlock にそれらのファイルが索引化されないわけではなく,内容検索でのヒットが 100 項目までという上限があるためかもしれない.

(対象ファイルが絞られている場合は Jedit のマルチファイル検索の方が便利なので,もともと私は Sherlock を私のページのファイルの検索に使用していないのであるが)

Adobe Acrobat の PDF 書類は索引化されない. Apple が PCF の形で多くの技術資料を公開していることからも,以前書いた HTML ファイルがタグを索引化してしまう点と並んで改善を望みたい. Microsoft Word 書類などバイナリファイルの索引化も将来の課題だろう.

また,作成された索引は一回作成しただけでは不十分ではないのだろうか.というのは,一回目に作成した索引の容量が少ないのではないかと思って,更新をすると倍近くの容量になったからである.このことが分かった結果,私は一回目の作成が終了してもそのまま続けて 2 度索引の更新をしなければ気が済まなくなった.

「索引のバックアップ」

索引データは簡単にバックアップすることができない.バックアップするためにはボリュームをディスクイメージとして保存しなければならないだろう.試みに不可視ファイルを可視化してバックアップして,それを初期化したディスクに戻して不可視にしたところ,索引が壊れているといわれて使えなかった.

場合によっては作成するためにコンピュータの処理能力のほとんどを何日もそのために振り向けなければならないようなものを通常の方法でバックアップできないというのは改善されるべきではなかろうか.

「索引から除外するファイル指定」

このことは検索フォルダを開くと誰でも分かることだと思って項目にしてこなかったのだが,案外知られていないようだ.

索引化を除外するファイルは機能拡張フォルダの "検索" フォルダにある "StopExts" と "StopTypes" というファイルによってそれぞれ拡張子とファイルタイプが指定されている.これらのファイルはエディタで開くことができるので,追加したいファイルの種類がある場合,ファイルタイプなどをこれらに追加し,クリエータを変更しないようにして保存すればよい.

私は Sherlock がどうも和文 ATM のファイルを索引化している可能性があるように思えたので "ATMJ" と,先の "StopTypes" ファイルに記載のない "mlts" のファイルタイプ( CCL ファイル)を付け加えている.

「その他」

・索引作成中の状態を見るには,プログレスバー以外に方法がある. Sherlock の「ボリュームの索引作成」ウインドウをいったん閉じて,再び「ボリュームの索引作成」を表示させると,索引の最新のデータ容量と保存日時を知るができる.

・索引作成を中断してもう一度行うと更新となり最初から走査し直すため,索引を作成し始めたら索引作成終了までコンピュータは点けっぱなしにする.スリープは支障がない.

・索引作成中はできるだけマシンでの他の作業を避ける.私の場合,索引作成中に同時に何かの作業をしていると,バックグラウンドで Eudora Pro のサーバへのアクセスがあったときや,ファイル共有が動作するときに何度かフリーズした.その度に最初から索引を更新し直さなければならなくなった.

索引作成にはコンピュータの能力の多くが要求される.初期設定で索引作成を速く設定している場合,そのコンピュータでの作業には支障が出る.かといって,索引作成を遅くしているといつまでたっても索引はできない.

・索引作成中にフリーズなどで再起動すると, OS の使用メモリが増大したままとなる. RAM ディスク等に索引作成して正常に索引作成を終了させることでメモリを正常に戻すことができる.
(参照: 98/12/3 項目「 Mac OS 8.5 でのメモリ増大: Sherlock/日本語解析エンジンとの関連?」)




[ 98/12/13]



● Drive Setup 1.6.2 : Apple TIL の文書 3 種


Tech Info Library でいくつか Drive Setup 1.6.2 に関する文書が公開されている.ドライバ以外でアプリケーションに変更があったということ以外,特に必要な点が明らかにされていず. Drive Setup 1.6.2 が何をするのか具体的には何も書かれていない.アップデートについては Mac OS 8.5 インストール後アップデートすべきだと書かれているのだが,これは Drive Setup (ドライブ設定)1.6 ユーザはアップデートすべきであるということであって, Mac OS 8.5 ユーザはとか Drive Setup 1.6.1 ユーザはとかとは書かれていない.しかしながら,TIL 30870 は読みようによってはドライババージョンは変わらないけれどインストールすべきだとも解釈できる.

では,どうすればいのだろうか.ハードディスク損傷問題について修正したという Drive Setup であるのだから,ドライババージョンが変わらなくてもインストールしてよいと私には思える.たとえドライババージョンが変わらなくてもドライバ更新を実行することによって何の害もないはずだ.ドライバ更新を実行することでドライバを書き換える以外の何らかの変更を行っているのではなかろうか.そして,それが, Read Me の「パッチ」の意味なのではなかろうか.

( MacInTouch 12/11 は, TIL の記述は矛盾するとし,ドライバパーティションではなく, Apple パーティションを変更するのではないかと書いている)

「 TIL の内容」

TIL: 30867 : Drive Setup 1.6.2: Mac OS 8.5 Downgrades my Hard Disk Driver

これは Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新をしても,後で Mac OS 8.5 システム CD から何かをインストールすると CD-ROM の古いバージョンのドライバが上書きされ元に戻ってしまうという内容.

このような場合は事前に CD からインストールする際にドライバ更新しない設定とする.もし,ダウングレードされた場合にはもう一度 Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新すればよい.

なお, Drive Setup 1.6.1 および,1.6.2 でインストールされるドライババージョンは次の通り

ATA v3.14
SCSI v8.1.1 (TIL では 8.1.0 だが誤りであろう)

TIL: 30868 Mac OS 8.5.1 Update: What Do I Do With Drive Setup 1.6.2?
TIL: 30870 Drive Setup 1.6.2: Hard Disk Drivers Not Updated from 1.6.1

Drive Setup 1.6.2 は 1.6.1 と比較して,インストールするドライバは変化していないが,アプリケーション自体に変更があった.

Mac OS 8.5 のユーザは Drive Setup 1.6.2 があれば,より古いバージョンの Drive Setup は必要ない. Mac OS 8.5 インストール後,1.6.2 でドライバ更新すべきであると書いてあるほかに目新しいことは見つからない.



● Web 共有にセキュリティホール?


龍谷大ミラーをご提供いただいている小島氏から BUGTRAQ ML に Mac OS の Web 共有にセキュリティホールがあり,使用不能攻撃を受けるという記事が投稿されたとお知らせいただいた.内容についてはまだ未確認である.



● PowerBook G3 Series/G3/3400/1400: M4895 電源アダブタの互換


M4895 電源アダブタは PowerBook G3 Series/G3/3400/1400 で共用できる.



● PowerBook G3 に 3400,5300,190 バッテリ使用可能


PowerBook G3 ( PowerBook G3 Series ではない) には PowerBook 3400 用 M5139 と PowerBook 5300 および PowerBook 190 用 M3254 を使用することが可能である.(持続時間は M4895 に比べて短い)



● PowerBook G3 Series : 250/13 モニタケーブルの問題(日本の状況)


PowerBook G3 Series 13 インチモデルのモニタケーブルに問題があり,モニタに線などが現れることについては何度も本ページでお伝えした通りである.特に, 98/11/17 項目で米国 Apple では障害を確認したとお伝えした.

米国 Apple ではユーザからの苦情があった場合,ケーブルを対策されたものに交換しているようであるが,日本の状況について佐保氏からお知らせいただいている.

佐保氏は何度も販売店で交換,修理を繰り返したのだが,ケーブル以外の交換,修理であったためその度に障害が再発した.その間,アップル,サービスプロバイダとも直接連絡をとったが,「その様な不具合の発症例は確認していない」「症状は確認されなかった」「お客様固有の現象」との回答を繰り返したそうである.

左保氏は,最後に私のページの記載を根拠に問い合わせたところ,アップルから最終的に「技術に確認したところ,モニタケーブルの断線で同様の不具合が発生する.対策したケーブルと交換する事で再発しないことを確認している」と回答があったそうである.

PowerBook モニタ表示の障害は,修理に出すと通常だとモニタの交換になることが多い.ところが,私のサイトで繰り返してお伝えしているようにこの機種に限らず,ケーブルの断線,接触不良等が原因の場合が多い.( 98/9/2 項目「 PowerBook 液晶モニタのトラブル」など)

保証が切れているなどの場合,ケーブルとモニタとでは交換費用が相当異なる.機種にもよるかもしれないが,ケーブルのみの交換は可能である.(もちろん,本件の場合は製品自体の不良であるので無償交換であるべきだが)

PowerBook G3 Series で比較的多いトラブルとしてはスリープ中にメインバッテリに充電されるにも関わらず,通常の駆動中に充電されないというトラブルがある.これは本体内部のバッテリ接点のシールドの問題である.シールドを棒状の絶縁物で動かせば直るそうであるが,ショートさせるとマザーボードの交換になるのでサービスプロバイダに持ち込んだ方がよい.この問題もアップルからは正式な発表がなされていず,私のページが報告したものである.

参考:
98/7/21 項目「 PowerBook :バッテリ充電での問題」


追記:
西山氏は日本で購入した PowerBook G3 Series 250/13 を米国で使用している.縦線が出てからついにはモニタは真っ白になる障害が出,私のページの記述から初期不良と考えられたため Apple 取り扱い販売店に持ち込んだところ,当初は国外からの持ち込みを認めなかったが,直接 Apple 社に西山氏が連絡を取り,その販売店で受け付けられ無償修理となった.販売店では液晶モニタの交換になるだろうと言っていたが,実際はモニタと接続ケーブルの交換となった.

これらの例からすると,日本でも米国でも接続ケーブルの不良に関して販売店等には知らされていないようである.



ATI Driver Update 1.4.7 :スリープ後の描画障害の改善


PowerBook G3 Series でのミラーリング時の解像度変更を可能にする.また, Read Me には記されていないようだが,スリープ後の画面描画スローダウンの問題を修正する.

PowerBook G3 Series 14 インチスクリーンモデルではこれまでの 1024x768 の解像度に加えて, 640x480 と 800x600 の解像度をミラーリング時に用いることができる.また,12 インチモデルでは 800x600 に加えて, 640x480 の解像度に変更できるようになる.

Apple ではモニタのミラーリングを PowerBook G3 Series から Simulscan (サイマルスキャン)と呼ぶようになっている.



● G3 マシン: EPSON GT-9000 TWAIN 入力でフリーズ


fj.sys.mac に投稿があり, G3 マシンまたは G3 アップグレードカード使用マシンで EPSON GT-9000 を TWAIN により Photoshop から入力するとフリーズする. Epson に問い合わせた結果,最新の EPSON TWAIN 2.62 などで問題が発生するようで, 2.53 が送付された.2.05 など古いバージョンにすることで回避することができる.



● Mac OS 8.5 : CANVAS 5 のプルダウンメニュー


白水氏からお知らせいただいた.Mac OS 8.5 で CANVAS 5 を使用するとプルダウンメニューの表示が乱れることがある.回避法はアピアランスのコントロールパネルでフォントのスムージングをオフにする.



●ワードパーフェクト3.1J で RTF ファイルが開けない


藤原氏からお知らせいただいた.

WordPerfect 3.1J や Microsoft Word 98 で作成した RTF ファイルが, WordPerfect で RTF コンバートできず開くことができない. WordPerfect 3.1J で作成した RTF ファイルは,以前は WordPerfect のアイコン表示だったが,今現在は Word のアイコンになっているそうである.

アイコン表示の問題は Microsoft Office 98 インストールによりデスクトップデータベースが変更されたためではなかろうか.また, Mac OS 8.5 アップデート時に File Exchange 関連で設定変更がされた可能性も考えられる.



●よもやま(その一): HFS + でのパーティション


前回更新時の冒頭に書いたようにハードディスククラッシュのため,ハードディスクを初期化した. Mac OS 8.5 になってから Sherlock の内容検索を有効に使うためにボリュームを分割することを考えていたので Drive Setup 1.6.2 も出たし,いい機会なのでそれまでの単一パーティションから Sherlock 専用ボリュームを作成するために複数ボリュームとした.

私は Mac OS 8.1 から可能になった HFS + フォーマットを試す意味もあって, 4GB ハードディスクを単一パーティションとしていた. HFS + に関しては半年ほど使用した結果,有効だと思えたし,問題もあまり感じなかった.現在 1GB 以上のハードディスクは 68k マシンに内蔵するものやそれらで起動ディスクとなる可能性のあるもの以外は全て HFS + にしている.また, 640MB MO も全て HFS + としている.しかし,パーティションについては, HFS + と関連しない別の側面があることを意識するようになった.

「 HFS + について」

HFS +( Mac OS 拡張フォーマット)が可能になった当初は色々と解決されない問題があった.私が特に躊躇したのは,以下の理由である.

1.ハードディスクユーティリティの未対応

当初は対応するユーティリティが Disk First Aid だけだった.診断修復に関して市販ユーティリティが未対応であることを不安視する向きもあったが,私はオプティマイズするユーティリティがないことが一番の問題であった.いつもここで書くように,ハードディスク修復ユーティリティはバックアップがあれば必要ないものなのだ.しかし,オプティマイズをバックアップをとってから戻すというやり方は容量の大きいディスクでは労力と時間が大変で,ユーティリティなしで行うのはつらい.

2.一部サードパーティ製フォーマッタの未対応または対応アナウンス未確認

3.プライマリスクリプトと起動ディスクの問題

Roman スクリプトとJapanase スクリプトの切り替えで特に英語システムからの起動時にデータ破壊が起きることがあり,当時,起動 CD-ROM が存在せず,英語システムのフロッピーからの緊急時起動しかできないため,大変問題となった.

このうち,一番問題だったプライマリスクリプトと起動ディスクの問題が鷲見氏からの投稿により私のページで原因と対処法が解明された.また,それにより日本語 Mac OS 8.1 対応起動フロッピーを作成することができるようになった.
98/6/27 項目「プライマリスクリプト問題解明: Text Encoding Converter 1.3 DT の限定機能」および,「 Mac OS 8.1 HFS + 日本語表示対応 PPC 起動フロッピーの作成」.起動フロッピーの作成法は「 Power Macintosh 用起動フロッピーディスクの作成」に転載した.

この時点で私はメインマシンのハードディスクを HFS + にすることにし,現在まで問題なく運用できているため, Speed Disk が HFS + に対応したのを機にほとんどのディスクを HFS + に移行することにしたのである.

現在ではハードディスクユーティリティとフォーマッタはほとんどの製品が HFS + に対応している.また,起動に関しては CD-ROM で問題ない. HFS + が問題となるのは次の場合だけである.

68k Macintosh で起動ディスクにできない.

HFS + は発表前にディスクアクセスが遅くなるのではないかと思われたのであるが,実際使ってみるとほとんど無視できるものであった. HFS + と HFS の違いなど基本的な事柄については初心者のためのコンピュータ設置の方法と注意-ハードディスクの初期化とパーティションの「アロケーションブロックサイズ」「HFS と HFS + 」の項を参照願いたい.(そこの記載は少々古くなっている.現在では学生にも HFS + でフォーマットさせている)

「 HFS + のパーティション」

パーティション作成は HFS で大きい容量のハードディスクを使用する場合ハードディスクを効率的に使用するために常識的なことであった.私も細かくパーティションしていた.ただ,それはハードディスク容量の効率を考えただけではなく,インターネット関連の専用ボリュームを作成することにより,キャッシュファイルアクセスの高速化とディスク断片化をハードディスク全体に及ぼしにくくするという効果も狙ったものであった.(キャッシュファイル等は RAMディスクに置いた方がよい)

HFS + になって,パーティションによるハードディスク容量の効率的な使用というメリットはあまりなくなった.パーティションはクラッシュ時のデータ復旧を考えると好ましくないこともあり,試験的にハードディスクを単一パーティションで使用してきたのである.

パーティションはしない方がいいという考えを私がはじめて知ったのは Drive 7のマニュアルによってである.そこには理由が書かれていなかったが,専門家の意見としてパーティションはしない方がいいとされていたのだ.また,私は Apple の技術文書にパーティションはしない方がいいと書かれているのを知っている.それにも理由は記されていなかった.

長い間,その理由を知らないままだったのだが,私はあるとき専門家とメールをやりとりしていた際に,パーティションされたハードディスクはデータ復旧が難しいと教えていただいた.どうもこれが理由らしい.また,パーティションしている方が事故が多いようなのだ.(実際そうだ)

そんなわけでこれが試験的にハードディスクを単一パーティションで使用してきた理由であった.しかし,半年と少し使ってみたが,いくつか使い勝手に関してデメリットも感じるようになってきた.

単一パーティションで困ったこと

1. Sherlock 索引

単一パーティションで Sherlock の内容検索を使用すると,明らかに関係ないデータまで拾ってしまうのと,索引の作成,更新に必要以上の時間がかかってしまう.これが今回パーティションをした理由のほとんど全てである.しかし,他にも理由が全くないわけではない.

2.断片化解消

私のマシンは 2400 なので CD-ROM ドライブがない.また, SCSI 機器を接続するのは PowerBook の利便性からいってあまりしたくない.そうすると単一パーティションで起動ボリュームを変更するためには工夫がいる.私はフロッピーディスクまた 16MB あるいは 8MB スマートメディアに Mac OS 8.1 のシステムを作ってそこから起動している.

ところが, Norton Utilities の Speed Disk を HFS + ハードディスクに用いようとしたところ,そのシステムでは作動してくれないのである.動作するようにシステムにリソースを追加するのはできないことではなかろうが今は少し忙しい時期だ.仕方がないので SCSI ディスクモードで他マシンに PowerBook を接続して行っている.

これがパーティションすることで簡単になる.ディスクの診断等でも同じである. HFS だと以前の Speed Disk のバージョンで問題ないのだが, HFS + だと以前のバージョンは使えないためにそうはいかない.

3.速度

単一パーティションはどうも遅いのではないかと感じてしまう.

というわけで, Sherlock のことさえなければ単一パーティションのまま使っていったと思うのだが,とにかく, Sherlock で索引化してもらいたいテキストデータ中心のボリュームを作成したかった.また,私は Mac OS 8.1 になってからメモリ上限の低い 2400 でやむを得ず仮想記憶を用いているのであるが,仮想記憶専用ボリュームを作成することで速度面に効果があるものかどうかも試してみたかった.

HFS + になって,アロケーションブロックサイズのことはほとんど考えなくて良くなった. HFS + のパーティションで考えるべきことは次のような点である.

1.一時書き込みディスク

Photoshop など仮想記憶を用いるアプリケーションにはアプリケーションの書き込む一時ファイルが断片化しないように専用のボリュームを設けた方がよい.このボリュームには他のファイルを書き込まないようにする.また,このボリュームは HFS にする.パーティションで対応する場合,できればアクセスが最小になるようなディスクの最適な位置を割り当てたい.一部サードパーティ製フォーマッタはこれが指定できる.

2. Sherlock 用パーティション

Sherlock の内容検索が不可欠の使用形態の場合,専用のパーティションを作成することで Sherlock をより有効に使用できる.

3.ディスクアクセスの高速化

ハードディスクをパーティションすることによってディスクアクセスを効率化でき,より速くデータを読み書きできる.ハードディスクの性能が上がって以前ほどではなくなったものの,この点は無視できない.

4.断片化の対応

ディスクアクセスの効率化と関連するが,断片化しやすいデータを特定パーティションに集中させることで,オプティマイズも短時間に行えるようになる.

5.起動ボリュームの切り替え

システムを複数切り替えて使用したり,メンテナンスを行う場合,複数パーティションは有利である.

Netscape などのキャッシュファイル専用パーティションはビギナーには有用であるかも知れないが,ある程度の経験者であれば, RAM ディスクを使用すればよりよい. RAM ディスクを使用できる場合はハードディスクのキャッシュ専用パーティションは不要であろう.

今回私が PowerBook 2400 の 4GB ハードディスクに施したパーティションは次の通り.

システム用仮想記憶専用ボリューム= 約 100 MB / HFS
システム,アプリケーション用ボリューム= 2.8 GB / HFS +
Sherlock 用データボリューム= 1 GB / HFS +

私はグラフィックには別マシンを使用するので,このマシンに Photoshop 用仮想記憶パーティションは必要ない. Macintosh の仮想記憶をどうするかはよく分からないのだが,これも独立したパーティションを割り当ててみた.これを自己満足というのだろう.開いたりするボリュームではないのでデスクトップが乱雑にならないよう不可視に設定する.メンテナンスボリュームとしては Sherlock 用ボリュームに最小限のシステムを入れておくことで対応した.

さて,このようにした結果であるが,まだ結論は出せないのだが,予想以上にアクセス速度が上がった.体感でしかないのだが,私には明らかに速くなったように感じられた.体感する程度の違いというのは相当の違いがあるということである.

これがパーティションのせいなのか,仮想記憶専用ディスクのせいなのかは判断がつかないにしても, Sherlock が理由で行ったパーティションであるが,実際には速度向上のメリットがかなりあることを再認識した.

(「その二」 Sherlock 編は次回にします)




[ 98/12/11]



Mac OS 8.5.1 を日本語版 Mac OS 8.5 にインストールした例が報告されているのだが,日本語版アップデータが公開されたときに日本語版アップデータが正常に機能するかどうか保証はないので,自己の責任において行っていただきたい.私はいつも言っているようにリソースが異なる可能性のある場合,とてもできない.今回はSystem スーツケースのリソースを書き換える.

前回更新時の Norton Disk Doctor レコードキー重複修復による障害報告に関して何人かの方から情報をいただいている.項目ではドライブ設定1.6.2 と関係があるかのように読みとれるかも知れないが,これは関係ないことが分かった.ファイルと関係があると思うのだが,追って項目にしたい.

その項目のように私のメインマシンがクラッシュした.通常のデータはバックアップがあるので何の問題もなく,これら項目で書きかけのものもそのまま再現できたのだが, Sherlock の索引を作り直さなければならない.これがまたとてつもなく時間がかかる.そのため,本ページの更新に支障が出ている.申し訳ないが, Sherlock 索引作成までは本ページ更新にあまり時間をかけられない.



● Mac OS 8.5.1 : Sherlock プロキシサーバ対応は不完全

Mac OS 8.5.1 で改善された Sherlock インターネット検索であるが, SOCKS など未対応のプロキシサーバがあり,依然インターネット検索ができない場合があるようだ. Apple では次期バージョンで対応する予定.



● Mac OS 8.5 : Chinese Language kit の問題

Mac OS 8.5 で Traditional または Simpified Chinese Language kit をインストールした場合,文字入力等で問題が発生する. Apple も障害が起きることを確認した.



● Mac OS 8.5 :フォントアップデータとフォント名の字数

和嶋氏からお知らせいただいた. Mac OS 8.5 で長い名前の和文フォントをアップデートしようとすると -37 のエラーになり続行できないらしい.

例えば,‘DF平成丸ゴシック体 W4’というフォントの場合,そのフォントのあるディスクの第一階層に‘オリジナル DF平成丸ゴシック体W4’というフォルダを作り自動的にバックアップをとる(フォント自体と丸漢ファイル)のですが,その‘オリジナル DF平成丸ゴシック体W4’というファイル名が長いためにどうやらフォルダを作ることができずエラーになるというものです.

和嶋氏によれば,フォント名を短くすると回避できるようで,例の場合‘DF平成丸ゴ体W4’という名前に変えてみたところアップデートされたそうである.

追記:
山崎氏からエヌフォーメディア研究所のエヌフォー外字キット DX に含まれるエヌフォー外字 ゴシック M でも同様の障害が発生し,フォント名を短い名前に変更することで改善されるそうである.また,同社のページでもこの症状は記載されているが,原因究明中となっている.



● Mac OS 8.5 :マルチモニタでのデスクトップ配置の仕様変更

Go Kimura 氏からお知らせいただいた. Mac OS 8.5 になって,それまでの Mac OS 8.1 からマルチモニタに関して仕様変更がある.以下大変興味深いので引用する.氏も御指摘なのだが, Mac OS 8.5 のデスクトップのボリュームマウント順の変更に関連しているように思える.

私は仕事柄3台のモニタを接続して使っておりますが,Macintosh はそれぞれの配置を終了時に初期設定ファイルに記憶し,起動時に引き戻します.そして Finder のスタート時にメインモニタに対する相対位置でアイコンやフォルダ,各種ウインドウを再配置します.(と私は理解しています)

ところが,この「アイコンや各種ウインドウの再配置」が 8.1 までと異なり,再現性に問題が出てきました.通常に,起動・終了・再起動をしている分には元通り再現されるのですが

1. デスクトップをグリッドに沿う設定にしている場合で
2. 手動ないしユーティリティ等でアイコン類を再配置した場合に
3. 再起動時に各モニタの配置が正確に再現されない.

のです.
各モニタの位置は,あたかもモニタ自身が「グリッドに沿う」かのように,メインモニタに対して上下・あるいは左右に「一定のずれ」を生じます.(「モニタ&サウンド」コントロールパネルを開けても,そのように変更されている)その結果,「アイコンや各種ウインドウ類」はモニタからはみ出す,あるいは強制的にメインモニタに引き戻し配置される,などの弊害が出ます.

つまり, 8.1までのマルチモニタ時環境下では

・「デスクトップ配置」が優先し,それに応じて「アイコンや各種ウインドウ」を配置する

という理に叶った仕様だったのが,Mac OS 8.5 では逆に

・「アイコン等の記憶された位置」を納めるべくモニタ位置を調整し直した「デスクトップ配置」が行われ
・その新しいモニタ配置に,(0.0)からの相対位置で前回終了時のアイコンやウインドウ類を再配置しようとする

ようなのです.この現象は 2. で述べたようなアイコン類の再配置を行わない限り(Finderに任せたままなら)発生しません.

(中略)

この現象は,Mac OS 8.5 からモニタ関連の初期設定が増えた事と,例のマウントデバイス表示順が変わった事に関連深いように思えます.

氏はデバイスの表示順を変更するスクリプトを組んで「起動項目」に入れていたため,この現象にすぐ気が付いたそうである.なお,この件に関して,アップルに問い合わせたところ,アップルジャパンでは「そのような現象は報告されていない」との事だったそうである.



● Mac OS 8.5 :ウインドウのプリントでアイコンがプリントされない

TIL: 30859 : Mac OS 8.5: Print Window and Icons may get clipped

Mac OS 8.5 で LaserWriter と Color StyleWriter 2500 から Finder のファイルメニューの "ウインドウのプリント... " からプリントした場合,アイコンが全くか一部プリンとされないことが起きる場合があるようだ.(私が試したときには正常にプリントされた)

そのような場合,ウインドウの整頓( Finder の "表示" メニューから "整頓する" )を行うか,リスト表示,アイコンの大きさを変える等すれば直ることがあるようだ.



● G3 マシン: IBM DTTA351680 大容量ハードディスクのマウント

高橋氏からお知らせいただいた.氏が IBM DTTA351680(16.8GB・5400rpm・Ultra-ATA)を G3 Rev.1 マシンで内蔵ハードディスクに交換したら,起動時に回転しアクセス音がジジジとするのだが認識されない.初期化しようとしてもドライブ設定および B'sCrew で認識されない.

氏が調査したところ, G3 Rev.2 では認識するものの,使用中にフリーズする等のトラブルが発生することがあるとのことであり,結局返品となった.(UMAX C500 では使用できる例もあったそうだ)



●赤外線ポート対応デスクトッププリンタの作成法

TIL: 30861 : PowerBook: Printing to an IrDA Printer

Apple Tech Info Library に PowerBook の赤外線ポートから IrDA 対応プリンタに接続する際, PowerBook で Desktop Printer Utilityを用いてデスクトッププリンタを作成する方法が公表された.画像で分かりやすく説明されている.



● Power Manager リセットユーティリティ

森田氏から "ResetPwrMgr1.0" ( Randall Voth 氏)という PowerBook での Power Manager をリセットするユーティリティをご紹介いただいた.

このフリーウェアはソフトウェアでリセットを行うものである. DUO の Power Manager のリセット用に開発されたものとキュメントに記載されているが,氏の PB550c でも動作する.機種によって可能なようであるが,どの機種で動作するかは分からない.興味のある方はお試しいただきたいが, PowerBook の Power Manager のリセットは慎重に行わないと結構困ったことになるかも知れないので,準備万端の上でお試しいただきたい.



[その他]
日本語版 Tech Info Library





[ 98/12/9]



● Mac OS 8.5.1 Update

Apple から Mac OS 8.5.1 Update が公開された.これは Mac OS 8.5 のバグ修正を主な目的としたもので,すでに本ページで既報したとおりである.

このアップデートは US 版 Mac OS 8.5 にあてられるものであり,日本語版にアップデート可能とは考えられない.しかし, Drive Setup 1.6.2 に関しては各国語版対応は言語表記だけの問題だと思われるので,使用することができる.後述するように,これ以前の1.6/1.6.1 は稀であるにしても深刻な問題を起こす可能性があるので,新たに Mac OS 8.5 をインストールしようという場合には 1.6.2 を使用したほうがよいだろう.

以下に Mac OS 8.5.1 の説明が出ているので,かいつまんで紹介する.

TIL: 26165 : About Mac OS 8.5.1 Update

顧客と開発者から,ドライブ設定でデータ喪失,損傷が起きることを報告され,改善するためにアップデートを提供した.

Mac OS 8.5.1 Update は AppleScript のメモリリーク,ファイルシステムのメモリ問題, Mac OS 拡張フォーマット損傷問題,多くのサードパーティ ADB 機器の使用, Sherlock でのインターネットプロキシファイアウォールから出られない問題を修正する.

また, Sherlock プラグインを多く含んでいる. Mac OS 8.5 を使用している場合はこのアップデートを推奨する.このアップデートは Mac OS 8.5 は北米 Mac OS 8.5 英語バージョンが必要

「Drive Setup 1.6.2」

これまでの Drive Setup のバージョンは,対象ドライブが望ましくないパーティションであった場合, Mac OS 標準フォーマット (HFS) の小領域に上書きしてしまった.そのため,稀ではあるが,ディスク診断修復ユーティリティがブロック 0 に問題報告するか,ドライブがデスクトップに現れなくなることが起きた.

これまでの Drive Setup で初期化されたかドライバ更新されたボリュームには必ずしもハードディスクにパッチがインストールされるとは限らない.これらのパッチは全てのディスクにインストールされる.
(私にはこの部分が何のことかよく分からない)

「AppleScriptメモリリーク」

ある状況で AppleScript を実行すると AppleScript 1.3.2 はメモリーリーク(使用メモリを終了後も解放しない)を起こした.

「非同期ファイル I/0」

HFS + または HFS ボリュームに大量の非同期書き込みをするとメモリエラーが生じ,再起動が必要となった.ファイルメーカー Pro 3.0 およびそれ以降, 2.0 およびそれ以降を使用しているユーザは大量のレコードのあるデータベースでこの問題を経験するかも知れない.

「サードパーティADB 」

Mac OS 8.5 による変更のため,多くのサードパーティドングルとジョイスティックが使えなくなった.

「 OpenTransport 2.0.2 」

Open Transport のバグのため,稀に Mac OS 8.5 CD からの起動に問題が起きた.

「 Sherlock プロキシ制限」

省略

ローカライズバージョンは今月後半に公表されるだろう.

追記:
Drive Setup の説明でのパッチ云々が何を意味しているのかに関して,淡路氏からもご教示いただいているが,パッチというのはドライバ更新時にドライバを更新する以外に何らかのパッチが当てられるということであろうか.次項目のように Drive Setup 1.6.2 でインストールされるドライババージョンは ATA v.3.14 であり,ドライブ設定 1.6.1 と同じである.米国 Apple ではサポートがこれまでのバージョンを使用しているユーザーにドライバ更新を行うように勧めているそうだ.だとすれば,バージョンが同じドライバなのでドライバの書き換え以外に何かを行っているということになるかも知れない.



● Drive Setup 1.6.2 での Norton Disk Doctor エラー報告の改善

三枝氏からお知らせいただいた. Mac OS 8.5 のドライブ設定 1.6/1.6.1 でドライバ更新したハードディスクにNorton Disk Doctor が次のような障害報告をしていた.それが, Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新したところ障害報告をしなくなったそうである.

パーティションマップ検査

ドライバ記述子マップ で重度のエラーが見つかりました。
ドライバ数が無効です。(3,1,4)

Disk Doctor に修復させると,解決したと報告するが,再度検査すると同様の障害報告がある.実際には使用に支障は出ていなかったそうである.
(PB1400/133.日立 4G ハードディスクを 4 パーティション)

Norton Disk Doctor 4.0.1 のこの報告については,他の方からもお知らせいただいていたのであるが,私の手近の Macintosh ではパーティションされている,いないに関わらず,出なかったため,項目としていなかった. Drive Setup 1.6.2 でインストールされるドライババージョンは ATA v.3.14 であり,ドライブ設定 1.6.1 と同じである.ドライバ更新が他の部分でも何らかの変更をしているのであろうか.



● Norton Disk Doctor : レコードキー重複報告修復でのハードディスククラッシュ

私に起こったことである. Norton Disk Doctor 4.0.1 日本語版を Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新したハードディスクにかけたところ,次のエラーが検出された.

カタログツリー検査
カタログ B ツリー 中のリーフレコード で重度のエラーが見つかりました。
ノード xxxx、レコード x レコードキーが重複しています。

そのまま修復させないでスキップすると, Norton は終了した. Disk First Aid では問題が発見されない.

通常なら気にしないで放置しておくところであるが,上記項目を書いていた途中であったので,確認のため,再度 Disk Doctor をかけ,今度は修復させてみた.すると Disk First Aid で問題が報告されるようになった.もう一度 Disk Doctor に診断させると,以前に捨てた存在しないファイルについて問題報告をするようになり,これはまずいと思い直ちに修復を中止した.ついにはハードディスクは数時間後に認識されなくなり,重大な事態に至った.

ハードディスクは初期化する以外に方法がなくなった.ハードディスクを初期化して,その直後に Disk Doctor に診断させると何も問題はないという.バックアップデータを戻して診断させると,同じ問題を報告する.(二度と修復させないが)

私はバックアップがあるので時間のロスだけで済んだが,同じような状況でデータを失うことになる方もいるかもしれない.



● PowerBook 2400 用 NUpower G3 でのトラブル

PowerBook 2400 にユーザが熱伝導素材をロジックボードに貼付している場合や本体を圧迫した場合, NUpower G3 カードが一部フレームに接触しショートすることによって動かなくなることが起きている.現在出荷されている製品は絶縁対策されているそうだ.

以下のサイトなどで詳しい状況が報告されているので参照願いたい.

PB2400c memo PAGE
POWERBOOK NEWS
PB2400c/G3ドータカードのフレーム接触破損!
NUpower G3 for 2400って大丈夫なんですか?
緊急対策
Trouble with PB2400 and G3/240 upgrade card





[ 98/12/7]



● File Exchange と DOS フロッピーの認識についていくつか

Mac OS 8.5 になって,それまでの "PC Exchange" と "Mac OS Easy Open" を統合した " File Exchange " だが,いくつかの問題が起きている.

それまで認識していた PC フォーマットのフロッピーが Mac OS 8.5 になって認識できなくなったという場合, Macintosh でフォーマットしたものは問題ないが PC でフォーマットしたものがだめだということをお知らせいただいている.回避法は " File Exchange " を外して,以前の "PC Exchange" に入れ換える方法が知られている.

TIL: 24742 : Mac OS 8.5: Crash When Using 720K DOS Diskettes

720K DOS フロッピーが Mac OS 8.5 の " File Exchange " で Macintosh をクラッシュさせる. 2.1.1 を含むそれ以前の PC Exchange でフォーマットされたフロッピーでも同様になる.回避法は PC 上でフロッピーを再フォーマットするか, " File Exchange " を外して起動した Macintosh でフロッピーを 800K フォーマットする.


TIL: 24741 : Mac OS 8.5: Disabling File Exchange Without Restarting

ここでは File Exchange コントロールパネルが機能をオンオフできるボタン等がないことについて AppleScript によってオンオフする方法が述べられている.単に機能拡張マネージャまたは手動で外したり加えたりしても同じだが,その場合は再起動が必要である.


これら以外では, SCSI 機器等の認識に関して問題が生じることがある場合,本コントロールパネルの "起動時のマウント" のチェックをとることによって改善することがあることをすでに紹介している.



● Mac OS 8.5 :フロッピーの一時的に取り出しの廃止

TIL: 24745 : Mac OS 8.5: Eject And Leave Behind No Longer Available

Mac OS 8.5 からはフロッピーを影を残して取り出す機能はサポートしなくなった. Mac OS 8.1 まではオプションキーを押しながら特別メニューからこのコマンドが選択できていた.



● PowerBook :TIP:電源アダブタの着脱

PowerBook は電源アダブタ ( AC アダブタ) の接続を PowerBook 本体へのコネクタのリング部分で認識している.そのため,電源アダブタを PowerBook 本体に差し込んだままで,壁のコンセントや電源アダブタ本体から電源コードを抜くと, PowerBook は電源アダブタが接続されていると認識しているにも関わらず,実際は電源が供給されないので Power Manager が混乱する.このため,それ以降,メインバッテリが充電されなくなるなどの障害が現れることがある.

このような場合は, Power Manager のリセットを行うことで復帰できる.また,類似の現象は PowerBook 本体へのコネクタが十分差し込まれないことでも起きる.単に差し込み不完全で充電が行われない場合は,いったんコネクタを抜いてからしっかり差し込み直せばよい.

Power Manager のリセットの仕方に関しては, PowerBook Power Manager のリセットを参照のこと.なお,電源コネクタを PowerBook 駆動中に着脱すること自体は問題ない.

追記:

PowerBook 190, 1400, 2400, 3400, 5300 シリーズ, PowerBook G3 (M3553) の Power Manager のリセットに関しては私が知っているだけで, Apple は 3 種類のバリエーションをこれまで発表している.「 PowerBook Power Manager のリセット」に記したものはそのうちで最も新しい記述である.私が実際に私の PowerBook 2400 で Power Manager のリセットをこれまで行った際には,場合毎に可能な方法が異なっていた.

実際に私が 2400 で行った際次のようなケースを記憶している.ひとつめは私が知っている Apple が発表した他の方法でもある.

