授業科目名
言語学
Linguistics
科目区分
共通科目
授業コード
020101
単位数
時間割
前 木1
対象年次及び学科
1~2年 全学部
講義題目
言語学入門
Linguistics: an introduction
教員名
長井克己(大学教育開発センタ)
関連授業科目
 
履修推奨科目
 
授業の概要
言語学は一般的に音声学・音韻論,形態論,統語論,意味論,語用論などの分野に分かれ,様々な言語がデータとして分析対象となる.本講義では基礎的な教科書を用い,それぞれの分野の考え方を学ぶ.母語である日本語を科学的に分析したり,長く学んできた英語以外の例に触れることによって,世界の諸言語間に「優劣」は存在しないことを理解してほしい.
授業の目的・達成目標
言語の多様性を理解し,語や文の構造と意味について科学的な検討を加えるための基礎的方法が理解できる.
授業及び学習の方法
教科書の概念を一通り理解した上で,クラスで議論を行う.議論に参加しない,問題・課題に答えない学生の単位は認定できない.
成績評価の方法と基準
分野ごとに25点満点の小テストを4回行い,その成績の総計で単位を認定する.記述式問題は3段階( A 15点,B 10点,C 5 点,F 0点とし,25/15倍する)で採点する.
講義計画
(クリックしてハンドアウトの一部を見ることができます.ただしここに掲載しない重要な配付資料も多いので,欠席した学生は注意!)
 
教科書
佐久間淳一・加藤重広・町田健 (2004). 言語学入門. 研究社.
(ISBN978-4-327-40138-2)
参考書
個別分野については授業中に指示するが,教科書pp.156-158をまず参照.導入的な類似の読み物としては「言語学が好きになる本」(町田1999,研究社)や「はじめてみよう言語学」(佐久間2007,研究社)「初めての言語学」(黒田2004,講談社現代新書)等を,包括的参考書としては「言語学第2版」(風間他2004,東京大学出版会)を勧めておく.それぞれに読書案内があるのでそれも参考にすると良い.
オフィスアワー
金曜13時~14時30分
履修上の注意
英語以外の初修外国語を学んでいると有利である.ただし必須ではない.