No. 11                       平成14年2月7日発行     

◇特集 第1回 センター講座報告
◇教育実践・臨床フォーラム
◇附属高松中学校公開セミナー
◇研究プロジェクトの活動紹介
◇寄贈図書
◇センターからのお知らせ

特 集 
第1回 センター公開講座報告
 
「生徒指導と心の教育 〜心を育てる場としての開かれた学校づくり〜」
 
                      教育実践総合センター  七條 正典
 
 教育実践総合センターでは、学校現場の先生方のニーズに応えるため、本年度より「教育実践総合センター公開講座」を行うことになりました。第1回は、生徒指導上の様々な問題行動等への対応に苦慮されている各学校現場の現状を踏まえ、問題や悩みを抱える児童・生徒とどう向き合い、問題行動の抑止にむけてどのように取り組んでいけばよいかについて、特に心の教育の視点から共に考えたいと思いました。そこで、平成13年12月1日(土)14時から、教授法演習室で、県内小、中、高等学校の教師、大学院生、学部教官およそ40名の参加を得て、「生徒指導と心の教育 〜心を育てる場としての開かれた学校づくり〜」というテーマで開催されました。
 
〈日程〉
14:00 開会 湯浅センター長挨拶
14:10 講演「生徒指導と心の教育〜心を育てる場としての開かれた学校づくり〜」
      七條正典先生(教育実践総合センター)
16:10 質疑応答
16:30 閉会
〈講演の概要〉
 講演はおよそ以下のような内容を中心に話されました。
1 生徒指導の現状について(@最近の児童生徒の問題行動の状況、A平成12年度「生徒指導上の諸問題について」(速報))
2 生徒指導について(@生徒指導の定義、A生徒指導の3機能、B生徒指導の類型) 



3 児童生徒の心の問題と生徒指導(@対処療法から心(内面)をとらえる生徒指導へ、A心の教育の2つの面)
4心を育てる場としての開かれた学校づくり(@心をつなぐ、Aわかる授業・魅力ある授業、開かれた授業、B生き方教育(心の教育)の充実〈道徳・特別活動・公民・総合的な学習の時間〉、C連携・協力による指導体制(学校内、校種間、家庭・地域、関係機関))
5 生徒指導と心の教育への対応への文部科学省の施策(来年度)(@「心の行動のネットワーク」−難しい生徒指導上の問題への対応(サポートチーム)、A「心のノート」−心の教育の充実への対応)
 
〈参加者の声から〉
 参加者からは、「本校の取り組む生徒指導の方向性が理解できた」「生徒指導の機能の一番大切なところを講義され、具体的で分かりやすかった」という声とともに、「講義内容をもう少し詳しく事前に知らせてほしい」「内容が多く十分理解したとは言えない。もう少しゆっくり例を入れながら何回かに分けて聞きたい」などの声も聞かれた。そして、今後の公開講座に対して、現場に役立つ内容やアドバイスを盛り込むことへの期待が寄せられていた。

第二回 教育実践・臨床フォーラム報告


「第二回 教育実践・臨床フォーラム」報告と「子ども研究」の実施状況

                        安東恭一郎(美術教育)

・美術表現を課題とした子ども研究

 子どもの多くは「描いたり作ったり」といった美術表現活動が大好きです。子どもたちの表現活動の様子を見ていると美術表現する喜びは特定の才能ある誰かにあるのではないことを確信できます。
 ところが小学校の高学年になる頃、美術表現することにためらいを感じる子どもの姿を見かけるようになります。こうした子どもたちは、これまでの表現する喜びをどうして感じることが出来なくなってきているのでしょうか。どうして作り表すことをためらうようになったのでしょうか。
 これまでの美術教育研究のアプローチから回答すると「必要な技法が正しく取得されて いないから」「この子どもの発達段階にふさわしい題材が準備されていないから」あるいは「何 らかの精神的な問題によって表現することが出 来なくなっているから」といった状況が想定され、それぞれに対応していくことが美術教育の 内容だと信じられてきました。
  「子ども研究」では、しかしながらこうした 「大人の想定した美術の正しさ」から表現できない子どもの問題を探るのではなく、表現でき ないというのは、この子どもの場合どう説明さ れるのか、いったい何が起こっているのかを日常的に実践される図画工作の授業の中から明らかにしようとするものです。これまで本研究では授業者だけではなく観察者複数により半年以上、一人の表現に苦しむ子どもを見つめてきました。

