私たちの調査で,オスの割合が増えていると断言できるのだろうか?

 カニの性別調査をする中で,こんな疑問が出てきました。

 これを解決するためには・・・
◎ 過去のデータとの比較・・・
◎ 正常な環境の中で生まれてくる雌雄の割合のデータとの比較・・・

 が必要だ。

 そこで,長年,瀬戸内海沿岸で同様な生物調査を行ってこら

れた藤岡義隆さんとTV会議システムを通して,話し合うこ

とにした。

昔は,オスとメスが同じ割合!

○Y児 「僕たちの調査結果は,FAXで送った通りです。藤岡さんの調査結果を教えて下さい。」

●藤岡 「数年前に広島県呉市周辺で調べたところ,オスとメスの割合は同じでしたよ。」


○S児 「やっぱり,オスが増えてきているんだ。」
●藤岡 「私も皆さんの調査結果を見て,大変驚きました。これまでイボニシを中心に調べてきたのですが,どうも他の生き物も変わってきているようですね。」


○T児 「僕たちは,これが環境ホルモンの影響だと思うのですが,どう思われますか?」
●藤岡 「それは,まだ分かりませんね。カニの性別に関する調査は,私の知る範囲では,これまで行われたことがないと思うのです。だから,このような調査を積み重ねて,データをとっていくことが大切ですね。」

これでいいのか?私たちの調べ方
○K児 「カニを様々な場所で100匹ぐらい集めて,性別を調べてきました。この方法をこれからも続けていいのでしょうか?」
●藤岡 「いいでしょう。ただ,どんなカニが多かったかを図鑑で調べたり,標本にしたりして残しておくことも必要です。春には,そちらへ伺いますから,一緒に調べてみましょう。」
 私たちの調べ方が正しいだけでなく,価値があることを認めてく

れた藤岡さん。

春,会うまでにもっと調べを進めておかなくては・・・と思いました。

6年生

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