<20160617>
学校教育教員養成課程1年次生の「小豆島一日研修」  
毎年、全学共通教育科目「大学入門ゼミ」の授業の一部として行っている「小豆島一日研修」。本年度は5月7日(土)・8日(日)に、一年次生7クラスを2日に分け、日帰りで実施しました。参加者は、教員養成課程1年次生 約160名と、1年次生のクラス担任・副担任11名です。
 

学校教育教員養成課程1年次生の「小豆島一日研修」

小豆島で「二十四の瞳との出会い学習」をテーマに毎年実施している一日研修。朝8時、高松港に集合し、フェリーで一路小豆島へ。池田港に到着後、2台の貸切バスに分乗し、小豆島をめぐります。
 午前中、二十四の瞳映画村と岬の分教場を見学しました。二十四の瞳映画村では、壺井栄記念館の館長様より、壺井栄の人生や二十四の瞳映画村の執筆への思いなどについてお話を伺いました。
 昼食〜午後は、小豆島・瀬戸内のふるさと体験です。昼食は、小豆島ふるさと村にて小豆島特産の素麺を、涼やかな“流しそうめん”でいただきました。40名ほどの間を流れ来る冷えた素麺を競うように豪快にすすり込み、風情とともにお腹いっぱいにいただきました。
 
午後はオリーブ公園とエンジェルロードを巡りました。オリーブ公園では、見つけると幸福になるという“ハート型のオリーブの葉”を探したり、オリーブオイルを使ったソフトクリームを堪能したり…温暖な自然の恵みを五感で満喫していました。エンジェルロードは、潮の満ち引きによって、一日に数時間だけ、向かい側の島に伸びる砂浜(エンジェルロード)が現れますが、本年度は幸運にも2日とも訪れた時間帯にエンジェルロードが現れ、学生たちは内海の風や波を体じゅうに感じながら、“幸運の道”を散策しました。
   
 その後、土庄港にある「二十四の瞳の群像」で集合写真を撮り、フェリーで高松港へ。帰りのフェリー船内では、1日の学びを振り返り、一人ひとり記録にまとめました。
 
香川が誇る小豆島と「二十四の瞳」、そこに息づく風土や教育への思い・願いを、肌で感じ学ぶとともに、学生同士・学生と教員・クラスの親睦を深めることを目的としたこの一日研修。これらの目的を十分に満たす、もりだくさんの一日でした。



                                      (文責:松下 幸司)

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