・緑の LED が点灯したままとなった.バッテリ,電源アダブタを外し電源ケーブルを壁のコンセントからも外し,リセットボタンを 60 秒押した後, 電源アダブタを PowerBook 本体に接続してから通常の起動方法で起動.

・リセットボタンを押し続け,リセットボタンを離すと 2400 は起動しはじめたことがある.

・リセットボタンを 20-30 秒押し続け,リセットボタンを離し,パワーオンキーから起動する.( これは記憶が定かではないが,やはり, Apple が PowerBook の Power Manager リセットについて書いていた方法の一つだと思う.リセットボタンからいったん指を離し,もう一度リセットボタンを押すと再起動すると書かれていたと思う.ただし,それでは起動しないような場合もあるようで,その場合はパワーオンキーから起動するように記されていた.私はリセットボタンからの起動はできず,パワーオンキーによったものである)


なお,「 PowerBook Power Manager のリセット」に記されている押しながらという方法は試していない.「 PowerBook Power Manager のリセット」にはこの追記部分を追加した.



● G3 マシン:モニタがぼける問題での交換カード

G3 マシンの Personalityカードによってモニタがぼける障害に関して,米国では Presonality カード Rev.2 の交換が行われている.この交換は,現在 G3 マシンに搭載されている対策された Rev.3 カードへの交換ではなく,問題が発生しない Rev.1 カードへの交換となる.



● Mac OS 8.5 のディスク損傷は Mac OS 8.5 に関係ない?

MacFixIt 12/5 は Mac OS 8.5 で稀に発生するとして話題になったディスク損傷の問題について,その問題を最初に発表した UMAX の技術者からのハードディスクのハードウェアによる障害があったという報告を紹介し,結局, Mac OS 8.5 の問題ではなかったという報告ではないかとしている.

この問題については MacInTouch が先頃, 2-3-4-6 GB Firmware Utility が効果があったという投稿を紹介していた.このことも OS の問題でないことを示唆している.

この問題については私のところに都合 3 つの障害報告をいただいているので,障害は実際に Mac OS 8.5 アップデート時に起きていると思われる.原因については依然不明である.

なお, MacFixIt は Mac OS 8.5.1 アップデータが 米国時間の 7 日遅くに出るという記事を出している.




[ 98/12/4]



● Mac OS 8.5.1


MacWEEK は今月中に Mac OS 8.5.1 アップデータが公表されるだろうとした.

記事によると,次のような対応を含んでいる.

Drive Setup 1.6.2 (ディスクがマウントされない問題に対応)
AppleScript (メモリリーク改善)
非同期のファイルI/O (一部ファイルメーカProなどでの問題に対応 )
一部 ADB ドングルでの問題
Sherlock インターネット検索のプロキシサーバ対応

追記:
日本語訳




[ 98/12/3]



● Mac OS 8.5 でのメモリ増大: Sherlock/日本語解析エンジンとの関連?


これは私が最近経験したことだ. Mac OS 8.5 ではシステム使用メモリが増大したと言われている.なかには Mac OS 8.1 から 10 MB 以上増加したという報告がある. Mac OS 8.5 ではいろいろな機能が付加されたため使用メモリが増大したものと思えるが, 10 MB 以上増えるのは見当がつかなかった.それが私にも起きたのだ.

問題の生じたシステムは,通常の起動時には 24 MB であり,これは Mac OS 8.1 のときよりむしろ減っている.ところが,ある日システム使用メモリが起動時でもそれまでから 8MB ほど増えていて, 32MB になっていることに気がついた.
(仮想記憶オン. RAM ディスク 6 MB, ATM キャッシュ 1MB, ディスクキャッシュ 2.3 MB を含む)

よい機会であったので仮想記憶やディスクキャッシュのオンオフなどいろいろやってみたのだが改善されなかった.( PRAM クリアは嫌いなので行わなかった.) PRAM クリア以外にはもう思いつかなかったので,実は当初から予想していたのだが, Sherlock の索引作成を RAM ディスクに対して行ってみた.予想通りと言おうか,索引作成終了後,メモリは通常のレベルに戻った.

Sherlock が原因であるかどうかこれだけでははっきりは分からないが,私が Sherlock に関係しているのではないかと最初から見当をつけたのは,増大した分が Sherlock 索引作成時のシステムヒープ増大分と同じ程度であったからだ.システムメモリ使用量が通常より増大している場合は Sherlock または日本語解析エンジンとなんらかの関連がある可能性がある.

回避法として Sherlock の索引作成を RAM ディスクに対して行ったのは,索引作成が終了するまでの時間を短くするためである.ハードディスクに小さいイメージディスクを作成してそれに対して行ってもよい.

参照:
98/10/23 項目「インストール後のシステム占有メモリが多すぎる」

私はあまり自分のマシンや環境について語りたくない.しかし,今回は障害報告なのでしかたなく一部記した.私のシステム構成や使用法は少なからずの影響もあるようなので,少々注釈をつけておきたい.

当該システムで私が仮想メモリを使用しているのは搭載メモリの上限の厳しい PowerBook 2400 であるためである.仮想メモリは 8.1 から大幅に改善されている.( Mac OS 8.5 からではない.)私は 8.1 から 2400 では仮想記憶を用いている.しかし,これは我慢できる範囲ということでしかなく,やはり仮想記憶を使用するとマシンは重い.他のマシンでは仮想記憶は用いていない.(メモリを効率よく使用するために仮想記憶を用いる場合は仮想記憶の設定量は最小にする)

ディスクキャッシュは Mac OS 8.5 では動作速度に関係がなく最小でよいという意見も聞くが,私の場合は明らかにマシン速度に差が出る.できるだけ大きく取りたいのだがメモリ上限があってできない現状だ.また, Mac OS 8/8.1 で大変効果のあった Finder メモリ増大は Mac OS 8.5 では必要ないようだ.



Norton AntiVirus 5.0.3 アップデータ 日本語版


Mac OS 8.5 と iMac に対応したほか様々な改善がなされている.

「障害の修正」

・Mac OS 8.5 で, Auto-Protect が AppleShare での共有ボリュームへのファイルコピーでエラーが出る問題

・Mac OS 8.5 で「リソースマネージャのバイパス」アラートで[記憶]ボタンを選択したときにフリーズする問題

・リムーバブルメディアでカスタムセーブゾーンを設定すると起こる起動時の問題

・Mac OS 8.5 で Auto-Protect が「ウィルスらしい活動」を必要以上に警告する問題

・日本語システム上での空白のアラートを出す問題

・起動時に Norton AntiVirus に必要なファイルを見落とすエラー

・Auto-Protect が AppleTalk コントロールパネルで[リモートのみ]を選択できない問題

「他製品とのコンフリクトの解消」

・Auto-Protect と Aladdin社のSpaceSaver とのコンフリクト

・SciNet プログラムの起動時のAuto-Protectのコンフリクト

・Auto-Protect がアクティブな状態で,BestWare社のM.Y.O.Bアプリケーション のメニューを選択する際の問題

「機能,初期設定などの改善,変更」

・ファイル共有 ON の状態で読取専用のボリュームをスキャンするときのエラーの取り扱いを改善

・Auto-Protect が削除したウィルスについて修復されていない報告をしないようにした

・開いているアプリケーションのあるフロッピーとリムーバブルメディアを自動的にスキャン

・スケジュール設定したスキャンのログを自動的にデスクトップに作成ないようにした

・CD-ROM から起動時, CD-ROM上にある ライブラリファイルではなく,最新のものをロード可能にした

・全ての Norton AntiVirus のウイルス定義ファイルの日付がアバウト画面にリストアップされるようにした

・デフォルトで全ての警告ログを記録するように設定

・セーブゾーンのデフォルトをデスクトップにした

・アップルイベントのスキャン用の結果値を追加した.

・LiveUpdate のデフォルトをインターネットにした.

ネットワークボリュームへのコピーの問題についてだが,英語版 5.0.3 にアップデートしたものでハードディスクが損傷する場合があるという報告があったので,ご注意いただきたい.
参考:
98/11/9 項目「 Norton AntiVirus 5.0.3 E でのハードディスク損傷」



● Apple CD-ROM 5.3.1


Mac OS 7.6 の Apple CD-ROM 5.3.1 は Apple の出した唯一の汎用 CD-ROMドライバである.最近 Apple 関係者が言っていたのだが,これは Apple としては実験的に出してみたのだそうだ.ところが,汎用ドライバとして全ての CD-ROM 製品についてテストすることができず,問題もあったので,次のバージョンからは Apple 純正 CD-ROM ドライブのみをサポートするものに戻したのだそうだ.


ビギナーの方へ:ドライバ

ハードディスクや CD-ROM ,スキャナ,プリンタ,キーボードなど周辺機器を制御するために OS が必要とするプログラム.周辺機器を使用するためには必ず必要で, Mac OS と周辺機器との間の橋渡しをする.

ドライバはオンボードチップなどのハードウェア上の ROM などに書き込まれている場合,周辺機器の記憶媒体自体に書き込まれている場合, Macintosh のシステムソフトウェアに追加されて使用される場合などがある.

キーボードやビデオ回路などのドライバは通常,オンボードにある.ハードディスクや MO などはディスク周辺部の最初の部分にこのドライバのプログラムが記録されていて, Macintosh 起動時に Mac OS に読み込まれる.従って,これら記憶媒体のドライバは個々の製品に合ったものが最初から書き込まれていてそれを使い分けることになる.スキャナやプリンタはそのようなドライバを書き込む記憶媒体でもないし,製品個々の違いがあるために Macintosh のオンボードチップに単一のドライバを装備してそこから利用するような性質のものではない.そのため,これらのドライバは通常機能拡張形式で Mac OS に個々にインストールし,セレクタで選択して使用する形態をとっている.

ところで, CD-ROM なのだが, CD-ROM ディスクは記憶媒体ではあっても書き込みのできない媒体であるので通常はドライバを書き込んでいない.そのためスキャナやプリンタと同じように機能拡張というかたちでドライバを使用するのが普通である.

Apple は Apple CD-ROM というかたちでこのドライバを用意していたのだが,( Mac OS 8.5 からは Apple CD/DVD Driver )これは Apple がこれまで使用したCD-ROM ディスクにのみ対応している.そのため, Apple が使用している以外の CD-ROM ドライブを使用するためには別のドライバまたは CD-ROM Tool Kit といった汎用ドライバソフトウェアが必要である.

Mac OS 7.6 の Apple CD-ROM 機能拡張 5.3.1 は例外で, Apple 社のものながら汎用 CD-ROM ドライバであった. Apple 社製以外の Macintosh クローンと呼ばれる Mac OS が動くマシンでは Apple 社が使用しているもの以外の CD-ROM ドライブが組み込まれていたため,サードパーティ社製汎用ドライバが必要であった.そのため, OS をアップデートする際にはこれらドライバの対応についていろいろ配慮しなければならない.

CD-ROM は通常はドライバを書き込んでいないと先に書いたが,起動可能なシステム CD はドライバが媒体自体に書き込まれている.機能拡張というかたちでドライバを読み込む通常の OS の起動形態からいうと, CD-ROM は Mac OS が起動した後でないと使えない.ところが, CD-ROM から起動するためにはハードディスクなどの Mac OS が起動する前に起動しなければならない.そのため,ハードディスクなどと同じように, CD-ROM ディスク自体にあらかじめドライバが書き込まれているのである.C キーなどで CD-ROM から起動できるのはそのためである.



●ソフトウェア・トゥーの Mac OS 8.5 対応表




[ 98/12/2]



● Mac OS 8.5:インターネットロケーションファイルとテキストクリッピングに関する問題


手塚氏から Mac OS 8.5 からの機能であるインターネットロケーションファイルの機能について通常のクリッピングテキストが正しく記述できない場合があるとお知らせいただいた.テキストクリッピングを作成する際に 2 バイト文字を 1 バイトずつ解釈するため,インターネットロケーションファイルと誤って解釈される問題が発生することがある.

特定の 2 バイト文字(たとえば「法」という漢字)のように, 1 バイト文字で表示したときに「@」を含むコードがあると,クリッピングに際してその文字列はメールアドレスであると判断されてしまう.このようにして作成されたファイルはテキストクリッピングではなく,インターネットロケーションファイルと解釈されてしまう.

ResEdit などでこのリソースを調べてみると,通常のクリッピングファイルと異なることがわかります.通常のクリッピングファイルでは「drag」「TEXT」「styl」という 3 種類のリソースができますが,@を含む文字列をDrag and Dropしてできたファイルでは「drag」「TEXT」「url」というリソースができます.このurlリソースには,クリップしたテキストの前に「mailto:」という文字列が挿入されています.このようなことが起きるため,単純にDrag and Dropでテキストを分割してしまおうと思ってもうまくいかないことが起こります.現在のところ,文字列のいかんにかかわらず単純にテキストクリッピングファイルとする方法が見つけられずにおります.

追記:
塚原氏から ClippingFKEY(隅谷孝洋氏作の ClippingConverter に付属)によりテキストクリッピングを作成することで回避できているとお知らせいただいた.



● Mac OS 8.5: Adobe PSPrinter 8.5.1 とのコンフリクト


TIL: 30847 : Mac OS 8.5: Adobe PSPrinter 8.5.1 Driver Conflict

Adobe PSPrinter 8.5.1 をインストールすると PrintingLib の古いバージョンがインストールされるため Mac OS 8.5 の LaserWriter 8 (8.6) とコンフリクトし,プリントの様々な場面で問題が発生する.

Hewlett-Packard などのサードパーティ製 PostScript プリンタ用ドライバは Adobe PSPrinter 8.5.1 である(名称は異なっていても同一のものであることがある)と思われるので,それらがインストールする PrintingLib が古いものでないか確かめる必要がある. Mac OS 8.5 の PrintingLib 機能拡張のバージョンは 8.6 である.

書き換えられている場合は Mac OS 8.5 CD からカスタムインストールによって戻すことができる.



● Sherlock :インターネット設定とのコンフリクト


TIL: 24736 : Sherlock: Internet Config Conflict

Sherlock のインターネット検索で「ネットワークのエラーが起きました.ネットワークの接続と設定を確認して再び行って下さい」というエラーメッセージが出る場合の原因はたくさん考えられる.インターネット設定の関連で問題が起きることがあり,ひとつはインターネット設定が 1.3 などの古いバージョンである場合である.しかし,それ以外でインターネット設定に由来する場合がある.

" Internet Preferences" (kICUseHTTPProxy. TIL には " Internet Config preference " と記載されている) はブーリアン ( 1 バイト) で定義されるが,アプリケーションによって文字 ( 2 バイト) で記述するものがあり,そのような場合, Sherlock が 1 バイトでインターネット設定を参照する際に問題が起きる.

回避法

( "インターネット" コントロールパネルの編集メニューの利用者モードを "詳しい情報も指定" にした状態で)
"インターネット" コントロールパネルで "詳細設定" の "ファイアウォール" からプロキシサーバの "Web" のチェックを入れてファイルメニューで設定を保存する.

再び "Web" のチェックをとってもう一度設定を保存し直す

この操作によって, kICUseHTTPProxy Internet Config preference が 1 バイトになる.



●日本語版 G3 CD Update 1.0


98/11/13 項目で触れたものの日本語版.項目を再掲する.

G3 Macintosh の特定の CD-ROM ドライブの firmware を書き換える.それら特定のモデルの特定の CD-ROM 搭載機で,スリープ後復帰時に時間がかかる問題を修正する.

Mac OS 8.5 または 8.1 版で Zip ドライブが搭載された G3 Macintosh に有効.ファームウェアの書き換えは元に戻すことができないので,障害が発生しないモデルで行う必要はない.また,ファームウェア書き換え中の事故により書き換えが正常に終了できなくなると,ファームウェアの書き換え可能 ROM の内容が消えてしまい,ドライブごと取り換えることになるので注意すること.



● Norton AntiVirus 5.x と漢字 Talk 7.5


シマンテックのページに漢字 Talk 7.5 をインストールしている PowerMacintosh 上で Norton AntiVirus for Macintosh Ver5.× を使用しようとすると

「 Norton AnitiVirus でウィルススキャンまたは LiveUpdate を実行するにはスレッドマネージャをインストールしてある Mac OS システムがひつようです... 」

というアラートが出て使用できないと発表されている.

漢字 Talk を漢字Talk7.5アップデートによってアップデートすることで修正されるということだ.



Data Rescue


Data Rescue は Macintosh の失われたボリュームからファイルを取り出すユーティリティである.この種のユーティリティは Norton Utilities, MacTools Pro, TechTool Pro が現在入手可能であるが, Data Rescue はそれらと異なる点がある.

これまでのユーティリティと異なる点のひとつは Data Rescue はディスク自体を修復したり,診断したりする能力は全くないという点である. Data Rescue はディスクからデータを救い出すことのみの機能に特化したものである.

Data Rescue は Norton Utilities らとは異なった独自の方式で失われたファイルを探し出すとしている.そのため,他のツールで救い出せないデータでも救い出せることがあると Read Me には書かれている.

実際にファイルを消去したり,ディスクを初期化したりして試してみた. Norton や TechTool Pro に優れている点は十分に確認できたが,一方で Norton では救い出せたファイルが Data Rescue では見つからなかったこともあった.

Data Rescue は先行するツールより有用な場面が多くあった.また,救出ファイル等をフォルダなどのディレクトリ構造そのまま再現できるという利点もある.ひとつ気になったのが,ディスクが破損している場合に Data Rescue での救出能力が劣っていた場合があったことである.ファイルの救出というような事態は誤って消去したファイルを取り戻す以外ではディスクのクラッシュなどの際に起きるものだからだ.また,ゴミ箱に捨てて消したファイルも取り戻せない.

どちらのツールにしても初期化したディスクには無力であった.先行のツール群は FileSaver や Protection あるいは TrashBack といった機能を用いていればこのような場合でもファイルを救出可能であるのに対して, Data Rescue にそのような機能はない.

機能が限定されているにしても,何といってもその価格( 39 ドル)と入手のしやすさ(販売,サポートはオンラインのみで行われる)を考え合わせた場合,いざというときに備えて持っておくことを考えても良いのではないだろうか.サポートはしっかりしているようだし,日本語版も開発中とのことである.現在のバージョンは 2.1.1 で,それより古いバージョンでは日本語のファイルやフォルダが文字化けする. System 7 以降で動作し, Mac OS 8.5 や HFS+ にも対応している.登録していないデモ版は 1 ファイルしか取り戻せない制限がある.(そのためフォルダごと取り戻せる優れた点をデモ版で体験することはできない)

既存のツールで取り戻せなかったファイルを Data Rescue によってフォルダごと大量に救出することができたのはその効能を裏付けるものである.しかし,一方で既存のツールで探し出せたものが探し出せなかったこともあったので,とにかく,このようなツールは複数持っておくことが安心である.

ビギナーは,もしも誤って捨てたファイルを取り戻したい場合に,そのディスクには何も書き込まないようにしなければならない.これらのツールで取り出せたファイルを保存するには別のディスクやボリュームに保存するようにしなければならない. Data Rescue はそのようになっている.

しかし,いつもくどいほど言っているように,転ばぬ先の杖は何と言ってもファイル作成中の保存と,周到で頻繁なバックアップであり,これに勝るものはいまだかって現れたことがない.これらのツールはあくまでも次善の策であり,これらツールのみに頼るのは本末転倒であることを銘記しなければならない.




[ 98/11/30]



● Netscape スタイル外部定義での問題


DOMARU 氏(メールではご本名をいただいている)からお知らせ下さった. Netscape Navigator および Communicator で CSS ファイルを外部ファイルとして参照するように記述しているときに,何らかの理由やパスの記述ミスなどで外部ファイルを参照できない場合,フリーズまではいかないものの,その後 Netscape を再起動しないと一切の動作を受け付けなくなってしまう.

このバグを悪意を持つ人間が利用すれば,やりかたによっては特定のサイトにアタックが可能である. 4.5 および, 4.07 までで確認なさっている.

CSS: Cascading Style Sheets. Netscape 4 や Internet Explorer 4 以降でサポートされた(ことになっている) HTML 4.0 で本格的に取り入れられた HTML での画面レイアウト制御をある程度柔軟にできるようにする仕組み.

追記:
上記のようなページにアクセスした場合の回避法をいただいた.

1. 外部スタイルシートにパスミスのあるページにアクセスする前に,他の正常なページにすでにアクセスしていた場合 menu の go が機能するので,それによって正常なページに脱出する.

2.外部スタイルシートにパスミスのあるページに初めてアクセスした場合,いったんウインドウを閉じ,改めて他のページにアクセスする.

なお,同時に 4.08 でもこの問題が起きることを確認いただいている.また,障害が生じないという検証結果のご報告もいただいてるので必ず起きるかどうかは不明.



● Sherlock と HTTP Proxy Server :回避策のひとつ


Sherlock でプロキシサーバがある場合インターネット検索ができないことがある問題に関して,小川氏から考え得るひとつの回避策をいただいている.

Proxy Server でのトラブルの件ですが,その昔mosaicが2バイト文字を扱えなかった時2バイト変換用の Proxy Server をURLの前につけて使っていたことがあります.その方法が使えないか探ってみてはいかがでしょう.

例えば,
http://192.168.1.4:81/-_-http://www.yahoo.co.jp/
のように Proxy Server を頭につけたURLを,プラグインに仕込みます.私のところでは,"インターネット" コントロールパネルを設定すれば繋がるProxy Server なのですが,それでは上記の方法が使えました.問題のある Proxy Server で試してみると良いと思います.



Engineer DIRECT


アップルは「日本語 Mac OS エンジニアリングチームから」というページを設けた.そこに記載されている事柄で目に付いたものや記されている項目を紹介したい.

「ことえり」

・辞書アイコンが消えることがある.次期バージョンで修正予定

・2-3 文字の短いフレーズを入力して候補を選びなおした場合には学習されない他,意図的に学習を制限している.短いフレーズに対して学習を強く効かせるとその文字列が含まれる様々な文章の変換で悪影響が出ることがあるため

・ユーザ辞書に登録できない文字がある

・なるべく長い文章を一括して変換するとうまく変換できる

・ことえりの候補ウインドウにおかしな変換候補が表示される

・文字種を変換する時に、アプリケーションが終了してしまう
環境設定パレットの「候補表示」のところで "ウインドウ表示までの変換キーの回数" を "表示なし" に設定している場合に発生する.次期バージョンで修正予定

「日本語トークナイザ」

日本語トークナイザは Sherlock の "内容で検索" に関連した技術.このページでは "内容で検索" 機能のしくみや注意点が記されている.しくみについてはここで要約するには無理があるのでぜひページをあたっていただきたい.ここでは使用上の注意点と Q & A の項目の一部を紹介する.

・辞書や言語解析ライブラリ等以下のファイルが必要

"コンテンツ検索"
"言語解析ライブラリ"
"日本語解析プラグイン"
Apple 日本語辞書フォルダの中の辞書群
検索フォルダの中のファイルすべて

・ 索引作成がうまくできないとき

大きなボリュームの索引作成ができないような場合,"コンテンツ検索索引作成" の使用メモリを増やす.使用メモリの増大は 4MB まで増やせば一般的なボリュームの処理はできると想定しているが,それ以上必要な場合もある

サードパーティ製機能拡張類を使用している場合は,それらを外し,既に作成されている索引を削除してみて,索引作成を行ってみる.

RAM ディスクなどに索引を作成してみてシステムの問題か特定ボリュームの問題なのかを切り分ける. RAMディスクでも起きるような場合,上述の必要なファイルを確認する.また, "FBC 索引作成初期設定", "検索初期設定" ファイルを捨ててみる. RAM ディスクで問題が起きないようであれば,特定ボリュームを診断したり, "コンテンツ検索索引作成" メモリを増大させたり,壊れているファイルがないか調べるなどする.

・ 2 文字以下の英単語は調べられない

・数字(日付なども)は調べられない

・ URL や "DOS/V" などのようにスラッシュやピリオドがある場合は別の単語として扱われる

・ユーザ辞書の内容は索引化されない

・ファイル名は必ず索引化される

・カタカナ表記の揺れ(バイオリンとヴァイオリンなど)には未対応

「日本語解析」

「日本語フォント」

ATSUI サポート,Osaka ファミリーデザインコンセプト, Q&A などからなる.フォントに興味のある方はお読みいただくとおもしろい内容である.

Osaka の18, 24pt と平成角ゴシックの 9, 10, 12, 14, 18pt, Osaka-等幅の 9pt のビットマップが追加された.

"丸漢コンパチビリティ" とは

古い Osaka の丸漢ファイルそのもの.これまで表示に 0saka 丸漢を使用することのあったアプリケーションやフォントのためのファイル

「その他」

アプリケーションのメニューが白くなったことについてなど.



●最近のネット上の情報について:ファイルメーカー Pro とディスクキャッシュ


MacInTouch VM/cache issuesにはファイルメーカーが Mac OS 8.5 でクラッシュする可能性に関しての読者の投稿がある.

そこには例えば仮想記憶オンとオフではクラッシュするディスクキャッシュ容量が異なり,オフの場合はやや大きくとれるとかファイルメーカー Pro 以外のアプリケーションでも同じようなことが起きるのではないかと記されている.

これらの疑いはもともと Mac OS 8.5 でファイルメーカー Pro のデータが損傷するのではないかということから始まっている.しかしながら,当初言われたデータが損傷することは否定されている.また,ディスクキャッシュに関してクラッシュする可能性は限定されたものであり,必ず起きる障害ではない.従って,上記ページでの投稿はその読者の環境で起きることとして理解しなければならない.

これらはどちらも 11/15 項目で触れているので参照いただきたい. Mac OS 8.5 ではディスクキャッシュに関して最小にしなければファイルメーカー Pro が必ずクラッシュするというような理解は誤りである.



●最近のネット上の情報について:クラリスワークスのファイル保存時のエラー


Apple TIL には,クラリスワークスに関して 2 GB 以上のボリュームに保存できないことがあることに関して,いくつかの発表をしている.そこには ClarisWorks 4.0v6 から改善されていると書かれているが,クラリスワークス日本語版は 4.0v4 以降対応しているため,このエラーは起きない.従って,英語版での情報をそのまま適用して日本語版バージョンは v6 が出ていないためにクラリスワークスでは 2GB 以上のボリュームに保存することができないと理解するのは誤りである.

参考:クラリス(アップル)アプリケーションのトラブル FAQ



●最近のネット上の情報について: Adobe Type Reunion


MacFixIt ほかで Adobe Type Reunion に関していくつか最近取り上げられている.私のサイトでは Adobe Type Reunion については外すことが常識であるという見解であるので Adobe Type Reunion については安定性に改善がない限り,あまり取り上げるつもりはない.
(大変申し訳ないが, Finder 上のアイコン,メニューなどの見かけを変更するユーティリティに関しても原則として取り上げないことにしている)



●最近のネット上の情報について: Norton の製品について


Norton Utilities 4.01 および Norton AntiVirus 5.0 については芳しくない話ばかり聞く.事実,私のページでも何度か取り上げている.このうちいくつかは重大な結果を招くようなことがあり,信頼できないかのように思われるのも仕方がないかも知れない.しかし, Norton Utilities は一方で有用なユーティリティである.失いかけたデータを修復できる可能性のあるプログラムを利用してはいけないという風潮が生じるのももったいない話だ.

私自身は最近になってやっとこれらユーティリティが手元に届いたのだが,いくつかの障害に関して回避策を取っている限り,問題は起きないのではないかと思っているし,実際にこれまでのところ問題はない.以下に注意事項を羅列したい.


「 Norton Utilities 4.0/4.01 日本語版」

・ B'sCrew 2.1.x でパーティションされた HFS + ハードディスクに Norton Disk Doctor を使用しない.重大な結果を招く.先日公開された B'sCrew 2.1.4 も対応しているとは発表されていない.

参照: 98/11/4 項目「重要: B'sCrew 2.1.xと Norton Utilities 4.0: HFS + での非互換」

・バージョン 4.0 は使用しない. Norton Disk Doctor 4.0.1 日本語版アップデータをあてること.

・ HFS + ディスクで軽度のエラー(ディスク領域を浪費していますなどと)報告される問題がある.サポートは修復させない方がよいとしているようだが,修復させても何の問題も起きないようだ.

参照: 98/11/15項目「 Norton Disk Doctor 4.01: Mac OS 8.1 での HFS + ディスクエラー報告」

私は動作保証をするものではない.私はこれらユーティリティに関して他にも障害が起きるというメールをいくつもいただいている.確認できないためにご報告していない.また,私は Norton Utilities がインストールする機能拡張類についてひとつも使用しないことを前提としている.

ディスクユーティリティの使用にはリスクがつきものである.初心者ユーザが何も分からないでそれらユーティリティを使用するのは私には怖いものだ.ここで書いたことはある程度の基本的知識があることを前提としての話である.


「 Norton AntiVirus 5.0.1日本語版 」

・プレファレンスで "ウイルスらしい活動を監視しない" にするか " Norton AntiVirus Auto-Protect" 機能拡張を外すかしないとネットワークコピーで問題が起きると言われている.しかし,試したところ私の環境では問題は起きなかった.起きないこともあるようだ.

参照: 98/10/19項目「 Mac OS 8.5 と Norton Antivirus:ネットワークサーバへのコピーの問題」
98/10/24 項目「 Mac OS 8.5 :抗ウィルスソフトとのネットワークでの問題(継続)」


・ HyperCard 等 JAVA とは関係ないものに Strange Brew がいると誤って警告する.

参照: 98/10/13項目「 Norton AntiVirus 5.0 : Strange Brew 報告"

" Norton AntiVirus Auto-Protect" 機能拡張に関してはコンフリクトについてご報告をいくつかいただいている.私は全く問題ないのであるが, Norton Antivirus をインストールした私の友人たちで,私のシステム構成と異なる人たちは一人残らずコンフリクトを起こしている.この点については 98/11/17 項目「アンチウイルスプログラム機能拡張のバッティング回避法の一例」 を参照願いたい.




[ 98/11/27]



Mac OS 8.5 は,ここまで一ヶ月程度使用した範囲から言うと,これまでで最も安定したバージョンではないかと感じている.また,特にAutoStart への耐性は評価すべきものである.

米国などの Web 情報による ATM や Quark,Acrobat での障害などは私の日本語環境では全く起きないにも関わらず, Mac OS 8.5 発売直後,日本のネット上で喧伝され,あたかも Mac OS 8.5 日本語環境でも問題があるかのように報じられたのは残念である.また,様々な問題がユーザーのインストール法に起因しているにも関わらず,これも Mac OS 8.5 のせいにさせられ,訂正がなされないままだ.それらを信じた方々は誤情報であると思われるので認識を改められたい.

障害が発生する場合は Mac OS 8.5 システム CD から起動して確認されたい.それで障害が発生しない場合はユーザ-の管理に問題がある.また,テキスト周りに問題がある場合はMac OS 8.5 アップデートを施していることを確認されたい.



● Mac OS 8.5 での QuickTime 3.0.2 日本語版の動作安定


かつて QuickTime 3 日本語版について Netscape でエラーが発生する他, Macintosh の動作が不安定になると書いたが, Mac OS 8.5 では今のところ全く問題がない. 3.0.1 バージョンまでは不安定だったので, 3.0.2 は改善されていると思われる.



● Mac OS 8.5 での ATOK11 の安定性


ネット上で ATOK11 と Mac OS 8.5 との相性が取りざたされているのを見ることがあるが,私自身の環境では以前からあった問題以外に何の問題もない.以下にジャストシステムが公表した障害を記すが,私はそのような使用法をしていないので支障はない.

本ページでも何度も触れているが,以下の記述以外で ATOK11 で問題が発生するというのはインストール法に問題があるのではなかろうか.
98/11/5 項目「 Mac OS 8.5 : OS インストール後のアプリケーションインストールによるトラブル」ほか参照のこと)

「ジャストシステムの障害報告」

ジャストシステムでは ATOK11 の Mac OS 8.5 での動作を確認した.ただし,以下の点で問題がある.

・SimpleText使用中,単語登録ダイアログの起動終了でえんぴつアイコンが表示されなくなることがある.

復帰法:いったんFinderに切り替えてから再度SimpleTextに切り替える

.えんぴつメニューから「単語登録」「文字パレット表示」の順に実行したとき、マウスクリックが無効になることがある.

回復法:えんぴつメニューから「文字パレット消去」を実行する

回避法:文字パレットで表示した文字を利用して単語登録を行う場合は「辞書ユーティリティ」を利用して登録する.

・Mac OS 8.5+Microsoft Word Version 6+ATOK11 for Macintosh の組み合わせで、マウス操作が無効になる.

回避法はない.



● Mac OS 8.5 と ATOK8 :白い空白


Mac OS 8.5 で ATOK8 を使用するとデスクトップ左上部分,メニュー下のデスクトップパターンまたはデスクトップピクチャ中に白い空白が現れる.ウインドウを開いてから移動させるなどして再描画させると空白は埋められる.



● Mac OS 8.5 :デスクトップでのボリュームのマウント順


Mac OS 8.5 発売直後から,何人かの人からハードディスクなどのボリュームアイコンがデスクトップに現れる順序がこれまでと変わったとお知らせいただいていた.この点について,独断と偏見の Macintosh Dailyに,起動ディスクの次にはボリュームの使用量の多い順に表示されると発表され,多くの方が確認している.

私は Mac OS 8.5 を都合 7 パッケージ所有してるのであるが, Mac OS 8.5 をインストールしたマシンは検証用マシンとインターネット用の PowerBook だけである.( Speed Doubler 日本語版が未対応のため差分コピーができないことが理由.)検証用はいつも起動ボリュームを切り替えて検証に使用しているためマウント順は全く気づかなかった.しかし,メインマシンでは気になるものだろう.

私が現在最もよく使うのは PowerBook なのだが,パーティションはせずに 4GB 単一パーティションである.使っていてもう一つパーティションがあってもいいなと思うことはあるが,単一で使っている.単一にしている理由はハードディスク容量を効率的に使いたいからだが.他のところにも書いているように事故時の復帰可能性の高さというのもある.



● Type 2 エラーと Netscape


Netscape 4.02 以降で発生していた Type 2 エラーは様々なソフトウェアと関連していた.(例えば, B'sCrew, ATOK, QuickTime 3 日本語版など)これらは B'sCrew 開発元などは Netscape の仕様のせいであると発表していたが,原因はよく分かっていない.

Netscape 4.5 ではこれらの問題(特に B'sCrew との間の)が解決されているとベータ版のときから何人もの方からお知らせいただいていた.正式版でも問題は出ないようだ. Netscape 4 バージョンでの Type 2 エラーに悩まれている方々は 4.5 を試されたい.

私自身はもともと Netscape で問題はなかったので, Communicator 4.5 の大きさゆえ, Navigator 4.08 を使用している. 4.5 は試用したときにはやや速い面があるようにも感じられたので Navigator 4.5 などというのが発表されるのであれば使ってみたい. Communicator 4.5 は試用した限りでは安定していた.

なお,これまでの Netscape Type 2 エラーに関してはトラブルニュースデータベースにいくつか項目があるので参照願いたい.これまでの根本的回避法は Netscape 4.01 以前を使用することであった.



● G3 マシンの PCI バス消費電力

TIL: 24730 : Power Macintosh G3: Maximum Wattage Used By PCI Cards

Apple Store で扱われる G3 マシンの Build to Order (BTO,部品構成をユーザが指定できるオンライン販売法) に組込み可能な PCI カードの最大消費電力.

Ultra Wide SCSI カード :10ワット
128-bit 2D/3D graphics accelerator カード: 8.925 ワット
Firewire カード:10 ワット
10/100 Ethernet カード: 6ワット

Firewire カード自体は 3 スロット使用時でも 1 ワット消費するだけだが, Firewire 上の周辺機器に電力を供給する.その供給電力の上限はヒューズ( 75 アンペア, 12ボルト)によって 9 ワットとなるので, 10 ワットという最大消費電力として表されている.



AppleShare クライアント J-3.8.1


Mac OS 8.5 に含まれているバージョン. Mac OS 8.5 ユーザはアップデートする必要はない.Mac OS 7.6 以降で動作.



Apple ネットワークアシスタント 3.5 評価版




[ 98/11/24]



●省エネルギー設定で一部機種がシステム終了できない問題を Apple が確認


継続してこの問題を何度も本ページでお伝えしてきているが,この問題について,ついに Apple はいくつかの機種で機能しないことを認めた.現在原因を調査中である.



● command+shift+パワーオンキー


匿名の方から iMac でキーボードリセットのキーコンビネーションが command+shift+パワーオンキーでも可能であるとお知らせいただいた.(通常は command+control+パワーオンキー)

氏は 5220 でも可能であることを確かめられている.私もこのことを最近知って,試したことがあった.私の手近にあった 2400, G3, PowerBook G3 Series では利くようだが, 8500 では利かなかった.機種によって異なるようだ.このキーボードコンビネーションについては PowerBook G3 Series 発表時にも Apple の技術文書で触れられているもので,目新しいというわけではない.

参考:
98/9/19 項目 " PowerBook G3 Series : TIL FAQ " 中の「デザイン」の項目をご覧いただきたい.

controlキーと shift キーの違いによって強制リセットの機能自体に違いが現れるとは私には思えないが,一部では iMac でフリーズ時にも利くという話もされているようだ.情報を下さった方はフリーズ時に利かなかったとお知らせ下さった.

iMac でフリーズ時などにキーコンビネーションでの強制リセットが機能しないのはキーボードなどが USB 仕様になったことと関係があると考えられる.そうだとすれば, iMac でのキーコンビネーションによるフリーズ時の強制再起動を可能にするためには本体仕様まで含んだ何らかの対応がない限り難しいのではなかろうか.



● Mac OS 8.5 :フォルダ名 "-" マイナーバグ


名称の最初の 1 バイトが "-" (欧文ハイフン) で始まるフォルダ内のフォルダを開いた場合,そのウインドウのタイトルバーの command+クリックで "- " 名称のついたフォルダに戻れない.また,これはナビゲーション・サービスウインドウでも同様となる. Mac OS 8.1 までは問題ない. Apple でもこの問題を認めて調査中である.



●ランチャーと機能拡張マネージャによる起動時フリーズ


斉藤氏からお教えいただいた.ランチャーを起動時に開く設定のままで,機能拡張マネージャを " Mac OS すべて", " Mac OS 基本" などにして起動し,その後再び機能拡張マネージャで元の設定に戻して Macintosh を起動し直すと Macintosh が Finder をロードした時点でフリーズする.

