ncai
English Phonetics I/II
「英語の/r/の発音のしかた」というテーマで
右のような図を描いてくれた学生がいました.
別の学生は「図う見ても,テープ聞いても,
結局どおしたらええんかが,わからんやん」と感想を述べてくれました
.
どうすればよいか,調べてしていきましょう.
MEMO
- 前期はPCルームではありませんが,講義のフォローアップやハンドアウトを置いておきますので,適宜利用してください.
- 講義中には,ここに掲載していない配布資料やビデオも利用します.このウェブページのハンドアウトだけでは試験に対応できません!
- 皆さんの作成したハンドアウトも一部(両面原稿など)がpdf化されていません.ほしい場合は本人にもらってください.
Course schedule
Term 1
Week 1 (Apr 9) Introduction to the course
Week 2 (Apr 16) The production of speech sounds
Week 3 (Apr 23) Long vowels, diphthongs and triphthongs
Week 4 (Apr 30) Tutorial
Week 5 (May 7) Voicing and consonants
Week 6 (May 14) Phonemes and symbols
Week 7 (May 21) Fricatives and affricates
Week 8 (May 28) Nasals and other consonants
Week 9 (June 4) The syllable
Week 10 (June 11) Strong and weak syllables
Week 11 (June 18) Stress in simple words
Week 12 (June 25) Complex word stress
Week 13 (July 2) Weak forms
Week 14 (July 9) Term exam
Week 15 (July 16) Follow-up
Term 2
Week 16 (OCT 8) Introduction to Term 2
Week 17 (OCT 15) Experimental phonetics 1
Week 18 (OCT 22) Experimental phonetics 2
Week 19 (NOV 5) Problems in phonemic analysis
Week 20 (NOV 12) Aspects of connected speech
Week 21 (NOV 19) Intonation 1
Week 22 (NOV 26) Iintonation 2
Week 23 (DEC 3) Intonation 3
Week 24 (DEC 10) Functions of intonation 1
Week 25 (DEC 17) Functions of intonation 2
Week 26 (DEC 22) Varieties of English pronunciation
Week 27 (DEC 24) tutorial
Week 28 (JAN 21) essay due
Week 29 (JAN 28) presentations
Week 30 follow-up
Week 1 :
Introduction to the course
<今日の目標>
- 前期シラバスの確認
- introduction to the course
Week 2 :
The production of speech sounds
<今日の目標>
Week 3 :
Long vowels, diphthongs, and triphthongs
<今日の目標>
Week 4 :
Tutorial on vowels
<今日の目標>
Week 5 :
Voicing and consonants
<今日の目標>
Week 6 :
Phonemes and symbols
<今日の目標>
Week 7 :
Fricatives and affricates
<今日の目標>
Week 8 :
Nasals and other consonants
<今日の目標>
Week 9 :
The syllables
<今日の目標>
Week 10 :
Strong and weak syllables
<今日の目標>
Week 11 :
Stress in simple words
<今日の目標>
Week 12 :
Complex word stress
<今日の目標>
Week 13 :
Weak forms
<今日の目標>
Week 14 :
Term exam
<前期試験>
Week 15 :
Follow-up
<今日の目標>
<marking criteria (A=5, B=4, C=3, D=2, E=1, F=0 points)>
- I, II, III: no partial points
- IV. 日本語では高低の,英語では強勢の,単語内での配置パタンを指すことが指摘できていればA,どちらか一方だけを説明したものはB,dialectとの違いを説明しただけのものはC.
- V. allophonesの例を挙げ説明できていればA,定義が正しければB,「音素」と訳しただけではE.
- VI. 日本語と英語の両方について音節構造の説明ができればA,片方だけだとB,「音節」と訳しただけではE.
- VII. 接辞と複合語の両方について例を挙げて強勢規則が説明できればA,片方だけだとB,例を挙げずに規則を述べただけだとC.
- VIII. morphemeの概念を用い正しく説明できていればA,longの母音に誤りがあればB,比較級の例外に言及しないものはC.
- IX. 誤り一カ所につき1点減点.
