ワードで英語を書き,テキストファイルを作成

テキストファイルを作成するアプリは「エディタ」と呼ばれ,Windowsは「アクセサリ」の中に「メモ帳(notepad.exe)」が,Macは「textedit」が最初から入っていますので,それが使えます。

しかし「メモ帳」には,英語を書く際に必須の (i)綴りチェック,(ii)文法チェック,(iii)言い換え候補表示,のような機能がありません。 文書作成(ワープロ)ソフトウェアの「ワード」なら,そのような機能が全て備わっていますので,英語を「ワード」で書き,保存時に「テキスト形式」で保存すれば,「メモ帳」は要りません。

綴りや文法は「ワード」でチェックしてから提出します

提出されたテキストファイルの課題は,1つのテキストファイルにまとめて回覧し,クラス全員で読みます。 人名や住所などの個人情報を,課題本文に含めないよう注意してください。

全員のファイルを自動的に連結しますので,区切りを示すために1行目は改行のみ,2行目は学籍番号のみを記入し,本文は3行目から書いてください。課題の最後にも,改行だけを入れておいてください

英語は日本語入力を off にして入力します。"abc" のように,日本語の文字 ”abc” の半分の幅(半角)になっていますか?

英語を書き始めると,自分の英語に赤い線が引かれます。これはスペル(綴り)チェックです。 そこにカーソルを移動し,右クリックして正しい綴りの語と入れ替えてください。

青い線は,文法チェックです。そこにカーソルを移動し,右クリックして「文法チェック」を選び,

頑張って解説を読んでください。ここでは Capital(大文字)にせよ,と指摘されました。

'Hello'以外の言い方は,ないのかな?と思ったら,その語にカーソルを移動し, 右クリックから「類義語(synonyms/シノニム)」を表示してみましょう。 同じ単語を繰り返し使ってしまって「うまくないな」と思ったらコレです。 設定によって「類義語辞典(thesaurus/シソラス)」も使えます。


書いた単語数は最下行に表示されています。日本語版のワードでは「文字数」が単語数で,その箇所をクリックすると詳細を確認することができます。

Word 2019では「校閲」「スペルチェックと文章校正」タブで設定を行いますが, Word for Microsoft365は「ホーム」「エディター」タブの「Microsoft Editor」がスペル・文法チェッカです。 ウェブ版のWordや,Chromeブラウザ用拡張プラグインでもMicrosoft Ediorが使えます。

課題が完成したら,ワードの「ファイル」「名前を付けて保存(SaveAs...)」で,ファイル名を学籍番号,ファイルの形式のドロップダウンリストから「書式なし (*.txt)」を選び,デスクトップにいったん保存します。誰の課題か分からなくなりますので,ファイル名を「課題提出」とか「Unit 1」とかにしないように!

デスクトップに保存しようとすると,文字コードの指定ウィンドウが開きます。 マックでもスマホでも「文字化け」しないよう,「おまじない」だと思って「その他」のドロップダウンリストの「Unicode」を選び(キーボードでUを押すと早い),OKを押してください。 テキストファイルが保存されます。そのファイルを提出(アップロード)してください。 Macのtexteditで読む場合,「オプション」「標準テキストのエンコーディング」の確認を。 Excelで読む場合,「Unicode(UTF-8)」を選ぶと EF BB BF(BOM) を先頭に付けて読めるようになります。

ファイル名の「.txt」の部分(extension/拡張子)が非表示になっていると,「学籍番号.txt」と「学籍番号.docx」の区別ができません。間違って「学籍番号.txt.docx」というワード用のファイルを提出しないよう,Windowsでは「エクスプローラ」の「表示」「ファイル名拡張子」をチェックしておいてください。ファイル名は「22L999.txt」のように半角(細い文字)にしてください。全角(2バイト分の太い)文字(22L999.txt),スペース(22L999 .txt),コンマ等(22L999,txt)を含まないように気をつけてください。

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