「フォント」に unicode 系のフォント(下の例ではMicrosoft Sans Serif)を選ぶと,
「種類」で「IPA拡張」を出すことができます.必要な記号を選び,「挿入」で文書中に挿入します.「IPA拡張」を選んでもフォントが選べない場合は,別の unicode系フォントを選んでみてください(おそらく発音記号は別のカテゴリ(ラテン語の拡張欄等)に既に入っているのでしょう.)
これで「自分のPC」では発音記号が使用できますが,「他人のPC」には,先ほど選んだフォントが入っていないかもしれません.そのような場合ワードの文書ファイルを送っても,「文字化け」「文字抜け」が起きてしまいます.そこで,ワードの文書ファイルにフォントの埋め込みを行い,フォントと一緒にファイルを届ける必要があります.
ワードの左上隅にある「オフィスボタン」を押し,「ワードのオプション」を選びます.
「保存」->「ファイルにフォントを埋め込む」をチェックし,その下の2つはチェックを外します.
ファイルサイズは大きくなってしまいますが,発音記号は文字化けることが多いので,フォントを埋め込む習慣にしたほうが良いでしょう.課題提出時も同様です.なお,pdfファイルを作成したり,ネットワークプリンタを利用する際にも,「フォントの埋め込み・送信」が行われていないと,文字化けが起こります.