・フォーラムでの状況から学んだこと

 11月の「第2回教育実践・臨床研究フォーラム」では、上記の考えに基づく実践研究を発表しました。研究発表では現在美術教室に所属する大学院生2名が実践現場の教育実践に基づきながら「表現できない子どもの課題」について状況を説明し解釈を加えていくものでした。
 発表後の研究討議を通して、表現できない子どもに注目したことへの意義は参加者から認めていただいたのですが、他方で子どもの状況そのものへの注目以上に「子どもの指導をどうするか」といった指導論に傾斜していく場面もありました。
 こうしたことからも私たちが目指すのは「表現出来ない子どもをいかにして導くのか」ではなく「そもそも表現出来ないと判断する教師にとっての表現とは何なのか」といった自明としてきた「私の意識」を今一度疑い出発点とする、という研究の全体像が十分に説明出来ていないことが分かり、反省の材料となりました。
 研究に着手してから十分な間もなく、説明不足の発表となりましたが、フォーラムでの議論を参考にしながらさらに対象とする授業例を増やしたり、題材との関連性から子どもの状況を捉えたりしながら「表現できない子どもの課題」について考察を進めていけるよう今後も研究を進めてまいります。
 この研究に興味・関心を持たれる方の参加によってますますこうした課題を共有できることを願っています。

教育実践・臨床研究フォーラム報告
 
                    宮前義和(教育実践総合センター)
 
 「教育実践・臨床研究フォーラム」では、「社会的スキル訓練の教育実践への活用に関する研究プロジェクト」の実践経過について発表をさせていただきました。具体的には、昨年度に実施しました教員を対象とした調査における結果について(「子どもたちの苦手な対人状況」、「取りあげたい社会的スキル」、「社会的スキル訓練を実施する時間帯」等、詳しくは、宮前義和・繪内利啓・阪根健二・藤本光孝 2001 社会的スキル訓練に関する
小、中学校教員の調査. 香川大学教育実践総
合研究, 3, 33-45.)、また、その調査結果に
基づき中学2年生学級で実施した社会的スキ
ル訓練の効果について解析の終了していると
ころまで(「社会的スキルの変化」、「今後の
課題」等)、お話しました。フォーラムに参
加されていた先生方からは、今後の研究プロ
ジェクトの進展につながる貴重なご意見を頂
戴いたしました。この場をかりて、改めて、お
礼申しあげます。ありがとうございました。

 










附属高松中学校
 
平成13年度学習指導方法改善公開授業研究会 報告
 
 平成13年12月10日(月),「平成13年度学習指導方法改善公開授業研究会」を開きましたところ,多方面から多くの先生方にご指導とお励ましをいただきました。ありがとうございました。
 今回の研究会では,選択教科(セミナー)の授業を11本公開した。本校における選択教科(セミナー)は,大きく2種類に分けられる。選択する生徒の立場から言うと,一つは苦手意識がある教科を生徒が選択する「基礎セミナー」。もう一つは伸ばしたい教科を生徒が選択する「応用セミナー」である。まず,私たちはこの2つを教育課程全体の中で見直した。そして,基礎セミナーを「個に応じた学習方法や教材を工夫し,教科を学ぶための基礎・基本の育成を目指す」ものとして,応用セミナーを「自ら課題を設定し,解決できるような学習を取り入れ,創造的に思考,判断できる能力の育成を目指す」ものとしてとらえることとした。そこで,全11講座を開設し,基礎セミナーは50分×6回を2コース,応用セミナーは100分×6回を1コース,ともに2年生,3年生が学年を越えて選択することにした。題材は,基礎セミナーは50分ごとに学習が完結するものを,応用セミナーは100分×6回の1サイクルで完結するものを設定した。運営の面から,今年度は,応用・基礎の両セミナーを同時間帯に開講した。
 現在は,今回の授業研究会をもとに,選択教科が拡大された平成14年度からの教育課程の中で本校のセミナーをどう位置づけていくかについて検討している。そこには,教員配置やそれぞれの選択教科の位置づけといった様々な問題があり,まだまだこれから慎重に考えなければならない。
 今後ともご支援をいただきたいと思います。