Week 16 :
Introduction to Term 2
<今日の目標>
<今日の課題>
- BBC Newsの冒頭部分を書き取り,学籍番号をファイル名にしたテキストファイルを提出せよ
- 教科書190ページのAudio Unit 12の5つの例文を録音して提出せよ
<今日の宿題>
- 発音記号を使いたいときはどうすればよいか調べよ
- mp3(エムピースリー),wav(ウェーブ),wma とは何か?どう違うのか?調べよ
Week 17 :
Experimental phonetics 1
<今日の目標>
<今日の課題>
- 共用フォルダ edupcfs - material - nagai にある12345.wavを手元にコピーし,
「12345」を「54321」に並べ替えて edupcfs - report -nagai フォルダへ
学籍番号をファイル名にしたwavファイルを提出せよ.
- "thirteen - thirteen men" "Japanese - Japanese boy"を自分の声で録音し,
その強勢を示すグラフをワード文書に貼り付けて提出せよ.
<今日の宿題>
- materialフォルダにあるlisteningtestフォルダをコピーして持ち帰り,
リスニングテストのファイルを作りなさい.「これから...Q1, Q2, ...
全て終わりです」を一つのファイルにすること.
- そのファイルを授業で使うプレーヤで再生できるCDにするにはどうすればよいのか?
自分の方法を調べよ.
Week 18 :
Experimental phonetics 2

先週の課題2解答例(どっちが強いのかわかりにくいですが)
強勢を見たいので,それ以外の部分は不要です.
<今日の目標>
- 声の高さの動き(intonation)の役割を考える
- 周波数(frequency)と声の高さ(pitch)との関係を理解する
<今日の課題>
- 共用フォルダ edupcfs - material - nagai にある4つの*yes.wavを手元にコピーして聞き,
それぞれどのような場合に使うと思うか考えよ
- today's handout 1を読み,ピッチだけを操作した音声と,
元からピッチ上昇・下降のある音声との違いを考察せよ.
- 「ドー」と発音し,自分の声のピッチを確認せよ.次に,その「ドー」の後に「レミファソラシドー」
と発音し,2回目の「ドー」のピッチと比較せよ.
- today's handout 2を読み,倍音の響きを確認せよ.
- 全ての解答を学籍番号をファイル名にしたテキストファイルに書き込み提出せよ.
<今日の宿題>
Week 19 :
Problems in phonemic analysis
<先週の課題1と2解答例>
fallriseyes
「そうだけれど・・・」と付け足して何か言いたそうな時
levelyes
あまり嬉しくなさそうな時
riseyes
相手の話の続きを促す時
fallyes
何かを肯定する返事をする時
risefallyes
強く肯定したい時
・文字にすると伝わらないことが伝わっている事実に注目しよう.
単純に語尾の調子を上げるだけでは駄目。上がるポイントや幅が重要
・「上げ/下げ調子」の一言では片付かないものがあるようです.
<今日の目標>
- 音素分析の問題点を考える
- エッセイのテーマを考える
<今日の課題>
- 日本語の破擦音を挙げ,カナを入力する際にどのキーを打っているか,隣の人と比較せよ.
- 教科書52ページにはある破擦音が,xiiページには無い.なぜか?
- 教科書52ページにはなぜ/ts/や/dz/が無いのか?98-99ページの i-ivを参考に考えよ.
- 教科書16ページの/i:/を100ページのように/II/と書くことのメリットは何か?
- 教科書103ページの表の/b/の隣に/v/を,/z/の隣にthatのthの音素を追加したい.
どのような素性(features)を追加する必要があるか?((it has been claimed...という意味深な書き方で)
追加された音素こそ学習者が練習するべき音である,という考え方を理解しよう)
- 全ての解答を学籍番号をファイル名にしたテキストファイルに書き込み提出せよ.
教科書105-106ページの練習問題もやっておこう.
<今日の宿題>
- エッセイのテーマ「英語のXXXについて」と,その内容「YYYがZZZであることを論じる」を来週提出
Week 20 :
Aspects of connected speech
<先週の宿題解答例>
(220+330)/2=275がほとんどでした.
声の低い人が二人同時にしゃべっても高い声には聞こえません.
倍の高さ(オクターブ上)は確かにハモるみたいだから,
倍..倍...と,整数比を目指すのが簡単です.
その元になる数をまず求めればいいですね.
<今日の目標>
- リズムについて考える
- foot(脚)ついて理解する
- stress-timedとsyllable-timedの違いについて理解する
<今日の課題>
- コントロールパネルの「音声認識・合成」にある
microsoft Sam(xp専属?)やAnna(Vista専属?)の声を聞いてみよ.
次に自分の名前や日本語の固有名詞などを入れてみて,
Samは知らない単語をどのように発音しているか,ルールを考えよ.