これは,斉藤氏によれば次のように説明される.機能拡張マネージャで " Mac OS すべて", " Mac OS 基本" を選択した時点で起動項目フォルダにあるランチャーのエイリアス(一般設定コントロールパネルの "システム起動時にランチャーを表示"によって作成される)が使用停止にされたものが,起動することによって一般設定によりもう一度作成される.ところが,機能拡張マネージャを元の設定に戻すと同じエイリアスが重複して起動項目フォルダに作成されるため.

このような状態でフリーズした場合はシステム CD などから起動して両方のエイリアスを削除する必要がある.



● PowerMacintosh G3:モニタがぼける問題の起きるカード


MacInTouch 11/21 は PowerMacintosh G3 の各モデルに使われているオーディオおよびオーディオビデオ personality card Rev.2 によりモニタ画像がぼける問題についての読者の情報を載せている.

それによれば,問題が起きるのは Rev.2 のそれらカードである.(マザーボードの Rev.2 とここで述べられているカードの Rev.2 を混同なさらないように.)この Rev.2 カードは G3 All-in-One をサポートするためのものであった.対策の施された Rev.3 では問題が解消している.また, G3 All-in-One 以前の Rev.1 カードでも問題は起きないと思われている.

Rev. 3 のオーディオカードの番号は 661-2110 ,オーディオビデオカードは 661-2111. Rev. 1 カードは 661-1457 と 661-1456 である.問題の起きる Rev.2 カードは C56 の位置のコネクタが黒いらしい.

追記:
MacFixIt は 11/23 記事で問題が起きるカードの番号を次のように書いている

オーディオカード:661-2043
オーディオビデオカード:661-2044



● Sherlock でフォルダ指定検索を行うフリーウェア


小川氏は先日の私の Sherlock についての項目に関して, Sherlock の内容検索の際にフォルダを指定できるようにする AppleScript を作って下さった.

小川氏作成フリーウェアページ

「使用方法」

入手した AppleScript をダブルクリックするとスクリプト編集プログラムによりスクリプト編集画面が現れる. 4 行目の "ogawa:" の "ogawa" 部分を自分のハードディスクボリューム名にし,検索したいフォルダのある場所まで ":" (コロン)でつなげていく.(例: "Macintosh HD:書類:名称未設定フォルダ" など)

ファイルメニューから別名で保存とし,適切な名称にして,アプリケーションとして "初期画面を表示しない" にチェックして保存する.使用する際には保存された AppleScript をダブルクリックすればよい.

検索したいフォルダ毎に作成してもよいし,一つ作成して次からは作成された AppleScript を実行した際に出てくるウインドウの「フォルダ指定」ボタンから指定してもよい.

フォルダやファイルの指定検索は Mac OS 8.1 以前のファイル検索からの機能で, Sherlock でも "Finder 上で選択されているもの" というラジオボタンがある.




[ 98/11/21]



公正取引委員会が抱き合わせ販売等についてマイクロソフト社に勧告した.



● iMac, G3 マシンで Ethernet ゾーンやサーバが表示されない


TIL: 30841 : iMac & G3: Not seeing AppleTalk Zones or devices on Ethernet

新しい iMac または G3 マシンで Ethernet に接続した場合,セレクタから AppleTalk ゾーンが表示されない.これは工場出荷時の設定のためで, "AppleTalk 初期設定" をシステムフォルダ内初期設定フォルダから捨ててシステム終了後に PRAM クリアを行って起動し直すことによって回避できる.



● Mac OS 8.5 :外部入力と外部マイクの違い


TIL: 24723 : Mac OS 8.5: New Sound Input Option

Mac OS 8.5 の "モニタ & サウンド" コントロールパネルの "システムサウンド" のサウンド入力のポップアップメニューには "外部入力" と "外部マイク" という項目がある. Mac OS 8.1 では外部音声入力端子を使用する場合 "マイク" だったが,スピーカーから音が出るためハウリングを起こすことがあった.そのため Mac OS 8.5 では,スピーカーから音が出ない "外部マイク" という項目を追加し,改善した.



● PowerBook G3 Series : iMac 用 CCL ファイルの転用


山下氏からお知らせいただいた.山下氏の環境では K56 flex でのダイアルアップ接続が安定しない.(8500) 今回購入なさった 233 14 インチモニタ PowerBook G3 Series の内蔵モデムでも同様であった. 33.6 K での接続は安定していたので PowerBook G3 Series でもそうしたいのだが, CCL ファイルがないためアップルに問い合わせたところ, FreePPP での接続を薦められ, CCL ファイルを作る予定はないようだった.

結局,山下氏は iMac 用 33.6K CCL ファイルを書き換えて,現在安定して使用できている. iMac 用 CCL ファイルは次のように修正したそうである.

!write "AT&FE0Q0V1X4&C1&K3S95=1S7=75S0=0¥13"

を次のように書き換える.

write "AT&FE0Q0V1X4&C1&K3S95=1S7=75S0=0+MS=11¥13"



● Apple Color OneScanner 600/27 のトラブル


宮崎氏からお知らせいただいた.氏は Mac OS 8.5 クリーンインストール後 Apple Color OneScanner 600/27 のスキャニング時に不具合が出た.調べたところ,初期設定フォルダにある Apple Color OneScanner 600/27関係のフォルダ内の各出力の書類を削除し,初期設定フォルダにある ColorSync 特性フォルダ内の書類をシステムフォルダの ColorSync 特性フォルダに移動したところ, Photoshop プラグインから問題なく使用することができた.



● Mac OS 8.1/8.5 :サーバのリスト表示の異常


松瀬氏からお寄せいただいた.Mac OS 8.1 からクライアントの Macintosh でサーバのドライブをリスト表示させると, 50 から 100 程度ファイルをリスト表示したところでまた最初のファイルからリスト表示を繰り返し,それが延々続いてしまうという現象が発生しているそうである.Mac OS 8.1, Mac OS 8.5 の68k Mac, PowerMac, Mac 互換機およびサーバとしては NT Server, CAP で確認されている.



● Mac OS 8.5 : NT サーバでのマイナーバグ


上記,松瀬氏から. Mac OS 8.5 になってからクライアントに Windows NT 4.0 のネットワークボリュームを表示させたときに,ウインドウタイトルバーの command+クリックによる階層表示ができなくなっている.



● Mac OS 8.5 で Apple Fax の Quick Fax でテキスト本文が送信できない


TIL: 24726 : Mac OS 8.5: Sending Quick Fax With AppleFax

Mac OS 8.5 で Apple Fax の Quick Fax で表紙は送れるのにテキスト本文が送信できない. Mac OS 8.5 と Apple Fax とが非互換であるためで,セレクタで Fax 送信を選択して Fax する書類を開き,その後プリントする.また, Control+Shift+Print のキーコンビネーションは Mac OS 8.5 では機能しない.



●スタイルシートの各ブラウザ他の対応状況など


ある方から以下のページをお教えいただいた.

CSS Bugs and Workarounds
STYLE SHEETS KNOWN ISSUES
Microsoft 社のページ
IE's Top 10 CSS Problems など



DiskCopy 6.3.2


System Software 7.0.1 かそれ以降で動作する. 6.3.1 からの変更点として次の 3 点が書かれている.

・ナビゲーション・サービスのダイアログで AppleShare ファイルサーバにアクセスできない問題を修正

・特定の USB フロッピードライブからフロッピーを作成できるようにした

・多くのインターフェースを改良



Microsoft Office 98 Mac OS 8.5 対応プログラム




[ 98/11/19]



実はこのページをはじめとして,本サイトの Macintosh 関連 HTML ファイルの大部分で一週間ほど前から表記法を変更している.(スタイルシートを用いた.)そのため,一部非対応ブラウザで表示に不都合が発生しているそうである.

不具合は Macintosh 版 Internet Explorer 3.01 で発生しているそうである.(青山氏から. Win では問題ないそうである)事前に Netscape は 3.01 と 4.08 で,また Internet Explorer では 4.01 ( Macintosh 版および Win 版. Windows での動作は Virtual PC 2.1+ Windows 95 環境) で確かめたのであるが,それ以外のブラウザやバージョンでは確認していなかった.

もしも,不便をお掛けした方が多いようであれば,このページだけでも元に戻すことも考えたいのでお知らせいただきたい.段落間スペースに関しては Netscape 3 バージョンなどの表示を考えてそのままにしている.



● Tip:ディスクイメージによる Sherlock の索引作成


匿名の方からご提案をいただいている.先日の Sherlock に関するよもやま話の中で書いた索引をフォルダ毎など作成できない点に関して,ディスクイメージを作成してそこに索引を作成すれば可能であるというものである.

方法は Disk Copy 6.2 以降(現時点では英語版のみ)を用い, "image" メニューから "Create New Image" を選択し,ダイアログで作成先のハードディスクを選択し,適当な名称を入れる.名称には ".img" または ".image" の拡張子をつけておけば, Sherlock の索引作成から除外されるため,作成したい内容と既存のハードディスクの内容との重複を避けることができる.ダイアログでは "Size" を "Custom" として必要量を指定するほかはデフォルトでよい.必要量はこれからデータを追加する場合はそのことも考慮に入れて大きめに作成した方がよいだろう.こうして作成されたディスクイメージをダブルクリックすることにより,仮想のボリュームが作成される.

ディスクイメージによって作成されたボリュームはマウントされれば通常のボリュームと同様に使用できるので Sherlock で索引作成時に指定すればよい.索引を複数作成したい場合は複数のディスクイメージを作成することで対応できる.ディスクイメージを常にマウントさせておきたい場合は起動項目フォルダにハードディスク内に作成されたイメージファイルのエイリアスを入れておけばよい.

私のトラブルニュースのデータベースや Tips & FAQs をダウンロードして Jedit2 のマルチファイル検索を使用してデータベースとして利用されている方はこのようにして Sherlock で行うことも可能である.(それでもトラブルニュースデータベースは Jedit2 のマルチファイル検索の方が向いているが, Tips & FAQs は Sherlock も便利だ)



● Mac OS 8.5 : QuickDraw の最適化は PPC ネイティブということではない


Mac OS 8.5 では QuickDraw が全面的に書き換えられて Power PC に最適化されたと TIL などには記載されている.最初これは QuickDraw がネイティブ化したものと思ったのだが,注意深く読み返すと決してそのようには書かれていなかった.ネイティブ化された場合はそのように表現されるものなのに QuickDraw に関しては最適化という別の表現だったのだ.

ディベロッパー向けの Technote が公開された時に最初に参照してみた.それには QuickDraw に関してはほとんど Power PC ネイティブになったが,Palette Manager と Picture Utilities はまだだと書かれていた.

Web 上や Macintosh 関連雑誌の記事では QuickDraw が全てネイティブ化されたと書かれている場合があるが,正確ではないようだ.



● PowerBook G3 Series でのモデムリセット法


TIL: 24716 : PowerBook G3 Series: How to Reset the Modem

この Tech Info Library にはモデムリセット法として従来から知られている方法が述べられているが,別に簡単な方法を付け加えている.簡単な方法は以下.

"モデム" コントロールパネルの経由先を "内蔵モデム" から "モデム/プリンタポート" に一旦切り替えた後,再び "内蔵モデム" に戻す.

従来から知られている方法は以下.( 98/10/23 項目 " iMac :内蔵モデムのリセット法" と同じである)

1.クラリス(アップル)ワークスで通信の新規書類を開く.

2. "設定" メニューの "接続設定..." を次のように設定する.

Set the Connections Settings as follows: "接続ツール" = Serial Tool
"Baud Rate" = 57600
"Parity" = None
"Data Bits" = 8
"Stop Bits" = 1
"Handshake" = DTR & CTS
ポート =内蔵モデム

3. "セッション" メニューから "接続" を選択する.

4. ATコマンドを "AT&F" と入力し,リターンキーを押し, OK が表示されるようにする.

5. "ATZ" と入力し,リターンキーを押し, OK が表示されるようにする.これでデフォルトに戻る.


これらは他のモデムソフトウェアからのターミナルウインドウから実行してもよい.

なお,内蔵モデムのリセットは一般的にはマシンを終了し,電源ケーブルを抜いて 15 分放置することでも可能だという話を聞いたことがある.



● iMac : Network Assistant インストール後の FaxSTF エラーほか


TIL: 58118 : iMac: Troubleshooting FaxSTF Error After ANAT or Network Assistant Install

iMac に Apple Network Administrator Toolkit または Apple Network Assistant をインストールすると FaxSTF でエラーが発生する.回避法は Network Assistant Startup extension を機能拡張フォルダからシステムフォルダルート(システムフォルダ第1階層)に移動することで両者を使用できる.

TIL: 30781 : iMac: Some features of Network Assistant 3.5 not supported

iMac は Network Assistant 3.5 より後に発売されたためにいくつかの機能が制限される.

1. iMac 上で "Talk" 機能を使用できない. iMac へ "Announce" は可能だが, iMac からは "Announce" できない. Network Assistant の "Talk" 機能は 22 kHz の入力も可能であるのに対して, iMacでは44.100 kHzしかサポートしていない.

2. iMac クライアントをコントロールするとき,ユーザのマウス/キーボード操作を禁止できない. Network Assistant は USB 入力装置をロックアウトできないから.

3. "Change System Settings" によって, iMac クライアントの音量を変更できない.

4. Network Assistant からのデスクトップ再構築を iMac クライアントに行うと,いくつかアイコンが適切に表示されない.



● iMac/PowerBook G3 Series :内蔵モデムの firmware のバージョンの確かめ方


TIL: 58175 : iMac:Confirming Installation of the Apple Modem Updater

iMac/PowerBook G3 Series で内蔵モデムの firmware に Apple Modem Updater を使用すべきかどうか知るには二つの方法がある.一つは実際にアップデータを起動してみることで,必要ない場合はそのように表示される.アップデータがない場合は次の方法で知ることができる.

1.クラリス(アップル)ワークスで通信の新規書類を開く.

2. "設定" メニューの "接続設定..." を次のように設定する.

Set the Connections Settings as follows: "接続ツール" = Serial Tool
"Baud Rate" = 57600
"Parity" = None
"Data Bits" = 8
"Stop Bits" = 1
"Handshake" = DTR & CTS
ポート =内蔵モデム

3. "セッション" メニューから "接続" を選択する.

4.ターミナルウインドウから "ATI3" を入力してリターンキーを押し,返ってくる文字列を調べる.

"V2.200-V90_2M_DLS " アップデート済み

"V2.100-V90_2M_DLS" 未アップデート

これらは他のモデムツールのターミナルウインドウから実行してもよい.



● VST MO : Mac OS 8 以降のドライバの問題と回避法


POWERBOOK ARMY 日本語会議室書き込みに VST MO が Mac OS 8 以降で問題があり,ドライバを 1.2 や 2.0 にしても動かないことがあることを「ゲート」が認めているという情報が書かれている.ただし,「SilverLining liteJ」や「Hard Disk Tool Kit」などのユーティリティを用いることで使用できるそうである.

同ページでは問題なく使えているという書き込みもあり,一概に問題が発生するものではないようだ.




[ 98/11/17]



●重要: Excel ファイル保存時の不測事態


MacInTouch, MacFixIt でこの数日問題にされている.それらによれば, Excel 98 で作成したファイルをハードディスクと同一名称のフロッピーディスクに保存すると,ハードディスクに同一名称のフォルダ,アプリケーション,ファイルがある場合,それらに上書きされて置き換わってしまうというものである.このような事態は実際には起こりにくいと思え,私のページでは無視しようかとも思ったのだが,私が試したところ,上記サイトで報告されている以上に問題は深刻であった.

事態は確認したが,この不測事態はフロッピーディスクだけでなく, MO,ハードディスク,ネットワークボリュームについて私が試したほとんどの場合に発生した.ただし, 日常的な場面で発生するような場合もあるが,フロッピーディスクのように日常的には考えにくく起こりにくい場合もある.

問題は状況によって現れ方が異なり,単純ではない.全てのディスクについて言えたことは以下である.

「 Excel 5/98 で開かれているファイルを フロッピーディスク, MO ,別のハードディスク,ネットワークボリュームに保存または新規保存する際に,それら複数のボリューム名称が同一の場合でかつ同一パスに同一名称の Excel ファイルがあると,他のディスクのファイルも書き換えられてしまう.(警告はない)」

また,次のことは外付けなどでマウントされたローカルハードディスクでは起きないが,他の場合は起きることであり,実際に起きた場合の結果は重大かつ深刻である.

「 Excel 5/98 で開かれているファイルを フロッピーディスク, MO ,ネットワークボリューム(ハードディスクを含む)に保存または新規保存する際に,それら複数のボリューム名称が同一の場合でかつ同一パスに同一名称の Excel 以外のフォルダ,アプリケーション,ファイルがあると, Excel のファイルに置き換えられてしまう.(警告はない)」

開かれたファイルと書いている点に注意してもらいたい.既存のファイルを開こうとした場合に Excel 以外の同一名称のフォルダその他が同一名称のボリュームに存在するケースではアラートが出て開くことができない.従って,実際に起こりやすいケースは新規作成したファイルを保存したり,既存のファイルを新規保存時に既に存在しているフォルダ等の名称にしたときである.

しかし,同一名称のボリュームの同じパスに同一名称の Excel ファイルがある場合はダブルクリックで開くことができる.この場合特定のボリュームのファイルを開いたつもりでも,実は別ボリュームにあるファイルが開かれている.

これらは Excel 98 でも Excel 5 でも発生するが, Excel 4 では確認した範囲では起きなかった. Word 98 でも試したがこちらも大丈夫だった.

保存は "保存" でも "新規保存" でも同様に発生した.それらどちらも複数の同一名称ファイルが同時に書き換わる.しかし,他のフォルダなどの消失につながる事態は上記のように新規保存時に起きやすい.

ネットワークボリュームの場合 " Macintosh HD" の名称だとこれらのケースは大いに起こり得る.また,バックアップディスクを同一名称にしている場合も少なくないだろう.同一名称のフォルダ等が存在する場合はファイルのダブルクリックではそのファイルを開くことができないと記したが,これらネットワークボリュームやバックアップ MO はファイルが開かれた後でマウントされることは少なくない.

私は全てのケースについて試したわけではない.しかし,これで十分である.これ以上詳しく試していちいち使い分けるより,とにかく,同一名称のボリュームを作らないようにするほうが簡単だ.一般にフロッピーなど他のボリュームに同一名称をつけるのはいろいろと間違いの元となるので避けた方がよい.他のアプリケーションでも問題が発生することがあり,これまでも本ページではいくつか報告している.

しかし,ネットワークボリュームにも及ぶとなると,ボリューム名を変更する際には管理上の労力他考慮しなければならないことも多く,解決は簡単ではない.ここに書かれた事態の重大さ,深刻さについて国外のサイトはそこまで気が付いていない.



● PowerBook G3 Series : 13 インチモデルのモニタ表示に不良


これまで何度か本ページでも触れたことがあるのだが, PowerBook G3 Series 13インチモニタモデルのモニタ表示に問題があるようだ.本ページではケーブルの接触不良,ケーブル自体の不良としてお伝えしてきているが, 非公式であるが, Apple もケーブルに問題があることを確認した模様である.保証や修理などについて Apple から正式にアナウンスがあればまたお伝えしたい.



● QuickTime Pro キー


平井氏からお知らせいただいた. Apple のメールシステムに一部問題があったそうである.

ひらい氏は Mac OS 8.5 発売日( 98/10/17 ) にオンライン登録したがキーがこないため,都合 3 回登録した結果,アップルからキーがメールで送られてきた.そのメールには,「メール送信システムに一部不具合が発生した為,一部のお客さまにご迷惑お掛けいたしました」と記されていた.

追記:
Apple からは確実にキーを送付しているようだ.遅れているだけのことのようなので再登録の必要はないものと思われる.



● Mac OS 8.5 : Tome ソースファイルのためインストールできない


TIL: 30834 : Mac OS 8.5: Problems reading Installation Tome from CD-ROM

Mac OS 8.5 クリーンインストール中に「 "Installation Tome" ソースファイル読み込み中に問題が起きました.インストールを続けられません」というエラーメッセージが表示されインストールすることができないことがある.

これは "DesktopPrintersDB" 不可視ファイルが(インストール先のハードディスクに)ないことに関連している.もしユーザーが Mac OS 設定アシスタントを完了しないか,セレクタでプリンタを設定しない場合,このファイルは作成されない. CD-ROM からのインストール前にハードディスク上でセレクタでプリンタを選択するか, Mac OS 設定アシスタントを実行する.

ここまでが TIL の記述である.しかし,実際には初期化したハードディスクにクリーンインストールすることができているので, TIL がどこまであてはまるのか,また,日本でも同様なのかは不明である. CD-ROM からのインストールが途中で終了してしまうというご報告はいくつも受け取っているがそれがこのケースなのかどうかは分からない.



●クラリスインパクトと FinderPop でクラッシュ


高澤氏から, FinderPop を用いるとクラリスインパクト 3.0v1 でクラッシュするとお知らせいただいた.ツールボタンやカラーパレットをクリックすると Type 1 あるいは 2 でアプリケーションがクラッシュする.昨日項目クラリスドローと同様, FinderPop 1.7.2/1.7.3/1.7.5 で発生する.



●アンチウイルスプログラム機能拡張のバッティング回避法の一例


上島氏から漢字 Talk 7.5.5 に SAM (Symantec Anti Virus)(Ver.4.5.1)の SAM Interceptをインストールすると純正の機能拡張に絞っても起動時に爆弾が出るとお知らせいただいている.上島氏は機能拡張の名前によるならべ替えを行い,

EM 機能拡張
丸漢サポート

より前に SAM Intersept を読み込ませることにより,回避したそうである.

私は最近 Norton AntiVirus 5.0.1 を試用し始めた.よく聞く不具合は私の環境では起きないのであるが,もし,使用環境によりインストールされる機能拡張類が他の機能拡張類と問題を起こす場合は外す以外に上島氏のように機能拡張の読み込み順を変更することで回避できる場合がある.

Macintosh 起動時の機能拡張類の読み込み順は機能拡張類のファイル名の主に ASCII 順である.ファイル名称の最初の文字あるいは記号が ASCII チャートの最初のものほど先に読み込まれ,和文などは後から読み込まれる.このことを利用すれば,もともとの名称の前に記号か文字を追加することにより読み込み順を変更することができる.これはアップルメニューなどの表示順でも同じことが言える.

ただ,私の場合は衝突が起きる場合については衝突する双方の機能拡張類を比べて,必要性が低いものを外すことにしている.何らかの理由があって表示順序を早めたり,遅くしたりしているのだから,あまりそれはいじりたくはない.また,衝突するような場合があるものは他にも問題があることが多いように思えるからである. しかし,抗ウイルスプログラムでは使用環境によっては必要性が高く, Apple 純正の機能拡張類とぶつかるからといって管理上の理由からあきらめることはできない場合もあろう. Macintosh では昔からよく行われている方法の一つとして紹介した.

最近機能拡張フォルダに潜むタイプのウイルスが出てきているが,それらのウイルスのうちにここで話題にしているような名称のつけかたによって最初に読み込まれるようにされているものもある.そのことによって,抗ウイルスプログラムの自動検知をバイパスするものである.(しかし,そのようなウイルスも抗ウイルスプログラムのアプリケーションを起動してスキャンすることによって発見できる)

この表示順の変更法については 98/1/8 項目 "ビギナーの方へ" でも同じようなことをより具体的に触れているので参照願いたい.




[ 98/11/15]



お気づきの方がいらしたかどうか分からないが,私のこのページ中に少し前から Shodouka Launchpad へのリンクを作成していた.それを本日から外した.

Shodouka Launchpad は日本語や和文が扱えないシステム上で和文をラスタライズグラフィックとして表示する Web 上のサービスである.私のサイトは海外在住の日本人の方からのアクセスが結構多い.そのような方々が日本語に対応していないマシンからアクセスすることができるよう,そのようなリンクも作成していたのであるが, Mac OS 8.5 からは US 版でも Osaka での表示が可能になったためにリンクを外すことにしたのである. Shodouka Launchpad は TidBITS でも紹介されたことがあるのだが,とてつもなく遅かったのだ.



● Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイルの損傷はない


Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイルが損傷するのではないかという疑いに関して, MacFixIt 11/11 にユーザーが受け取った FileMaker 社のこの問題についての回答が紹介されている.

MacFixIt には FileMaker 2.1ファイル が Mac OS 8.5 上の FileMaker 3 v3 で読めずにコンバートできないという問題が 11/9 に報告されていた.そのケースかどうかは不明であるが, FileMaker 社は,報告されたケースは多分 Mac OS 8.5 のバグやファイルメーカーによるものではないとし, Mac OS 8.5 で FileMaker 2.1ファイル が FileMaker 3 v3 から見えないような問題はないと断言している.

報告されたケースの原因については,見えない 2.x ファイルはもともと損傷していたのではないかと回答は推定している.最初に報告された MacInTouch に具体例は書かれていない.



●ファイルメーカーPro と Mac OS 8.5 のディスクキャッシュでフリーズ


上記,項目中のユーザーへの FileMaker 社からの回答の中で, FileMaker 社は大きいファイルメーカーデータベースと Mac OS 8.5 のディスクキャッシュとの間には問題があり,ディスクキャッシュが初期設定値だと,ハードディスクに頻繁にアクセスするような処理,大量の非同期 I/O 処理を行った場合,マシンがフリーズするとし,調査中と回答している.

回避法については "メモリ" コントロールパネルのディスクキャッシュを 128K に設定すると述べている.( Mac OS 8.5 からはディスクキャッシュは 128K が設定できる最小値)



● Norton Disk Doctor 4.01: Mac OS 8.1 での HFS + ディスクエラー報告


六反田氏からお知らせいただいた. Norton Disk Doctor 4.01 日本語版を Mac OS 8.1 で HFS + ディスクに使用すると,ディスクに異常がないにも関わらず,次のようなカタログ B ツリーのマイナーエラーを報告する場合がある.

カタログ B ツリー 中のディレクトリスレッドレコードで軽度のエラーが見つかりました.
ノード xxx、レコード x
ディレクトリスレッドレコードが不必要に大きく,ディスク領域を浪費しています.

六反田氏はこの問題について類似のケースが英語版 4.0 バージョンでも報告され Speed Disk をかけることにより解決すると書かれていたため( MacFixIt ),そのことも含めてシマンテックに問い合わせた結果,次のような内容を含む回答を得た.

1. US 版での障害報告があったことは確認したが,日本語版ではまだ確認していない.

2.修復はしない方がよい.

3. Norton Disk Doctor で問題がある場合の Speed Disk は危険である.

4.米国での障害報告は Mac OS 8.5 にすることで解消される.

六反田氏は日本語版 4.0.1 で実際に MacFixIt で報告されたようなエラーを出すのだが, MacFixIt で書かれたような事態とは異なっていることも御指摘になっている. MacFixIt ではこの障害に対して Norton Disk Doctor で修復すると深刻な事態に陥ることが報告されているが,何度も修復させてみても異常は発生しないし,また, Speed Disk で修復されると書かれている点についても,それによる改善はないそうである.米国での回避法はほとんどが事実と異なっていると言うことができるだろう.

Mac OS 8.1/ HFS + での Norton Disk Doctor 4.0.1 の上記の障害報告については修復させず無視するか Mac OS 8.5 にアップグレードすればよい.



● Norton Disk Doctor 4.0/4.0.1 およびディスク修復プログラムについて


Norton Disk Utilities 4.0/4.0.1 日本語版の Norton Disk Doctor 4.0/4.0.1 に関しては多くの方からご報告をいただいている.そのうちの特に深刻なデータ消失を伴うような問題は B'sCrew 2.1.x の HFS + パーティション非互換によるものである.( 98/11/4 項目 "重要: B'sCrew 2.1.xと Norton Utilities 4.0: HFS + での非互換" 参照)

Hard Disk ToolKit 2.5.x を使用したディスクで起きる障害については Norton Disk Doctor 4.0.1 日本語版アップデータが出ている.

これら以外にもご報告をいただいているのであるが,私の手元にはまだ 4.0 アップデータが届いていないため,確認できないこともあってこのページでは報告していない.上記項目中の六反田氏へのシマンテックの回答の中には,シマンテックユーザーサポートには新製品発売後の問い合わせが多いため回答が滞っているという意味のことが書かれている.そのことが特にソフトウェアの障害を意味することにはならない.しかし, TidBITS 451 には "Norton Utilities 4.0 の問題報告が相次ぐ" として, " Norton Utilities 4.0 のシステムレベル のコンポーネントをアンインストールして Norton Disk Doctor の使用を 避けるようにお薦めする" と書かれている.

とにかく,少なくとも Norton Disk Doctor 4.0 を使用しているユーザーは 4.0.1 にアップデートすべきだろう.しかし,一方で私がこれまで何度も繰り返して述べてきているディスク診断修復ユーティリティについての注意をまた繰り返す必要があるだろう.

市販ディスク診断修復ユーティリティはディスクの診断について大変有用なものであるが,修復に関しては慎重さを要するものである.市販ディスク診断修復ユーティリティの使用については次のことに留意すべきである.

・ディスク診断修復ユーティリティは( Disk First Aid を含めてでよいから)なるべく複数所有し,一種類のみに頼らない.

・診断で異常が報告されても直ちに修復させないでそのまま診断だけで終了させる.

・他のユーティリティで同様に報告されるか試してみる.その際も修復させない.

・ Disk First Aid 最新版での修復を複数回試みる.

・それでも問題が解決されない場合は,バックアップがあることを確認してディスクの初期化を行う.初期化前の最後の手段として市販ユーティリティを使用するのは構わないが,修復させることはさらにデータを壊している場合もあることを自覚すべきである.

・市販ユーティリティで修復されたという報告は信用できない場合がある.そのディスクの継続使用は要注意である.

・頻繁なバックアップをしのぐディスク修復プログラムはない.



●クラリスドローと Finder Pop でクラッシュ


鈴木氏によれば,クラリスドロー 1.0 V2 が, Finder Pop とぶつかり,クラリスドローがクラッシュする. 1.7.2/1.7.3/1.7.5の英語版,日本語版とも発生する.



● At Ease :エイリアスの問題


At Ease で,項目フォルダ内に作成されるアプリケーションのエイリアスが適切に機能せず,ハードディスク上の他のアプリケーションが起動することが起きる場合がある. At Ease を切って手動で作成したエイリアスは機能するという. Apple では原因を調査中.



ソフトウェアサポート


アップル社から上記情報ページが公開された. Software Tech Info Library 日本語版,アップル・システムエンジニアリングプログラム Technical Note などを紹介する.

大野氏からお知らせいただいた.



SCSI Device Pro 2.2.1


Yano 製ドライブ用 Mac OS 8.5 対応ドライバ.File Exchange に対応することで DOS フォーマットの MO ディスクをマウントできるようになった.対応したとされる 2.2 バージョンでは以下の機種に対応し切れていなかった.

・MOBILSHUTTLE Mini
・MO230i-PB
・RAMDISK YR833



● MenuChoice は Mac OS 8.5 で使用可能


MenuChoice は Mac OS 8.5 で表示に若干の問題はあるものの使用可能である.




[ 98/11/13]



●アイコン消失現象その後と取りあえずの回避法


Apple 関係者によると,アイコン消失現象( PowerBook などでハードディスク停止後,アイコンが現れにくくなる現象)について, Apple ではこの現象を認め,これを回避するためのプログラムを作成し始めた.その修正プログラムがいつになるかは分からない.

また,障害を一時的に回避するためには,ウインドウを最大サイズにして,閉じるという方法を語っていた.
(ウインドウシェードを使用してもよいらしい)

この問題は,当初 MacInTouch が考えていたような Mac OS 8.5 のハードディスク損傷問題とは異なるもののようだ.従って,ファイルの損傷や喪失につながるようなものではない.また, Mac OS 8.5 特有の問題でもないし, PowerBook だけにおきる現象でもない.

私はこの現象のことはよく分からないのだが,ハードディスク停止後再回転時にアイコン表示が遅い経験は以前からしている.もしそうだとすれば,これは「気にしない」という範疇のものだ.



● StuffIt Deluxe 5.0 (英語版)は日本語未対応


広重氏から次のように, StuffIt Deluxe 5.0 (英語版)は日本語未対応であり,日本語環境下で圧縮できない場合があったり,以前のバージョンとの互換がとれていないなど注意が必要であることをお知らせいただいている.

Aladdin Systems の StuffIt Deluxe 5.0 (英語版) のオンライン・アップグレードが始まっています. 4.0.x からは 29.95 ドル.しかし,これはちょっと待った方がよい.

というのも,本日 5.0 のアップデータをダウンロードして, Mac OS 8.5(日本語)環境で試したんですが,致命的な問題をいくつか発見したからです.

1. 日本語名のファイル/フォルダが圧縮できない

なんという仕様かと思うんですが,実際そうなんです.「ディスク関係のエラーが梱包作業を妨げている(直訳)」というメッセージが出て,圧縮できません.これがファイル/フォルダ名を英語にすると大丈夫なんですね.

2. StuffBrowser にロックがかかる

TrueFinderIntegration がインストールされていると,すでにアーカイブされたファイルをダブルクリックすると, Finder 上に StuffItBrowser が起動して,アーカイブの内容物が見れたり,選択的に解凍できるんですけれど,この Browser がロックされた状態になってしまいます.解凍はできますが,これにデスクトップからファイルを追加することができない. StuffIt Deluxe 4.5.1 ではこんなことはありませんでした.

3. StuffIt Deluxe 5.0 で圧縮したアーカイブは, StuffIt Deluxe 4.5.1(StuffIt Engineを含めて前バージョンに戻したとき)では解凍できない.

これは致命的です. 5.0 アーカイブのファイルのアイコンには赤い点が一つついていて,それ以前のファイルとそこが違うんですよね.下位互換を保証してくれないと,使えないですよね.本日同時に公開された StuffIt Expander 5.0 を使えばうまくいくのかもしれませんが,試していません.

他にも, LHA 圧縮ファイルの解凍はできるが,バイナリファイルをプレーンテキストにしてしまう問題点は,5.0でも直っていません.

そもそも,StuffItDeluxe5.0Installerには,「YouNeedtoKnowThis」と題した ReadMe ファイルがついていて,「漢字システム(日本語OSのことだろう)上で,5.0でアーカイブされたファイルは,英語システムでは正しく解凍できない.逆もまた真なり.また,最初にロック(ファイルロックのことか)せずに,日本環境でアーカイブをつくると,(英語環境では)アーカイブファイルにダメージを与える.逆もまた真なり.アップデートは,http://www.aladdinsys.com/faqs/で行われる予定」(意訳)という注意書きがあります.

日英環境にまたがった場合のことを言っているのかと思ったら,同じ日本語OS環境でもファイル名の言語の種類によって,同様の問題を引き起こしているようです.

追記:
ひらい氏から 4.5 以前のバージョンで作成された日本語ファイル・フォルダ名を含む StuffIt アーカイブは解凍できることと, StuffBrowser にロックがかかる点について,ファイルを StuffIt Deluxeにドロップすることで回避できることをお知らせいただいた.なお,日本発売元のact2から,StuffIt Deluxe 5.0 (英語版)に関するアナウンスが公開されていることもお知らせいただいた.

そのページには次の障害が英語版で確認されていることと,日本語版での使用を推奨することが書かれている.

1.フォルダ名が漢字の場合、圧縮(sit、sea)ができない.

2.2 バイト文字(日本語)がフォルダ名またはファイル名に使用された場合,解凍した際に文字化けを起こし,フォルダ名、ファイル名に関する情報が失われる.

3. アーカイブ作成時,複数のフォルダやファイルを組み合わせると作成できない場合がある.



● Mac OS 8.5 :ランチャー-192 エラー

Apple 関係者によると, Mac OS 8.5 で起きているランチャーの-192エラー ( 98/11/6項目 参照 ) について Apple は原因を特定できたとし,回避法を述べている.

原因は何らかの理由により,ランチャーコントロールパネルに変更が書き加えられることがあることによる.従って,回避法はクリーンインストール後のランチャーコントロールパネルを開く前にロックする.(開いた後でロックしても効果はない)ロックする方法はランチャーコントロールパネルの情報ウインドウを表示させてロックのチェックを入れる.また,初期設定を同時に捨てることもよい.



● Mac OS 8.5 : PC カード認識の改善


Mac OS 8.5 では PowerBook 等の PC カード認識について改善があった.

これまで, PowerBook をスリープにして PC カードをイジェクトホールによって強制的に取り出して,別のカードに交換した場合,新しいカードが認識されず,古いカードアイコンが表示されたが, PC Card Manager の修正により,このようにしても認識できるようになった.

また,CIS (Card Information Structure) を含まないカードを挿入してもイジェクトされていた点について,そのようなカードにも対応した.



ドライブ設定 1.6.1


Drive Setup 1.6.1 の日本語版.昨日項目参照のこと.英語版からドライバ更新をしている場合,日本語版で書き換える必要はない.



G3 CD Update


G3 Macintosh の特定の CD-ROM ドライブの firmware を書き換える.それら特定のモデルの特定の CD-ROM 搭載機で,スリープ後復帰時に時間がかかる問題を修正する.

Mac OS 8.5 または 8.1 US 版で Zip ドライブが搭載された G3 Macintosh に有効と書いてある.




[ 98/11/11]



Drive Setup 1.6.1


Read Me には PowerBook 5300 や PowerBook Duo 2300 を SCSI ディスクモードで使用したときのデータ転送の潜在的な問題を修正したとだけ書かれている.また,対応する OS のバージョンは 7.6 以降としている.

ドライバを更新してみた結果,ドライブ設定 1.6 の ATA 3.13 は ATA 3.14 に, SCSI v8.0.9 から v8.1.1 に変更されることが分かった. Drive Setup のバージョン更新はドライバには何も変更がない場合もあるが,今回は ATA, SCSI 共に変更されている.

一般にこれまでのバージョンアップからするに Read Me には記されていない変更が行われている場合がある.しかし, Mac OS 8.5 アップデート時にドライバ更新について起きたと思われる一部ハードディスクで損傷が起きたという問題にこの Drive Setup 1.6.1 が対応したかどうかは現時点で私には分からない.

