ウォーター

改めてごみとリサイクルを考えよう



先生 「こうしていろいろなごみに関する問題、特にごみによる環境問題や、リサイク
   ルの素晴らしさ、今リサイクルが抱えている問題点やいろんな国のリサイク
   ルにつ いて学んだね。その勉強を通してみんなはどんな事を思ったかな?」
A子 「私は、ごみの恐ろしさを知ったわ。毎日私たちは1kg以上のごみを出している
   ことに驚いたけれども、それらのごみを処分したつもりでいても私たちの周りを
   それらのごみが姿を変えて、汚しているとは思っていなかったもの。」
先生 「そうだったね。大気汚染や水質汚染などの環境汚染に国境はないから、その
    汚染は放っておくとどんどん広がり、地球規模のものになってしまうね。」
B男 「ぼくはリサイクルについて考えたなぁ。ぼくは今まで、リサイクルは良い事だ、
   という意識しか持っていなかったんだ。だけど、実際には、牛乳パックを回収
   してもらってもぼく自身は新しい木を切ってから作られた紙を使っていたんだ。
   安いから、という理由でね。だけど、回収してもらうだけではリサイクルのシス
   テムはうまく働かないんだという事にまで気がつかなかったんだ。」
先生 「そうだね。リサイクル社会を作ろうとするならば、リサイクルをしやすい製品
   の選択、再製品の利用、物を大切に長く使う、使用できるけれども不要になっ
   たも のはバザーなどに出すこと、などが必要
だね。 だけど、リサイクルのため
   に回収してもらうから、とか、再製品を使っているか ら、と言って大量消費をし
   ても良い、という事にはつながらないね。
   日本の人もドイツの人や、スイスの人、フランスの人のように
大量消費を無くす
   事をまず考えていくべき
だね。そうすれば、自然と大量廃棄もなくなっていくだ
   ろうからね。そして、その上で、
リサイクルを進めていく精神が私たち消費者だ
   けではなく、行政側、製造者にも必要
となるね。」
B男使い捨て社会をもう一度考え直さなければならないね。」
A子 「今まで便利さだけを求めていたけれども、これからの地球の事をもっと真剣に
   考えていくならば、多少の不便さへのがまんも必要だわ。もうこれ以上この地
    球を汚 したくないもの。」





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