<今日の宿題>
Week 21 :
Intonation 1
<先週の宿題(エッセイのテーマ)>
英語のイントネーションについて
単語(音)の連結と消失
今考えていることは、文の中での音の連結や消失について調べたいです。どんな時に単語と単語が連結したり、音が消えたりするのかについて考えたいです。
異音について
英語の混合語について
英語の破裂音・破擦音・破裂音について扱おうかと思っています(違いなど)
強勢について
英語の単一語の強勢について
長母音
Intonation
Weak forms(弱形)について
複合語の強勢
英語の音節について
音節の種類について論じる
強勢の位置について(規則性や変化も含めて)
<先週の続き>
- 教科書191ページ Audio Unit 1の5つの英文に,(1)強勢のある音節
(に該当する最初の文字)に ' を記入し,(2)次にそこから次の強勢記号の始まりまでを
/ で区切り,(3) 一つの/.../の中に何個の音節があるか /...(n)/のように示しなさい.
(e.g. a (1) / 'bird in the (3) / 'hand is worth (3) / 'two in the (3) / 'bush (1))
- (4)例えば大文字と小文字のOを使い, Ooo Ooo Ooo O のように描いてみなさい
<今日の目標>
<今日の宿題>
- p. 128 written exercise について,なぜそのような音調になるのか説明せよ.
Week 22 :
Intonation 2
<先週の宿題(plagiarism)解答例>
- 以下のケースもPlagiarismにあたる!
- 出典元の文章中の語やフレーズを少しだけ変える。
- 意見、または事実の出典を明記せず、また自分の意見と他人の意見も区別しない。
- 原文を少しいじっただけの文章
- その考えや事実に関する根拠がない
- 意訳したり言い換えたりする
- 引用文に引用マークを付けない(※例え論文中に引用言を載せていても)
- お勧めの対策
- 論文についてのノートを取っている段階から、全てのことについての出典を書いておく
- 出典を明記すること。引用がある場合には" "(Nagai 2010, p. 33 )のように
明らかにする必要がある。
<今日の目標>
- toneを持つ音節を聞き分ける
- tone unit (音調群)の構成を理解する
<今日の課題>
- 教科書p. 134のWritten Exercises 1, 2をテキストファイルにせよ.
- 教科書p. 194のRecorded Exercise 4の5つの文に音調を書き加え,
なぜその音調になったか説明せよ.(テキストファイルに書けることの便利さも実感しよう!)
Week 23 :
Intonation 3
<先週の宿題(plagiarism)解答「例」>
-
1 |What |time will they /come
-
最後を上げることによって、最初のWhat timeの部分の印象を強めすぎないようにするため。
-
2 A |day re|turn to \London
-
dayが一番言いたいことで、そこが一番強いために後の部分が下がっていくから。
-
3 The |North \Pole would be warmer
-
Poleの部分が主語の一区切りとなるために、ポーズがwouldとの間に入るために下がる。
-
4 |Have you de|cided to /buy it
-
買うという行為を特に強調したいから。
-
5 I re|corded them on ca\ssette
-
cassetteよりもrecordedを特に強調したいため、下降する。
<今日の目標>
- toneがtail部分に続くことを理解する
- head部分が高く始まる場合と低く始まる場合があることを知る
- praatのTextGridで音声にラベリングをしてみる
- ToBIとは何かを知る
<今日の課題>
- 教科書p. 145のWritten Exercises 1, 2を,教室で板書するならどのように描くか.手書きを提出せよ.
- 教養フォルダから4つの Bill bought it ファイルをローカルにコピーして praat のオブジェクトとして読み込み,Annotate -
Annotate - To TextGrid を押す.All tier names を bell 一つにして OK を押し,Ctrlキーで元のオブジェクトと両方選択して
Edit を押す.サウンドエディタのグラフをドラッグしてリターンキーを押し,音声にラベリングしてみよ.Alt+PrintScreenでワード文書に貼り付けて提出.
- 配布ハンドアウトの空欄部分を埋めよ.
- 配布ハンドアウトは何か?教員に対してどのような拘束力を持つか調べよ(宿題).