Drive Setup は Apple が提供している Macintosh 用ハードディスクフォーマッタで,日本ではドライブ設定という名称のもの.ドライバを更新するには Drive Setup を起動し,更新したいドライブを選択してから "Functions" メニューの "Update Driver" を選択することで更新される. Mac OS 8.5 で起きたハードディスク損傷とドライバ更新の際の注意についてはトラブルニュースデータベースを参照いただきたい.



●ドライブ設定 1.6: PowerBook の HD 回転停止の改善


Drive Setup 1.5 (およびドライブ設定 J1-1.5 )で発生していた PowerBook でハードディスクの回転を停止できない場合がある問題( 98 6/25 項目「 Drive Setup 1.5 : PowerBook でディスクが回転停止しない」システムスリープ時には回転停止するが,省エネルギー設定やコントロールバーからの回転停止では停止しない場合がある)について, Mac OS 8.5 に付属のドライブ設定 1.6 ( ATA v.3.13 ) および Drive Setup 1.6.1 (上記項目参照) によって改善されている.

もともと問題は PowerBook G3 Series の問題と考えられていたが,私の 2400 でも起きていた.私は自分の 2400 でコントロールバーからの回転停止が必ず行われるようになったことから改善があったと思っていたが,今回,関係者が PowerBook G3 Series での本問題に改善があったことを認めた.また,この修正点は上記 Drive Setup 1.6.1 Read Me に Drive Setup 1.6 で ATA ドライブ全般の問題として記述されているので ATA ドライブにおいて, Drive Setup 1.5 で一般に起こっていた問題であることが判明した.

これまでのところ Mac OS 8.5 を購入する以外にドライブ設定または Drive Setup 1.6 を入手することができないために項目にするのをためらってきたのだが,上記項目のように Drive Setup 1.6.1 が公開されたので本項目も公開した.



●ドライブ設定 1.6 : Color It! での障害改善


荒木氏から Color It! 3.6J と Mac OS 8.1 で起きていた問題が Mac OS 8.5 にして改善されたとお知らせいただいた.

Mac OS 8.1 のときには, Color It! 3.6J の仮想イメージ展開先として複数ボリュームを指定した時, HFS+ でフォーマットされたボリュームが一つでも指定されていれば,(HFS+ と HFS+ , HFS+ と HFS など) 次回の起動時に Color It! が必ずフリーズしていた.( G3 DT 233 Rev.II.7100/80 の環境では発生しない)

Mac OS 8.5 にシステムを更新したら,上記の障害は Mac OS 8.5 でも Mac OS 8.1 でも起こらなくなった.これはアップデート時に行われるドライブ設定 1.6 によるドライバ更新によるものと考えられる.



● G3 カードと 604 ベースマシンとの不親和


MacWEEK は記事として Newer からの情報として G3 カードは 604 ベースマシンの ROM と非互換な部分があり,その結果, SCSI, Video などの I/O カードを問題を起こし, 604 マシンに深刻な不安定性を招きかねないとしている.

このような不親和性は G3 カードが続々と発売された当時,私のサイトでも毎日がその事例報告に追われていたことから,事実である.いまさらという感じだが, MacWEEK の記事はそのことが Newer から語られたことに意義がある.なお,記事中にも書かれているように各メーカーでは独自の対策を行っている. MacWEEK-J が翻訳するのを待っていたが翻訳されないようだ.

追記:
MacWEEK-J でG3アップグレードカードの装着でシステムが不安定に? が翻訳公開された.



● iMac Rev.2: iMac CD Firmware Update 1.0 は必要


TIL: 58173 : iMac: CD Firmware Update Required For Some M6709LL/B

上記 TIL にこのほど出荷され始めた iMac Rev. B (M6709LL/B ) にも iMac CD Update 1.0 が必要であると記載されている.

なお,二日前にはTIL: 58166 において上記種の仕様変更について詳細に述べられている.



● AppleShare IP 6 :情報ウインドウのコメント問題


TIL: 30825 : AppleShare IP 6: Get Info Window Issue

AppleShare IP 6 でサーバ上のファイルの情報ウインドウのコメン欄に書き込まれた内容がクライアント側で表示されない部分が生じることがあるようだ.サーバ上では消えていないようであるが, Apple は原因が判明するまでは重要な情報をコメント欄に書き込まないようにと述べている.




[ 98/11/9]



本日項目でクラリスワークスに関連した記述をしたので,その内容を含んだ次の Tips & FAQs を作成し公開した.

「クラリス(アップル)アプリケーションのトラブル FAQ」

内容は以下である.

「ディスクが満杯」と表示されて保存できない
システムアップデートすると書類が開けなくなった
古いアプリケーションなので新しい OS に未対応だ
書類を閉じたり,保存(プリント)しようとするとエラーが出る
iMac でシリアル登録できない



また, 11/5 項目「 OS インストール後のアプリケーションインストールによるトラブル」の内容を多少修正した上で,次の Tips & FAQs を収録している.

「ソフトウェアのインストール 」

11/5 項目を読まれた方には改めて参照なさる必要はない.



● Norton AntiVirus 5.0.3 E でのハードディスク損傷


TERO 氏のケース.アップデータにより問題が解決できていない点と,ハードディスクの損傷に至る場合があることをお知らせ下さった.ただし,機種等により起きないこともあるようだ.

公表されたばかりの Norton AntiVirus for Macintosh 5.0.3 Updater によってアップデートされた Norton AntiVirus 5.0.3 英語版を, Monitor VIrus-like Activities を None (ウイルスらしい活動を監視しない)にせずに, AppleShare Client 3.8 および 3.8.1 による大容量ファイルのネットワークコピーをしてフリーズした.

アップデータには Mac OS 8.5 で共有ボリュームのコピーが "Auto-Protect" のために妨げられる障害が修正されたとあるが,依然として問題が残っているようである.( 8600/200 +MaxPowr/Mac OS 8.5)

参照:
98/10/19項目 "Mac OS 8.5 と Norton Antivirus:ネットワークサーバへのコピーの問題"
98/10/24 項目 " Mac OS 8.5 :抗ウィルスソフトとのネットワークでの問題(継続)"


ところが, PowerBook 550c/603/100Mhz (Mac OS 7.6.1) でこの障害が発生した後,再起動しようとしても起動できず,他のディスクのシステムから起動して調べたところ,ハードディスクが損傷していた. Norton Disk Doctor 4.x でも修復できなかったそうである.

氏は Mac OS 7.6.1 , Mac OS 8.1 クリーンインストールでも試したが,再現性は 100 パーセントであった.マシンは PowerBook 550c/603/100Mhz であったので, 8600 ( Mac OS 8.5) で追試したところ,こちらではフリーズはするもののディスクの損傷はなかった.ある条件が重なったときに生じるようであるが,生じたときの事態は重大である.



●ファイル・シンクロナイズ:メモリエラーの原因判明


PowerBook G3 Series などに備わっているファイルシンクロナイズを使用するとメモリーエラーと表示される問題の原因が判明した.
これは Mac OS 8 以降のシステムバージョンでファイルシンクロナイズをインストールして使用すると,メモリ不足と Type 2 エラーと表示されて使えないという問題. Mac OS 8.5 でも起きていた.

このことについてファイルシンクロナイズのダイアログボックスに現れるフォルダにカスタムアイコンが使用されている場合に障害が発生することが分かった.従って,回避法は同期させたいフォルダにはカスタムアイコンを使わないことである.ただし,そのフォルダに内包されているフォルダ(ファイルシンクロナイズダイアログボックスに表示されないフォルダ)にカスタムアイコンが使用されていても問題は発生しない.

カスタムアイコンを削除するには情報ウインドウのアイコン部分を選択して delete キーを押す.

(参考: 98/10/12 項目「ファイルシンクロナイズ: Mac OS 8.5 では使えない」)



● Mac OS 8.5 :仮想記憶オフ後の Type 7 エラーの原因(続報)


Mac OS 8.5 で仮想記憶を切った後に起動した際, Finder ロード時に " Finder エラー Type 7" と表示され起動できない問題( 98/10/30 項目初出)について Apple は TIL 24710 を公開した.

Type 7 エラーは 68k エミュレーション時にユーザーモードで特権命令を実行しようとするときのエラーである.特権命令は管理モードでなければならない.仮想記憶をオフにした場合, Mac OS 8.1 までの 68k エミュレーションは仮想記憶オフ時に管理モードで動作したのに対して, Mac OS 8.5 からはユーザーモードで動作する.

アプリケーションのうちには仮想記憶がオンかオフかを調べることによって,ユーザーモードか管理モードか判断するものがあり,そのようなアプリケーションを Mac OS 8.5 で使用するとクラッシュすることがある.

そのような場合に仮想記憶をオンにすることは有効な回避法である.基本的にこれらは機能拡張を含むサードパーティ製ソフトウェアが Mac OS 8.5 に対応していないことに原因がある. shift 起動で立ち上がるような場合は未対応の機能拡張類を外すか,仮想記憶をオンにする.



● Mac OS 8.5 : Multilingual Internet Access とクラリスワークス


みやおか氏からお寄せいただいた. Mac OS 8.5 で Multilingual Internet Access をインストールしていると,クラリスワークス V 4.0 の既存の書類を開いたときに, Type 1 または 2 のエラーが発生してアプリケーションが終了する場合がある.

Multilingual Internet Access については以下の 2 バイト言語圏の 3 種が全て揃ったときに障害が発生する.

Korean Language
Simplified Chinese Language
Traditional Chinese Language
上記のうち,ひとつでも欠けると障害は発生しない.また,新規書類や新たに保存した書類では問題が発生しない.



● Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイル損傷?


MacInTouch 11/6 は読者からの情報として Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro を使用するとデータベースが壊れることがあると紹介している.読者の報告では Mac OS 8.5 のキャッシュにバグがあり,すぐにアップデータが公開されるだろうということである.

実は私も経験している.( 4.0 v.1) Mac OS 8.5 でデータベースを開くとスクリプトのソートやサーチの情報が壊れている部分があった.それ以降は問題ないようだが.... Mac OS 8.5 で使用する際にはデータベースのバックアップを確実にとってから使用したい.( 4.1 アップグレードは届いているのだが,梱包を開く時間さえない)



● FAQ :システムアップデート後,クラリスワークスで書類が開けない


システムをアップデートしたら,それまで開くことのできていた形式の書類をクラリスワークスにドロップしても開かない.メニューの開くから見たら,そのファイルが認識されていない.どうしたんだろう.

システムフォルダ内に "Claris" フォルダがあることを確認する.ない場合は古いシステムまたはバックアップなどからコピーする.また,初期設定フォルダ内の "XTND Translator List" を捨てる.



●よもやま: Sherlock の内容検索ほか


私の Sherlock 索引作成はようやく終わった.ちょうど一週間かかっている.その間 Macintosh のフリーズが 4 回あり,その度に更新という形でやり直さざるを得なかった.もし,フリーズがなければ,三四日ほどで終わっていたのではなかろうか.

索引作成後の内容検索は一週間かかっただけの価値以上のものがあった.多分私は Sherlock の内容検索なしにはこれからの Macintosh 活用法を頭に思い描けないだろう.

私はインターネットを利用し始めてからやたら Macintosh にデータを保存するようになった.メールは最たるものだ.インターネットで見かけた情報でちょっとでも役立ちそうなものは片っ端からセーブし続けている.

しかし,インターネットを利用し始めて何年も経ってくると情報をどこに仕舞ったか分からなくなるどころか,どのような情報があったかということさえ分からなくなってしまう.ハードディスクに作成されたテキストデータが 500 MB ともなってくるとそれも当然だ.(これでも相当量を捨てているのだ)

これまでの Apple の検索ツールでは内容検索について時間がかかりすぎ,実用とはほど遠かった.また, Apple 以外の検索ユーティリティについても時間の問題はつきまとった.そのため結局は自分自身の記憶に頼るしかなく,私が生まれついてもっていた貧弱な記憶装置は単なる忘却装置にすぎないことを発見するばかりだった.忘却装置であると思えるのはまだ上出来の部類だ.保存したデータがあることを憶えているだけまだましで,通常は実は過去に知っていたことを全く新しく目にするように経験しているという毎日なのではなかろうか.

Sherlock の内容検索がその状況を改善してくれるというと誉めすぎだろうか. Sherlock の索引作成後の内容検索は私に Macintosh の利用について全く新しい世界を示してくれるように思えた.それなりのデータが蓄えられていさえすれば, " Macintosh は Knowledge Navigator になる" という,いつしか聞いたなつかしい言葉を思い起こさせてくれた.

私はなぜ Apple が Sherlock をこれほどまで喧伝するのか最初は不思議だった.単なる検索ソフトウェアにすぎないではないかと思っていた.しかし,私は内容検索についてその真価を目の当たりにした.そして, V-Twin 検索エンジンが発表されたときの過大なほどの賞賛を思い出した.また,なぜ Sherlock というネーミングをしたのか,ようやく分かったような気がする.やはり Apple は Apple だったという思いを近年になく強めたものだ.私にとっての "Hello Again" は iMac ではなく Sherlock だった.

Sherlock はその索引作成に時間がかかるボリュームでこそ威力を発揮する.あきらめないで取り組んでいただきたい.蓄積したデータのあるユーザにとって, Mac OS 8.5 は Sherlock があるだけでアップデートする価値がある.

Sherlock の索引作成は 7 日目になって突然と思われるような具合で終わった.相変わらず "あと約 101 時間" と表示され,バーが 4 分の 1 程度まで進行していたものが, 10 数分後気が付いたときにはバーが目に見えるほど動き始め,あと 47 時間と表示され,見ている間にバーが最後まで達し,あと 8 分となりその後,表示時間通りに終了した.

索引作成を中断して Macintosh を再起動することは可能だが,索引作成プログラムは最初からやり直す.一度作成された領域についての更新はやや速いものの,索引作成中にはキャンセルしないで Macintosh を駆動し続けた方がよいだろう.つまり,私はこの一週間,通勤中や車での移動なども含め, PowerBook をスリープなしに駆動し続けていたのである.

Sherlock の初期設定に索引作成に関しての CPU 専有割合のスライダーバーがある.これを索引作成に最大に割り当てたが, Macintosh の応答は著しく低下した.Sherlock の索引作成が終了したときにはこれで一週間ぶりにやっとスローダウンから解放されるという喜びが先立った.しかし, Sherlock での内容検索を経験した今はそんなことはどうでもよくなった.

内容検索の結果からファイルの要約を表示させる方法が良く分からなかった.一応,ファイルを control+クリックしてコンテクストメニューを表示させ "要約をクリップボードに表示" でできることは分かったが,もっといい方法があるのだろうか.できれば検索結果の複数のファイルの要約を同時に比較できるように表示したいものだ. HTML ソースファイルの要約でタグが出るのは何とかして欲しい.

Sherlock の索引作成については改善点があると思う.私の 4 GB ボリュームのうち,索引作成が役立つのは実質 500 MB ほどだ.そこだけを指定して作成できればこれほど時間はかからなかったかも知れない.(ラベル指定で索引対象から「外す」方法はあるが,「指定」する方法がない)また,フォルダ毎などユーザが分類した分野別に複数の索引を同一ボリューム内に作成できるようになるといいと思う.(現状では Sherlock の内容検索に使いたいファイルのみを入れる専用パーティションを複数作成するという方法が考えられる)

作成された索引は更新しなければならないのだが,私の場合, CPU 専有割合のスライダーバーを左から 2 番目のメモリにしたときの索引の更新には 10 数時間かかった)更新についても更新ファイルなどを指定してそれだけ更新されるようにはならないものだろうか.

あと,索引作成中のバーはユーザの希望をうち砕くようにがんとして動かないというものではなく,ユーザに希望を持たせてくれるようなものにして欲しいものだ.

Sherlock 索引作成中に経験したフリーズは,ヘルプセンターを表示しようとして 2 回, 8.1 時代に作成したエイリアスをダブルクリックして 1 回, Netscape 使用中に Type 1 エラーが 1 回であった.ヘルプセンターのエラーは再現性はなかったが同じような場面で起きた. Type 1 エラーは単に搭載メモリが足りなかっただけだろう.エイリアスについては私はなにかバグが Alias Manager にあるのではないかと思った.

新しい OS のバージョンを使い始めて最初はフリーズをはじめいろいろ経験するものだ.そのような経験を繰り返し積み上げることによって,私の使用環境も徐々に安定してくるはずだ.私自身は Mac OS 8.5 の安定度は Mac OS 8.1 よりさらに増していると感じている.


アップルの Sherlock ページ




[ 98/11/6]



●重要: MacOS 8.5 で AutoStart 9805 は被害を及ぼさない


MacInTouch 11/5 は読者が Process Manager の変更を指摘していると報じている.

私も Apple の Mac OS 8.5 に関する技術文書に以下の記述があることを確認した.

The Process Manager will no longer launch invisible 'appe' files.

Mac OS 8.5 では Process Manager の変更により AutoStart のような不可視の 'appe' が起動できないようになっているというものである.

このため機能拡張内の AutoStart が作った 'appe' である "Desktop Print Spooler" や "Desktop Printr Spooler" および "DELDesktop Print Spooler" は読み込まれなくなり,被害を及ぼしたり,それ以上感染しない.仮に Mac OS 8.5 アップデート時に上書きによって残ったウイルスもそのままでは無害となる.つまり,マシン単独では Mac OS 8.5 では発症しないし,そのためファイルの被害も出ず,さらに,そのマシンから感染もしないことになる.

ただし,ネットワーク上に Mac OS 8.5 でない感染マシンがあれば被害を被る可能性があるので AutoStart が無害化するわけではない.削除されるわけではないので知らないでコピーしたものは Mac OS 8.1 では動作するので注意が必要である. (私のところに来たメールの中には "DELDesktop Print Spooler" が不可視でない場合があるという報告もあった)

とにかく, AutoStart に関してはネットワークに接続された全ての Macintosh あるいは単独の Macintosh 全てを Mac OS 8.5 にすることで被害を防ぐことが可能になる.( UNIX サーバで感染したものがないこと)

上記のことを確かめるために "DELDesktop Print Spooler" で感染した Mac OS 8.1 と Mac OS 8.5 を実際に比較してみた.

AutoStart に感染した Mac OS 8.1 では起動すると "DELDesktop Print Spooler" が起動し,フロッピーに感染したのに対し,感染した Mac OS 8.5 では "DELDesktop Print Spooler" はメモリに読み込まれず,何も起こさないことを確認した. Mac OS 8.5 は AutoStart 対策に有効である.



● Mac OS 8.5:アプリケーションスイッチャーでの問題: Apple TIL


TIL: 30824 : Mac OS 8.5: Application Switcher & Wrong Application Highlighted

AppleScript を用いて,起動した逆順に起動中のアプリケーションを表示するようにアプリケーションスイッチャーを変更している場合,アプリケーションを終了すると,アクティブなアプリケーションが正しく表示されないことがある. Apple はこの問題を確認しており, "アプリケーション切替" 機能拡張に関わる問題として調査中である.



● Mac OS 8.5:アプリケーションスイッチャーの表示順序の変更法


上記 TIL には AppleScript によって,アプリケーションスイッチャーでのアプリケーションの表示順を変更する方法が記載されている.

例えばアルファベット順に表示させる Script は以下.

tell application "Application Switcher"
set the button ordering of the palette to alphabetical
end tell

アプリケーションスイッチャーで可能な表示順は以下.

アルファベット順
起動順
アルファベット逆順
起動逆順



● Mac OS 8.5:Adobe PSPrinter 8.3.1との問題: Apple TIL


TIL: 58167 : Mac OS 8.5: Conflict with Adobe PSPrinter 8.3.1 Driver

AdobePS 8.3.1 は Mac OS 8.5 でフリーズ,出力関連エラーを発生させる.



● Mac OS 8.5 : Apple Telecom のサポートと既知の問題 : Apple TIL


TIL: 30819 : Mac OS 8.5: Is Apple Telecom Supported?

Mac OS 8.5 で Apple Telecom 3.1.3 の使用は可能だが,以下の問題が分かっている.

1. GeoPort モデムで接続中に MIDI ファイルを演奏するとコンピュータがフリーズすることがある. QuickTime 3.0 のインストールし,仮想記憶を切ると改善されることがある.

2.パルスでのダイアルは正しくできないかも知れない.タッチトーンか手動でダイアルする.

3. Apple Phone は機能するかも知れないがサポート外である.データ転送と Fax だけがサポートされている. Apple Phone ソフトウェアを除いたカスタムインストールを推奨する.

Apple Telecom のサポートについては本サイトではすでに 98/10/17 の「 Mac OS 8.5 について」中に触れている.今回の TIL は 3.1.3 での既知の問題を公表することが主旨であろう.

留意したいのだが, Apple はカスタムインストールするようにと言っている点である.インストールされたソフトウェアから Apple Phone を削除するのとは異なったものがあるようだ.



●ランチャー: -192 エラー


既知の障害である. Macintosh を起動するとランチャーでスクロールバーが出なかったり,サイズを変更できなくなっていたりする.また,コントロールパネルのランチャーを開こうとすると -192 エラーが発生する.

このような障害が現れる場合はランチャーの初期設定が壊れている.システムフォルダの初期設定フォルダ内の "ランチャー初期設定" をゴミ箱に入れて Macintosh を再起動することで改善されるだろう.

これは Mac OS 8.5 の問題ではなく, OS のバージョンに関わりなく起きる可能性のある障害であるが, Mac OS 8.5 アップデート後に起きている方がいるようなので記載した.

ただし, MacFixIt では Mac OS 8.5 でランチャーをいったん終了した後,起動しようとするとこのエラーが出,クリーンインストールで改善されることがあるとしている.



●アップルがシステムソフトウェアアップデータ等の再配布の方針変更


アップルはこれまで雑誌等に Mac OS に関するアップデータ等を CD-ROM で再配布許諾してきた方法を来年 1 月以降見直すそうである.

これまでアップルジャパンで行ってきた許諾を米国アップルコンピュータのソフトウェアライセンス部門に移行するそうだ.これが国内の Macintosh 関連情報誌にどのような影響があるのかは現時点では不明.



"Mac" of The Unicorn : Mac OS 8.5


島津氏のページ. Mac OS 8.5 で "内蔵 GC アクセラレーション" により,画面上にゴミが出る (8500) 問題など,MIDI/Audio 関係ソフトウェア動作などの状況を掲載されている.



● Mac OS 8.5 :ファイルメーカー Pro PPC 3.0v3 の不具合


栗原氏からいただいた. Mac OS 8.5 で 4 万件強の CVS 形式のレコードを取込み,ファイルをクローズしようとするとフリーズする.アプリケーション異常終了,プロセス終了のキーコマンドでも救えず強制再起動しかできないのだが,再起動後ファイルは壊れていた.サポートへ連絡したが未サポートということで有効な回答は得られなかった.

栗原氏がさらに探究した結果つぎのことが分かった.

取り込み後のファイル完成後の容量が3MB程度までなら問題ない.
(レコード長132byteのファイル10000件程度)

アイドリング時に自然に変更をディスクに書き込む間を与えるように十分な時間をあければよい.



● Mac OS 8.5 : File Exchange と OpenTpt Remote Access


須田氏からいただいた. OpenTpt Remote Access が除外される Mac OS 基本の機能拡張マネージャのセットで Macintosh を立ち上げ, File Exchange を 2 回開閉すると, Type 3 エラーが発生する.




[ 98/11/5]



● Mac OS 8.5 : OS インストール後のアプリケーションインストールによるトラブル


Mac OS 8.5 をクリーンインストールした後,アプリケーションをインストールし直したり,新たにインストールするような場合,インストーラによっては新しいものの上に古いシステムファイルを上書きしてしまい,障害が発生することがある. Mac OS 8.5 新規インストール後のアプリケーションインストールは十分に注意を払う必要がある.

例えば, ATOK11 やそのアップデータは "Text Encoding Converter" の古いバージョンでもって Mac OS 8.5 の新しい 1.4 バージョンを置き換えてしまい,各所でトラブルを発生させる.また, Netscape 他インターネット関連アプリケーションのインストールでは "インターネット設定機能拡張" または "Internet Config Extension" の古いバージョンを上書きまたは書き込んでしまうので,これもトラブルを多発させる.(この場合,-32766 あるいは -3170エラーが表示されることがある)

このような事態を防ぐためにはいくつか方法がある.ひとつはそれまで使っていたシステムフォルダからそのアプリケーションの動作に必要なシステムファイルを手動で Mac OS 8.5 に移動する方法であり,もうひとつは,私が古くからこのページで唱えている方法である.

「手動での移動」

以前から使っていたアプリケーションを新しいシステムでも継続して使用する場合,改めてアプリケーションをインストールし直す必要はない.以前のシステムにアプリケーションがインストールしたり,作成したファイルを手動で新しいシステムに移動すればよい.初期設定ファイルを移動することにより,アプリケーションの設定もそのままで使用でき,環境の移行に伴う設定の労力を最小限に抑えることができる.私はシステムアップデートの際にはいつもこうしている.

この場合の欠点はアプリケーションの動作に必要なシステムファイルを把握していなければならないという点である.ビギナーは初期設定にあるそれらしきファイルを何でも移動してそれほど問題が出るとは思われないが,機能拡張やコントロールパネル,フォントなど,判断のつかないものもあるかも知れない.

また,新たに入手したアプリケーションをインストールする場合にも通用しない.従って,次の方法をどうしても併用することになる.


「インストール用システムへのインストール」

インストール用最小限のシステムを作成するか,検証用のテストマシンを用意し,そこに最小限のシステムか Mac OS 8.5 新規簡易インストールシステムを作っておく.そのシステムで起動してアプリケーションやシステムソフトウェアをインストールし,その後,新たにインストールされたファイルをメインマシンのシステムに手動で移動する.

この方法によって,ソフトウェアが何を書き込んだか容易に把握できる.また,最小限のシステムや Mac OS 基本の構成でインストールするわけだから,そのまま再起動して問題が生じるかどうか簡単にテストできる.

この方法で注意すべき点は別マシンがメインマシンと機種が異なる場合,そのマシンに必要なファイルがインストールされるためメインマシンとはインストールされるファイルが異なる場合があることである.私はインストールするソフトウェアによって,検証用マシンで行ったり,メインマシンの最小限のシステムに切り替えてそこで行ったり,ケースバイケースで判断している.

インストーラによっては System スーツケースまで書き換えてしまうものがあり,その場合は手動でファイルを移動してもメインマシンでそのソフトウェアは動作しない.テストして問題ないようであれば,バックアップを取って,メインマシンのシステムでインストーラを起動して差し支えない.

Tips を紹介する.

「ラベル」

検証用,インストール用のシステムフォルダ内の全ての項目にラベルで色を付けておくと,新たにインストールされたファイルを見分けるのが便利になる.全てのラベル付けは次のようにすればよい.

システムフォルダをリスト表示し,項目の右向きの三角形をクリックするときに Option キー+ クリックするとそのフォルダ内の全てのフォルダが開いて表示される.そこで全てを選択してラベル色を選択すればよい.

「最小限のシステムフォルダ」

システム CD からカスタムインストールにより, "この Macintosh 用最小限のシステム" を新規インストールして作成する.

「バックアップ 1」

インストール用システムフォルダは書き換えられるので,上記最小限のシステムは別パーティションにバックアップしておき,必要があれば,それから作成し直す.同一パーティションの場合は,圧縮しておけば問題ない.

「バックアップ 2 」

インストールされたソフトウェアはインストールされた状態で全てのファイルをバックアップする.このときどこにどのファイルがインストールされていたかきちんと分けてバックアップしておくと後々のトラブル時に,アプリケーションを再インストールしなくてすむ.

追記:
星氏からシステムインストール等に国産フリーウェア「システムの番人」(システムフォルダを監視し、追加・変更・削除されたファイルをリストアップする)をご紹介いただいた.



● Mac OS 8.5 にしたら Netscape などインターネット関連でエラーが出る場合


この問題についてはすでに記述しているのであるが,独立した項目とはなっていなかったので再び取り上げる.

Mac OS 8.5 インストール後, Netscape 他インターネット関連アプリケーションで Type 2 エラーその他のエラーが多発する場合は "インターネット設定機能拡張" がダウングレードされているか, "Internet Config Extension" が同居している. Mac OS 8.5 インストール後にそれらアプリケーションをインストーラからインストールしたような場合は確認する.特に Netscape US 版などは "Internet Config Extension" をインストールし,問題を起こす.

回避法としては,機能拡張フォルダの "インターネット設定機能拡張" のバージョンが 2.0.2 でなく,それより以前のバージョンであった場合は Mac OS 8.5 システム CD から "インターネット" コントロールパネルをカスタムインストールする.また, "Internet Config Extension" が見つかった場合はシステムフォルダ外に外すか捨てる.

( Mac OS 8.5 で "Internet Config Extension" と "インターネット設定機能拡張" が同居することがある問題については, 98/10/23 項目冒頭で述べている.これらのために障害が発生することは Mac OS 8.5 以前からの FAQ の類である)



●インターネットコントロールパネルとインターネット設定機能拡張の関係


「 Mac OS 8.5 について」で既に取り上げているが, "インターネット" コントロールパネルは機能拡張フォルダ内の "インターネット設定機能拡張" を共有している.他の "インターネット設定機能拡張" を利用するアプリケーションや "インターネット設定" , "Internet Config" のアプリケーションで内容を書き換えた場合,新しく変更された設定が優先され,それぞれに反映される.



Norton Disk Doctor 4.0.1 日本語版アップデータ


Norton Disk Doctor 4.0で,損傷したファイルスレッドレコードを修復できない問題を解消するとある.これまでも本ページで何度か報じた, FWB Hard Disk ToolKit との問題に対処する.この点については Norton Disk Doctor 4.0でドライバ記述子マップ(DDM)を修復後, FWB社の Hard Disk Tool Kit 2.5.x ドライバでフォーマットまたは更新されたハードディスクが時折マウントされなくなる問題を解消する.(・・・)通常データの消失は起こりませんと記してある.なお,本アップデータは B'sCrew 2.1.x で起きる問題とは無関係であると思われる.

本問題については改田氏から障害報告をいただいていた.具体的にどのような問題が生じているかよく分かるので紹介する.

HDT2.5.2Jでフォーマットした HDD で傷害が出ましたのでお知らせします.

現在の構成は,
MT266/384MB/6GB/ix3D UltimateRez/PowerDomain 2940UW/OS8.5J
外付けに,テスト用の2GB(I-O DATE/OS8.5J)と
スクラッチ用の4.5GB(Seagate ST34501W)の2台のHDDを繋いでいます.
この内,HDT2.5.2J でフォーマットした4.5GBで傷害が出ました.

状況は以下の通りです.
#まず旧バージョンのNorton Disk Doctor 3.5.2で診断を実行
#すべてのHDDで傷害のないことを確認
#内蔵の6GBに Norton Utilities 4.0 をインストール
#各HDDに Norton Disk Doctor(以下NDD)4.0 で診断を実行
#6GB(HFS/ドライブ設定1.6)問題なし
#2GB(HFS+/Drive7 4.3.3)問題なし
#4.5GB(HFS/HDT2.5.2J)重度の問題の報告
内容を記録しておかなかったのですが,Bツリーでのエラーだったと思います.
#即座に診断を中止し再起動したところ,この4.5GBだけマウントできない
#Norton Utilities 3.5.2 の入った2GBから再起動
#NDD3.5.2 で診断を実行,スレッドレコードに問題有りの報告,修復->マウント
#再度 NDD3.5.2 で診断を実行,問題なし
#内蔵の6GBから再起動,問題なくマウント

この段階で修復はできていると思いますが,もう一度,NDD4.0 で診断を実行すると,最初と同様の状況に陥ってしまいました.NDD3.5.2 でまた修復->マウントはできましたが, Norton Utilities 4.0 の使用はしばらく見送りかなと,この時点では思っていました.


改田氏は英語版の ndd_special_edition.sea.hqx を使うことによって回避できることをお知らせいただいたのだが,皆様にお伝えする前に日本語版アップデータが出てしまった.



● FAQ : Mac OS 8.5 での Microsoft Word 6 の障害


本項目は 98/10/26 項目にした内容であるが,誤解があるようなので,再掲する.

Mac OS 8.5 で Word 6 を使用する場合次のような障害が発生する場合がある.

1.起動できない

・クラリスワークスなどでインストールされる "TTYFont" がフォントフォルダに入っている.

・必要な機能拡張類が揃っていない.
( Microsoft Word 6 での機能拡張類の扱いについてはトラブルニュースデータベースを検索願いたい.必ずしも機能拡張フォルダにインストールしなくてもよい)

2.Word 6 起動後,書類を開くとマウスポインタのクリックを受け付けない.

ATOK11が日本語入力システムとして選択されている.ことえりに変更する.



インタウェア Mac OS 8.x 日本語版対応一覧


なお,このページでは VIMAGE PC CARD 2 は Mac OS 8.5 対応について確認中となっているが,私の VIMAGE PC CARD 2 は Mac OS 8.5 で動作しなくなっている.



ラトックシステム Mac OS 8.5 対応一覧



DynaFontをMac OS 8.5上で利用する際のご注意




[ 98/11/4]



●重要: B'sCrew 2.1.xと Norton Utilities 4.0: HFS + での非互換


2週間以上前から,山田氏,加藤氏ほか数人の方から NORTON Utilities Ver.4.0 で修復させると,ハードディスクが回復不能なダメージを受けるというご報告を受け取っている.これらに共通する点は全て HFS + と B'sCrew であったため,慎重に調査し,確実だと思えたため今日でも項目にしようとしていたところ, BHA のページに B'sCrew と NORTON Utilities Ver.4.0 との非互換が発表された.

それによると, B'sCrew 2.1にてパーティション編集されたHFS+パーティションに対して Disk Doctorを実行すると,重度のエラーとして報告され,修復を行うとパーティションに重大な障害をもたらすと書かれている.

山田氏によると,修復中に Norton Disk Doctor は修復不能のダイアログを出し,終了してしまう. Macintosh を再起動すると,ディスクにはロックがかかり,ファイルを見ることができず, HFS + 未対応のシステムから HFS + ボリュームを開こうとしたら出てくる注意書きが表示されている.

BHA のページでは 2.1 バージョンとあるが, 2.1 以降の全てのバージョンにおいて起きるようだ. B'sCrew 2.1 以降のユーザで該当する場合は Norton Disk Doctor をかけないようにすべきである.また, FileSaver その他, Disk Doctor以外のユーティリティも非互換である可能性があるので使用しない方がよいだろう.



●予告: LocalTalk PCI version 1.2


予告である.一両日中に上記ディレクトリに現れるだろう. Mac OS 8.5 に含まれているバージョンであるので Mac OS 8.5 では必要ない. Mac OS 8/8.1 のユーザのために公開される.米国の関係者からの情報.

それまでのバージョンで起きていた問題についてはトラブルニュースデータベースを参照願いたい.



● Sherlock と HTTP Proxy Servers : Apple TIL


TIL: 24701 : Mac OS 8.5: Sherlock and HTTP Proxy Servers

Sherlock がプロキシサーバ内でインターネット検索が行えないと言われている問題について, TIL では "インターネット" コントロールパネルで Web プロキシサーバの設定が行われていればプロキシサーバ内からも検索できるとしながらも,いくつかの新しいプロキシサーバではできない場合があるとしている.現在のところ回避する方法はない.将来の Sherlock のリリースで改善予定.

"インターネットコントロールパネル" でのプロキシサーバの設定は詳細設定で "ファイアウォール" から行える.詳細設定の表示法は「 Mac OS 8.5 について」インターネットコントロールパネルに記載している.

Sherlock がこのように適切な HTML ヘッダを生成できないことに関して, WebDoubler を使うことで Sherlock が使えるようになる. WebDoubler が問題点を肩代わりして正しいヘッダに修正するためである.



● iMac :システム終了しても再起動するケース: Apple TIL


TIL: 58171 : iMac: Restarts Instead of Shutting Down

iMac でシステム終了を選択しても再起動してしまうことがある.これは接続された USB 機器が原因である場合がある.これを検証するためには,マウス,キーボードを含め全ての USB 機器を取り外し,前面にあるボタンを使って終了してみる.

もし,正常に終了できるようであれば, USB 機器の内のひとつが原因である.ひとつずつ接続して機器を特定する.

USB 機器を取り外しても障害が継続して発生する場合は,システム CD から起動し,前面にあるボタンを使って終了してみる.もし終了するようであれば,システムを再インストールする.障害がまだ継続するようであれば PRAM クリアをする.それでも改善されない場合は, Apple サービスプロバイダに連絡する.



● Mac OS 8.5 の DVD Player のヘルプが起動しない( US 版のみ): Apple TIL


TIL: 24700 : Mac OS 8.5: DVD Player Help Will Not Launch

Apple DVD Player のヘルプが起動せず,手動で起動する回避法が記載されている.

Apple DVD Player は日本語版にはバンドルされていない.また, US 版 CD-ROM の標準インストーラからはインストールされず, "CD Extras" フォルダからインストーラを起動する必要がある.また, PowerBook G3 Series または G3 マシンでなければインストールできない.さらに,動作する Apple DVD キットは北米のみで,なおかつ限定数発売であった.



Virtual PC 2.1.1 日本語版アップデータ


Virtual PC 2.0/2.0.1/2.1日本語版を2.1にアップデートする. Mac OS 8.5 では 2.0 バージョンはアップデートしなければならない.



[その他]
How to light up your iMac mouse!
私のページで扱う内容ではないが,たまたま知ったので. iMac のマウスを光らせる方法.改造であるので Apple の保証は受けられなくなる点を注意のこと.





[ 98/11/3]



● Mac OS 8.5 : Sherlock の索引作成


Sherlock の索引作成は機能拡張フォルダ内の "検索" フォルダにある "コンテンツ検索索引作成" というアプリケーションが行う.気が付いたのだが,このアプリケーション使用中にはシステムヒープが 8 MB 程度増加する. "コンテンツ検索索引作成" 自体に 3MB 割り当てられているので最低でも 11 MB 以上必要になる.検索作成でエラーが発生するというケースもよく聞くが,メモリ不足が原因の場合があるかも知れない.

