資格取得による単位等
Test of Practical/Technical English Profiency I/II (Option)
- 旧カリキュラムの学生(4・5年生)は対象になりません.
- 4月に教務係へ履修願を提出し,英語関連の資格のうち,
- 実用英語技能検定(準2級以上)
- TOEIC>(スコアが380以上)
- 工業英語能力検定(3級以上)
を取得した学生は,年度末に単位の認定を受けることができます.
- 工業英検の場合,3級合格者は一般科目の選択科目「工業英語能力検定I(1単位)」が,2級以上合格者は「工業英語能力検定II(2単位)」が単位認定されます.ただし,3級と2級の両方に合格した場合は2単位が認定され,一般科目の学年成績として加算されるのは4単位までです.学生便覧を参照してください.
- 火曜日の7・8限は資格取得のための学習時間です.履修することにした学生は,担当教官(クラスに掲示されています)の指導に従って学習を進めてください.
- 単位認定はできませんが,他にもTOEFLやIELTS,国連英検等,英語のテストはたくさんあります.
- TOEFLはアメリカの大学に留学する際にスコアの提出を求められる試験で,ペーパーテスト(Paper-Based Test)とコンピュータで受けるテスト(Computer-Based Test, CBT)の2種類があります.全てコンピュータ試験に移行する予定で全国にテストセンターができましたが,経費節減のためか突然ほとんど閉鎖されペーパー試験に逆戻りしています.また,同じPaper-Basedのテストでも1995年以後に問題形式が変わっています.参考書類を買うときは最新のものであることを確かめてから買うこと.とりあえずETSの出している公式な申請用冊子(pdfもftpできます)をまず読んでください.これが読めない学生にはTOEFLは向きません.留学生用の試験ですから,TOEICと比べ大学での生活に関するトピックなどが多く,難しく感じるかもしれません.
- IELTSはイギリス圏の大学に提出できます.TOEFLでOKなところも多いので高い受験料を払うのがイヤになりますが,インタビューもあるていねいな試験です.大阪や京都にあるブリティッシュカウンシルで受けられます.
- 「どのテストを受ければ良いですか?」との質問がよくあります.高専の現状では,英語力に自信がある学生はTOEICを,そうでない学生はとりあえず実用英検の準2級を受けると良いでしょう.実用英検は日本の中高生にはおなじみの資格ですが,海外では通用しません.工業英検は残念なことに日本でもあまり知られていないようです.ただ,実用英検と工業英検は初級学習者が英語学習の手段として利用するのに良いと思いますし,日本での就職の際に履歴書の資格欄を埋めるのには使えます.
- 実用英検や工業英検の文部科学省による認定はまもなく廃止されますが,取得した単位が消滅することはありません.
(c) Katsumi NAGAI 2002 : Jump to
Top /
Tsuyama National College of Technology