Week 24 :
Function of Intonation 1
<先週の宿題解答例>
- 学習指導要領は法律ではないので法的拘束力はないという意見と、
法律かどうかは関係なく法的拘束力があるという意見があり、
どちらかといえば法的拘束力はあるという意見のほうが強いらしい。
学習指導要領をどのようにアレンジするのかはその教員しだいである。
私立高校に法的拘束力があるかどうかは微妙である。
- 伝習館高校事件の最高裁判所における判例によると、
一部法的拘束力とするには不適切な表現があるものの、
全体としては法的拘束力を有すると判断されている。
- <教員への拘束であると感じられたところ>
○語数制限
第3章「英語に関する各科目に共通する内容等」の中の、「ア.語,連語及び慣用表現」の項目において、
(ア)においては、取り扱う単語について述べられており『コミュニケーションⅠでは、中学校で学習した語に400字程度の新語を加えた語』とあり、
Ⅱ、Ⅲと段階が進むごと、それぞれ700語が追加されていくようになっている。
(イ)では、連語や慣用表現についての記述がなされているが、ここでは「運用度の高いもの」を扱っていくように述べられている。
→扱う単語数が限られている中で、運用どの高い連語や慣用句を生み出すのは、難しいこともあるかもしれない。
また、教師自身の外国語経験で「この表現は役に立つだろう!」と思ったものも、そのような制限のせいで、もし教えられないというのならば、少し残念である。
○教師の能力についての記述
第3章第「英語に関する各科目に共通する内容等」3の記述から一部抜粋。
・現代の標準的な英語によること。(p. 42)
第4章第2節「内容の取扱いに当たっての配慮事項」の(2)より抜粋。
・音声指導の補助として,発音表記を用いて指導することができること。(p. 48)
→教員が訛りの無い「標準的な英語」を使えることや、たとえ教員の発音が優れていても、この授業で学んだような「発音表記」を
全教員が使うことができることを、大前提としている。
-
学習指導要領は法的な拘束力を持っているが、学校の教育活動が全て拘束されるものではない。
学習指導要領は教育活動の大筋の基準を示すものであり、
具体的な教育活動は、この基準のもとに個々の教師の創意工夫に委ねられるところが多く、
学習指導要領には、ある程度の弾力性があるといえる。
しかし、教師が自分達の教育理念を基に教育課程を組むことは許されず、
教育課程(カリキュラム)編成にあたっては、関係法令に基づき、地域、学校の実態、
生徒の心身の発達段階や特性を十分理解し、創意工夫を凝らして、
その学校の最も適切なものを校長の責任において編成しなければならない。
<今日の目標>
- intonation の attitudinal function について理解し,デモンストレーションできる
- width of pitch range(声の高さの変動幅),key(主となる高さ),
voice quality/phonation type(声の出し方)などが話し手の感情や態度を伝える際に変化することを理解する.
<今日の課題>
- (pair work)教科書152頁のWritten Exerciseの英文を発音し,どのようなイントネーションを使ったか確認せよ.
- 次に,解答にない他の型のイントネーションで発音してみよ.どのように聞こえるか互いに確認せよ.
(「疑っている」「イライラしている」などの気持ちが感じられるか?)
<宿題(復習)>
- 教科書118頁のWritten Exercise 3について,自然なスピーチではどのような同化現象が生じるか?向き(順・逆),種類(調音場所・
調音方法)有声無声の変化を,発音が変化する箇所全てついて記述せよ.
発音記号の入力
をワードで行い,そのファイルを提出すること.
Week 25 :
Function of Intonation 2
<先週の宿題解答例sic>(in UTF-8 unicode)
-
(a) [wɒt] - > [wʌŋ] (軟口蓋無声破裂音[k]の調音点が,後続する歯摩擦音[th]の調音点の逆行同化により,軟口蓋鼻音[ŋ]に変化している)
(b) [ɜːbən] ->[ɜːbm] (母音[ə]が脱落している。さらに,両唇鼻音[n]が,後続する両唇破裂音[p]の調音点の逆行同化により,両唇鼻音[m]に変化している)
(c) [kʊd juːz] ->[kədʒuːz] (歯茎有音摩擦音[d]が硬口蓋有音接近音[j]と同化し、破摩音[dʒ]に変化している。
-
(a) [wɒt] - > [wʌŋ] (軟口蓋無声破裂音[k]の調音点が,後続する歯摩擦音[th]の調音点の逆行同化により,軟口蓋鼻音[ŋ]に変化している。)
(b) [ɜ:bən] ->[ɜ:bm] (母音[ə]が脱落している。さらに,両唇鼻音[n]が,後続する両唇破裂音[p]の調音点の逆行同化により,両唇鼻音[m]に変化している。)
(c) [kʊd ju:z] ->[kədʒu:z] (口蓋接近音[j]の調音点が,先行する歯破裂音[d]の進行同化により,調音点の近い歯茎摩擦音[ʒ]に変化し,連結した。)
-
(a) [pətɪkjələli] -> [pətɪkjəli] (歯茎側近音である[l]が消え、そして子音の連続により[ə]も消えてい
る.
