No. 10                      平成13年11月21日発行      


特集 平成13年度フレンドシップ事業実施報告
附属幼稚園研究発表会報告
第15回教大協・全国実習部門報告
香川大学免許法認定公開講座報告
教育実践集中講座報告
寄贈図書&活動報告
センターからのお知らせ
 
特 集 平成13年度フレンドシップ事業実施報告
 
                      教育実践総合センター  七條 正典
 
 フレンドシップ事業は、教員養成課程において主に教員をめざしている学生を対象に、教員に求められる実践的な指導力の基礎を身につけさせるために、大学と教育委員会とが連携して実施する文部科学省の経費による事業です。
 本学部では、主に2年生を対象とした「教育実践基礎演習」という授業において本事業を実施しています。その際、学生が子どもと触れ合い、子どもの気持ちや行動を理解し、実践的指導力を身につけることができるよう、子どもが学校内とはまた違った側面を見せる野外教育の場を中心に本事業を実施してきました。
 本年度は、特に附属小学校との連携を図った香川県立屋島少年自然の家(附属坂出小学校)、直島国際キャンプ場(附属高松小学校)での活動、そして、野外教育体験活動を実施する上で必要な知識や技能を習得するための香川県立五色台少年自然の家での指導者講習会を中心に、31名の学生と7名の学部教官で、次のような内容で実施しました。
 
 
1)オリエンテーション−4月25日(水)
 「教育実践基礎演習」の概要と実施計画の 説明
 
2)事前研修−5月9日(水)
(1)野外教育についての意義についての   学習
  −香川県教育委員会生涯学習課主任指導  主事 花房長広先生
(2)「香川県立屋島少年自然の家」の施設や事業内容に関しての概要説明
            −香川県立屋島少年自然の家所長野網朝二郎先生
(3)附属坂出・高松両小学校における野外教育体験活動についての説明
   −附属坂出小学校副校長 西浦雅弘先生
   −附属高松小学校 教諭  日下哲也先生
3)野外教育体験活動
 次のような3つの野外教育体験活動を通して子どもたちとふれあうとともに、実践的な知識や技能を習得する活動を体験しました。
(1)香川県立屋島少年自然の家における附属坂出小学校5年生の宿泊研修に参加(1日)−6月13日(水)31名
(2)香川県立五色台少年自然の家における指導者講習会に参加(1泊2日)−6月23日(土)〜24日(日) 28名
(3)直島国際キャンプ場における附属高松小学校5・6年生の宿泊研修に参加(1泊2日) ペットボトルのいかだ作りに挑戦!
  A班(16名);7月9日(月)〜10日(火)│ (於:直島国際キャンプ場)
  B班(14名);7月12日(木)〜13日(金)│
4)シンポジウム−9月28日(金)
 野外教育体験活動をもとに参加学生を主体にしたシンポジウムを行いました。
  シンポジスト 香川大学学生(受講者)
          小坂田裕子・黒笹翼・橋千鶴・難波昌彦
  コメンテータ 深石博夫先生(数学教育)
          附属高松小学校 池西郁広先生
          附属坂出小学校 真鍋佳樹先生
  司会者 松本康先生(社会科教育)
  指導助言者 県教委生涯学習課主任指導主事 花房長広先生
  県立五色台少年自然の家次長  宮本統一先生
5)報告書の作成・配布(3月末発行 予定)
5)報告書の作成・配布(3月末発行 予定)
 














  シンポジウム:
   野外教育体験活動を振り返って

 
 本事業の実施にあたって、香川県教育委員会生涯学習課、香川県立屋島少年自然の家、香川県立五色台少年自然の家、附属高松小学校、附属坂出小学校の先生方には特にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。


平成13年度フレンドシップ実施専門委員会

湯浅 恭正先生(教育実践総合センター長)
松本 康 先生(社会科教育)
深石 博夫先生(数学教育)
日野 陽子先生(美術教育)
岡田みゆき先生(家政教育)
小方 朋子先生(障害児教育)
七條 正典先生(教育実践総合センター