ちなみに,作成された索引はハードディスクルートに "TheFindByContentFolder" という不可視フォルダが作成され, "TheFindByContentIndex" という不可視ファイルに蓄えられる.

私の Sherlock の索引作成はまだ終わらず,昨日などは「あと約 101 時間」などと表示されていた.



● Mac OS 8.5 :フォントキャッシュはどこに


Mac OS 8.5 では Mac OS 8/8.1 までにあったシステムフォルダ内のフォントキャッシュがなくなっている.フォントキャッシュの機構はどうなったのだろう.

Mac OS 8.5 では Font Manager について Power PC ネイティブになっただけでなく,いくつかの変更があった.フォントキャッシュについても変更があり,これまでのようなフォントキャッシュは廃止されたがフォントキャッシュがなくなっているわけではない. Mac OS 8.5 ではフォントの使用ごとにキャッシュされるこれまでの方式から Macintosh 起動時にシステムワイドフォントキャッシュがシステムヒープに割り当てられるようになったそうだ.

ただし,これまでのように,アウトラインデータが何でもメモリに蓄えられるのではなく,ある程度の水準までに限られる.使用頻度の低い文字等についてはそのたびにアウトラインデータをフォントファイルから読み込みラスタライズすることになる.



● Mac OS 8.5 : File Exchange の "起動時にマウント" での障害


ひろせ氏からお知らせいただいている.

ひろせ氏はそれまで Mac OS 8.1 で外付け MO を SCSIProbe4.3 や Mt-Everything-150a2 で強制マウントさせていた.しかし, Mac OS 8.5 にしてからそれらのユーティリティでマウントさせようとしてもドライブのアクセスランプさえ点灯しなくなった.ドライブにメディアを入れて Macintosh を起動させた後に Silverlining 5.8.3 からマウントさせることはできた.

原因は "File Exchange" コントロールパネル の "起動時にマウント"にチェックが入っていることだった. "File Exchange" を外すか,チェックを外すことで,以前のように SCSIProbe4.3 でマウントできるようになった.
(PowerMac 7300/180)



● Mac OS 8.5 :AfterDark 4.0.3 パスワードでの問題


武田氏からお知らせいただいた.

Mac OS 8.5 に AfterDark4.0.3をいれてパスワードを設定して再起動したところ Visual Client がありませんといわれ再起動するしかなくなる.Visual Client は AfterDark が作成するのだが,パスワード設定をしなければ問題ない.パスワードを設定すると Visual Client が壊れるそうである.

回避法はもしもそのようになった場合は Shift 起動して, Visual Client を捨て,次回起動時にパスワード設定をしないこと.

この問題は米国のネットニュースでも話題になっていた.



● Mac OS 8.5 :クラリスワークスほかメニューのマイナーバグ


長谷川氏からお知らせいただいた.

クラリスワークス 4.0 V4 とクラリスドロー 1.0 V2 を Mac OS 8.5 で使用すると,文字色や線選択のプルダウンメニューでポインタの軌跡が残ってしまう.

追記:
鈴木氏によれば,これらメニューをティアオフメニューにすると障害は出ないそうである.

● Mac OS 8.5 :SONY CD-ROM PRD650 起動 CD-ROM にならない


murakami 氏は PowerBook5300 / Mac OS 8.1 でSONY 外付け CD-ROM PRD650 を使用していたが, Mac OS 8.5 にしたら CD-ROM 起動ができなかったそうである.



● Mac OS 8.5 で PC Compatibility Card ネットワーク機能を改善するパッチ


Mac OS 8.5 では PC Compatibility Card が使えないと Apple の公式発表があるが,実際にはネットワーク機能以外は使用可能である.このことについては 98/9/2 項目「 Mac OS 8.5 と DOS Compatibility Card 」において Compatibility Card が Open Transport 2.0 と非互換のため Windows 環境でネットワーク機能が使えなくなるだろうと書いたとおりである.

このことについて, Compatibility Card で Mac OS 8.5 がネットワーク機能でも支障なく使えるようにするPC-CardOS8.5NetPatchが公表されている.

追記:
このパッチで改善されない場合, "Apple Enet" 機能拡張を外し,代わりに Mac OS 8.5 システム CD にある "Ethernet (Built-In)" と "EtherTalk Phase 2" を入れる.



● FinderPop1.7.3 と DefaultFolder2.9.3


潮渡氏によれば FinderPop1.7.3 と DefaultFolder2.9.3 の組み合わせで DefaultFolder の機能(セーブダイアログでリスト表示内のファイル名をセーブファイル名にクリック などすることでコピーできる)が機能しなくなる. FinderPop を一つ前の 1.7.2にすることで回避される.



● CD-ROM が認識されない場合にとるべき方法



TIL: 24699 : Power Macintosh G3 (Desktop Model): CD Will Not Mount

CD-ROM ドライブにいれた CD が認識されない場合,問題を切り分けるために取るべき段階

1.確かに認識される別の CD をドライブにセットして確かめる.( CD の損傷かシステム側の問題かを確認する)

2. CD-ROM を認識するのに必要なソフトウェアがインストールされているかどうか確かめる.( TIL にはアップルメニューに "AppleCD オーディオプレーヤ" があるかどうかで見分ける方法が書かれている.これはカスタマイズしているかどうかで異なるわけだから,あまり確実な方法でない場合もあろう)

3.システム CD からの CD-ROM ソフトウェアの再インストール.

4. Apple Webサイト,サービスプロバイダ, Apple への電話などで助力を求める.



● QuickTime3.0 : Mac OS 7.6.1 での MIDI 再生がモノラルの場合


杉崎氏からいただいた.

Mac OS 8.5 のアピアランスのサウンドはステレオである.ところで QuickTime3.0 をインストールした Mac OS 7.6.1で, MoviePlayer や MIDIGraphy などを使用して MIDI データを再生するとモノラルになってしまう.
(2400c/180とPowerMacintosh6100/60AV)



● Apple TIL:インターネット/File Exchange コントロールパネルでエラーが出る場合


TIL: 58168 : Mac OS 8.5: Mac OS 8.5: Error Opening Internet Control Panel or File Exchange

"インターネット" や "File Exchange" コントロールパネルを開こうとすると, "インターネット設定機能拡張 2.0 またはそれ以降のバージョンが必要です"とか "インターネット設定機能拡張が正しくインストールされていません" といったメッセージが表示される.これは Mac OS 8.5 インストール後にブラウザやメーラなどのアプリケーションをインストールした場合,それらアプリケーションインストーラがインターネット設定機能拡張の古いバージョンをインストールすることで起きる.

Mac OS 8.5 システム CD からインターネットコントロールパネルをカスタムインストールすることで正しいインターネット設定機能拡張がインストールされる.( "Internet Config Extension" がインストールされるアプリケーションの場合は手動で機能拡張フォルダから削除する必要がある)

以上が Apple TIL の情報の私の要約である.しかし,黒原氏によれば TIL の記述には注意が必要である. "インターネット設定機能拡張" は Mac OS 8.5 US 版では "Internet Config Extension" であるが,日本語版では "インターネット設定機能拡張" であり,両方ともバージョンは 2.0.2 である. TIL には "Internet Config Extension" と書いてあるが,日本語版 OS の場合 "インターネット設定機能拡張" となっているため, TIL の記述(私の要約ではない)の読みとりには注意が必要である.

これは例えば, Netscape の US 版等,日本語化されていないアプリケーションの中に, "Internet Config Extension" をインストールするものがあり, "インターネット設定機能拡張" と二つ入ってしまい,問題が生じる.そのためインストール後にトラブルが生じても, Mac OS 8.5 日本語版からカスタムインストールしても "Internet Config Extension" は削除されず, 問題は残ったままとなる.上記のように "Internet Config Extension" は手動で削除する必要がある. TIL を直訳すると"Internet Config Extension" が上書きされることになって問題は解決することになるが,そうではない.(私の要約で問題ない)

( "Internet Config Extension" と "インターネット設定機能拡張" が同居する問題については, 98/10/23 項目冒頭で指摘している)




[ 98/11/1]



Sherlock の索引作成は 2 日間マシンをつけっぱなしにしてもまだ「あと約 100 時間」だ.



● Mac OS 8.5 :アップルメニューオプションの起動時スローダウン


昨日項目「 Mac OS 8.5 :スローダウンの原因:アップルメニュー内のエイリアス」に引き続き,一二日使ってみて, Mac OS 8.5 のスローダウンの原因について,私が発見し,知っていることがあるので発表したい.

昨日項目について, Mac OS 8.5 新規インストールのまま,つまりハードディスクなどのエイリアスをアップルメニューに入れないでも起動に時間がかかるというメールをいただいている.これは,アップルメニューオプションの問題である.

昨日項目でも若干触れたのだが,アップルメニューオプションは最初のバージョンから問題が指摘されている.多分多くの方がアップルメニューオプションに問題があると認識されたのには私がこのページで障害を指摘し続けていることがあるだろう.

Mac OS 8.5 ではアップルメニューオプションについて新しい障害が発生している. Mac OS 8.5 でアップルメニューオプションが読み込まれる場合,起動時に Finder がロードされ,起動ボリュームがマウントされたまま,ポインタは動くのにも関わらず,ハングしたかのように操作を受け付けない状態が場合によっては 2-3 分続き,その後ゴミ箱などの他のデスクトップにある項目が現れる.

この障害の説明は昨日のアップルメニュー内のエイリアスについて行ったものと同一である.つまり,起動時にアップルメニューオプションがマウントされたハードディスクの内容に関してフォントを構築しているものと思われる.

これまでのアップルメニューオプションの障害は "最近使った項目" のチェックをとることで回避できたが,この問題に関してはそれでは改善がない.アップルメニューオプション自体を機能拡張マネージャで読み込まないようにするなどして外す他はない.アップルメニューからのサブメニュー表示については, 98/10/20 項目「 Mac OS 8.5 :各種ユーティリティの互換」で触れたように,MenuChoice か BeHierarchic ということになるのだろうか. FinderPop をアップルメニュー代わりに使うという手もある.ただ,このスローダウンは障害というより仕様と言うべきものかも知れず,一概に外せば済むと言い難い可能性がある.

メールでは Mac OS 8.5 クリーンインストール状態でウインドウ再描画についても遅いとご指摘いただいている.その障害が昨日項目のアップルメニュー内のエイリアスでのスローダウンほど顕著なものでないとすれば, "アピアランス" コントロールパネルの "なめらかな文字で表示する" のチェックのオンオフで変化があるかも知れない.また,そこでもアップルメニューオプションが関係しているかも知れないので,アップルメニューオプションを外すことで改善がある可能性もある.

アプリケーション切り替え時に問題が発生する場合については "アプリケーション切替" 機能拡張を外すと改善されることがあるが,この場合,アプリケーションスイッチャーが使えなくなる.(アプリケーション切り替えのキーボードショートカットは使える)

追記:
Mac OS 8.5 ではデスクトップピクチャ使用時にウインドウの切り替え等でスローダウンが起きることは, 98/10/17 の「 Mac OS 8.5 について」デスクトップピクチャを使ったらマシンが遅くなったに記載している.

起動時にメモりチェックをバイパスすることによって,起動を速くできる.方法は「 Mac OS 8.5 について」メモリチェックのバイパス: Mac OS 8.5 の隠し機能に記載している.



● Mac OS 8.5 : Apple Remote Access 3.0 の障害改善


Mac OS 8.5 では ARA (Apple Remote Access) Client 3.0 に起きていた Ethernet で接続が突然途切れるなどの問題は解決されたと関係者が言っている.ただし, ARA Server の問題はまだアップデータに向けて作業中だそうだ.

私もこの数日 Mac OS 8.5 をテスト使用しているが, Ethernet 環境内,自宅からの PPP 接続において ARA 3.0 で見られた問題は再現されなくなったようだ.



● Internet Explorer :「 Java VM がロードされません」


TIL: 24698 : Microsoft Internet Explorer: "Java VM Could Not Be Loaded" Message

Microsoft Internet Explorer 使用中に「 Java VM がロードされません」といったメッセージが表示されることがある. Internet Explorer はインストールされるとデフォルトで Apple MRJ (MacOS Runtime for Java) を使用する設定になっている. Apple MRJ がインストールされていないと, Java を使用したサイトを訪れたときにこのようなメッセージが表示される.

回避法は Internet Explorer の初期設定から Microsoft Virtual Machine を選択するか, Apple MRJ をインストールする.

追記:
松瀬氏から回避法についてお知らせいただいた.当初, Java を切るとしたが,上記のように改めている.松瀬氏からは, Microsoft Virtual Machine を選択した場合,ブラウザを再起動させないと VM は動作しないことと, IE を最小の環境でインストールした場合などで「Microsoft Virtual Machine」がインストールされていないような場合, JAVA を不使用にするか Microsoft Virtual Machine または Apple MRJ または両方をインストールする方法が考えられること,また, Microsoft Virtual Machine はインストーラーからカスタムでインストール可能であることをお教えいただいている.



●ファイル共有によるスプールファイル書き込みについて


AppleTalk 非対応のシリアルプリンタをファイル共有を利用してスプールファイルを書き込む事により,ネットワーク共有する方法について,三井氏からドライバを各マシンにインストールするのは許諾違反になるのではないかとお知らせいただいた.

関連したページの紹介項目をここに書いていたが,削除させていただいた.




[ 98/10/31]



Sherlock での内容検索でハードディスクの索引を作成しようとすると「あと約 100 時間」と表示されてしまった.



● Mac OS 8.5 :スローダウンの原因:アップルメニュー内のエイリアス


Mac OS 8.5 が遅いといわれている原因を発見できたのではないかと思われる.

Apple Tech Exchange に Mac OS 8.5 US と JLK の問題が記載されている.そこでは Mac OS 8.5 US に Japanese Language Kit ( JLK ) をインストールすると,アプリケーションの起動時や終了時にフリーズしたかのように間があくという指摘について,ハードディスクのエイリアスがアップルメニューにあるためだという Apple 技術サポートの見解が述べられている.

ハードディスクのエイリアスがアップルメニューにあると,ハードディスクの巨大な階層が作成され,(アピアランスなどからの)フォント変更の際には表示される前の全てのフォントを再構築するとしている.(高木氏からもこの記載についてお知らせいただいている)

アピアランスコントロールパネルの遅れに関しては TIL にも記載があり,フォント再構築について同様のことが述べられていたと記憶しているのだが,アップルメニューのエイリアスについての記載はなかったように思える.また,それがアピアランス切り替え以外でも起きることも記載されていなかったように思う.

私は Mac OS 8.5 にしていくつかの場面で速くなったような印象を持っている.ところが,皆様からいただく Mac OS 8.5 についてのメールの多くで,遅い,重いというご意見が随所に見られる. Net 上でも速いという感想と遅いという感想の両方を見ることができるが,遅いという方がかなり多いという印象だ.しかし,私にはそのような障害が確認できず不思議に思っていたし,確認できないため項目にもしていなかった.

遅い,重いというご意見は例えば,何かの操作中に間があくとか,ウインドウの切り替えに間があくなどの指摘をいただいているが,上記の JLK に関する記載にそれら症状と類似のものを感じ,これらスローダウンと関連するのではないかと思えた.

そこで,それまで入れていなかったハードディスクのエイリアスをインストールしたばかりの Mac OS 8.5 J に入れてみたところ,皆様からいただいたような症状が現れることを確認した. 索引作成に 100 時間かかるというハードディスクのエイリアスをアップルメニューオプションに入れ,ウインドウを閉じようとしたが 2分近くハングアップしたかのようになってしまった.てきめんであった.ポインタは動くが何も操作を受け付けない状態が続いた.その後, Finder であろうがアプリケーションであろうが,全てで操作がスローダウンし,耐え難いまでに Macintosh は遅くなった.エイリアスをアップルメニューから外すとそれらの障害はうそのように消えてしまう.

思うにこれはアップルメニューオプションの問題と類似している.アップルメニューオプションにハードディスクなどが登録された場合,いろいろな場面で Macintosh がスローダウンする. Mac OS 8.1 まではこれはアップルメニューオプションの問題であり,アップルメニューの問題ではなかった. Mac OS 8.5 になって,アップルメニューにも類似の問題が拡大されたと考えればよい.

アップルメニューオプションの障害はアップルメニューオプションの "最近使った項目" のチェックをとるかアップルメニューオプション自体を外すことで回避できるが,アップルメニューについては,内容が多かったり,階層が深かったりするようなディスクやフォルダ等のエイリアスを入れないことで回避する他ないだろう.



● Mac OS 8.5 :ディスク損傷を避ける考え得る方法


この問題が起きるケースはユーザの 1 パーセント以下であるが, 0.1 パーセントより多いと MacInTouch が調査から推定している.何度も述べているように,まず,起きることではない.事故が起きても,事前のバックアップがあればそれほど問題にはならない.


MacInTouch, MacFixIt は 10/30 に相次いで Mac OS 8.5 で報告されているインストール時のハードディスク損傷を避ける取りあえずの方法を掲載している.それらに共通しているのは事前にドライバ更新だけを単独で行い, PRAM クリア後に Mac OS 8.5 CD からインストールするというものだ.どうも問題の焦点は CD-ROM からのドライバ更新に関わる何らかのメカニズムに起因するという方向に向かいつつあるのではなかろうか.( 10/28 項目「 Mac OS 8.5 :ディスク損傷(継続)」参照.つまり上記ページより私の方が先にこの点を指摘している.)

実は私も自分のマシンにインストールする際には同じプロセスを実行している. CD-ROM からのドライバ更新はこれまでの経験から自動で行ったことはない. CD-ROM のインストーラによるドライバ更新で何らかの問題が発生するとすれば,問題を避けるインストール法は次の通りである.


「もっとも確実な方法」

全てのバックアップを取って,ハードディスクを単一パーティションだけとしてイニシャライズし直してから,以下の方法を取る.しかし,それほど神経質でない人の場合はバックアップだけで以下の方法に進む.


「 Apple ドライバ以外のハードディスクドライバを使用している場合 A」

8.5 対応がはっきりしているバージョンにドライバを更新する


再起動して PRAM クリア


Disk First Aid 8.5.1 で検証して,異常がないか確認する


Mac OS 8.5 システム CD のオプションボタンからドライバ更新のチェックを外してインストールする


「 Apple ドライバ以外のハードディスクドライバを使用している場合 B」

バックアップ後ハードディスクをドライブ設定 1.6.1 に変更して物理フォーマットする


再起動して PRAM クリア


Disk First Aid 8.5.1 で検証して,異常がないか確認する


Mac OS 8.5 システム CD のオプションボタンからドライバ更新のチェックを外してインストールする


「 Apple ドライバ以外のハードディスクドライバを使用している場合 C」

本問題の原因や回避法がはっきりするまでは Mac OS 8.5 インストールを見合わせる.


「これまで Apple ドライバを使用していた場合」

ドライブ設定 1.6.1 を起動して,ドライバ更新を行う


再起動して PRAM クリア


Disk First Aid 8.5.1 で検証して,異常がないか確認する


Mac OS 8.5 システム CD のオプションボタンからドライバ更新のチェックを外してインストールする



PageMaker 6.5.3J アップデータ


これまでの PageMaker を 6.5.3 J にアップデートするアップデータが Mac OS 8.5 でインストールできない不具合があっため, Mac OS 8.5 下で アップデートできるようにしたアップデータ.アップデート内容は前回公表されたものと同じ.




[ 98/10/30]



何と Macintosh News 用 Sherlock プラグインを池田昌紀氏が作成下さった.

池田氏のページ



● Mac OS 8.5 : PowerBook でのアイコン消失問題


PowerBookに Mac OS 8.5 インストール後起動直後,または使用中に Finder でのウインドウ内などのアイコンが消失するケースがいくつか報告されている.

この問題は PowerBook G3 Seriesを使いこなそうMacInTouch で主に取り上げられ,障害報告が寄せられている.

障害は例えばあるボリュームを開いてみると何もないのだが,ファイルダイアログなどからはファイルを開くことができたり,一部ファイル/フォルダのアイコンが表示されずそれらの名称は Finder 上で表示される場合など一様ではない.再起動等で改善される場合が多いようで,障害は持続的ではないと思われる.

MacInTouch はこれをディスク損傷問題の一環として考えているようだ.また, PowerBook G3 Seriesを使いこなそうでは Apple ドライバ以外のドライバを使用し,ハードディスクの回転停止時に起きると述べている.どちらにしてもハードディスクとの関連が疑われている.

納村氏によれば, PowerBook では電源アダプタを抜いた状態で(バッテリで)操作を行うと,起動直後にアイコン消失が発生するそうだ.

追記:
吉原氏,oya 氏からこの問題について BHA の B'sCrew アップデータの「お読みください」および BHA ホームページに記載されているとお知らせいただいた.この問題は Mac OS 8.1 から起きていた問題で, Mac OS の問題であり,ドライブ設定など Apple ドライバでも発生すると書かれている.

B'sCrew 2.1.3 までのドライバを Mac OS 8.5 がインストールされた Power Book の起動ドライブに用いると,ファインダー上でファイルが見えなくなるという現象が発生することがあります.これは,表示上の問題であり,ファイルが失われた訳ではありません.

弊社で調査を行ったところ,頻度の違いこそあれ,ドライブ設定(Apple純正ドライバ)でも,同様の現象が発生することが確認されました.このことから,根本的な原因は,ドライバではなく,Mac OS 8.5にあるのではないかと思われます. 発生頻度の違いをもたらしているものは,パワーマネジメント系の仕様変更によるものです.

B'sCrew 2.1.4は,この問題に対策を施し,ドライブ設定(Apple純正ドライバ)と同程度まで発生率を抑え込んでいます.


追記:2
丹羽氏から BHAによるテスト内容からの問題再現の詳細をページに掲載していると御連絡いただいている.



● Mac OS 8.5 :仮想記憶オフ後の Type 7 エラー


Mac OS 8.5 で仮想記憶を切った後に起動した際, Finder ロード時に " Finder エラー Type 7" と表示され起動できない問題が複数 Apple に報告されている. Apple が調査したどのケースも RAM を追加しているため, RAM を中心に米国 Apple で原因を調査中である.とりあえずの回避法は仮想記憶をオンにする.



Mac OS 8.5 上でのジャストシステム製品の動作について


ATOK11 を Mac OS 8.5 をカスタムインストールする場合は "インターナショナル" "テキストエンコーディング" にもチェックしてインストールするように書かれている. ATOK11 インストール前でも後でもそれら操作を行ってもよいともある.カスタムインストール時に "テキストエンコーディング" をチェックしていない場合,追加インストールでもよいという意味だろう.

これがどのような意味があるのかよく分からない.カスタムインストールで "基本システムソフトウェア" (最小限のシステム)を選択した場合のみ "テキストエンコーディング" 関係ファイルが限定されるが,それでも必要なものは適切にインストールされると思うし,別に特に異なったバージョンの "テキストエンコーディング" 関連ファイルがインストールされるわけではないと思うのだが....

ATOK11 については馬場氏から Mac OS 8.5 アップデータを当てた後に ATOK11 をインストールし, ATOK11updata によってカスタムアップデートをおこなうと日本語環境関連機能拡張類がダウンしてしまい起動時にメッセージが表示されるようになるとお知らせいただいている. Mac OS 8.5 アップデータまたは Mac OS 8.5 日本語関連ファイルを再インストールするか, ATOK11updata インストール時にカスタム設定しないと問題は起きないのではないかとおっしゃっている.

追記:
主に馬場氏の問題に関して,山田氏から ATOK11 の最新のアップデータ等も含め, ATOK11 では "テキストエンコーディング" について 1.2 または 1.3 が一部インストールされ,これは Mac OS 8. 5 の 1.4 からはバージョンダウンであるとお教えいただいた.

ATOK11 を Mac OS 8.5 インストール後にインストーラからインストールした場合は ATOK11のカスタム削除で "テキストエンコーディング" 関係を削除した後, Mac OS 8.5 カスタムインストールから "テキストエンコーディング" 関連ファイルをインストールし直す必要がある.



Adaptec Macintosh製品のMacOS8.5対応について


PowerDomain 2940U2W についてドライバアップデートが必要(日本語版ドライバは 11 月初旬), REMUS/REMUS LITE 1.2J は HFS + 未対応と述べられている.



● Mac OS 8.5 : Illustrator 5.x J のパレットの文字化け


Mac OS 8.5 インストール後 Illustrator 5.x のパレット等で文字化けが発生する.(関根氏,中村氏)

この問題はフォントフォルダに不要な以前の丸漢ファイル( Osaka 丸漢等)を入れたために発生すると思われる.



● Mac OS 8.5 : Timbuktu 日本語版対応状況


川口氏,吉満氏からいただいた. Mac OS 8.5 での Timbuktu 日本語版(4.0.2 および 4.0.6 )の動作についてはファラロンでは確認中だそうだが,お二人によれば,新規インストール 8.5 で問題なく動作するが, HFS + (拡張フォーマット)の場合は 2 つの問題があるそうだ.

・コントロールしているデスクトップ内からのドラッグコピーが出来ない.ウインドの端で止まってしまう.

・コントロールバーを最小化や最大化,またモジュールの操作を行うとクリックロックされたままで,見た目フリーズ状態になる.操作される側はクリックがロックしているだけなのでなんらかの入力を行うと直る.



これは HFS + にて起きる障害であるが,実は Mac OS 8.1 でも起きていた問題で, HFS (標準フォーマット)であれば発生しないとお知らせいただいた.

追記:
Mac OS 8.5 がインストールされた Macintosh を他の Macintosh からコントロールする際,

コントロールバー
アプリケーションスイッチャー

をクリックするとコントロールしていた Macintosh からコントロールが失われる.この後,Timbukutu を終了すると,再び,Timbukutu を起動しても動作しない.

この場合の回避法は,コントロールされている側の Macintosh 側で別の操作を行う.



● Mac OS 8.5 : Netscape プラグイン RealPlayer 5.0 での問題


Sukeno によれば, Netscape Navigator のプラグインソフト RealPlayer 5.0 を Netscape 上から起 動しようとするとエラー43が発生する.あらかじめ RealPlayer を起動させておくとこのエラーは発生せず, RealPlayer で画像を見ることができる.



● Mac OS 8.5 :システム CD のフリーズと SCSI


Mac OS 8.5 は SCSI に敏感ではないかと 10/28 項目に書いたが,寿氏から CD-ROM から起動できないことに関連した問題として連絡いただいている.

氏は Mac OS 8.5 「激闘の1週間・Halo and good-bye」というページを作成されているが,そこにこの問題が記されている. MOドライブ SMB-640WL(内蔵ドライブはFUJITSU M2513EL)のマニュアルでは Macintosh で使用する場合, SCSI-2 モードを「ON」に設定すると書かれているが,この設定だと OS 8.5 インストーラが動作しなくなるそうだ. Mac の標準外部 SCSI 端子に接続する場合, SCSI-2 モードを OFF にすることで回避できる. Mac OS 8.1 では問題なかったそうである.

寿氏からは他にもアップルメニューオプションで最近使った項目... をオフにしているにも関わらず,アップルメニューに「最近使った書類」などのフォルダがランダムに出現すること( "Apple Menu Options Prefs" を捨てることで回避できる)などをご報告いただいている.



● Mac OS 8.5 : GoMac とコントロールバー他


松下氏によれば, GoMac をインストールすると "インストールされていますが起動できません" というメッセージが出て,コントロールバーが使用できなかったり,クラリスメールや Netscape などほとんどのアプリケーションで Type 2 エラーが頻発する.

これらの問題は GoMac 1.5.3 が Mac OS 8.5 非互換のためで,修正された GoMac 1.6 が公開されている.



● AppleShare IP 6.x : Windowsアプリケーションから保存できない問題


TIL: 24690 : AppleShare IP 6.x: Error Saving From Windows Applications

AppleShare IP 6.x ボリュームに Windows (95/98/NT)クライアントから ClarisWorks/AppleWorks などのアプリケーションからファイルを保存しようとすると"An I/O error occurred." とエラーダイアログが表示されることがある. (Windows のデスクトップからは保存できる)

これは AppleShare IP がアイドル時間が 4 分経つと接続を解除する SMB という機構のためである. SMB によって解除されても再接続するアプリケーションと再接続しないアプリケーションがあり,再接続しない場合このようになる.回避法はいったんローカルボリュームに保存したファイルを Windows デスクトップから保存する.修正は次期バージョンとのこと.

AppleShare IP 6.0 は Mac OS 8.5 未対応で, 6.0.1 アップデータを公開予定であるが,上記修正がこの 6.0.1 で行われるかどうかは不明.



Patchin' Patch for 8.5


FontPatchin' 用 Mac OS 8.5 対応パッチ



ファイルメーカー Pro 4.0v2 Macintosh版アップデータ


ファイルメーカー Pro 4.0 v1 からの変更点は以下のように書かれている.

値一覧を定義する際に,「フィールド値を使用」オプションでテキスト以外のフィールドタイプに設定すると値一覧がブラウズモードでは白紙になる問題を解決

ポストスクリプト以外のプリンタで縦書き印刷すると,文字がギザギザになる問題を解決

JPEG のグラフィックスの表示または印刷のクオリティが悪い問題を解決

Web 使用者数が増加した状況が続くと, Web コンパニオンが Web 上でのデータベース共有を止めてしまう問題を解決



● AntiGax v1.3 とクラリスワークス


工藤氏によれば Performa 5440 で AntiGax v1.3 付属の "GAx Defender" 機能拡張を使用すると,クラリスワークス 4.0 V4 が Type1エラーを起こす. GAx Defender を外すと起きないのでコンフリクトと思われる.



●宛名職人Ver.6 と LibMotosh ?


いただいた情報によると LibMotosh がインストールされたマシンで宛名職人Ver.6 を起動すると, Type 2 および Type 11 エラーが発生する.もし, LibMotosh が関わっているとすれば,一部の G3 アップグレードカードには LibMotosh の入ったフロッピーが付属している場合があり, 7600/8500 等の G3アップグレードマシーンの中で多く人が Motorola の LibMotosh をインストールしているのではなかろうかと指摘されている.

私は Mac OS 8 からシステムに Motorola の LibMotosh の機能が組み込まれていると Apple が言っていたような記憶があるのだが.また, Mac OS 8 で実際にインストールした時のベンチマークでほとんど有意差がなかったとも記憶している.

追記:
LibMotoSh の効果について,三角関数の演算の結果が二割程向上していて, LibMotoSh の説明にもそのように記されているとお知らせいただいた.全体としてはほとんど差はないそうだ.


追記 2 :
本件については LibMotosh が原因とは思えないという御指摘もいただいている. Adobe Type Reunion 1.2 で同様のエラーが発生するという.御指摘では Mac OS 基本と LibMotosh のみでは障害を確認できないという.しかし,一方で宛名職人Ver.6 と LibMotosh で宛名職人が起動できないことを確認したという御連絡を他の方からいただいている.まだ,未確定の部分があるようだ.



追記:3
LibMoto SHについて,飯島氏から,Newer社に問い合わせた結果, Mac OS 8.1 以降,演算ルーチンに組み込まれているため不要との回答をいただいている旨をお知らせいただいた.



追記:4
宛名職人Ver.6 最新ファイルセット




[ 98/10/28]



● Mac OS 8.5 :システム CD から起動しない


Mac OS 8.5 システム CD から起動できない問題が複数例 Apple に報告されている.同一環境で機種が異なることで起動したり起動できなかったりする.起動できない場合は起動途中でフリーズする場合がある.それらの場合,例えば Mac OS 8.1 など他のシステム CD からは問題なく起動できる. Apple では現在調査中である.

追記:
上記項目は米国 Apple からの情報であるが,田中(潤)氏から同じ障害をお知らせいただいた.上記項目で詳しくは書かなかった米国での障害報告と一致する.

マシンは 9500+MAXPowerG3 300/1M/300 で CD-ROM ドライブは Apple 純正 8 倍速です.(中略) 8.1 の CD-ROM からは起動できるのですが 8.5 では全く認識されないようです.起動 Disk コンパネで 8.5J の CD -ROM を選択することは可能なのですが,実際に再起動すると HDD からの起動してしまいます.起動時に C を押しっぱなしにした場合は白い画面のままで無反応の状態になります.(フロッピー+?のアイコンも表示されない)通常に起動 Disk から起動した状態では普通にマウントされるので 8.5J の CD-ROM に含まれる起動用のSystemフォルダーになんらかの問題が有るのでは思っていたところです.ちなみにこの現象は今のところ 9500 でしか確認できておらず,他のマシンでの確認を至急行ってみます.ちなみに会社で使っている Performa6420/120 では問題なく起動できました.

私のところには他にもいくつか 8.5 システム CD から起動できない,認識できないというご報告をいただいているのであるが,障害が詳しく書かれていないため,これらと同じものかどうかはっきりしない.

上記の問題とは別に SCSI に関して Mac OS 8.5 がより敏感であるかも知れないと思われる点もあり, SCSI CD-ROM ドライブに関してターミネーションその他を確認する必要もある.



● Mac OS 8.5 :ディスク損傷(継続)


Mac OS 8.5 をインストールしたディスクが認識されなくなる場合がある問題で, TERO 氏からドライバ更新の関係ではないかとご意見をいただいた.

TERO 氏は Apple のドライバを使用している場合のドライバ更新に失敗するのではないかと指摘されているのだが, MacInTouch の Disk Damage Issueに掲載された投稿にはサードパーティ製ドライバを使用している場合とか, Mac OS 以外の OS も同時にインストールされている場合が多い. UMAX の警告の場合も UMAX 製クローンは HDT でフォーマットされたディスクを使用している.(もともと Apple のドライバが使われている例も記載されているが)

これは当然の事なのだが,システムアップデート時に Mac OS インストーラはディスクを Disk First Aid で検証しドライバも自動で更新してしまう.インストーラはデフォルトではドライバ更新はオンになっている.この場合でも Apple 以外のドライバで初期化されたディスクにはなにもしないで更新しないというアラートを出すのだが,何らかの理由で関連しているかも知れない.

また, TERO 氏はインストーラのドライバ更新は OS インストール対象ディスクのみならずリムーバブルを含む接続された全てのドライブを更新すると警告されている.この点は私も確認した.インストールするマシンでは他のディスクを接続しないようにし,サードパーティ製ドライバを既に使用している場合はインストーラ画面の設定で(オプションボタン)ドライバ更新を切ったほうが確実だろう.

なお, ATA ドライバは Drive Setup 1.5 の 3.1.0 から 3.1.3, SCSI ドライバはドライブ設定 1.4/ Drive Setup 1.5 の 8.0.9 から 8.1.0 に更新されるので Apple のドライバを使用している場合は更新させてよい.

追記:
この問題は誰にも起きるわけではない.ほとんど起きないと言っていい.針小棒大にこれらの問題を取り上げたくはない.しかし,注意してしすぎるわけでもなかろう.

とにかくめったに起きることではないのだが, MacInTouch 10/27 はこの問題について 14 の注意点を列記している.詳しくは MacInTouch を参照願いたいが,いくつか目に付いたものを記してみる.

・パーティションサイズを変更したり, Mac OS 以外の OS で使用していたディスクにインストールしない.

・ HFS + を起動ボリュームや重要なファイルのあるボリュームに施すのは避ける.

・問題が発生した場合,サードパーティ製ディスク修復ユーティリティを用いてはいけない.

・ Apple ドライバを使用する(特に IDEには ).PowerBookでの HDT の使用は慎重に.

・ Speed Doubler を使用しない.

・ システム CD から起動しないで,インストールしたいボリュームとは別パーティションから起動してインストールする.

・仮想記憶をオフにするか,仮想記憶対象ディスクを別のパーティションに指定する.

・問題が発生しディスクを認識しなくなった場合,ドライバを書き換えると効果があるかも知れない.


これらは MacInTouch に寄せられた読者のケースの最大公約数的な経験則であって,何ら障害を説明したり,原因を示唆するものではない.私には Speed Doubler の指摘は全く理解できない.システム CD から起動しないという注意はドライバ更新させないということであれば理解できるが,それだと別パーティションから起動する方法はほとんど意味がない.かつて,システム CD からのアップデートで PRAM クリアを強制的に行わせたことがあるが,今回それは行っていないようで,意味不明である.



● Planet Earth の問題


98/10/15 日の欄外に書いた Planet Earth でダブルシャットダウンが起きたり,ゴミ箱に救出された項目が入っている問題は,機種等環境によって,全く同じように起きる方と救出された項目だけできる場合とがあるようだ.私の場合でも 8500 ではダブルシャットダウンは起きなかった.

ゴミ箱に救出された項目が入っている点については杉崎氏からその項目は University of Wisconsin-Madison's Graduate SchoolのSpace Science Engineering Center の提供している世界の雲画像(および温度)データであるとお知らせいただいている. Planet Earth がこのデータを使っているようだ.

Planet Earth はこのデータを起動ディスクルートの不可視一時ディレクトリに作成する.システムが終了したり,再起動する際にこれを消去しないようなのだ.

ダブルシャットダウンが起きる場合の回避法としてはこの不可視ファイルを手動でゴミ箱に移すか AppleScript でも作成するほかには考えつかない.



●偽ウイルスチェーンメール:JOIN THE CREW


私の学生のところにメールが送られてきた.同時に PENPAL GREETING が内容として並んで警告されている.調べてみると全国的に広がっているようだ.これらのウイルスはデマであり,善意をあざ笑う悪質ないたずらである.このようなメールの特徴としては,次のようなものがあげられる.

メールを開いただけで感染すると書かれている

ハードウェアが破壊されると書かれている場合がある

プラットフォームの区別が書かれていない

多くの人にメールで知らせようという呼びかけがある


ウイルスについては次のことを知っておけば,デマウイルスを見分ける助けになるかも知れない.

メールを開くだけで感染するウィルスはない

ハードウェアを破壊するウイルスはない

Windows で BIOS を書き換えたり, Macintosh でもプリンタ内プログラムを書き換えることにより ROM 交換をしなければならないものはあるが,ハードウェアが物理的に破壊されるわけではない.

異なったプラットフォームを襲うウイルスはまだ珍しい.

プラットフォームの区別例えば Macintosh とか Windows とかの区別を書いていないウイルス警告は信用できないということ.異なったプラットフォームを襲うものはマクロウイルスか Java ウイルスであるが,特定の状況でのみ感染するものだ.