(b) [ɪn ðə]->[ɪnnə] ([n]と[ð]がつなげて読まれているために、[ð]の音が[n]の音へと変化してい
る.)
(c) [fɜːst]->[fɜːs] ([st] の音であるが、無声音[t]は有声音[s]の後にあるために音が消失してしまっている.)
-
(a) [ӕkts] -> [ӕks] (3つの摩擦音[k][t][s]の連続により、真ん中に位置する摩擦音[t]が消失してしまっている。)
(b) [pətɪkjələli] -> [ pətɪkjəli](側接近音[l]の後に位置していることにより、あいまい母音[ə]が脱落している。)
(c) [ɪn thə] -> [ɪnnə] (歯茎有声鼻音[n]が、後続のDENTALの有声音[TH]を順行同化させられdentalの[n]に変化させられている。
(d) [fɜːst] -> [fɜːs] (2つのむ無声摩擦音[s] [t]の連続により、あとに続く摩擦が脱落している。)
-
(a) [ӕkts] -> [ӕks] (歯茎破裂音[t]は,後続する歯茎摩擦音[s]の逆行同化により無声化して[s]と一体化し,さらに脱落してしまう。)
(b) [pətɪkjələli] -> [ pətɪkjəli]
(c) [ɪn thə] -> [ɪnnə] (歯茎摩擦音の有音子音[th]が,先行する歯茎鼻音[n]の進行同化により無声化して[n]と一体化し,連結した。)
(d) [fɜ:st] -> [fɜ:s] (歯茎破裂音[t]は,先行する歯茎摩擦音[s]の進行同化により無性化して[s]と一体化し,さらに脱落してしまう。)
-
(a) [ɜːbən] -> [ɜːbm] ([ən]が[m]へと変化している.[ə]の音が消えており、その代わりに[n]の音が[m]へと変わっている。
(b) [kʊd juːz] -> [kədʒuːz] ([d]と[j]の音が繋げて発音されることによって、[dʒu]というようになっている。
- 同化の種類(調音点?調音方法?有声無声?)まず着目すること.隣と似た音になると脱落が起きやすいことを自分で確認しよう
<今日の目標>
- 「アクセント」のある箇所に生じる変化について理解する
- 強勢やポーズに頼らずアクセントを実現する練習をする
<今日の課題>
- 本文中に出てくる i / ii のペアを発音せよ
- Written Exercises (p. 160)の各ペアについて tonic syllableに下線を引き,発音してみよ
- 隣の人の発音を聞き,同じかどうか確認せよ.違っていたらどちらが正しいか議論せよ.
- It was very boring. / I have plans to leave. / Those who sold quickly made a profit. の3つの文を2通りに発音して録音せよ.
そのファイルを提出せよ.
<宿題>
- 教科書197頁のAudio Unit 19 Exercise 3を練習せよ.
- 次にExercise 4の文章中の各tonesについて,なぜそのtoneなのか説明してみよ.
Week 26 :
Varieties of English pronunciation
<今日の目標>
- 英米で発音が異なる単語のパタンを覚え,試験に出せないことを理解する
<今日の課題>
- BBCの記事を読み,
ビデオを見よ
- アメリカでは[ӕ],イギリスでは[ɑː]となる語を挙げよ
- アメリカでは[ɑ],イギリスでは[ɔ]となる語を挙げよ
- それらの単語の特徴を考えよ
<エッセイ提出時の注意>
- 全ページにページ番号,学籍番号を記入
- 左上クリップ(ホチキス禁止)
- 同時に内容を説明するプレゼン用ファイル(1ページ分のパワーポイント
もしくはワードファイル,pdf, bmp等)を提出
- 提出の翌週に口頭試問実施
Week 30 :
follow-up
<後期成績評価基準>
- 独自の調査や実験を行い,その考察が加えられているものはA
- 参考にした本の内容を要約して紹介しただけのものはB
- 引用のルールに従っていないものはCまたはB
-
-
(c) Katsumi NAGAI 2010 : Jump to the
top,
Centre for Research and Educational Development in Higher Education, and
Faculty of Education,
Kagawa University, 760-8521 JAPAN