実践センター研究プロジェクトの活動紹介

 平成13年度、実践センターで取り組んでいる8つの研究プロジェクトについて紹介します。

1 教育実習カリキュラムの改善に関する研究プロジェクト

 本研究プロジェクトは、昨年度までの研究成果を踏まえて、今年度も継続されることになった。研究期間2年の1年目として、次の2点の試行的な調査と取り組みを行った。@来年度から本格的に導入される公立校実習についての調査。今年度は、各附属学校園がそれぞれ工夫して、主免実習の中に公立校実習を組み込んだ。その中で、最も長い期間かつ初めて多くの実習生を受け入れたA小学校の教師と子どもを対象にアンケート調査を実施した。A教育実習の事後指導の新たな試み。従来から行われてきた実習を振り返り考察するだけでなく、実習生に自己の授業や保育の記録を作成させた。これは自己の実践を省察し、教師としての成長のための課題を自らに明らかにしていくシステム構築のための試行である。@Aについて、現在データを分析中である。今年度の試行的な取り組みを踏まえ、今後公立校実習の問題と実習生の教師としての成長の問題により深く迫りたいと考えている。

2 教育課程に関する研究開発プロジェクト
(1)教科教育に関する研究

 教科教育プロジェクトは、学力低下問題、指導要録改訂による評価の問題、総合学習でつける学力と教科の学力との関係についての問題等、最近の教育課題を受けて始めたプロジェクトである。それゆえそこで論議している内容は(学力論、評価論、カリキュラム論、教科教育論、基礎・基本論、総合学習に培う教科教育、能力系統表の作成、新学習指導要領の趣旨)等多岐に渡っており、現段階では各自の学力論を披露しあい、21世紀の教科教育のあり方についてブレーストーミングを行っている段階である。 学力低下問題に関しては、いくつかの文献資料を紹介し、それをもとに議論してきた。そもそも学力とは何かという教科の本質論の部分で、従来のテストで評価してきた学力とは違ってきている。この研究を深めるためには能力系統表という考え方、分かるから出来るという学びの筋道についての考え方等、従来は疑うことのなかったものも疑ってかからねばならない。より具体に即した意見交換を進めて、学力観の刷新を図っていきたい。

(2)総合的学習に関する研究

 平成12、13年度を通じて、主に附属坂出小学校を中心に、総合学習の現場に足を踏み入れ、そこでの生身の体験から問題意識を言語化しつつ、生活科研究などの学部の授業にフィードバックするという試みを積み重ねてきた。大きくは次の2点の課題を挙げられるのではないか。まずは、子どもが心底没入できる研究課題を見つけだすために教師は如何なる配慮・支援・場作りをするか。さらに、研究を進める個々の子どもたちの状況を掴みながら、いかに彼らの学びを深めるために支援していくか。他にも評価の問題など、総合学習をめぐっては、課題が山積みである。附属学校では、第一の課題に対してかなりの蓄積があるように思われる。学年ごとの子どもの関心をしっかりと掴みながら授業設計が整理されつつある。
 比して大学教育においては、第一第二の課題ともに未開拓であるように思う。主体的学びに取り組めない学生の資質ばかりを責め、大学教官の関わり方の問い直しは進展していない。
(3)校種間連携に関する研究

 校種間連携に関する研究内容の方向や今後の日程、役割分担等に関して、平成13年7月24日に第1回の打合会を行った。研究内容に関しての確認事項としては、まず第一に、各大学等におけるこれまでの先行研究や実践事例を調べ、全国的な動きで問題点等を押さえておくこと、第二は校種の異なる教師の協力による授業実践を通して分析検討すること、第三は、必要に応じてアンケート調査を行うことである。当面は第一のことについて各自で資料収集を行い、次回までに持ち寄ることとした。役割分担に関しては、センター専任の七條教官が全体の世話役を行うこととした。
 今後の予定として、本年度中に第2回の検討会を開き、メンバーの収集した先行研究や実践事例を持ち寄り校種間に関する研究についての全国的な動向の把握と、問題点等の分析を行う予定である。