詳しいデマウイルスやネットワーク越しのウイルス感染についての記述は "Macintosh のコンピュータウイルス" ネットワークからの感染をお読みいただきたい.

メールを開くだけで感染するウィルスはないのであるが, "Macintosh のコンピュータウイルス" 公開以降,悪意のメールを開くだけでデータ損傷が起きるセキュリティホールが Microsoft Outlook Express に発見されている.(可能性が示唆されただけで実際にそのようなものは存在しない.また,英語版についてはパッチが公開されている.なお,このセキュリティホールは PC では他のメーラでも発見されているが, Macintosh では Outlook Express 以外での確認はない.参考: 98/8/10 項目「バッファオーバーフローセキュリティ問題」)

メールを開くだけで感染するウィルスはない.しかし,添付ファイルがウイルスプログラムを含むアプリケーションやスクリプトになっている実行形式である場合などそれを開くことで感染する場合がある.よく分からない添付ファイルは確かめないまま不用意に開いたりすることがないような慎重さが必要であろう.特に MS Word 6, Excel 5 以降などを使用している場合にはそれらの添付ファイルには注意を払うべきであろう.(次項でも書いたが,それらの形式にしないように習慣づけるという方法もある)

ただし,添付ファイルがハードディスクに書き込まれる(受け取る)だけで感染することはない.また,普通は添付ファイルは圧縮されてたり,エンコードされているものだ.このままでは感染のしようがない.さらに,それらを復元したところでファイルのままであって,開かない限り感染しない.

追記:
今回のチェーンメールについて村田氏は偽ウィルス情報に注意!というページを作成されている.



● Excel マクロウイルス: Extras


98 年 5 月に PC で国内感染が確認されているが, Macintosh での国内感染が確認された.Win/Mac 間で感染する.

Excel 感染ファイルを開くと Microsoft Excel に感染し PC の場合, XLStart フォルダー内に Windows Extras.xls ファイ ルを作成する. Macintosh ではシステムフォルダ,初期設定, Excel Startup フォルダに Macintosh Extrasファイルを作成する.その後はファイルを新規,更新の別なく開くと作成されたデータファイルに感染する.症状としては SAVE や PRINT のツールバーを使えなくすることがある.

Excel マクロウイルスの対策としては,ファイルをやりとりするときは Excel4.0 の形式にするか SILK 形式にするなどの方法で防ぐことができるが,最も簡単でかつ完璧な方法は Microsoft の Excel 5,Word 6, Office 98 を使用しないことである.



Apple System Profiler 2.1.2


Mac OS 8.5 に添付されているもの.( US 版)



[その他]
周辺機器マニアックス





[ 98/10/27]



昨日の英語システムでの ATM 和文表示の問題は ATM コントロールパネルでの設定法により解決することができている.



● Mac OS 8.5 : EGBRIDGE 9 および EGWORD 8.0 の非互換


エルゴソフトでは MacOS 8.5(日本語版) 動作状況一覧を公開している.それによると EGBRIDGE 9.0 および EGWORD 8.0/EGWORD PURE 3.0 は, MacOS 8.5 上で正常に動作しないとしている.

EGBRIDGE 9.0 では以下の障害がある.

1.一部のコントロールパネル書類の操作中にエラーが発生する

2.SimpleText 等の一部のアプリケーションで、作成中のファイルを閉じる操作を実行した場合にエラーが発生する

3. EGBRIDGE でインライン入力ができないアプリケーション(TSM未対応アプリケーション)で,変換ができなかったりスペースが入らなかったりする

EGBRIDGE 9.0 では Mac OS 8.5 に対応する予定はないそうだ. MacOS 8.5 への対応は,次期バージョンの EGBRIDGE 10 (1998年11月27日発売予定)で実施するとしている.

アピアランスコントロールパネルで設定後閉じるときに Type 2 エラーが発生すると Kawamura 氏からご報告いただいている.


EGWORD 8.0/EGWORD PURE 3.0 の症状としては,

1.カーソル位置が文字列とずれる

2.ポストスクリプトプリンタで印刷をすると,文字間が開いたりレイアウトが崩れたりする

としている.

MacOS 8.5 への対応は,次期バージョンの EGWORD 9.0 /EGWORD PURE 4.0 ( 1998年12月11日, EGWORD PURE 4.0 は12月23日 発売予定)で行うそうだ.



● Mac OS 8.5 : Hewlett-Packard LaserJet ドライバ非互換


Mac OS 8.5 では HP LaserJet のドライバは非互換である.回避法は LaserWriter 8.6 を使用する.



● Mac OS 8.5 : Silverlining 5.8.3/Lite 2.2.1の互換について


LaCie は Silverlining 5.8.3/Lite 2.2.1の互換について Silverlining compatibility with Mac OS 8.5を公開した.

基本的には問題ないが,アピアランスコントロールパネルの変更により,ダイアログ等の文字表示にマイナーな問題が Silverlining Lite 2.2.1J にあるとしている.データ等に問題はないそうで,文字表示等の問題についてはアップデータが出るとしている.



● Mac OS 8.5 :ディスク損傷(継続)


これまで繰り返してお伝えしている問題であるが, Mac OS 8.5 インストール後にハードディスクに問題が発生し,起動できなくなる問題で,私のところにも国内からも報告が届いた.山崎氏は Performa6210 でこの問題が発生した.これが言われているところの問題に該当するかどうかははっきりとは分からないが掲載する.

( Mac OS 8.5 を) Performa6210 ( HD 800, メモリ 64MB, INTERWAR Eビデオシステム 2 )に新規インストール(その時点では8.1がインストールされていました)したのですが、なんと、ハードディスクが消えてしまったのです.その状況は、とりあえず「無事インストールが終了しました.再起動してください」というコメントに従い再起動させると,いつもの Mac OS(機能拡張を読み込む前だと思います) の画面までは出たのですがそれからはウンともスンともいわなくて,いくら待っても(約1時間)そのままなのでやむ終えず再起動したらそれっきりハードディスクが行方不明で CD からしか起動できません.B's Crew等 のフォーマットソフトで検索しても出てきません.ハードディスクの音を聞いているとパワーキーのスイッチを入れた直後は回転を始めるのですがすぐに止まってしまいます.以前 5xxx/6xxx tester でテストしたときには問題はありませんでした.

この問題について MacInTouch は Disk Damage Issueというページで読者からのこの問題についての投稿を紹介している.この問題がどの程度の頻度で起きるのかなど不明であるし, Mac OS 8.5 特有の問題かどうかも分からない.しかし,どのような場合であろうが,システムインストールというような場合はあらかじめバックアップをとっておくことが必要だ.



● MS Office 98 for Macintosh と ATOK11: 特定キーで警告音(回避法)


98/9/14 項目「 MS Office 98 for Macintosh : 特定キーで警告音」で報告した, Microsoft Office for Macintosh で Shift キーなどのモディファイアキーを押すと警告音がする問題では,既に esc キーで抜け出せるということをお知らせしたが,岩佐氏から別の回避法をお知らせいただいた.

岩佐氏はこの問題についてジャストシステムに問い合わせた.ジャストシステムは次のようにとりあえずの回避法を伝えているようだ.

コントールパネルから "キーボード" を選択し,その中にある "キーの繰り返し", "繰り返すまでの遅れ" を "切" に設定する

岩佐氏は Mac OS 8.1J の PM8500/180, Powerbook G3/233/13, iMac の 3 機種でこの問題が出ていたが,上記回避法で解決できたそうである.



●起動時の「不適切な終了」メッセージ


TIL: 24687 : Mac OS: Shutdown Warning Appears At Every Startup

上記 TIL によれば,正常に終了した後の起動時にいつも「不適切に終了されました」というメッセージが出る場合は, "Shutdown Check" という不可視ファイルが壊れているとある.回避法として,スティッキーズ で適当なファイルを作成し,それを"Shutdown Check" という名称でボリュームルートに保存する際に置き換える方法が述べられている.



Ethernet (Built-In) J-2.0.4


98/5/14 項目「 Ethernet (Built-In) 」を参照のこと.

G3 マシンで Mac OS 8/8.1 使用時にネットワークに問題が発生する場合に使用する.米国で公開された同じバージョンを使用している場合は特に入れ換える必要はない.

参考: 98/5/14 項目

以下の機種で Ethernet 接続で問題が起きていた点を修正した.

Power Macintosh G3 Desktop (233, 266, 300), Power Macintosh G3 Minitower (233, 266, 300), Power Macintosh G3 All-in-one (233, 266), Power Macintosh Server G3 (233, 266, 300) PowerBook G3

上記機種で Ethernet (Built-In) 2.0 から 2.0.3 までのバージョンを使用していた場合,ネットワークの接続が切れることがあった.( 5/7 項目 「 G3 マシン : Ether に問題」参照)

その場合「 AppleTalk ネットワークが中断されました. AppleTalkネットワークが使用可能になった時点で,お知らせします」というようなダイアログが出るか,そのようなダイアログもないままセレクタのゾーンがなくなるなどの Ethernet 関連のサービスが中断する.

インストールは起動システムフォルダにドラッグ&ドロップする. 2.0 から 2.0.3 までの Ethernet (Built-In) がある場合置き換えてよい.



AutoStart 9805 worm & Graphics AcceleratorBugScan 1.0b3




[ 98/10/26]



Mac OS 8.5 は店頭に並んでいるのに,私の事前に予約注文したものはまだ手元に来ない.そうこうしているうちに家内が米国に注文していた英語版が到着した.そこで早速だが英語版で日本語表示させてみた.方法は以下の項目を参照いただきたい.

米国版なので日本語版と同じではないだろうが, Mac OS 8.5 は大変便利になった一方で私の個人的なこれまでの使用形態からは残念なことがあった.例えば PowerBook で可能な RAMディスクの保存機能は, iMac で可能になったのであるから,全ての機種で使えるようになっていることを期待していたのに残念だ.

その他ではインターネットダイアラがなくなっているのも残念だ.インターネットダイアラは私の使い方では必要十分な機能があり重宝していた. Location Manager(作業環境マネージャ)を使うことになるのだろうか.(インターネットダイアラは Mac OS 8/8.1 の機能拡張を使用すれば使用可能だが,他に影響が及ぶだろう)

作業環境マネージャは多くの方々が使用されているものだが,私にとって帯に短し,たすきに長しといったところで使用していなかった.インターネットダイアラではそこからダイアルアップインターネット接続ができるのに作業環境マネージャではできないし,ガンマのようなモニタキャリブレーションを設定できない点は残念である.グラフィックに関連した使い方ではモニタ設定の切り替え機能が必須だと思う.インターネット以外の機能も切り替える点は確かに便利だとは思うが, PowerBook をスリープにしたまま起動し直さない私にはあまり関係ないものだ.

ガンマのようなモニタ設定を作業環境マネージャで切り替えられる機能は,下記の項目の中にも関連したことを書いたように Apple が Macintosh を DTP プロユースに位置づけるのであればぜひ考えてもらいたい点だ.



● Mac OS 8.5 :英語版システムの日本語化


Mac OS 8.5 は WorldScript その他がシステムに内包されたと聞いていたので,英語版に日本語フォントをインストールするだけで日本語が表示できると思っていた.従って,簡易インストールしたシステムにそれまで使っていた Osaka フォントをインストールしたのだが,ウインドウ内のファイル名等の文字が日本語表示されたものの,メニューなどは欧文フォント表示から変更できず,そのままでは日本語アプリケーションを使うことができなかった.これまでのような手だてが必要のようだ.


「 8.5 英語システムの日本語化」

Mac OS 8.5 英語システム CD からカスタムインストールとし, "Mac OS 8.5" と "Mulutilingual Internet Access" にチェックを入れる. "Mac OS 8.5" では "Customized Instrallation..." を選択して出てくるウインドウで, "International" から "WorldScript II" にチェックを入れる.
( "Mulutilingual Internet Access" でも "International" でも "WorldScript II" は入るのだが "Inline Support" が "International" からでないと入らない. "Mulutilingual Internet Access" を入れた時点でメニューに星条旗が現れる.すなわち,日本語スクリプトがインストールされる.また, Osaka と Osaka 等幅フォントも CD-ROM からインストールされる)


ScriptSwitcher8 を起動してスクリプトを Japanese に変更する.


再起動し,日本語入力変換プログラムをインストールする.


これまでの方法と異なり、日本語スクリプトやフォントを新たにインストールする必要はないのだが,必要なフォントが別にある場合などはインストールする必要がある.インストーラで WorldScript がオプションになっているところなどからするに英語版では WorldScript その他は内包されていないのだろうか.

ATM 和文フォントが表示できない場合は, ATM 4.0.2 ではコントロールパネルの "スクリーンフォントポイントサイズのなめらかな文字の設定解除" のチェックを外す.また, ATM 4.0.3 では "環境設定" / "一般" で "画面上のフォントをスムーズにする" をオンにすればよいと TERO 氏からご教示いただいた.

追記:
当初, ATM 和文表示に問題があると書いたが, TERO 氏より Osaka フォントは "Mulutilingual Internet Access" によりインストールされることと共に 4.0.3 での回避法をお教えいただき, 4.0.2 の場合も含め,上記のように訂正した.



● Mac OS 8.5 :デスクトップパターンの追加


Mac OS 8.5 を見て驚いたことがある.デスクトップパターンから無彩色のパターンが消えているのである.色彩を扱う職業の場合,モニタのデスクトップパターンは無彩色にするべきであるがそれがデフォルトではできない.モニタキャリブレーションを論じたものにこの点を指摘していないものがほとんどであるのも考えてみれば驚くべきであるが,それにしても何も知らないでデスクトップパターンに有彩色を使っているようなデザイナーはもう一度専門教育を受け直す必要がある.

専門的になるので詳細は省くが, Apple が Macintosh を DTP などの職業的ユーザに向けた製品であると位置づけるのであれば,デフォルトのデスクトップパターンから無彩色を外すなどという事態は私には考えられないことである.

文句はこの辺にしておいて,この状況で Mac OS 8.5 をプロユースで使用するには支障が出るから,デスクトップパターンに無彩色を加える必要がある.以下のいくつかの方法のうちで自分にあった方法を採ればよい. 4 つの方法のうち後の 2 つの方法では自分の好みのパターン,色を作ることも可能だ.


「 Additional Desktop Patterns を使う」


Mac OS 8.5 システム CD にある " Mac OS 特別付録" フォルダに "デスクトップパターン追加分" があるのでこれをダブルクリックしてから必要な無彩色のパターンをアピアランスコントロールパネルのペーンにドロップすればよい.

この方法は簡単なのだが問題がある.それは小さいパターンがあって無彩色なのかどうか色がよく分からないということだ.片っ端から使えそうなものは何でもドロップしてもよいが,次の方法を用いることもできる.


「 OS 8 のデスクトップパターンを使う」


Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルを開き,同時に Mac OS 8/8.1 のデスクトップピクチャコントロールパネルを開く


Mac OS 8/8.1 のデスクトップピクチャコントロールパネルで「グレイ」などの無彩色のパターンを表示したパターンウインドウからそのまま Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルパターンウインドウにドラッグ&ドロップする.


設定ボタンで設定する.


「グラフィックアプリケーションを使う」


Mac OS 8/8.1 がない場合, Photoshop などのグラフィックアプリケーションを開き,256 グレーモードで 8 × 8 pixel などの大きさで無彩色パターンを作成する.


全てを選択し,コピーする.


Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルを開き,デスクトップタブを表示させた状態でペーストして設定する.


「 ResEdit を使う」


ResEdit に Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルをドロップする.


"ppat" パターンを開き,色の付いている適当なパターンのうちのひとつを選択し, Command+D でそのパターンを複製する.


複製したパターンをダブルクリックして開き,ツールを使用して無彩色パターンに変更する.


Save して ResEdit を閉じ,アピアランスコントロールパネルを開き指定する.



● Mac OS 8.5 : GeoPort サポート


現在, Mac OS 8.5 で GeoPort はサポートされていない. Apple は近日中に Mac OS 8.5 での GeoPort アップデータを公表する意向である.



● Mac OS 8.5 :At Ease の使用は奨められない


TIL: 58129 : Mac OS 8.5: About Mac OS 8.5 Read Me
TIL: 32034 : At Ease: Not Recommended with Mac OS 8.5
TIL: 30788 : Mac OS 8.5: Using At Ease

Mac OS 8.5 での At Ease は互換であるもののセキュリティ上の理由から At Ease がアップデートされるまで使用を奨められない. Mac OS 8.5 でのナビゲーションサービスは At Ease のセキュリティをバイパスする.

Mac OS 8.5 ではいくつかのコントロールパネルの設定を事前に行わないと At Ease からは設定できない.なお,ファイル共有は At Ease では使用できない.



● Mac OS 8.5 : Word 6 と ATOK11


Mac OS 8.5 で Microsoft Word 6 が起動できないなどの問題が米国でも日本でもで言われているようだ.早速私も試してみた.言われているような起動できない問題はなかったが,起動後,書類を開いた状態ではプルダウンメニューが反応しなくなり降りてこない.また,ツールボタンを選択することもできないという症状が出た.

shift 起動では問題がなかったので調べてみると, ATOK11 で問題が発生することが分かった.ことえりでは問題ないようだ. EGBRIDGE 9 は Mac OS 8.5 では他に問題が出る(次回更新時に項目予定)ために試していない.

起動しないというような問題の場合, Microsoft の各種機能拡張や Type Libraries フォルダが正しくインストールされているか確認するとよいだろう.

追記:
寿楽氏からクラリスワークスなどでインストールされる "TTYFont" がフォントフォルダに入っていると起動できないとお知らせいただいた.起動できない場合は確認が必要だろう.



● Mac OS 8.5 : AppleShare IP 6.0 との非互換


TIL: 24684 : Mac OS 8.5: AppleShare IP Compatibility

AppleShare IP 5.0.x/6.0 は Mac OS 8.5 と非互換である.完全互換の AppleShare IP 6.1 アップデータが公開予定である. AppleShare IP 5.0.x ユーザは 6.0 にアップグレードするか, Mac OS 8.1 以下で使用すること.



● Mac OS 8.5 : Sherlock インターネット検索後のブラウザエラー


TIL: 58161 : Mac OS 8.5: Sherlock Error Accessing Browser

Mac OS 8.5 の Sherlock インターネット検索後リンクをクリックしてブラウザにアクセスする時に予期せぬエラーが発生する場合次の順に回避を試みる.

1.システム CD から起動し,ファイル検索初期設定を捨てる.

2.システム CD から Sherlock をカスタム再インストールする.

3.システム CD から起動し, Internet preferences を捨てる.

Sherlock に関してはプロキシーサーバ設置環境内からインターネット検索が利用できないという問題が発生している.



● PowerPC アップグレード 68k Macintosh での Mac OS 8.5 使用


下記ページに同一の投稿が掲載されている.

Mac OS 8.5 PowerPC/68k Install
Installing Mac OS 8.5 on a PB 500/PPC



[その他]
LightWave 3D の Mac OS 8.5 での問題





[ 98/10/24]



98/10/22 項目「 Mac OS 8.5 :フォントワークス ATM フォントでの不具合」について回避法等追記した.



● Mac OS 8.5 :抗ウィルスソフトとのネットワークでの問題(継続)


98/10/19項目「 Mac OS 8.5 と Norton Antivirus:ネットワークサーバへのコピーの問題」で触れた問題に関して,この問題は Mac OS 8.5 と現在発売されている商用アンチウイルスプログラム全般の問題であることが指摘された.

Disinfectant の作者 John Norstad 氏の報告によれば,現在米国で入手できる抗ウィルスソフトである Virex 5.9 と Norton Antivirus 双方ともに Mac OS 8.5 との間で AppleShare ネットワークにおいてファイルをコピーするとフリーズする問題が発生する.

回避法は Norton Antivirus の場合は私の項目で村上氏が述べた内容通りであるが, Norstad 氏によれば Virex の場合は Virex Control Panel を外すか, 5.8.1に戻すかすると書いてある.また, Virex の修正バージョン 5.9.1 は来年までには出したいと Network Associates が言っているそうだ.

Norstad 氏は Frederic Miserey の "Rival" という抗ウイルスソフトウェアを紹介している.



● Mac OS 8.5 :ことえりの削除は要注意


Mac OS 8.5 では自然文による検索などが可能になっている.これは Language Analysis Architecture によるもので Mac OS 8 での "日本語解析ライブラリ" や "Apple 日本語辞書" による機能を発展させたものである.

Mac OS 8/8.1 ではことえりを使用しない場合,それらを削除しても Speech 関連に問題が出ること以外ではそれほど障害は起きなかったのだが, Mac OS 8.5 では様々な場面で問題が発生する.このことについては「 Mac OS 8.5 について」の中の何カ所かで触れている通りである.

このことについて開発者である木田氏から fj.sys.mac に書き込みがあった.木田氏は,「Apple 日本語辞書」内の辞書を削除すると,Sherlock,ヘルプ、また将来出てくる言語解析アーキテクチャを使用したアプリケーションなどが動かなくなると指摘している.ことえりを削除する場合については,手動で機能拡張フォルダの「ことえり」を捨てるか,「機能拡張(使用停止)」に移動すること,また,ハードディスク容量を節約したい場合は,「ことえり」,「ことえり辞書ツール」,「ことえり単語登録」,「Global Guide Files」フォルダの「ことえり」,「ヘルプ」フォルダ内の「Kotoeri Help」フォルダを削除すると良いと書かれている.

要は,ことえりを削除するためにシステム CD からのカスタム削除でことえりを削除すると "日本語解析ライブラリ" や "Apple 日本語辞書" も削除されるので問題が出るということ.



● Mac OS 8.5 :ハードディスク異常


案の定というか, 98/10/20 項目 UMAX の Important Information on Mac OS 8.5 and the SuperMac Computers で触れられていたような事態が Apple のマシンでも起きるという例がいくつかの米国サイトに報告されている.私のところにはそのような報告はないので稀なケースであるとは思う. Mac OS 8.5 インストール時には全てのハードディスクの内容のバックアップをとって行うように.


● Mac OS 8.5 :起動時メモりチェック省略でクローンに問題?

MacInTouch 10/22 記事には Mac OS 8.5 からメモリコントロールパネルで設定可能になった起動時のメモリチェック省略をすると Mac クローン機で起動時に問題が出る投稿を紹介している.



● Mac OS 8.5 :MacOS 8.5 上での 4D の動作について


4th Dimesion v6.0 等について,表示枠を越えてしまう文字列がある場合,表示しようとしたときに表示されず,その後OSと共にフリーズするか,終了時に OS と共にフリーズする問題が掲載されている.



●ファイルシンクロナイズ: Mac OS 8.5 では使えない


Mac OS 8.5 にファイルシンクロナイズをインストールして使用しようとすると,メモリ不足と Type 2 エラーが発生して使えない.これは Mac OS 8 でも起きていた問題であったが( 98/9/14 項目「ファイルシンクロナイズの問題:メモリエラーの表示」), Mac OS 8.5 でも確認された.



● Apple Modem Updater 1.2.1 は US 版専用


98/10/17 項目 の Apple Modem Updater 1.2.1 は US モデル専用であり,国内モデルにあてても拒否される.欧州用アップデータが 1-2 週間程度で公開される予定だと聞いているので国内用アップデータもそのうち公開されるものと思われる.



● PowerBook : SCSI ターミネータ内蔵機種


PowerBook のモデルで最初に SCSI ターミネータを内蔵した機種は PowerBook 3400 だそうだ. その後に発売された PowerBook 2400/180 も内蔵されているが, 3400 より前の PowerBook 1400 シリーズには内蔵されていない.

内蔵されていない機種の場合, SCSI 機器を接続する際にはターミネータを 2 回使用しなければならない.PowerBook での SCSI 外部機器接続で認識しないなどの問題をよく聞くのだが,ターミネーションが適切に行われているかどうかよく確認すべきであろう.

私は最近 PowerBook ユーザになったものだからよく知らないのだが, HDI-30 SCSI ディスクモードケーブルはターミネータ内蔵だと理解している人がいるようなのだ.しかし,ターミネータ内蔵の 3400 以降の機種と 1400 以前の機種とで異なった種類の HDI-30 SCSI ディスクモードケーブルがあるわけではないので,ケーブルにターミネータ内蔵という話は変だと思っている.




[ 98/10/23]



Mac OS 8.5 インストール後の不調に関しては以前のシステムに上書きした場合に多くみられるようだ.「システムアップデートの一般的注意 2nd ed」をお読みいただき,新規インストール(クリーンインストール)の必要性をご理解いただきたい.相当の経験者でも使用しているシステムの状態を把握できていない場合がある.(相当の経験のない私などはなおさらそうだ)

Mac OS のインストーラは上書きインストールするシステムファイルについて,同じものがある場合バージョンを比較して古いものを削除するか別の場所に移動して新しいバージョンをインストールする.このときに例えば英語システムのシステムファイルは同一のファイルとは見なされないのでそのまま残ってしまう.また,ユーザーがそれまでインストールした有象無象のシステムファイルもそのまま残す. Mac OS 8.5 に対応できないコントロールパネル,機能拡張,初期設定,コントロールバー項目,などなどなどなど....などなど.

今回お寄せいただく障害についてはそれらが障害の要因となっている場合が多いようだ.(例,インターネット設定と Internet Config 機能拡張の同居,アップルメニューオプション初期設定のそのままの移行などなど)こうした場合,新規インストールで解決するようならまずまちがいなく上書きインストールで残った古いシステムファイルが原因だ.初心者であるほど新規インストールを推奨したい.上書きインストールで問題が出ない場合は,システムに何の変更も加えていないユーザか,完璧にシステムを理解して管理できるユーザか,そうでなければ単に幸運なだけである.いろいろシステムを書き換えている私は新規インストールする予定だ.

Mac OS 8.5 発売直後からの皆様からの大量の障害報告は,私が「システムアップデートの一般的注意 2nd ed」を発表してからはうそのように静かになった.皆様には私の書いたつまらないものでもよくお読みいただけていることを感謝したい.

しかし,初心者でなくても新規インストール後の設定は面倒である.それがいやで上書きインストールするものだ.特にインターネット関連の設定は面倒である.そのような場合の古いシステムの設定の移動法を「 Mac OS 8.5 について」インターネット設定の取り込みに記しているので参考にされたい.



● Mac OS 8.5 :インストールに失敗する


Mac OS 8.5 を上書きインストールすると失敗する例が報告されている.メモリやハードディスクの空きが十分であるのに失敗する場合は上書きではなく,クリーンインストールすることでインストールできるようだ.



● Mac OS 8.5 :インストール後のシステム占有メモリが多すぎる


Mac OS 8.5 ではシステム使用メモリが数 MB 程度増えるが,10 MB 程度以上大幅に増えるというようなことはあまり考えられない. Mac OS 8.5 新規インストール後に Mac OS の要するメモリがそれまでより大幅に増えているような場合, 次のような方法を試みる.

・ PRAM クリア

・メモリコントロールパネルからディスクキャッシュをカスタムとして割り当て容量を確認する.もし, Mac OS ・8.5 にする前から大幅に増えているようであれば,これが原因である.適当な数値に設定し,カスタムのまま使用する.変化がない場合は省略時設定に戻す.

・仮想記憶をオフにしている場合,オンにしてみる.

・ RAM ディスクが設定されていないか確認する.



● iMac : Epson プリンタでのトラブル


TIL: 30813 : iMac Update 1.0: Epson Printer Driver Issue

Epson USB 対応プリンタが iMac で認識できない場合,古い Epson プリンタ用のドライバが機能拡張フォルダにあることが原因である.例えば以下のようなファイル類を外す必要がある.(機能拡張にある外すべき Epson n のファイルは他にもあるかもしれない)

Epsonフォルダ
EPIJPrDrvLib
EPIJVersion.info
EPSON Printer Extension
EPSON Printer Library
EPSON Printer Utility
Epson Stylus Profile
Option Folder 5
Stylus COLOR 740 Library
Stylus COLOR 740.template
Utility Folder
UT2Stylus COLOR 740
EPSON Launcher
EPSON Monitor 3
EPSON USBPrintClass1
EPSON USBPrintClass2
EPSON USBPrintClass3
EPSON USBPrintClassA
SC 740

(これらのファイル名は TIL に記載された米国での Epson のプリンタでの場合である. Epson の場合,日本と米国では発売されるプリンタの機種名は同一プリンタでも異なり,機種名が反映した機能拡張ファイル名も異なっている)

「セレクタでプリンタが認識できない場合の手順」

以下の手順が TIL に書かれているので適宜注釈を付けながら紹介する.ただし, shift 起動は Mac OS 8.5 以降でなければ下記メッセージや起動後のメニュー等は文字化けして読めないので注意.特に特別メニューと再起動のメニュー上の位置を憶えておくこと.


上記 Epson 機能拡張類を外し,プリンタをオンにして接続したまま iMac を再起動し shift 起動する.( Macintosh を起動する際に起動音がしてからスタートアップスクリーンに機能拡張は読み込まれませんというメッセージが表示されるまで shift キーを押し続ける)


iMac Update 1.0 (または iMac Update 1.0日本語版)をインストールする.インストール後にリスタートしなければならない.


再起動すると "The software needed to use the device X cannot be found. Please refer to the device documentation to install the necessary software."(○○という装置に必要なソフトウェアが見つかりません.装置のマニュアルを参照して必要なソフトウェアをインストールして下さい)というメッセージが表示される.(メッセージが出るのが正常である)

このようなメッセージが表示されない場合は物理的接続に問題がある.接続,ケーブル,USB ポートを確認すること.


再び iMac を再起動し, shift 起動する.


前回と同じ USB エラーメッセージに OK し, Epson プリンタソフトウェアをインストールする.(この状態では多分 CD-ROM からのインストールはできないはずなのであらかじめ iMac のハードディスクに Epson のインストーラ CD-ROM を丸ごとコピーしておき,それを起動する.)


再起動し,セレクタを開いて Epson プリンタのアイコンを選択するとセレクタの右側画面に USB ポートが現れる.



● iMac :内蔵モデムのリセット法


1.クラリスワークスで通信の新規書類を開く.

2. "設定" メニューの "接続設定..." を次のように設定する.

Set the Connections Settings as follows: "接続ツール" = Serial Tool
"Baud Rate" = 57600
"Parity" = None
"Data Bits" = 8
"Stop Bits" = 1
"Handshake" = DTR & CTS
ポート =内蔵モデム

3. "セッション" メニューから "接続" を選択する.

4. ATコマンドを "AT&F" と入力し,リターンキーを押し, OK が表示されるようにする.

5. "ATZ" と入力し,リターンキーを押し, OK が表示されるようにする.これでデフォルトに戻る.



● iMac :スリープしない場合の原因


・モデムを使用するソフトウェアが起動し,定期的に信号を送っている.

・機能拡張類のコンフリクト

・サードパーティ製 USB 機器のうちにスリープを妨げるものがある.



● PowerBook G3 Series などのハードディスクのノイズ


この問題についてはすでに 98/7/17 項目「 PowerBook :ハードディスクの騒音」で触れていることだが,ユーザーからの問い合わせが後を絶たないようである.

実は私も PowerBook 2400 のハードディスクを IBM DTCA-24090 というドライブに自分で換装したのだが,それまで静かだったものがいろいろ音を出し始めた.ジリジリジリというやや弱い音とカシャッとかコツンとか表現すればいいのだろうかやや大きい音がするようになり,最初は気になった.

ジリジリジリという音はハードディスクにアクセスしようとするときに出るのでヘッドが移動している音であろう.また,カシャッとかコツンとかいう音はディスクアクセス後に必ずするのでパークヘッド時の音である.(と思う.)

ハードディスクのアクセス音をディスクからの読み書き時のヘッド先端部とディスク間で起きるものと誤解している場合がよくあるが,アクセス音と呼ばれているものはヘッドアームがトラック間を移動しているときに左右に振れたり,ストップしたりするときに立てる音である.ごく初期の頃のハードディスクは結構ものすごいガガーという音を立てていた.

最近妙なことを経験したのだが,何人かの学生が購入した外付けハードディスクについて SCSI Probe で型番が DCAS xxxx... だというのでドライブ本体は IBM だと思っていた.学生たちがそのハードディスクを内蔵しようというので見ていたら,ベアドライブには NEC と書かれていた.基板の配列等は IBM のものと思えた.(チップまでは確認していないが)内蔵後 Apple システム・プロフィールで製造元を見てみるとやはり IBM だった.

追記:
戸叶氏から NEC のラベルは IBM からの OEM であるとお教えいただいた.実は私が不思議に思ったのは購入した外付けハードディスクが NEC 製でも NEC と関係の深い会社でもないからなのである.肝心なことを書いていなかった.それにしても流通は複雑怪奇だ.



● SimpleText 1.4 :ひな形が普通の書類になってしまう


TIL: 30811 : SimpleText 1.4: Stationery Pad Changes

SimpleText 1.4 でひな形(テンプレート書類)を開いて保存すると,本来はひな形がそのまま残って保存されたファイルが別にできなければならない.ところが,保存された別ファイルとともにひな形も一般書類と同じアイコンになってしまう. SimpleText の次バージョンで修正する予定.




[ 98/10/22]



●プルダウンメニューが白くなる問題が発生した経緯


Mac OS 8.5 では多くのアプリケーションでプルダウンメニューがプラチナアピアランスにならず,白く表示される問題が起き,ユーザーを困惑させている.これは単に表示だけの問題でアプリケーションの機能には何ら影響がない.この問題については私の得意の「気にしない」という回避法が大変有効なのだが,理由が分からないと,なかなか気になるものではある.このような問題が発生した経緯に触れてみたい.

多くのユーザが不審に思っている最大の理由は Mac OS 8/8.1 ではプラチナ調になっていたものが, Mac OS 8.5 にしたら問題が出たという点である.しかし,この問題がプラチナアピアランス採用の Mac OS 8.0/8.1 で起きなかったのに Mac OS 8.5 で起きる理由は単純である. Mac OS 8.0/8.1 では OS 側でアプリケーションのメニューを強制的にプラチナアピアランスに見えるようにしていたのである.それを Mac OS 8.5 では止めてしまっただけなのである.何のことはない,アプリケーションは前からプラチナアピアランスに対応できていなかったのである.

今回 Mac OS 8.5 で強制グレー表示しなかったのには理由がある. Mac OS 8.5 ではテーマを採用した.メニューがプラチナアピアランスでないテーマが出るはずである.そのようなテーマを活かすためには, OS での強制グレー表示は放棄せざるを得ないのである.

ユーザーにはこれまで対応できていたアプリケーションが OS に起因する不具合のために問題が発生したかのように思えるかも知れないが,そうではない. Mac OS 8.5 でも Mac OS 8/8.1 でもアプリケーション自体なにも変化していないために,かえって変わったように見えるのである.

このようなアプリケーションの見かけ上の問題が発生するだろうという見込みは私の「 Mac OS 8.5 について」でも述べたことであるし,そこには同時にアプリケーションの動作には何の影響もないことも書いた.

今回問題が発生したアプリケーションが実は Mac OS 8/8.1 でも対応できていなかったことは注意深く観察すると分かる. Mac OS 8/8.1 での Finder のプルダウンメニューと今回問題の出るようなアプリケーションのメニューとはセパレータが異なるはずである.今回問題の出たアプリケーションはセパレータが単に黒い線だけとなっていて, Finder のプルダウンメニューのように立体的になっていなかったはずだ.これらのアプリケーションを Mac OS 側が強制的に「プラチナアピアランスではなく,グレー表示していた」のである.

それらアプリケーションは Mac OS の標準のメニューの機構を使用せずに,他にあるいくつかのメニューの機構のうちのひとつを利用している.それらのうち "Mercutio MDEF" と呼ばれるメニュー機構を使用したアプリケーションには Mercutio Patcher 2.1.1 が効く.(ただし,このパッチを使用した後,アプリケーションの正式アップデータがうまく利かなくなる可能性がある.)しかし,他の方法を採っているアプリケーションには利かないことになる.

実は私からアップルの方に Apple としてパッチを用意してはどうだろうと思いつきを述べたのだが,上記のような理由(テーマを活かす必要があること.メニュー機構がアプリケーションによって異なること)で難しいとのことであった.



● Mac OS 8.5 :フォントワークス ATM フォントでの不具合


寺崎氏から詳細なご報告をいただいた.

Mac OS 8.5 でフォントワークスの ATM フォントを使用すると問題が発生する場合がある.寺崎氏はフォントワークスに連絡してフォントワークスでも確認された.

障害は次のようなものである.

・ Adobe Illustrator 7.01(J)、Adobe Illustrator 5.5(J) などのアプリケーションで文字を多く使っている書類を開くと途中でアプリケーションが終了する, Finder が終了し,画面上の文字が表示されなくなる.

・フォントスーツケース内の書類を開くと Finder が終了し,画面上の文字が表示されなくなる.

・ MacOS 8.5 に CLK と KLK を組み込んだ後,Command+Spaceで入力方法が変更できず,手動で変えようとすると, Finder が終了し,画面上の文字が表示されなくなる.

フォントワークスのフォントは一書体だけでも障害が発生する場合と,多くの書体を入れて初めて障害が顕現する場合とがあり,一様ではないようだ.

フォントワークスによれば, ATM インストールした際にできる「Common」フォルダの中に 4 つのフォルダがあれば障害が起きないということなので,障害が起きる場合は確認されたい.ただし,それでも問題が発生する場合があるようだ.

追記:
フォントワークスから回避法についてご連絡をいただいた.

回避法は仮想記憶をオンにして使用する.フォントワークスでは 50 書体まで問題が出ないことを確認している.また,原因は丸漢ファイルにあり, ATM データには問題がないことが確認されているそうだ.修正についてはアップルと協議中のようである.ただ,この問題をご報告いただいた寺崎氏によれば,この方法でも回避できず,唯一の方法はフォントの数を減らすことだそうだ.

