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(Last Updated on February 19, 2022 and June 6, 2025)

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【お知らせ】
〜〜〜〜〜〜〈2025年 6月 4日 記〉〜〜〜〜〜〜
皆様へ
2025年3月末に、香川大学を定年退職しました。
在職中、多くのご支援をいただき、ありがとうございました。
定年後も名誉教授として、しばらくの間は残された課題に取り組む所存です。
皆様のご多幸をお祈りいたします。 ありがとうございました。
松村雅文

なお、メールアドレスは、以前と変わりません。

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○ 〈2025年 6月 4日 記〉 『翻刻 久米通賢史料集 近世讃岐のシビル・エンジニア』(久米通賢研究会)編を、 現代思潮社 から出版しました(2025年3月刊行、A5・506ページ、 定価9,200円+税A5判)。
近世讃岐にあらわれた「シビル・エンジニア」久米通賢が遺した史料群を翻刻しております。
現代思潮社のウェブページでの紹介 『翻刻 久米通賢史料集 近世讃岐のシビル・エンジニア』のページ をクリックしてご覧いただければ幸いです。

○ 〈2025年 6月 4日 改訂〉 科研費による天文教育に関する研究
# タイトルのリンクから、科学研究費助成事業データベースのそれぞれのページに行きます。
(1) 「デジタル式プラネタリウムにおける天文教育手法の開発:学習投影の現状を踏まえて 」: 2016〜2019年度、科研費課題番号:16K00969

(2) 「宇宙ビュアーMitakaを用いた天文教育の構築と小中学校の理科授業での展開: 2020〜2024年度、科研費課題番号:20K03276
報告書(pdf, 8.4Mbyte)へのリンク:
『4次元デジタル宇宙ビューワーMitakaによる天文教育普及:その活用方法と実践』(松村雅文・加藤恒彦編, 2025年3月, 全139ページ)



【紹介】
ここは香川大学教育学部の松村雅文のページです。 専門は、天体物理学(非球状の星間塵による光散乱現象、偏光観測など)、 天文学史(久米通賢(=江戸時代の讃岐の科学技術者)の研究)、天文教育などです。

研究の簡単な紹介(1):星と星との間の空間(星間空間)は、 完全な真空ではなく、ガスと塵粒子が存在します。遠方の星の光には、 星の光には直線偏光が観測され、塵粒子が非球状であり、かつ整列していることが 判ります。また星の近くにこのような塵粒子があると、星の光は散乱され、 散乱光には直線偏光と円偏光の成分が含まれます。 このような情報から、塵粒子や、整列の機構、整列の向き(ふつうは磁場の向きと 考えられている)などについて知ることが可能であり、これに関する理論的研究 と観測的研究を行っています。理論研究・観測研究のいずれも国内外の研究者との 共同研究です。

研究の簡単な紹介(2):久米通賢(1780〜1841年)は、江戸時代の 讃岐の科学技術者です。大坂の間家で天文測量を行っており、 彗星や日月食などの観測を行っています。 他にも、色々なことを行っている大変興味深い人物です。 久米は、どんなことを行ったのか、我々は彼から何を学べるのか、 久米についてのページをご覧ください。 この研究は、香川県内の大学の教員や博物館の学芸員の方々等との共同研究です。

研究の簡単な紹介(3):天文教育も、時代とともに、少しずつ変化を しています。今では、中学校で、(我々の)銀河系の存在についても学ぶことに なりました。銀河や銀河系は、宇宙や天体を考える上で、重要な存在であり、 「天文学においての銀河は、物理学においての原子のような基本的なもの」 (Galaxies are to astronomy what atoms are to physics.)とも言われています (A. Sandage "The Hubble Atlas of Galaxies"(1961)による)。 でも、肉眼ではまず見えない銀河の存在や、直接は確認できない我々の銀河系を、 子ども達にはどのように教えたらよいのでしょうか? 私もまだ考え中です...


久米通賢についてのページ

久米通賢研究会のホームページ (2008年1月9日開設, 26日改訂,29日改訂)


論文・報告書・レポートなど

日本語の論文・報告書など     英語の論文(preprints etc.)


リンク

主に学術機関等へのリンク集
教育学部 Faculty of Education
香川大学 Kagawa University