3 授業づくりに関する研究開発プロジェクト

 昨年夏から今まで4回研究会を開いた。ディスカッションの結果、次のような問題を焦点に据えようという方向が決まってきた。すなわち、今の学校では、「授業づくり」の力量が低下しつつあるのではないか。教師の多忙化に伴って、校内の研究授業の機会が以前よりも減っている。教師が「授業づくり」に切磋琢磨する状況がなかなか作りにくい。授業をしても、分析をする技量が弱くなってきている。学校種による取り組みの違いもある。学校が「授業づくり」に関してどのような悩みや問題をかかえており、教育行政と大学は学校の「授業づくり」にどのようなサポートが可能なのか。まず、学校経営の問題を視野に入れながら現状を把握することを課題とし、香川県の学校を対象に質問紙調査をおこないたい。結果の分析をもとに、いくつかの提言を作りたいと考えている。

4 社会的スキル訓練の教育実践への活用に関する研究プロジェクト

 本研究プロジェクトでは、学級で実施する社会的スキル訓練のプログラムの作成を目的としている。本年度は、昨年度実施した教員を対象とした調査について、結果をまとめて論文を刊行した(宮前義和・繪内利啓・阪根健二・藤本光孝 2001 社会的スキル訓練に関する小、中学校教員の調査. 香川大学教育実践総合研究, 3, 33-45.)。また、宮前・繪内・阪根・藤本(2001)の調査結果に基づき、中学2年生学級で実施した社会的スキル訓練の効果について解析を行い、現在論文を作成している。同時に、中学2年生学級における実践結果に基づき社会的スキル訓練プログラムにさらに改良を加え、別の中学校の1年生学級で実践を行っている途中である。なお、中学2年生、1年生いずれの学級においても実際に社会的スキル訓練を実施したのは、学級担任である。最終的には、教員が自ら実践できるような社会的スキル訓練のプログラムを提案したいと考えている。

5 LD児及びその周辺児への教育支援研究プロジェクト

 平成11年度から12年度にかけて、学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)を持つ
子どもたちに対して、教育(担任・学校)と医療(主治医・医療機関)の連携を重視し、これに教育学部学生・大学院生を加えた治療教育プロジェクトに取り組んで参りました。その結果は「学習困難児への教育支援研究プロジェクト」報告として、教育総合実践研究の創刊号と第3号に掲載いたしました。
 丁度、平成12年度からは、屋島小学校では文部科学省から「学習障害児に対する指導方法等に関する実践研究」の指定を受け(2年間)、また、附属坂出学園も文部科学省から

の「研究開発」を受け(3年間)、教育支援部会として「学習困難児の学習指導法の開発」研究を行うことになり、必然的にこれら各校の研究にも協力していくという体制をとることになりました。そこで、本研究プロジェクトの継続性を維持するために、本年度からは、「LD及びその周辺児への教育支援研究プロジェクト」を発足させ、研究プロジェクトの効率化を図ろうと計画しました。
 屋島小学校は、今年度が研究指定の最終年度であり、香川県教育委員会障害児教育課との協力のもと運営指導委員会には繪内が、専門家委員会には繪内と宮前が委員として参加し、併せてほぼ月一回のペースで同校に教育相談・指導を継続しております。
 さらに今年度の新しい取り組みとして、屋島小学校で企画したオープン教室としての「学習ルーム」に学生ボランティアが2名参加して担当教諭とともに小学校低学年児童への指導の補助を行っております。これはきわめて好評であり、有馬先生のご紹介でNHKローカルニュースでの取材を受けました。
 坂出学園でも研究指定の第二年次に入り、9月には日本特殊教育学会香川大会で、シンポジウムとしてとりあげ、幼・小・中および養護学校からそれぞれ1名ずつがシンポジストとして発表を行いました。さらに本年2月14日には運営指導委員会が開催され、これまでの活動のまとめと最終年度に向けての取り組みについての話し合いが行われる予定です。
 ささやかな試みですが、個々の学習困難児への個別指導も昨年の夏期休暇を活用して、三名の児童に対して保護者同伴で個別指導を行いました。その内一名については本年1月まで毎週の個別指導を継続しました。また、学生ボランティアのシステム化が進むにつれて学習困難児に関わる形で現場校に出向く学生数が少しずつ増えてきておりますので、我々はこれにできる限りのバックアップをしたいと思っております。