追記: 2
寺崎氏はマシンの新規セットアップ時にフォントワークス ATM フォントを新規インストールした場合に問題が発生しないことから,問題の出ていたマシンのフォントワークス ATM フォントを全て破棄し,新規インストールし直すことで問題を回避なさった.(廃棄したフォント個々に問題が発見されたわけではない)

フォントワークス ATM フォントを新規インストールする際,インストールダイアログで「 ATM フォント」のみをチェックしてインストールすると,フォントフォルダ内に作成されるスーツケースに「-ATM 」という名前が付き,丸漢ファイルは作成されない.すると,MacOS 8.5Jでの問題は回避されるのだが, Adobe Illustrator 7.01J で,横組みすると,文字がくっついてしまう障害が現れる.これについての対応策は, ATM フォントをインストールする際に,「ビットマップフォント」を一緒にインストールするということなのだが,そうすれば,Adobe Illustrator での問題は解消されますが, Mac OS 8.5J での問題が起きてしまうそうだ.

「ATMフォント」「ビットマップフォント」をインストールした後,丸漢ファイルのみを捨てると,MacOS 8.5J での問題は回避されるようですが,外字が表示されなくなるということもお聞きのようで,それは,フォントワークス ATM フォントでの外字表示は,元々ビットマップでしか表示されないためで,丸漢ファイルを捨てることで,それすらできなくなってしまうということのようだ.



● Mac OS 8.5 : Biblos 外字での問題


ada 氏から Biblos 等の外字の変換が文字化けするとお教えいただいた.また,「 Osaka 」から認識できないなどの問題があるようだ.

Biblos のサポートでは「 従来 Osaka フォントに割り当てていた表示フォントの代用機能が Mac OS 8.5 からサポートされなくなったためであり,回避法としては 変換バー/変換候補パレットのフォントを「 Osaka 」から「 Biblos 外字」に変更する」と回答しているそうである.



● Mac OS 8.5 : WXIII での変換候補一覧表表示の障害


川辺氏, uchiyama 氏からお知らせいただいた.

WXIII に関してはアップデータがアップル,エー・アイ・ソフト双方から発表されているが(10/17 項目参照),それらでアップデートしていても,変換候補一覧表表示時に Type 1, 2 エラーが発生する障害が発生する.

uchiyama 氏は WXIII の環境設定で「候補一覧表示」を切るか,「次候補」を最大の10回に設定するという暫定的な回避法をお書きになっている.ただし,後者の回避法はスペースを押しつづけて候補一覧表示が表示されたらあと2回でハングアップすることになる.


長森氏はこの問題についてエー・アイ・ソフトの方に問い合わせた.エー・アイ・ソフトでもこの問題を認知しており,現在調査および修正版の準備をしているとのことであった.

追記:
WX3 for Mac Ver.3.06 ダウンロードページにこの問題について記されている.



● Mac OS 8.5 : B's Recorder Pro 4.03 での表示


加藤氏によれば, Mac OS 8.5 で, B's Recorder Pro 4.03,および付属の B's Dup のウインドウの大部分の文字が表示されなくなった.

原因を調査したところ、「アピアランス」コントロールパネルの「なめらかな文字で表示する」をオフにするか,オンにしてもその対象を「14ポイント以上」にすると回避できることが分かった.つまり, B's Recorderの12ポイントの文字にアンチエイリアスをかけると表示されないということになる.



[その他]
昨日紹介したアドビ システムズ「Mac OS 8.5」日本語版対応状況 は当初のものから変更になっている.変更になった点はビットマップフォントに関しての表現方法で,より誤解を招かないように改善された.それに伴い,私の昨日項目内容も修正した.





[ 98/10/21]



● Mac OS 8.5 :アドビ システムズ「Mac OS 8.5」日本語版対応状況


アドビシステムズの製品の Mac OS 8.5 対応状況が一覧となっている.問題はフォントに関するものとメニューのプラチナアピアランスに関するものが多いようだ.

フォントに関しては, Photoshop, Illustrator, PageMaker, Acrobat, After Effects, ImageReadyにおいて,変換後の「ビットマップフォント」のために,

・ビットマップフォントの縦書き時,縦書き用文字が未定義文字となる

・ビットマップフォントが正しく表示されず,変形すると消える

といった問題が発生する.

回避法としては

・ATMの機能をオンにし,「画面上でフォントをスムーズにする」をオンにする.(縦書き文字の問題時)

・アウトラインフォントを使用するか, ATM をオフにする(正しく表示されず,変形すると消える場合)

となっている.問題はビットマップフォントに関して起きているので,ビットマップフォントを使用せず,可能な限り「アウトラインフォント」を使用するよう推奨している.

プルダウンメニューがプラチナアピアランスにならない問題については Photoshop だけしか書かれていず,実際に指摘されていることとは異なるようだ. Photoshop についてはアップデータを配布予定(時期未定)とされている.

その他,目についた点を以下に並べてみる.

「 Photoshop 」

・Adobeガンマ用のプロファイル読み込みができない(アップデータ配布予定)

・ビットマップフォントを 51pt 以上で描画できない(アウトラインを使用するか, ATM をオフにする)

「 PageMaker 」

・オブジェクト挿入画面でことえりの入力パレットに文字が入る

・PageMaker 6.5.3 updater がかけられない(対応アップデータ配布予定)

「 Streamline 」

・メニューからヘルプが開けない他

「 ATM Deluxe 4.0J (4.0.3) 」

・ビットマップフォ ントはシステムフォルダ外で管理ができない

・ビットマップフォント名が ATM の管理画面で文字化けする(アウトラインを使用する)

・Laser Writer 8 (v.J-1 8.6)で「フォアグラウンド印 刷」を行うと ATM のビットマップ印字が 300dpi になる(「バックグラウンド印刷」を使う,または Adobe PS (v.8.3.2J)を使う)

「 OCF Adobe Type Library 」

・Fontdownloader 1.0.5 (OCF) が正常動作しない(画面描画に問題はない)

「 CID Adobe Type Library 」

・ビットマップフォントが正しく使用できない場合がある(アウトラインを使用するか, ATM をオフにする)

Adobe Type Library の「ビットマップフォント」というのは ATM ではなく, Type Library の CD についてくる「スクリーンフォント」のこと. ATM を使用せず,ビットマップフォントのみを表示に使用している場合であり,通常は ATM を使用しているユーザがほとんどだと思うので特殊なケース(過去 ATM がないごく初期の DTP の時代で見られた形態)である. ATM の場合問題はない.

Illustrator の Command+Tab などのショートカットキー割り当てがアプリケーションスイッチャーと当たる問題などには触れられていない.



OS 8.5日本語版にAdobe Acrobat 3.0J をインストールする際の注意点


アドビシステムズが標記ページを公開した.Adobe Acrobat 3.0J (3.0aJ)を Mac OS 8.5 にインストールする際に "Acrobat Install 3.0" を用いて Exchange, Distiller を同時にインストールしようとすると"エラー:「(ファイル番号)」の解凍中に予期せずエラーが生じました" と出てインストールできないという.回避法はそれぞれのフォルダ内のインストーラを使用して別々にインストールすること.

また,これを読む限り,米国で報告されているような Exchange がフリーズする問題は日本語版では起きていないようだ.

別項目のアドビ システムズ「Mac OS 8.5」日本語版対応状況 には Acrobat について「検索等テキストフィールドに文字列が入力できない場合がある」とされているがこちらのページには書かれていないようだ.

Acrobat Reader に関しては β 版の Acrobat Reader をインストールしていた場合に正式版をインスールする際には「平成角ゴシック W5 Acrobat丸漢」と「平成明朝 W3 Acrobat丸漢」の2つのファイルを削除しておくように書かれている.その状態では Macintosh 起動時にアラートが出るそうだ.



● Mac OS 8.5 : AppleScript でのメモリリーク


AppleScript 使用後にメモリが解放されず,メモリフラグメンテーションが再起動等するまで残る問題(メモリリーク)が指摘されている.

昨日紹介した UMAX の Important Information on Mac OS 8.5 and the SuperMac Computers に書かれていた.このページには各種サードパーティ製カードの Mac OS 8.5 互換の一覧もあり,ご一読をおすすめする.



● Mac OS 8.5 : QuickTime Pro 3 登録の問題

米国で起きているので日本でどうだかは分からない.

米国で登録しようとしても登録できない.(登録しても登録キーが来ない)どうも,登録者が多すぎてサーバがこなし切れていないようで, Apple では一週間後などにもう一度登録してくれなどと言っているようだ.

加藤氏は帰ってきた e-mail がブランクで何も書かれていなかったそうである.数日後にキーの書かれたメールが届いたそうだ.

TIL: 24667 : Mac OS 8.5: Registering For QuickTime 3 Pro では e-mail でのキーの通知は 1 週間以内に行われるので,直ぐに e-mail が届かないからといって電話しないでくれと書いている.



● Mac OS 8.5 : iMac での Speech Recognition 未対応


iMac では Speech Recognition 未対応のため, Mac OS 8.5 インストーラでこれらの項目を選択することはできない.


TIL: 30633 : PlainTalk Speech Recognition v1.5 Not Supported




[ 98/10/20]



皆様から多くの Mac OS 8.5 に関するご報告をいただいている.そのうちのいくつかはユーザの環境によっては避けうる場合があるもののように思える.そのこともあって,

「システムアップデートの一般的注意 2nd ed」

を作成した.これからインストールする方や,インストールのプロセスに問題が発生している方はご参照いただきたい.



● Mac OS 8.5 : UMAX, SuperMac で非互換のケース


UMAX は Important Information on Mac OS 8.5 and the SuperMac Computers で SuperMac, UMAX Mac OS 互換機に関して Mac OS 8.5 および HFS + はサポート外であると断った上で基本的に互換があると述べているが,重大な問題がまれに起きると発表した.

発表では, Mac OS 8.5 GM(ゴールデンマスター.最終ベータテスト版)において複数の Drive Setup でフォーマットした Apple ハードディスクで,起動時の?マーク点滅と,FWB Mounter が 0 ブロックを読めないという問題が見られたという.従って,バックアップなしでインストールした場合,ハードディスクのデータは失われる.また,最初は順調でも使用するにつれてパフォーマンスが落ちてきて使えなくなるケース,ドライブがデスクトップから消えて Finder がデータが失われましたと報告する場合もあるという.

問題に再現性はなく, HDT の問題とも考えられず,原因は特定できていないそうだ.問題の出た 6 台のハードディスクのうち Apple のハードディスク 2 台とサードパーティ製 1 台は再フォーマットできたそうだ.



● Mac OS 8.5 :各種ユーティリティの互換


FontPatchin', NoMeMo Busters, Reliever などのフォント関連ユーティリティは問題が発生して起動できないなどの問題が発生することがあるようだ.

MenuChoice で問題があり,アップルメニューオプションを使ってみると,アップルメニューオプションの問題も持ち越されている.ハードディスクのエイリアスなど入れない方がよい.(吉原氏)

アップルメニューオプションでは "最近使った項目数" のチェックは取った方がよい.また,アップルメニューオプションで問題が起きる際には初期設定をすてる方法が以前から有効な場合が多い.

Speed Doubler については使えるという情報と使えないという情報がある. Connectix 8.1.1 Updater が使えるという情報もあるが,日本語版に使用できるかどうか未確認.US 版で使用する際には Mac OS 8.5 に改めて Speed Doubler 8.1をインストールしてからアップデータを当てる.(前田氏) Speed Doubler 8.1 が使えない場合, Speed Doubler 8.0 の一部機能が使えるという情報もある.(北野氏)

追記:
MacFixIt などでアップルメニューオプションを使用すると "致命的なエラーが発生しました" というダイアログが表示されるという問題が報告されている.これは国内でも同様のようだ.この場合もオーソドックスな初期設定の削除が有効である.

追記:
MenuChoice は表示に若干の問題はあるものの使用可能である.



● Mac OS 8.5 :プルダウンメニューが白くなる問題のパッチ


アプリケーションによってプルダウンメニューが白くなる問題については Mercutio Patcher 2.1.1 が有効である場合がある.

ただし,このパッチを使用した後,アプリケーションの正式アップデータがうまく効かなくなる可能性がある.



● Mac OS 8.5 : Mac OS ヘルプの Type 3 エラー


TIL: 24676 : Mac OS 8.5: Mac OS Help Crashes With Type 3 Error


Mac OS 8.5 の Mac OS ヘルプはインターネット設定機能拡張 2.0.2 が必要である. Mac OS 8.5 ではインターネット設定機能拡張 2.0.2 がインストールされるが, Netscape Navigator などアプリケーションによっては古いインターネット設定機能拡張がインストールされるのでこの問題が起きる.


回避法は Mac OS 8.5 CD からカスタムインストールし直す.



● Mac OS 8.5 : IXMicro ix3D UltimateRez ビデオカードの非互換


TIL: 24677 : Mac OS 8.5: Crashing With IXMicro Card


IXMicro ix3D UltimateRez ビデオカードのドライバと Mac OS 8.5 は非互換である.特定のアプリケーションでのコマンドでクラッシュする.


IXMicro で新しいドライバを入手してインストールすることで回避できる.



● Mac OS 8.5: Microsoft Office 98 の対応状況


マイクロソフトでは Microsoft Office 98 for Macintosh の Mac OS 8.5 対応状況を発表している. Mac OS 8.5 下での動作検証が行われているために致命的な問題は発生しないこと,若干の見かけ上の問題等が起きること, 11月中旬に対応プログラムが発表される予定であることが述べられている.


具体的な問題点については以下のものが掲載されている.


「表示に関する問題」

・ドロップダウン・メニューが一回のクリックで表示されなくなったり,表示が遅くなる場合ある.

・ プラチナ調のアピアランスが適用されず,メニューが白背景で表示される.

・「ヘルプ」メニューに含まれる一部の項目を選択した場合,ことえりのヘルプが表示される.


「Word 98 Macintosh Edition での行間およびレイアウトに関する問題 」

・特定のフォント(Times, Helvetica,Courier, or Symbol)を使用した文書の行間が変わり,結果としてレイアウトや全体のページ数が変わってしまう.

「ヨーロッパ系の文字に関する問題」

・ Mac OS 8.5 で対応された「ユーロ」通貨記号が Office 98 では正しくこれらの文字が扱えない場合がある.


迅速な発表は歓迎すべきものだ.



● Microsoft Word 98:高速保存 / 自動保存オプションに関する問題


上記ページで次のことも発表されている.

Word 98 Macintosh Edition で高速保存 / 自動保存オプションに関する問題

Word 98 で「高速保存を行う」と「自動保存」オプションを使用している場合,多数のオブジェクトが貼りつけられている長文を保存すると文章の一部が正しく読みこまれなかったり, y(Y ウムラウト)などの文字に置き換わってしまう可能性ある.



● Mac OS 8.5 :ことえりのカスタム削除とヘルプビューアの検索


MacInNet TODAY で「 Mac OS 8.5 は買いか?」という記事が公開されている.ここでは「ヘルプとことえり」として,「言語解析ライブラリ」と「日本語解析プラグイン」がヘルプビューアの検索に関連していることが指摘されている. Mac OS 8.5 インストーラのことえりのカスタム削除を行うと問題が出る.また,ここではことえり削除について「Apple 日本語辞書」フォルダから「トークナイザ辞書」を削除しないようにという注意や, Sherlock での索引作成時のトラブルも述べられている.



● Mac OS 8.5 : Sherlock での索引作成時のトラブル


上記項目でも触れられているが, Sherlock での索引作成時にクラッシュするなど問題が報告されている. ATOK11 との関連などが指摘されている.



FinderPop 1.7.3


Mac OS 8.5 対応



Click, there it is! 1.1b0

Mac OS 8.5 対応.ただしベータ版.



● Mac OS 8.5 : Mac OS 8.5 関連ページ


Mac OS 8.5 report山田氏

トラブル専用掲示板Biginner's Trouble Shooting 前田氏)




[ 98/10/19]



● Mac OS 8.5 と Norton Antivirus:ネットワークサーバへのコピーの問題


村上氏からお教えいただいた.

WindowsNT Server4.0 上で Mac 用のファイルサーバをしているのですが, 8.5 からアクセスすると問題が生じました.現象はファイルを Mac 上から NT のファイルサーバにファイルをコピーしようとしたときに固まります(フリーズしたわけではありません).数分後にサーバとの接続が解除されましたというメッセージがでて,マウントしていた NT のボリュームがデスクットプ上から消えます. Mac 上で NT ボリュームから Mac へのコピーはうまく行きます.

機能拡張等を外して検証してみると, Norton Antivirus があたっているようです.さらに検証してみると, Norton Antivirus のプレファレンスの設定の中の予防の項目で,ウィルスらしい活動を監視をチェックをしていると上記現象が起こり,なしにしていると起こりませんでした. Norton Antivirus はバージョン 5.0.1 です.

セキ氏からは WindowsNT でなくてもプリンタサーバ(SM-ICS,G3 マシンを使用)で上記村上氏と同じ症状が出ることをお寄せいただいている.回避法は Norton Antivirus を外すか,監視しない設定とする.


追記:
この問題は Mac OS 8.5 と現在発売されている商用アンチウイルスプログラム全般の問題であることが指摘された. Disinfectant の作者 John Norstad 氏の報告によれば,現在米国で入手できる抗ウィルスソフトである Virex 5.9 と Norton Antivirus 双方ともに Mac OS 8.5 との間で AppleShare ネットワークにおいてファイルをコピーするとフリーズする問題が発生する.

回避法は Norton Antivirus の場合は私の項目で村上氏が述べた内容通りであるが, Norstad 氏によれば Virex の場合は Virex Control Panel を外すか, 5.8.1に戻すかすると書いてある.また, Virex の修正バージョン 5.9.1 は来年までには出したいと Network Associates が言っているそうだ.



● Mac OS 8.5 :メニューバークロックのフォント


田畑氏によれば, Mac OS 日本語版のこれまでのバージョンで起きていた,メニューバークロックに欧文を指定すると 24 時間表示できない問題は Mac OS 8.5 でも解決されていない.また, Shizuoka などのフォントを指定すると細く表示されてしまう.


追記:
飯森氏から 24 時間表示でのフォント指定に関してはシステムの障害ではなく,プライマリスクリプトによって決定されるものであるので日本語システムで欧文フォントを指定することは不適切であるとお知らせいただいた.



● Mac OS 8.5 : Illustrator とアプリケーションスイッチャーのキーコマンド


田畑氏からいただいた. Mac OS 8.5 の新しいアプリケーションスイッチャーのキーボードショートカットが Adobe Illustrator の選択ツールの切り替えと重なってしまう.( Command+Tab と Command+Shift+Tab )

田畑氏の回避法は以下のどちらかである.

・ Illustrator の側で Command+Option+Tab または Command+Control+Tab を使用する

・ MacOSヘルプを参照してアプリケーション切替えショートカット自体を使わない設定にする

田畑氏は後者の方法を採っている.


参考:「 Mac OS 8.5 について」アプリケーションスイッチャーのキーコマンド他



● Mac OS 8.5 : プルダウンメニューが白い


omiya 氏,田畑氏,加藤氏,ada 氏からお知らせいただいている.

Photoshop, Illustrator, Netscape Communicator, クラリス(アップル)ワークス,Outlook Express, Microsoft Office 98 などほとんどのアプリケーションでプルダウンされたメニューが白くなり,プラチナアピアランスにならない.( 8.0/8.1 では問題なかった)サブメニューはプラチナ調になるようだ.

また, Photoshop ではポインタが通過した後が白く残る症状が出る.(逆にグレーが残るなど症状にはバリエーションがあるようだ)


追記:
プルダウンメニューが白くなる問題についての Mercutio パッチ

ただし,このパッチを使用した後,アプリケーションの正式アップデータがうまく効かなくなる可能性がある.



● Illustrator 7.01 : G3 シリーズでのツールバー等の問題


鷹野氏からお知らせいただいた.

新型 G3 DT300 で Adobe Illustrator 7.0.1のツールボックスとタブルーラのタイトルバーのグレー部分が表示されない.不便なのでアドビのサポートに連絡したところ, G3 Macintosh に同様の症状が起きることと,原因は不明との回答があった.

私は Rev.1 G3 からこの問題を知っていたのだが,私の学生の複数台の G3 マシン( DT 266 Rev.1)では確認できないために項目にはしていなかった.どうも起きる場合と起きない場合があるようだ.また, Mac OS 8.5 でこの問題がどのようになっているかは不明.




[ 98/10/17]



「 Mac OS 8.5 について」を公開した.

先日公開された Tech Info Library を主に参照して作成したため,日本でのシステムや事情に合わない点が多々あるものと思われるのでご注意いただきたい.とにかく発売日に間に合うように大急ぎで作成したために不備も多いかと思う.



Mac OS 8.5 アップデート


次の問題を修正する.

・Microsoft Office 98 で「ヘルプ」メニューが正しく動作しない

・WX III 等の一部の日本語入力プログラムやアプリケーションでのキーボード操作時の不具合

・ことえりで「辞書指定変換機能」が正しく動作しない不具合

WX III の問題については事前に持丸氏からお知らせいただいていたのであるが,ここで紹介するのが遅れてしまった.

ai-soft によると WX3 と当るようで、アップデータが既に出ています.
8.5 の最終ベータ版(?)では、トラブったようです.(製品版で、改善されている可能性はあるらしいですが )

http://www.aisoft.co.jp/aisoft/japanese/download/sa_wx3/indexmac.htm
の 98/10/15 512889 WX3 for Mac アップデーター 3.0.X->3.0.6(PPC用)更新です.



Apple Modem Updater 1.2.1


PowerBook G3 Series 内蔵モデムを V.90 対応にするファームウェアアップデータ.また,既に V.90 対応であってもファームウェアのバージョンを上げるため, iMac も本アップデータ対象機種である.V.90 対応内蔵モデムであっても接続が安定しないなどの場合は使用することができる.アップデート後も K56flex はそのまま使用可能である.

アップデート後,接続直後の速度がアップデート前より遅くなっている場合があっても,スループットは改善されているので障害ではないとのこと.


追記:
ReadMe には PowerBook G3 Series 第一世代に対応とされているので 第二世代については必要ないものと思われる.高柳氏から PowerBook G3 Seriesは既に V.90 対応であるとお知らせいただいている.また,これは US バージョン用であり,国内版には対応していない.

また,このアップデータを使用してから接続速度が上がらないとか接続が不安定になったとかの報告が米国で相次いでいる.スクリプトを改良することで対応できるようで, PBG3 V.90 Script 1.0 というのが出ている.



PB G3 Series Modem 1.0.1


PowerBook G3 Series 内蔵モデムへの電源供給がスリープ後にも行われていた問題を修正. PowerBook G3 ではモデムを使用するアプリケーションが終了しモデム接続が終了しても 30 秒はモデムに電源を供給し,その後供給を停止する.しかし,モデム接続終了後すぐにスリープさせた場合,モデム機能拡張 1.0 ではモデムへの電源供給が停止せずバッテリ等の消耗が早められることがあった.


追記:
PowerBook G3 Series 第二世代については必要ないものと思われる.高柳氏から PB-G3 300/14 には既にインストールされているとお知らせいただいた.




[ 98/10/16]



Mac OS 8.5 の米国での発表と同時に Tech Info Library で 109 に上る Mac OS 8.5 関連情報が公開された.たくさんあってとても短時間に全部目を通すことはできないが,その中でひとつだけ要約して紹介する.ここで触れられていることが新機能の全てではなく,他にも注目すべき新機能は多く,今回発表された他の TIL には記載されている.

Tech Info Library は米国での状況の元に書かれているので必ずしも日本で同様に適用できない場合もあることは断っておく.また,日本語環境などにはほとんど触れられることがない.


● Mac OS 8.5 の新機能


「パフォーマンスと安定性の改善」


ネットワーク上及びディスクでのコピー速度の向上

AppleScript の改善

AppleScript のネイティブ化による 3-5 倍の速度向上.より多くのコントロールパネルや種々のタスクのスクリプト対応.フォルダへのスクリプトを可能にしてフォルダを開いたりファイルをそこにコピーする時にスクリプトが実行できるようになった.

QuickDraw の改善

スクリーン描画やスクロールの速度が速くなった.

ディスクの保護

Disk First Aid は起動ボリュームでも修復できるようになった.(すでに Disk First Aid 8.2 で可能になっていた)不適切に終了した場合,再起動時に自動的に Disk First Aid が実行されるようになった.


「インターネットの統合化」


Network Browser によるファイルサーバへの容易なアクセスとサーバリストの作成

インターネット検索と検索結果のランク付け, URL と要約の保存

多言語対応

ブラウザで多言語文字を表示できる.どこの国のサイトでも文字が正しく表示される.

ネットワークタイムサーバへのアクセス

日付&時刻コントロールパネルでネットワークタイムサーバで時間を合わせることができる.夏時間の自動セット.西暦 2000 年対応のための世紀を含む日付フォーマット.

容易なインターネット設定管理

インターネットコントロールパネルからのインターネット設定の一括管理.複数設定の保存と簡単な切り替え

インターネットロケーションファイル

デスクトップにドラッグしてインターネットロケーションファイルを作成すれば,ダブルクリックでそこに行けたり新しいメールメッセージを開くことができる.


「ウインドウの改善」


新アピアランス機能

システムフォント,デスクトップパターン/ピクチャ,スクロールとアンチエイリアスオプションなど,デスクトップのルックアンドフィールのカスタマイズは全てアピアランスコントロールパネルで設定する.好みのセットはアピアランスセッティンググループとして保存できる.


タイトルバーアイコン:
フォルダやボリュームのウインドウタイトルバーアイコンを移動することでそのフォルダやボリュームを移動したりコピーできる.

表示項目のリサイズ:
表示項目の順序を変えたり,幅を変えることができる.

プロポーショナルスクロールボックス:
プロポーショナルスクロールボックスの大きさでウインドウの内容が視覚的に分かる.

ダブルスクロールアロー

アンチエイリアスによる文字表示


標準表示オプション

Finder 設定の表示ではボタン,アイコン,リスト表示の標準を指定できる.

新しいアイコン機能


「ファイルとプログラム管理の改善」


ファイル内容の検索

1あるいは複数の単語によるファイル内文字の検索ができるようになった.検索前に索引を作らなければならず,ファイル等に変更があった場合にも索引を作り直す必要があり時間がかかることがある.そのためコンピュータから離れるときなどにスケジュールアップデートすることができる.


新しいプログラム切り替え

アプリケーションメニューはティアオフできるようになり,「アプリケーションスイッチャー」ウインドウとして表示される.アプリケーションスイッチャーではアイコン表示やリスト表示が可能で,簡単に起動しているプログラムを切り替えることができる.ティアオフするにはアプリケーションメニューを出したままアプリケーションメニューをドラッグすればよい.

オープンセーブの新しい方法

・ダイアログで shift キーを押しながら選択すると複数のファイルを一度に開くことができる.

・ショートカットボタンによる AppleShare サーバからのオープン, AppleShare サーバへの保存

・ショートカットボタンによる AppleShare サーバマウント

・よく使用する項目( Favorites )ボタンへのゾーン,サーバ,ボリュームの登録

・最近開いた項目ボタン

よく使用する項目への簡易アクセス

アップルメニューのよく使用する項目( Favorites )フォルダにより書類,アプリケーション,ゾーン,サーバ,ボリューム,インターネットロケーションファイルへのアクセスが便利になる.これらはネットワークブラウザのオープンセーブダイアログでも使うことができる.よく使用する項目( Favorites )フォルダには赤いリボンがつく.


「Apple ヘルプ:インテリジェントオンスクリーンヘルプ」


Apple ヘルプはインターネットサイトから必要な情報を提示することができる.


拡張された情報ウインドウ

次のポップアップメニューがついた.

・メモリ割り当て
・ファイル共有
・プリンタビジー,プリンタ設定
・プリンタ使用可能フォント


「メディアの統合」


QuickTime 3.0,QuickTime VR,QuickDraw 3D

書類の変換

DOS/ Windows も含めたほとんどのファイルをダブルクリックで最適なアプリケーションで開くことができる.また,それらの設定を設定できる.

ColorSync カラーマッチング

モニタ&サウンドコントロールパネルのモニタキャリブレーションアシスタントの新設

Text-to-speech

スピーチコントロールパネルの Talking Alerts を設定すれば,コンピュータは警告を音声で行う.書類内の文字を読み上げることができるアプリケーションもある.


TIL: 58069 : Mac OS 8.5: What's New?





[ 98/10/15]



MacWEEK-J での記事を読んで, PlanetEarth を入手して使っている.これはいかにも Macintosh らしいソフトのような気がして,入手したその日に登録した. Macintosh らしいと思ったのは,斬新なアイデアが新鮮なビジュアルと一体化している点,知的な感覚や興奮を覚える点,何やら新しい可能性を切り拓く創造性を感じる点,いったい何の役に立つのかよく分からない点というようなところだ.この画面を眺めていると 2001 年のボーマンの超知性体になったような気分がする.

何の役に立つのだろうと思った点についてだが,実際に使ってみると案外実用になる. 6 時間毎の雲データ更新(更新は 10 時と 4 時前後のようだ)ではあるが,これからの天気が大体予想できる.屋内に閉じこもって徹夜する人には,外はもう明るいと告げてくれる.

まだよく分からないのだが,このユーティリティを使用するようになってダブルシャットダウンが起き,さらに再起動などの後にゴミ箱に救出された項目が入るようになった.そのファイルは Netscape で開くことができるのだが,どうも PlanetEarth の雲データのようなのだ.どのような条件で救出された項目が発生するのかまだよく分からない.



● PowerBook G3 Series :終了後のモデムが雑音


PowerBook G3 Series でモデム終了後 30 秒後程するとかなり大きいパチンという雑音が出る.例えば 10 分毎にモデムが終了する設定にしていると, 10 分毎にその音が鳴ることになる. Apple ではこの問題を調査中である.



● Eudora Pro インストール後の Excel 98 での問題


宮坂氏からお知らせいただいた.

Eudora 4.0J-4.0.1Jr1 がインストールする Appearance 機能拡張とインライン追加機能拡張がコンフリクトを起こし, Excel 98 での保存ダイアログが文字化けするそうだ.


私はここでいつも述べているとおり,アプリケーション他のインストールには他のマシンまたはインストール専用システムに切り替えてインストールを行っている.そのため Eudora 4.0J-4.0.1Jr1 などの機能拡張の書き換えについては防護されている.インストールされたアプリケーションや必要な機能拡張のみをいつも使っているマシンとシステムに入れて使用するようにしている. Office 98 インストールの際でもほとんどシステムは書き換えさせていない.そのような私のシステムで試したのだが, Mac OS 8.1 のままでは上記のような保存ダイアログでの文字化けは発生しなかった.従って, Appearance 機能拡張を Mac OS 8.1 のものに戻せばよいのではないだろうか.


関連: 98/9/23 項目「 MS Office 98 : インライン追加機能拡張の必要」



● Eudora Pro : 禁則処理について


匿名氏から.

Eudora Pro (全てのバージョン)において禁則処理が行われないのではないかとクニリサーチに問い合わせたところ,ワードラップはあるが句読点の自動処理は行われていないと回答があった.

匿名氏は日本語を扱うのであればそれなりに禁則処理は行われてしかるべきではないかというご意見である.確かに句読点が行頭にくるようなメールは不様である.また, Eudora Pro は私も使っているのだが,ワードラップのバイト数を指定できないため,相手の方が私のメールに返信する際に引用文が改行等で読みにくくなる場合がある.(欧文76文字,和文だと38文字)禁則処理とともに改善を要する点ではないだろうか.( Windows で用いられているメーラはほとんど禁則処理がされるそうだ)



● KENSINGTON の 2 ボタンマウス: Norton AntiVirus 5.0.1 との問題


石船氏からいただいた. Norton AntiVirus 5.0.1日本語版と KENSINGTON の 2 ボタンマウス用ドライバ「 Kensington MouseWorks 5.02」が非互換のため, Norton AntiVirus を起動すると再起動後にコントロールパネルの「キーボード」「メモリ」「モニタ&サウンドのシステムサウンド」が初期値戻ってしまうことが起きる.

「 Kensington MouseWorks 5.02 」のアプリケーションセットに「 Finder 」を設定しておくと上記のような症状が起こるそうなので,「 Finder 」を設定しなければ回避できるということだ.また,「 Kensington MouseWorks 5.02 」のアプリケーションセットに「 Finder 」を設定しておくと起動時に起動ディスクが見つからない事がたまに発生するとのこと.

追記:
この問題は MouseWorks 5.05 でも改善されていないことと, Mac OS 8.5 でも起きることを石船氏から追加報告いただいた. Mac OS 8.5 では初期値に戻ってしまう項目がキーボードコントロールパネルのみとなり, MouseWorks 5.05 のアプリケーションセットに Finder を設定しないことによって特に問題は起きなくなっているそうである.



● Quick Time Power Plug と CRESCENDO G3 257-266


吉村氏からお知らせいただいた.氏の 8100/80AV にCRESCENDO G3 257-266 と SONATA を装着して起動したところ,アイコンパレード途中でフリーズするか,立ち上がっても動作が不安定になる.調べた結果, Quick Time Power Plug 日本語版と CRESCENDO の機能拡張がコンフリクトを起こすことを発見した.さらに探究してみると,問題は QuickTime 日本語版(バージョンは関係なし)で発生し,英語版では発生しないことがさらに判明した.

回避法としては QuickTime を英語版に入れ換える.

これまでこのページでも QuickTime について英語版では問題が発生しないのに日本語版で問題が発生するケースをお伝えしたことがある.( Netscape との問題)



「 Graphics Accelerator ウイルスはトロイの木馬ではない」


MacWEEK-J 記事. Graphics Accelerator は SARC (Symantec AntiVirus Research Center) によると,全くの新種ではなく,今年の 6 月に発見された SevenDust というウイルスの変種であり,SARCでは「SevenDustE」といっていたというもの.トロイの木馬ではないと言い切ってしまうのはいかがなものだろう.



● Netscape :ツールバーのアイコンが出ない


大したことでもないし,滅多に起きることでもないだろうが最近私が経験したこと.

Navigator 4.07 使用中に Navigator ウインドウのリドローがされないとか動作が遅くなったと思ったら珍しく Type 2 エラーが発生した. Macintosh を再起動して Navigator を立ち上げるとツールバーのアイコンが表示されなくなっている.原因は Navigator アプリケーションの入っているフォルダの "Essential Files" フォルダ中の "Netscape Resources" が壊れていた.バックアップに取り替えることで正常になった.




[ 98/10/13]



● PowerBook G3 Series :トラックバッドでのポインタ異常


PowerBook G3 Series でトラックパッドでポインタを操作していると,動きが停まったり, 2 点間を飛んだように動いたりする異状が報告されている.現在 Apple ではこの問題を調査中であるが,ユーザーから寄せられた暫定的な回避法としては背面のモデムポートなどの金属部に指で触ること.


● QuarkXPress 3.3J とダイナフォント縦書きの問題


mumul 氏からお知らせいただいている. QuarkXPress 3.3J でダイナフォント TrueType 版を入れていると,縦書き時に一部記号が文字化けする.


画面表示用に TrueType 版をいれると,縦書き表示で句読点などが文字化けする不具合があります(もちろんPSプリンタには PS 用フォントを入れています). ATM 版は使ったことがないので,分かりません.

今までは,ビットマップと両方インストールすることで対処していましたが,大量にメモリを食うので困っていました.

この件をダイナラブのサポートに問い合わせたところ,「 QuarkXPress3.3J 縦書きが化ける件ですが,QuarkXPress が縦書き時に特別な処理をしていまして,意図しない句読点や記号などが出てくる場合がございます.これを防ぐための DynaFont 用パッチをご用意しています」と,ソッコーで返事がありました.シリアルを伝えると,すぐにメールで送ってくれまして,一応今のところ TrueType 版だけで問題なく表示しています.



● Norton AntiVirus 5.0 : Strange Brew 報告


民岡氏からいただいた. Norton AntiVirus 5.0 for Macintosh が HyperCard 等 JAVA とは関係ないものに Strange Brew がいると警告する. Strange Brew は初の JAVA にとりつくウイルス.



● Virex 5.9 :ネットワークで問題


MacFixIt MacInTouch で最近取り上げられている. Anti-virus 機能拡張が AppleShare サーバにインストールされているとクライアントやサーバでフリーズが発生する.回避法は Anti-virus 機能拡張を外すか, "prevention" オプションをオフにする.



RAM Doubler 8.0.1J Updater Japanese



● RAM Doubler 8.0.1 J : SAM 4.5.1Jでの警告


黒原氏からお知らせいただいた.Symantec AntiVirus for Mac (SAM) 4.5.1 日本語版が RAM Doubler 8.0.1 J について Macintosh 起動時にファイルが書き換えられたと警告を出す.調べてみたところ, RAM Doubler 8.0.1 J コントロールパネルはコントロールパネルを開いて閉じるだけで修正日が更新されていることが分かった.

追記:
黒原氏から追加情報をいただいた.メディアビジョンでは 10/15 からアップデータを公開予定であるのでまだこの件についての問い合わせはないそうだが,他に例もあるようなので問い合わせ件数が多いようだと対処したいというような回答だった.



● HDT 2.5.2 での障害報告


立ち返り氏より, HDT 2.5.2 で生じると思われるいくつかの障害をご報告いただいている. 2.0.6 だと問題なく使用できるのに, 2.5.2 だと次のような障害が出る.(7600/120, アダプテック2940UW, アイオーメガHDSV−2G(ドライブはNECのDSE2100S)ロジテックのLMO-640F(富士通のM2513E))

・フィルのコピー,移動等の操作で必ずフリーズする
・ MO ドライブがスキャナと誤認される.(他のフォーマッタでフォーマットして解決)
・ FileSaver が働くと必ずフリーズする.

同じ SCSI カードに繋げている Quantum の Viking 4.3GB の HD は問題ないそうである. SCSI 接続に敏感なところや相性といったこともあるのかも知れない.


● Apple 補修部品入手先


Sun Remarketing
Shreve Systems
MacResQ



[その他]
AntiGax 1.3
Mac OS Update - Japan .大野氏より





[ 98/10/10]



●アップル社による将来にわたる現 ATM 和文フォント互換の保証


98/10/8 項目「将来の和文 ATM サポートについて」で触れた Technote 10012 が「 Mac OS 8.5 からのフォント環境 」と改訂された.10/8 項目で近日中にアップルから発表があるだろうとしていたものである.

