授業科目名
西洋史学
European History
科目区分
 
授業コード
101910
単位数
時間割
前 金1
対象年次及び学科
2年 全学科
講義題目
 
 
教員名
中谷  博幸
関連授業科目
 
履修推奨科目
 
授業の概要
1)歴史における時代区分の意義を理解するため、ヨーロッパの過去において具体的にどのような時代区分が行なわれたのか、またその問題点について検討する。
2)14世紀から17世紀のヨーロッパを中心とする歴史を、時代区分との関わりにおいて概観し、現代との関わりを考える。
授業の目的・達成目標
1)歴史における時代区分の意義を理解する。
2)14世紀から17世紀にかけてのヨーロッパを中心とする歴史を多面的に理解し、現代との関わりについても考える糸口をつかめるようにする。
授業及び学習の方法
 講義はプリントを配布し、それに基づきながら行なう。出席を重視する。毎回講義の最後に、質問や意見を書いてもらい、適宜それらに答えながら講義をすすめていく。また、理解を深めるため、レポートを二回ほど書いてもらう予定である。
成績評価の方法と基準
平常点(出席及び授業への取り組み)20点+小レポート40点+学期末試験40点=計100点。
授業計画

(1) AD,BCによる時代区分について

(2) 16世紀以前の時代区分について

(3) 歴史における時代区分の意義

(4) 三区分法(古代・中世・近代)の登場

(5) 三区分法の問題点

(6) 現代における時代区分

(7) 古代ギリシアの遺産1

(8) 古代ギリシアの遺産2

(9) 「ルネサンス」の意義

(10)宗教改革の射程1 ー 宗教改革と「乞食」

(11)宗教改革の射程2 ー 宗教改革と死生観の転換 

(12)大航海時代におけるヨーロッパ1 ー コロンブスの意義

(13)大航海時代におけるヨーロッパ2 ー スペイン植民地とラス・カサスの問いかけ

(14)大航海時代におけるヨーロッパ3 ー 近代世界システムの成立

(15)まとめ

 
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教科書
レポートの課題図書等については、講義時に連絡する。
参考書
講義時に紹介する。
オフィスアワー
 
履修上の注意
 講義をきくだけでなく、参考文献の中から興味のあるものをできるだけ読んで、自分で考えるようにしてもらいたいと思います。歴史は暗記だと思っている人がいるかもしれません。よく調べ、自分で考えることが大切です。
URL:
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E-Mail:  nakatani@ed.kagawa-u.ac.jp