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これだけは盛り込みたい レジュメの必須項目
レジュメの目的と基本的なルールがわかれば、次はどのような情報がレジュメに盛り込まれるかについて。気ままに思い浮かぶ順番で、ランダムに書けばいいというわけではない。自分を売り込む営業ツールとしてのレジュメには、営業先である企業に良い印象を抱かせるための工夫やノウハウが必要なのだ。
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◆レジュメの必須項目
1)PERSONAL DATA <個人の基本情報>
氏名、住所、電話番号など、自分に関する基本情報。
2行程度におさまるよう簡潔に書く。Eメールアドレスがある人は付け足しておくとよいだろう。
2)OBJECTIVE <希望職種および職務>
CAREER OBJECTIVE、JOB OBJECTIVEともいう。
もし、自分が希望する職種とそれに見合った職能があるのなら、レジュメ全体の焦点をはっきりさせるという点で有効だ。しかし、そうでない場合にはすぐに選考枠から外される可能性があるということも覚えておいたほうがいいだろう。応募した職種以外でも企業側が採用を検討する場合があるので、チャンスを狭めないようなフレキシブルな書き方を心がけよう。
3)SKILLS <技能>
専門技術、専門知識など希望の仕事に特に有用だと思われる技能。
また自分の性格で仕事上有利と思われる能力(コミュニケーション能力、英語力など)や、前職での実績などもあれば、ここに記入しておくとよい。
4)QUALIFICATIONS <資格>
希望職種に対応する能力と資格。CAPABILITIESということもある。
あまり関連性のないものを羅列しても逆効果なので要注意。
5)WORK EXPERIENCE <職歴>
これまでの職歴。単にEXPERIENCE、EMPLOYMENTということもある。
原則として最新のものから順に過去にさかのぼる。和文履歴書とは逆に職歴の後に学歴を書く。
6)EDUCATION <学歴>
EDUCATIONAL HISTORYということもある。
特別に求められない限りは、応募する仕事に関係のある学歴および最終学歴だけでよい。
7)REFERENCES <照会先>
以前の職場の上司や大学の教授などの連絡先。
日本でいう身元保証人とは違い本人の資質を保証できる人を書く。家族や親戚は該当しない。
レジュメ提出時には「Available upon request.」ということにしておくとよいだろう。
ここにあげたものは、魅力的なレジュメを作成するのに最低限必要と思われる内容だ。中には「SKILLS & QUALIFICATIONS」のようにひとつにまとめることのできるものもあれば、職務上の表彰など特記すべき事実がある場合「HONORS
& AWARDS」などを付け加えてもよい。取捨選択して自分の長所をもっとも強調できるレジュメを完成させよう。
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ここまできたらあとは書くだけ! 次に実際に、自分のレジュメを作成してみよう。
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