6 子ども研究プロジェクト →3頁をご覧下さい。

  【寄贈図書一覧(01/11〜02/2)】  

学級崩壊に対応した教員養成カリキラム開発のための基礎的研究    兵庫教育大学 研究代表 杉尾宏
教育実践研究紀要 第11巻、センターニュース第11号     鹿児島大学教育実践研究指導センター
教育実践研究指導センター紀要 第3号                長崎大学教育実践研究指導センター
富山大学スクラムプラン−学校バリアフリーへの挑戦−                富山大学教育学部
教員養成課程の教養教育における情報関連科目の改善充実事業     上越教育大学学校教育研究センター
教師の情報教育実践力育成に関するカリキュラム開発・研究      上越教育大学学校教育研究センター
メディア教育研究 07−2001                   メディア教育開発センター
野外教育情報9                      (財)日本教育科学研究所
研究紀要 11号 2001               岩手大学教育実践研究指導センター
教育実践総合センターニュース bP                  岩手大学教育実践総合センター
学校教育実践センター紀要 bP6                  鳴門教育大学学校教育研究センター
教育実践研究 第20号                        茨城大学教育実践総合センター
人間科学研究 Vol.9 bP                    神戸大学人間科学研究センター
教育実践研究紀要 第41号、しのぶそう bP2          福島大学教育実践総合センター
教育実践総合センター概要                    福島大学教育実践総合センター
「開かれた学校づくり」資料集              高知大学「開かれた学校づくり」研究会
教育実践総合センター紀要 bQ                  富山大学教育実践総合センター
教育工学・実践研究 第27号                   金沢大学教育実践総合センター
年報 ネットワーク 第3号           東京大学大学院学校臨床総合教育研究センター
  【センター活動報告(01/11〜02/2)】  



11月22日(木) センター協議会
 12月 1 日(土) 第1回センター講座       →1頁をご覧下さい
 12月 6 日〈木〉 第2回教育実践・臨床フォーラム →2頁をご覧下さい
  1 月11日(金) 総合研究編集会議
 1 月12日(土) 日本教育学会四国地区研究集会(センター共催)
 1 月15日(火) 企画推進委員会
  1 月18日(金) 遠隔公開講座実施専門委員会議
 1 月23日(水) 教員養成モデル・カリキュラム研究開発プロジェクト
 1 月25日(金) 総合研究編集会議
 1 月28日(月) フレンドシップ実施専門委員会
 1 月30日(水) 教員養成モデル・カリキュラム研究開発プロジェクト
 2 月 2 日(土) マルチメディア研究会

  【センターからのお知らせ】  

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│ センター公開講演会  │
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 新教育課程の全面実施に向け、小・中・高・養護の現場の先生方とも共に考える機会として、「総合的な学習の時間」についてカリキュラムづくりの視点、子どもたちへの指導・支援の要点について講演していただくことになりました。是非、ご参会ください。

  日 時:平成14年2月9日(土)14:00〜16:30
  場 所:611講義室
  講 師:藤井千春先生(茨城大学教育学部)
  演 題:総合的学習で育てる子どもの学力
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│ 第2回 教育実践総合センター講座  │
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 いじめ、不登校等の生徒指導上の諸問題について、日本と酷似した部分が多いフランスの生徒指導対策や教育システムを参考に、日本のシステムと比較しながら検討します。参加希望者は総合センター事務室まで。

  日 時:平成14年3月2日(土)14:00〜16:30
  場 所:教授法演習室
  講 師:阪根健二先生(客員教授・香川県教育委員会主任指導主事)
  演 題:フランスの生徒指導と日本の生徒指導
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│ 第3回 教育実践集中講座  │
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 生徒指導の実情はどうか、教師はどう対応すべきか、受講者がこれまで体験した問題を取り上げ、その対処方法を考察しながら演習します。学生、院生への呼びかけをお願いします。

日 時:平成14年2月26日、2月28日、3月2日(センター講座と同時開催)
講 師:阪根健二先生(客員教授・香川県教育委員会主任指導主事)
テーマ:学校現場でどう取り組むか−生徒指導の在り方のノウハウV−