内容としては技術的内容以外は全く新しく書き換えられたもので,改訂というより技術的な内容以外は別文書と言っていい. Mac OS 8.5 での Unicode ベース ATSUI の導入と System スーツケースへの WorldScript および丸漢サポート組込みによる利点などが強調されると同時にこれまでの ATM 和文フォントのファイルがそのまま将来にわたって使用できることを伝えることに留意された内容となっている.

和文 ATM (OCF/CID) については「アウトライン部分はアドビシステムズ社の ATM がサポートし,ビットマップ部分はシステムの「丸漢サポート」互換コードがサポートします」とあり,互換を保証している.また,「将来の Mac OS のフォント/タイポグラフィー」という部分が加わり,「従来のアプリケーション(QuickDraw Text API ベース)では TrueType フォント、丸漢ビットマップフォント、ATM フォント (OCF/CID) ともにサポートされます」とあり, Mac OS 8.6 以降の将来の互換を保証している.

この「従来のアプリケーション(QuickDraw Text API ベース)では」という但し書きについては TrueType フォント, CID ATM フォントについて新しいラインレイアウト機能(AAT 機能: Apple Advanced Typography 機能)を利用したフォントの機能を使うようなアプリケーションでは,その新しい機能は使えないということだと思われるので気にする必要はないだろう.

Mac OS 8.6 以降,8.5 で TrueType について取ったような互換の取り方(変換を一回だけ自動的に行う)を ATM フォントに行うのか,それとも全く何も変更せずに 現行 ATM が使えるのかはまだはっきりしていない.(どちらにせよ,ユーザは何も心配することなく現在の ATM 和文フォントデータのまま将来にわたって使用できる)



● Mac OS 8.5 :和文 ATM フォントの扱いと一部和文 ATM の認識


TERO 氏から Mac OS 8.5 での日本語の ATM での扱いと注意点をいただいた.

・ Mac OS 8.5 では「フォントアップデータ機能拡張」によって OCF フォントの使用が可能

・モリサワ OCF アウトラインフォントで丸漢がないものの場合,上記機能拡張が機能しない.そのため,ビットマップフォントを入手し丸漢をインストールする必要がある

・モリサワ(OCFおよびCID)のフォントの場合,インストールされているビットマップのサイズでかつ 14 ポイント以下の大きさで表示させると全て同じ「書体」で表示されてしまう.
(モニタ表示だけの問題で出力には問題はない)
回避法としては 14 ポイント以下のビットマップをインストールしない.


ATM がインストールされている場合,画面表示にはインストールされているビットマップがアウトラインデータに先だって表示される.ユーザがアプリケーションで指定した大きさがフォントスーツケース内に入れられた各サイズのビットマップの中にある場合,優先してビットマップが使用されることになっている.画面表示を高速に行うためである.ビットマップがない場合, ATM が QuickDraw に替わってラスタライズを行い,アウトラインデータを作成し,モニタ表示に使用される.

ただし, TrueType が入っていると,ビットマップの次に TrueType によるラスタライズが優先されるために ATM で表示されないことになる.特に ATM とTrueType が同名の場合,文字設計が異なることがあり,出力時にページネーションがモニタ表示から狂うなどの深刻なトラブルを招くことがある.そのため, DTP のように出力を前提とする使用の場合にフォントフォルダに TrueType を入れないようにするのである.

ビットマップデータは一種類だけあれば Mac OS に認識されるのでビットマップをたくさん入れておく必要はない.逆に画面表示を高速にしたいとか最近の ATM でフォントがラスタライズされるのが読みにくく感じられる場合は,表示したい大きさのビットマップがフォントスーツケースにあれば,その大きさで表示するようにすればよい.

このような知識があれば,上記の回避法の意味も理解できるはずである.



● PowerBook G3 Series : Formatta One Pro 2.1.9 と CD ドライブ


阿多氏からいただいた.

氏の PowerBook G3 266 に Formatta One Pro 2.1.9 J を入れたところ,標準装備の CD-ROM が認識されない. CD-ROM は低く回転しているようであっても機能拡張が入っている場合に認識できないため, Formatta One Pro 2.1.9 J 機能拡張を外すとなんの問題もなく使える.

追記:
阿多氏がロジテックに確認したところ, 3.1.0J 最新版が出ているので試してみてほしいということだったので取り寄せたところ回避できた.ただし, 3.0.1 へのバージョンアップは有償(3500円)である.また,このバージョンアップによって,起動時アイコンパレードの同機能拡張アイコンにそれまで現れなかった MO の ID が他の SCSI ID のように現れるようになったそうだ.



● PowerBook 1400 : VST MO と 4 GB ハードディスク


岡村氏からいただいた.

氏の PowerBook 1400c/133 の内蔵ハードディスクを IBM 4GB (DTCA 24090) に交換したところ,それまで使えていた VST MO ドライブ を入れて起動(コールドブート)すると?マークが点滅するようになった.そのままキーボード強制リセットをすると起動できる.再起動(ウォームブート)では起動する.

このような場合,内蔵ハードディスクなどの交換によって大容量ハードディスクが内蔵されると電源管理に関して問題が生ずることがあるようだ.



● Nouton Anti Viras 5.0:日本語版は対応済み


98/10/6 項目「 Norton Anti Viras for Macintosh 5.0 についていくつか」に記した Norton Utilities 4.0 と非互換で Disk Doctor で 23005 エラー他が報告される問題について, seiji 氏がシマンテックサポートに問い合わせたところ,それは,英語版(それも初期出荷のもの)であって,日本語版では修正されているとの回答を得た. 5.0.2パッチも、英語版のものなので当てないようにとのことだったそうである.

なお,NAV ウィルス定義ファイル 10/6 版は Graphics Accelerator に対応した.



● HDT 2.5.x での問題報告: Symantec の回答


MacFixIt 10/7 には米国での Symantec 技術サポートの回答について投稿情報を計指している.

それによると, Norton Disk Doctor で "Check Catalog Tree A minor error was found in a directory thread record...,"と報告があった場合,修復をさせてはいけない.その代わり, Speed Disk を実行することで問題が解決すると語ったそうだ.また,問題は HFS + ボリュームで起き, Mac OS 8.5 で改善されるそうだ.



● PowerBook G3 Series :スリープ復帰後の描画問題解消: TIL での告知


98/10/8 にお伝えした PowerBook G3 Series でのスリープ復帰後のグラフィックパフォーマンス低下問題の解消に関して Apple はTIL: 24491 で告知した.

Mac OS 8.5 または ATI の新しいドライバで解消できるという点は私の項目の通りであるが, 98/9/1 発売の第2世代 PowerBook G3 Series (全て14 インチ TFT で統一されたシリーズ. PowerBook G3 Series 2 という表現をしているサイトもある)には改良されたドライバが入っているので問題は発生しないとしている.

この問題は第1世代 PowerBook G3 Series で 5 分程度以上スリープさせると,スリープ復帰後,グラフィックアクセラレータチップが動作せず,ウインドウのスクロールなどスクリーン描画が遅くなり,再起動しなければ改善されなかったもの.


追記:
丹羽氏から,第 2 世代 PowerBook G3 Series ( PowerBook G3 Series 2)でもこの問題は発生していたこと.また, ATI の新しいドライバでそれらも解消できることをお知らせいただいた. O'Grady's Power Page では本ドライバのインストールで問題が発生する場合があるという読者からの投稿が紹介されている.



[その他]
FaxSTF update 5.0.4





[ 98/10/8]



ここのところ,新しいコンテンツを作成したり突然のウイルス騒ぎなどのために,皆様からいただいている障害報告を掲載することが遅れている.徐々に解消していきたいと思っているが,本日も重要なウイルス関連情報をいただいている.また, PowerBook G3 Series でスリープ復帰後のグラフィックパフォーマンス低下問題の解決法について有力な情報が入っている.



●重要: AutoStart 9805: Unix サーバ汚染


Ichikawa 氏よりいただいた.ネットワーク上の Macintosh 以外のサーバにも AutoStart が感染する.

UNIX サーバと接続された Macintosh 上の AutoStart 9805 を対策してもすぐにまた現れる件で,実際に対処した事例がありましたので,ご連絡させていただきます.

○現象

Lux Setter の Server RIP(Sun)上の AppleShare ボリュームに DELDB が感染する. Server RIP をクライアント側の Macintosh がマウントすると感染する.また,ネットワーク上でマウントされている時に Server RIP の DELDB を削除しても,クライアント側の Macintosh が感染していれば,アンマウントした時に DELDB が UNIX 上に書き出され,結果的に削除されていない状態になる.

○対策

ネットワーク上の Macintosh から Server RIP のボリュームをアンマウントして, Macintosh と Server RIP 双方のAutoStart9805を削除する.

○削除の方法

UNIX 上で root 権限になり,

#find / -name DELDB | xargs rm

で一気に検索削除できます.このコマンドでは『deldb』『123DELDB』『DELDB123』などのファイルは消せません.
また,AppleShare ボリュームの一番上の階層がわかれば,

#find ./ -name DELDB | xargs rm

でも可能.


これまで,ネットワーク接続された Macintosh 上で削除しても削除しても DELDB が現れる例が報告されていたが,これで説明がつくと思われる.



Graphics Innoculator v1.2


Graphics Innoculator がマイナーバージョンアップしている. AppleTalk ネットワーク上の他のマシンにも対応した.インストールするダミーフォルダなど基本的なところに変更はない.

Graphics Innoculator は Graphics Accelerator トロイの木馬の侵入を防護するためのユーティリティ. Graphics Accelerator 感染マシンについては Graphics Accelerator 機能拡張を削除するが,このウイルスの重要な側面である感染アプリケーションについては何も処置はされない.感染アプリケーションについては AntiGax を使用する.



● PowerBook G3 Series :スリープ復帰後の描画問題は ATI Updater v. 3.3 で解決


PowerBook G3 Series でスリープ復帰後にグラフィックパフォーマンスが低下する問題について, ATI が数日前に公表したATI Updater v. 3.3 によって解決するという情報を得た. Apple の関係者も認めているようだ.

この問題については Apple からのドライバの公表はされず, Mac OS 8.5 での解決になるだろうという Apple 関係者からの情報を載せたばかりだった.実はその時すでに ATI Updater v. 3.3 が出ており,これが使えるのではないかという話も出たのだが, Apple ではまだ試してないので何とも言えないということだった.

インストールする際にはカスタムインストールとし,"Xclaim 3D (Rage II+)" を選択する.



● PowerBook G3 Series : V.90 アップデータ


今週中に発表の予定だそうだ.



●将来の和文 ATM サポートについて


アップルの Technote 10012 - 丸漢フォントは使えなくなります において従来の ATM フォントは Mac OS 8.5 までしかサポートされないと書かれていたため,従来の和文 ATM フォントの大部分が Mac OS 8.6 から使えなくなるのではないかと憶測されている点について,fj.sys.mac にアップル,たかの氏から投稿があった.

fj.sys.mac のスレッドは,最初にこの Technote について質問があり,一部フォントベンダーが行ったという OCF フォントに関する将来 OS でのサポートについての発言などのユーザからの書き込み等があった.それに対して回答されたものである.

まず,「今ユーザーの方の手元にある資産をドブに捨てさせるようなシステムのアップデートはいたしませんのでご安心ください」として次のように書き込まれている.


ご指摘の Tech Note はフォントベンダーさんを対象として書かれたものであり基本的にはユーザーの方に対する情報ではない,という点をまずお含みおきください.確かに Mac OS は今後「一つのスーツケースファイルにすべての情報が含まれているフォントの形式」が標準となるような方向で発展していきます.この方向にそって,PostScript フォントベンダーさんに CID 化を進めていただけるように Adobe さんとも共同で働きかけをしている最中です.将来的にはフォントベンダーさんから出てくるフォントは全て CID 化されることでしょう(いや,そう希望しています).

ただし,これが「その時」にユーザーの方の手元にあるフォントが全て動作しなくなることを意味するわけではありません.アップルとしてはユーザーの方の投資を極力保護する形で OS の開発を進めています.これは今後も変わらない重要なポリシーです.とくに DTP 市場で広く普及している日本語 PostScript フォントをそのまま 使い続けていただけることは重要なことだと考えています.

例えば,Mac OS 8.5 では古いフォーマットのフォント(例えば Tech Note に書かれている「TrueType + 丸漢」のフォーマット)は起動時に自動的に新しいフォーマットに変換されます.同じような「変換」という形をとるのか,他の方法をとるのかはまだ検討中ですが OCF フォントに対する互換性は今後も維持していく予定です.


現在, Technote「10012 - 丸漢フォントは使えなくなります」は改訂中となっていて見ることはできない.公表されていたものには「 ATM フォントについては MacOS 8.5 ではシステムに組み込まれた「丸漢サポート」互換のコードが面倒を見るので, MacOS 8.5までは現行のまま使えます」という表現があったために憶測を呼んだものである.書き込みは「ぜひ安心して新しい Mac OS を使っていただきたいと思います」云々と結ばれている.


(本項目の引用については転載に関してご承諾をいただいている.近日中にアップルからさらにはっきりした公式の発表が予定されている.)



● iMac : Imation SuperDisk での障害報告


iMacInTouch は Imation USB SuperDisk フロッピードライブについて,インストーラなどで複数の枚数のフロッピーが使用される場合,最初のフロッピーが排出されないという問題を報告している.また, Virtual PC がドライブを認識できないという報告もある.

追記:
Versions 1.1 のドライバで解決されている.

参照:
TIL 24926



● iMac : iMac Update 1.0 が終了しない


TIL: 30773 : iMac: Update Fails Because Application Can Not Quit

iMac Update をインストールしたいが, iMac Update インストーラが終了しない場合, Epson プリンタを使用していて印刷途中のデータが残っているとそのようになる.インストーラは全てのアプリケーションが終了している必要があるが, Epson printer queue に何か残っていると Epson Monitor というアプリケーションが起動するようになっている.

Epson Monitor はメニューなどから終了することができない.この問題を解消するためには,機能拡張フォルダにある Epson Monitor フォルダ内の Spool folder にあるファイルを捨てればよい.



● InterWare Booster 750/233 と DIT NETJOY PCI Ethernetカード

いただいた情報によれば, PowerMac7300/180 で標記を組み合わせて両方を使用するとネットワークでのコピー中にフリーズしてしまう障害に遭った.両者の WWW ページでは双方について動作確認済みとあるが,入手した情報によれば動作確認は 8500 だけのものだったらしい.

その後,2 ヶ月して DIT から 7300 で動作確認したと連絡があったが,実際には改善されていないそうだ.



● Netscape メールの Windows 版への返信でクラッシュ

平井氏からいただいた.4.04, 4.05, 4.06 で確認されている.

Windows 版 Netscape から送られたメールに返信するために編集画面の先頭から数行選択し, deleteキーで削除しようすると,キーを押した瞬間に Netscape がクラッシュする.
(PowerMacintosh 9500/120(144Mメモリ) MacOS8.1. 8500/120 でも同様)



● Photoshop 4.0.1 の QuickTime ダウングレードで障害


馬場氏からいただいた.G3/233 DT Re.2 など標準でシステムに QuickTime 3.0 がインストールされる Photoshop 4.0.1 をインストールすると, QuickTime がダウングレードされる際に再起動後読み込みエラーが発生する.( Illustrator 7.01, PageMaker 6.5J では問題は発生しない)

そのため,システム CD-ROM ( G3 用 8.1)から QuickTime 3.0 を標準インストールしようとしてもエラーが出て再インストールできない.カスタムインストールでインストールできる.



● PageMaker 6.5 : Microsoft 関連機能拡張との問題


藤原氏からお知らせいただいた.

英語版 Microsoft Office 98 をインストール後, PageMaker 6.5.3 J で割り付けたテキストブロックをマウスドラッグすると,テキストが画面表示されなくなる.(テキストの消えたブロックをコマンド+Aで選択後,コマンド+Eの編集画面にはちゃんと現れるのでデータがなくなるわけではない.MacOS8.1(E) + JLK1.2 )

藤原氏が Adobe のサポートに問い合わせた結果, PageMaker が,MS Office98関連の機能拡張と非互換で すべての機能拡張を起動時に読み込まないようにすると一時的に回避できると回答された.

藤原氏が Microsoft Office 98 Updater をかけたところ問題は解消した.

私は日本語システムで日本語版 Office 98 を入れて追試したが,日本語環境では問題を確認できなかったので,英語版で起きる問題のようだ.(日本語版 Office 98 で対応された?)



[その他]
「NeXTOS News from Annies」
NeXT が作った OSと次の OS(NextOS)である MacOS X Server を取り扱う.





[ 98/10/6]



次のページを公開した.


メモリの状態を見る

メモリフラグメンテーション

アプリケーションメモリ割り当ての変更

Finder メモリ割り当ての変更


いずれも初心者向けの基本的な内容である.特に「アプリケーションメモリ割り当ての変更」についてはビギナーを念頭において制作した.多くのユーザが Microsoft Office 98 をご使用かと思う.何度かこれまで本ページで陰に(?)陽に取り上げたように,特に Word 98 についてこの措置が効果的な場合がある.ご参照いただけることと思う.( Office 98 については改めて項目として安定した使用法を取り上げたい)

これらのページは理解が容易なように画像が多用されているので多少重いページになっている.ご注意いただきたい.



● PowerBook G3 Series :スリープ復帰後のグラフィックパフォーマンス低下は 8.5 で修正


PowerBook G3 Series でのスリープ復帰後のグラフィックパフォーマンス低下について, Mac OS 8.5 で修正されることが判明した.修正ドライバが別に配布されるかどうかはここにきてライセンスの問題があって不透明あるいは悲観的な状況になっている.

Apple ではこの問題について修正するドライバを既に完成済みである.しかし,ドライバに関する ATI 社とのライセンスが Mac OS に含めての配布となっていて個別での配布が認められていないことが原因.



● Norton Anti Viras for Macintosh 5.0 についていくつか


ウイルス定義ファイルが出たが,これは Graphic Accelerator には未対応である.(SAM 用も同様)

Norton Utilities 4.0 と非互換で Disk Doctor で 23005 エラー他が報告される.また重大なファイル消失などの問題も報告されている.現時点で両方を使うことはできない.この問題は Symantec サポートに多くの問い合わせがあり,サポートは NAV 5.0 の初期出荷分に起きた問題であるのでパッチをあてるように答えている.しかし, MacFixIt MacInTouch ではそれ以上の問題が発生するとしている.

参考:

98/6/7 項目「 Norton AntiVirus for Macintosh :ハードディスクのクラッシュ誘発?」

98/ 6/25 項目「 Norton AntiVirus for Macintosh の問題(続報)」

98/ 7/6 項目「 patch for Norton AntiVirus for Macintosh version 5.0.1 」


追記:
Norton Disk Doctor との非互換について, seiji 氏がシマンテックサポートに問い合わせたところ,それは,英語版(それも初期出荷のもの)であって,日本語版では修正されているとの回答を得た. 5.0.2パッチも、英語版のものなので当てないようにとのことだったそうである.先の項目内容は米国からの情報である.

また,NAV ウィルス定義ファイル 10/6 版によって Graphics Accelerator に対応した.



● FWB による HDT 2.5.x とディスクユーティリティの非互換についてのページ


HDT 2.5.x and Disk Utilities Incompatibilityが 9 月 29 日付けで公開された.本ページでこれまで報じたとおり, Mac OS 8.1の PC Exchange との問題としている.

参考:

98/9/5 項目「HDT 2.5.x J: Mac OS 8.1 :ディスクユーティリティで問題報告」
98/2/10 項目「 Mac OS 8.1 : PC Exchange 2.2 の問題」



Netscape Communicator 4.07



Eudora Pro 4.0.1Jr1アップデータ


修正アップデータ.リリースノートによれば以下の点を修正する.


・フォームなどの特定のメールが受信できず,その後のメールが取得できない
・インライン入力中の文字が2重に表示されてしまう
・charset のないテキストで,漢字コード自動受信がきかずに文字化けする
・送信待ちメールがある状態でメール確認をするとフリーズする
・送信メッセージのサブジェクトが文字化けする
・option + 「メッセージの送信」で,送受信オプションダイアログがでない
・送信済みメールを再送信すると,Bcc アドレスがおかしくなる
・パーソナリティを切替えても,基本設定のドメインで Message-Id がつく
・X-Sender が実際に送信に使用した送信者のものと違っている
・メールボックスの再構築が正常に行われない
・どのメールボックスに未読メールがあるかわかりにくい
・Outlook Express からのテキストファイルの添付が文字化けする
・Netscape から送られたHTMLファイルが文字化けする
・テキストファイルの添付書類が選択された変換方式で,エンコードされない
・送信済みメッセージに付加した添付書類が表示されない
・前後の文字が全角のとき,URL がハイライトされない
・ 68k の Macintosh で LDAP 検索ができない
・試用版のキーを誤入力すると,試用期限が切れているとアラートがでる
・書式ツールバーの表示,非表示のバルーンヘルプの誤り
・メモリアラートが文字化けする


98/8/17 項目「 Eudora 4.0-J : Web フォームからのメールの受信問題」について法林氏には修正された旨サポートから案内があったそうだ.

私は 2-3 週間前にやっと 4.0.1 を使い始めたばかりなのにすぐ Jr1 にアップデートしたものだから,これらの修正点についてはよく分からない.しかし, 2-3 週間の使用中にフィルタの動作について,手動,受信時に動作するように設定されているにもかかわらず動作しなかったり,手動でも動かなかったりすることを経験した.この点については同様の報告も受けている.

4.0.1 Jr1 にしてもフィルタがうまく動作しないことがある点は私の場合は改善されてないのだが, 改善されたという報告も受け取っている.

これは確認したわけではないのでまだ半信半疑だが,手動でフィルタを使用するとハードディスクのディレクトリ異常が発生するということをどこかで聞いたことがある.(情報源は失念した)それで私が自分のハードディスクに Disk First Aid と Tech Tools Pro を使用すると確かに報告された.ディレクトリ異常は Disk First Aid で修正できた.

私のマシンにディレクトリ異常が発生することはあまりなく,前回のハードディスク検診時から考えてここ 2-3 週間の間に起きたことと思われる.しかし,確認するため 4.0.1 でフィルタの手動操作を繰り返して試したが異常は出なかったので,ディレクトリ異常と Eudora Pro 4.0.1 の因果関係を確かめることはできなかった.

クニリサーチでは EUDORA PRO Ver.4.0.2-J ( Windows 版)アップデータ(バッファオーバーフロー問題に対応. Macintosh 版では問題は確認されていない)を公表しているが,ここで対応されている Windows 版の修正点のうち,

・他のアプリケーションとの文字のコピーで文字化けが起きる現象を修正
・ワードラップを使用して送信した場合に,まれに文字化けが発生する現象を修正

という点について Macintosh 版でも似たような問題が起きるのではないかという報告もある.また,スタイルテキストに関しての扱いで不可解な点が発生することも報告されている.これらが今回のアップデータで改善されているかどうかは不明である.




[ 98/10/4]


● iMac CD Update 1.0 :アクセスライト停止は正常

iMac CD Update 1.0 を使用すると, CD-ROM ドライブのアクセスライトが点かなくなる件について, これは Apple が意図したものであることが判明した.関係者の話では, CD-ROM のアクセスランプが点くと iMac の場合,半透明の筐体を通して光るために意図的に点灯しなくなるように改めたものだということである.


● iMac :消費電力

iMac の消費電力は通常だと 80 ワットである.スリープモード時には 60 ワット以下となる.


● Netscape :キャッシュが分かるセキュリティバグ

CNET に Netscape に関して Web 管理者またはブラウザベースのメールによってユーザのキャッシュからそれまで行ったページの URL が分かるというバグがあると報じている. Netscape 社でバグフィックスが行われるまではキャッシュをゼロにすることで防ぐことは可能だそうだ.私には「気にしない」レベルだと思える.

追記:
4.0.7 でも起きる.


アップル・システムエンジニアリングプログラム

大野氏からお知らせいただいた.アップルではこれまで有料だったアップル・システムエンジニアリングプログラムのページを公開している.(一部非公開)各種技術情報を無料利用できるようになった.


● Graphics Accelerator :感染の記録

細川氏によれば, Graphics Accelerator は 3 日間日本のミラーに残っていたそうである.また, Info-Mac への登録はギリシャからだったそうだ.

Info-Mac に書き込まれたのは残念なことであったが,速やかに Graphics Accelerator がウイルスであることが MITのHyperArchive に告知され削除されたのは,実は日本人の通報があったからである.

kantoshi 氏は 9 月 15 日 に, alt.binaries.mac.applications にポストされた Graphics Accelerator を入手してウイルスであることに気が付いていた.次に 9 月 19 日に alt.hackintosh にポストされ, 9 月 25 日に Info-Mac に書き込まれるに及び, HyperArchiveに警告のメールを出した.

以下は kantoshi 氏が BitMap BBS に書き込んだ内容として,私にお知らせくださった記録である.ウイルス感染について大変具体的に知ることができる.また,感染に関わらず冷静な対応は大変参考となるものである.ご本人のご承諾を得て,ここに BBS の記録を採録したい.(一部,ヘッダ,内容,体裁を秋山が省略あるいは再編成している)

Thursday, September 17, 1998 2:24:49 AM
Subject: 新種MDEFウィルス?

何だか新手のMDEFに感染してしまいました.
数日前に Graphic Accelerator という変なファイルをインストールしたせいなのですが,今となっては News Group へポストされたオリジナルメッセージも News Server にはなくなっているので,犯人を捕まえようがない. (supernews.comで丹念に探すとかすれば分かるかもしれないが...)

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Friday, September 18, 1998 0:04:04 AM
Subject: Re(2): 新種MDEFウィルス?

>具体的にどんな症状なのですか?

Graphic Accelerator という INIT をインストールした翌日,アプリケーションのクラッシュが発生したのでアプリケーションをインストールし直したりしたのですが,どうもクラッシュが続くものですから,この Graphic Accelerator を削除しておいたのです.
その翌日,またまたクラッシュの連続なもので変だなと思って Extensions Folderを見てみると Graphic Accelerator が入っているんですよね.変だな〜と思いつつ,またまたそいつを削除,リスタートしていろいろやっているうちに,たまたま Extensions Folder を開けておいたので, ResEdit を起動するたびに Graphic Accelerator が出現するのを発見しました.
こりゃ,新手のウィルスだとすぐに気がついたのですが,どうやって発生させているのかが解らない.
まず ResEdit で System Folder, Extensions Folder, Preferences Folder の不可視ファイルを調査してみましたが,特に変なファイルはナシ.
次に System ファイルを ResEdit で調査,特に変なところナシ.更に ResEdit Pre-ferences を調査,これも異状なし.それから ResEdit 自分自身を調査したところ, MDEF リソースがあったのでこれをオープンして逆アセンブルして発見しました.

実は Graphic Accelerator はインストール直前にその INIT リソースを逆アセンブルして調べてはみたのですが,特に変なことをしているようではなかった,というよりも解らないコードだったので,殊更 ToolBox の参考書までは調べてみなかったのでした.

Graphic Accelerator をインストールした状態でアプリケーションを起動すると MDEF がとり憑きます.このアプリケーションは次に起動したときにメニューバーがおかしくなり,いずれクラッシュします.メニューバーがおかしくならない場合でも作業中突然クラッシュする場合があります.

被害に遭ったアプリケーション: ResEdit, Style, REALbasic, HexEdit, Yoo-Edit.まだ感染しているアプリケーションがあるかもしれません.
これ, Disinfectant では探査できないんですよ〜.だから新種だなと思っている訳です.ここ数日間に使用したアプリケーションを思い出しながら ResEdit でオープンして MDEF を削除する作業がもう少しかかるでしょうね.

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Sunday, September 27, 1998 1:03:58 PM
Subject: Re(4): 新種MDEFウィルス?

その後 Graphic Accelerator MDEF ウィルスは数個のアプリケーションにとり憑いて破壊してくれました.その後, Netscape Communicator を使用している最中に ftp のリンクをクリックして NetFinder を呼び出した所で Graphic Accelerator INIT をインストールしてくれたので,こりゃ NetFinder がとり憑かれていると ResEdit で調べてみると,なんにもナシ, Graphic Accelerator INIT を削除したらその後この4・5日は何も起こりませ ん.最後の1匹がどこに潜んでいるのか?何かエイリアンを追いかけているような気分です.

昨日, info macのHyperArchive に Graphic Accelerator がアップロードされた案内が出ました.

(中略)

ついにここまで来たか!と思いつつ, HyperArchive に警告のメールを出しておきました.ということで,このウィルスは Web でもいずれ話題になることでしょう.

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Tuesday, September 29, 1998 0:21:21 AM
Subject: Re(6): 新種MDEFウィルス?

今日,コントロールパネルをすべて検査してみました.
出てきました.GA MDEF は PPP Menu に隠れていました.多分これが最後の1匹かな?

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Friday, October 02, 1998 0:48:54 AM
Subject: Re(9): 新種MDEFウィルス?

> Graphics Innoculator v1.1

これ以上感染が広がるのを防ぐことはできますが, MDEF の時限爆弾を防ぐことはできません.一定条件下で,感染したアプリケーションを立ち上げたとたんにファイルの削除しまくりです.

(中略)

AntiGax というワクチンが出ましたのでさっそく試したところ,2つ程引っ掛かりました.殆ど使っていない,感染後も使ったはずがないソフトなので,効果は?のような気もするのですが,私の勘違いかも知れませんし,とりあえずは安心して内蔵 HDD のバックアップでもしようかと思っています.

Graphic Accelerator はユーザが自分で機能拡張フォルダに入れて Macintosh を起動させると発症する.ここまではトロイの木馬である. Graphic Accelerator はアプリケーションのメニューリソースに複製プログラムを書き込む.ここからはウイルスである.感染したアプリケーションは,機能拡張フォルダに Graphic Accelerator 本体がない場合再生させる.これはワームに似ている.

従って,感染経路としては Graphic Accelerator 自体をどこからか入手するか,感染アプリケーションを書き込み起動するかのどちらかである.

Graphic Accelerator 本体自体はゴミ箱に捨てれば処置できるのだが,いくら Graphic Accelerator を捨ててもアプリケーションが感染しているとまた再生する. kantoshi 氏によれば感染した場合のハードディスク内での感染力は相当のものらしい.

Graphics Innoculator を使用すれば, Graphic Accelerator 自体の侵入は阻止できる.しかし,感染アプリケーションを探索し処理できるわけではないので AntiGax が必要である.私は Graphic Accelerator の感染の可能性は一般には殆どないと考える.しかし,心配性の方は Graphics Innoculator を使用してダミーフォルダを作成し,他からアプリケーションを入手する場合は AntiGax でスキャンすることが必要である.圧縮,あるいはエンコードされたものは復元してスキャンする必要がある.

Info-Mac の最新のプログラムを試すというユーザは実際に少なくない.それらユーザは上記 kantoshi 氏のように対処するスキルも持っている.しかし,今回の騒ぎに乗じて Graphic Accelerator を興味半分に不心得者が所持したと思われる.それらの者は十分な対処法も倫理的な歯止めも持っていない可能性がある.( こういうことが起きないようにいくつかのサイトでは意図的に Graphics Innoculator が書き込まれた場所を伏せていた)

AutoStart のように爆発的な感染力があるわけでないので,感染は同じように広がらない.私のページでは緊急を要し,かつパニックをくい止める必要があると思われたので 98/9/29 項目「重要:ウイルス(トロイの木馬)警告: Graphics Accelerator 」において警告をし,詳細を発表した.もし, Info-Mac に書き込まれるというようなことがなければ,通常は 1-2 行の記事に過ぎない扱いのものである.多くの皆様は不必要に恐れる必要はないが,上記のような不心得者がいたので,何かの機会にまた出現する可能性がある.(こうした者たちこそ増殖し続けるウイルスなのだ)

なお,非常にローカルな話で恐縮だが, AutoStart は岡山まで蔓延してきたという情報をいただいている.私は高松なのだが, AutoStart は目前だ. Graphic Accelerator とは事情が異なる. AutoStart は厳重に警戒し,対処を十二分に行う必要があるウイルスだ.

追記:
四国には既に AutoStart が上陸している.岩佐氏(徳島のデザイナー)によれば 7 月には高松の製版会社から徳島の製版会社→印刷会社,また,最近,高知→徳島というルートで感染があったそうだ.


[その他]
−或いはこびとについて−
私の Macintosh にこびとが住み着くようになったのはいつのことからだったろう.





[ 98/10/1]


私の同僚の話.彼は熱心な Macintosh ファンで,例えば関西には一台もないと言われていたこの 8 月に PowerBook G3 Series 250 をどこからか手に入れていたくらいである.しかし,とても素直な性格をしている.

その彼が,ある巨大ソフトメーカが最近発売したビジネス用スイート製品について, G3 でやたらエラーが出ると話をしたので,私はメモリ割り当てを相当増やさないと安定しないことを言った.

「最低でも 20MB ,できたら 50MBくらいはやった方がいいですよ」と言うと,彼は「ああ,そんなに.それじゃXxxx(ワープロ)とXxxxx(表計算) 立ち上げたら,ほかは何も使えないじゃないですか」と言った後,次のように言ってとても素直に納得していた.

「そうですか.ああ,なるほど,他のアプリケーションを使えないようにしているのですね」

さらに....

「そういえば,あのソフト全部入れたら数百メガですよね.ハードディスクにも他の会社のソフトが入れられないようにしているのですね」

私も妙に納得してしまった.


● Graphics Accelerator :感染アプリケーション検出,除去ユーティリティ

感染したアプリケーションを探し出し,感染部(リソース)を削除する AntiGax というユーティリティが発表された.

感染したシステムの機能拡張フォルダにある Graphics Accelerator 自体は除去しないので注意.それは手動で行うことになっている.検出除去については全てのボリュームに対して行うか,単一のアプリケーションに対して行うか選択できるようになっている.通常は全てのボリュームに対してスキャンするわけだが,ほかから入手したアプリケーションを調べたいというような場合にもう一つのオプションを用いるようだ.

すでに書いたように,感染アプリケーションはウイルスを除去したとしても元のように正常に動作しない場合がある.感染したアプリケーションはバックアップのものに取り替えるか,新たにインストールし直す必要がある.

毎月 6 日, 12 日の午前 6-7 時に起動ディスクのアプリケーション以外のファイルを削除する点に関して,ダミーフォルダがあって,機能拡張フォルダにウイルスがなくても,感染アプリケーションがあると動作してしまうと MacFixIt 9/30 に投稿がある.

Graphics Innoculator は Graphics Innoculator v1.1 にバージョンアップされた.基本的な機能は変わらないので 1.0 を使用している場合は変える必要はない.

これら二つのユーティリティと日頃のバックアップがあれば Graphics Accelerator に必要以上の恐怖を抱く必要はない.感染したアプリケーションといえど,それを起動しない限り問題は発生しない.

追記:

Graphics Accelerator に関して,日本語システムでは「機能拡張」フォルダに入る.日本語システム下では "Extensions" を作ったり, Extensions フォルダに入ったりしない.また,ネットワーク感染は通常は考えられないが,ファイル共有のプログラムリンクがオンになっている場合どうかはまだ分からない.詳しい投稿情報をいただいた.詳細は次回更新時.

追記:2
念のために付け加えるが, Graphics Innoculator はあくまで「 感染を予防する」ものであって,感染を修復するものではない.誤って理解している方が多数おられるようだ.


● FileSaver と省エネルギー設定の自動終了

米国でいくつか Norton Utilities 4.0 の FileSaver が省エネルギー設定の自動終了を妨げるという報告が出ている.


● Norton Utilities 4.0 : FWB ドライバとの問題

MacFixIt 9/27-28 は Hard Disk ToolKit ( HDT ) 2.5x でパーティションされたディスクに Norton Utilities 4.0 の Disk Doctor を使用すると,予備マスターディレクトリブロックを発見したというようなエラーを報告するとしている.投稿によれば,実際にはディスクに問題はない.また, HDT 2.x でフォーマットされたディスクに Speed Disk を使用すると -56 エラーを報告するという.

一部には, Disk Doctor が HDT のドライバを損傷させるのではないかという疑いもあるそうだ.

他にも RAM ディスクを使用していると Norton CD から起動できないという報告もある.


AppleShare IP First Aid 1.0a4

AppleShare IP がインストールされたマシンで AppleShareデータファイルの修復およびそれらのバックアップユーティリティ


● Nisus Writer

Nisus Writer 4.1.6 のフリーウェアについて,入手の際の登録画面で先に進まない場合はブラウザの Cookies が受け付けるように設定されていない.インストールすると Thread Manager が機能拡張フォルダにインストールされる.これは不要なので外すこと.


● TIPs :ウインドウ内のファイルが離れたところに飛んでいく

Mac OS のいつのことからか憶えていないが,( 7.6 か 8 かのどちらかのあたりだったと思うが)ウインドウの表示がリスト表示でなくアイコン表示のフォルダ内などに移動したファイル/フォルダ類の内の一つだけが,とんでもなく離れた場所に位置してしまうことが起きるようになった.そのファイル/フォルダ類をドラッグしてウインドウをスクロールさせると延々とスクロールさせることになってしまう.

このような場合,簡単に済ませるには「表示」メニューから「整頓する」を選べばよい.ただし,これまでのファイル類の位置も整頓される.

これまでのファイル類の位置を変更したくない場合は,離れたファイル/フォルダ類を表示させてから,それらをデスクトップなどにいったん移動する.それからウインドウのズームボックスでウインドウサイズを最適化してから,先に移動したファイル/フォルダ類をドラッグして入れ直す.

また, Mac OS 8 からファイル数が 100 を越えるようなウインドウでアイコン表示させている場合,ウインドウの縦スクロールができなくなることがある.( 97/10/5 項目「ウインドウの縦スクロールに問題」初出)この場合はリスト表示にするか,「並べ替える」で何らかの項目を選択すればよいことが知られている.

ウインドウ内のファイルの表示に関して, Photoshop のカスタムアイコンが更新されないことも起きるようになっている.( 98/2/23 項目「 Mac OS 8.x : Photoshop カスタムアイコンの問題」)これは再起動すると直るので「気にしない」でいいのだが,気になる場合はそのファイル名を変更すると(例えば最後に "1" を加えるなど)アイコンも更新される.ただし,ファイル名をいったん変えてから元に戻すとアイコンも戻ってしまう.





(C) Akiyama Satoru



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