《附属幼稚園研究発表会 報告》
                     
         平成13年11月2日
研究主題
幼児期の学びについて考える
  〜幼小の学びの連続性を考えた教育課程の再編〜
 すがすがしい秋晴れのもと、県内外から320名あまりの参会者をお迎えして研究発表会を行うことが出来ました。大学の先生方、県、市の教育委員会の関係の方々には、大変お世話になりました。多くのご指導・ご助言をいただいたことを、心より感謝しておりま
す。
 さて今年度は、昨年度まで3年間にわたって提案してきた3つの関係づくり(人との関係づくり・ものやこととの関係づくり・自分との関係づくり)の研究の成果をもとに、教育課程の再編に取り組みました。まず、本園の教育目標を3つの関係づくりから見直し、整理し直したものが今回提案しました教育課程です。教育課程に添って実践を重ねることによって、本園の教育目標が達成できると考えました。
 また、これまで事例研究を積み重ね、反省的考察を継続したことにより、3つの観点ごとの発達過程を明らかにすることができました。私たちは、このようにして作ってきた「学びの履歴」そのものを教育課程として捉えたのです。
 さらに、文部科学省より開発研究指定を受け、幼小中一貫した教育の在り方について探っていることが、私たちに新たな視点を与えてくれました。つまり、これまで3年間という限られた教育について考えることが多かったのですが、長い学校教育のスタートとしての幼稚園教育の在り方について探ったり、小学校の教育内容との系統性について正面から考え直すことができました。幼小中連携することによって考えてきたことを、教育課程の中に反映し、それぞれの年齢にふさわしい生活や学びについて研究を進めることができま
した。
 研究会当日は、公開保育の後、年齢別分科会を行い、各年齢の教育課程について具体的な子どもの姿・保育実践から提案しました。また、午後の全体提案に引き続いての全体討議会では、幼稚園・小学校の立場から話をしました。
 今後は、3つの関係づくりで子どもたちの発達や学びを見取りながら、各年齢にふさわしい指導計画の編成に取り組みたいと思います。また、公開保育で提案した5歳児と小学生との「くらし(学習)」も継続して行い、お互いの教育課程についての見直しを図っていきたいと考えています。 


第15回 日本教育大学協会・全国実習部門研究協議会 報告


 平成13年10月12日(金)に山口大学教育学部を会場として標記の研究協議会が開催され、下記の8本の研究報告について協議がなされました。
(1) 教育実習生による英語授業の「リズム」分析 …大分大学 柳井智彦
(2) 学校教育教員養成課程学生の小中学校交差連続教育実習について
   −実施後の実習生・附属教官アンケート調査をもとにして−
                        …琉球大学 藤原幸男 津田正之
(3) 外国人子女教育と教員養成−フレンドシップ事業による模索−
                        …群馬大学 所澤 潤
(4) 教育実習新カリキュラムの実施にともなう問題点と課題
   −実習生と附属校園教官を対象としたアンケート調査の分析から−
                        …香川大学 田上 哲 長谷川順一
(5)「介護体験」施設との連携強化の試み     …鳴門教育大学 清水 茂
(6) 学生インタビューを通してみた幼稚園教育実習
                        …愛媛大学 深田昭三 青井倫子
(7) 山口大学教育学部における教育実習の現状と課題 …山口大学 岡村吉永
(8) 「教育実習に関する質問紙調査の試案」について …岡山大学 黒崎東洋郎
 香川大学から長谷川順一先生(数学教育)と田上(教育実践総合センター)が下記の内容の研究報告を行いました。
「教育実習カリキュラムの改善に関する調査・研究」(『香川大学教育実践総合研究』第3号 2001)で報告された、平成11年度から平成12年度実施の「教育実習カリキュラムの改善に関する研究プロジェクト」の成果を踏まえて、教育実習に関して、3年次主免実習が大学教育における教師教育の完成段階に位置づけられないことから生じる問題や課題を整理するとともに、公立学校園における実習と附属学校園だからこそ可能な実習のあり方および実習生を受け入れる実習学校園の教師や子どもたちへの実習の影響などに関する課題を提示しました。なお、研究協議のあと、情報交換の時間が設けられ、教育実習にまつわる5つの問題(@実習経費 A実習生の受け入れ B学部教官の実習への関与 C教科教育的内容 D介護体験の位置づけ)について簡単な情報交換が行われました。
 研究協議と情報交換を通じて、たとえ今後教員養成学部等の状況がどのようになったとしても、教員養成の中核として教育実習が重要であること、そしてその実習をいかに改善し充実したものしていくかという課題追究が必要であることには変わりがないことが再確認されたように思いました。
 また、会場校の山口大学教育学部が作成された「教育実習の手引き」、本会事務局のある東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センターが主催された「平成12年度教育実習に関するシンポジウム『基礎実習・応用実習・教員採用に関わる教育実践力の形成』」の報告書、および兵庫教育大学学校教育学部が作成された「小学校教育実習−実地教育V−教育の基本的な方法・技術の習得をめざして」(CD-ROM版)が参加各校へ配布されました。これらの資料は、それぞれの教員養成系大学・学部で教育実習を改善していく際の一つの手がかりであり、今後はこのような資料レベルでの情報交換も必要であると感じました。
 これらの資料をはじめ、本協議会の研究報告の資料につきましては、教育実践総合センターで所蔵しています。関心がおありの方は、ご閲覧ください。 (文責:田上)

平成13年度 香川大学免許法認定公開講座 実施報告
 
 香川大学が主催し、教育実践総合センターが担当した「香川大学免許法認定公開講座」が10月に終了しました。この公開講座は「教育職員免許法施行規則」第43条の3に基づくものであり、小学校、中学校、高等学校のうちいずれかの1種免許状を取得し、3年以上の教職経験を有するものに対して、専修免許状取得のための学修の機会を提供するために、本大学院で開講している授業科目を免許法認定公開講座として開設し、現職教員の資質の向上に寄与しようとするものです。
 本年度は、高知大学、鳥取大学が共催となり、各大学の教員が授業担当するとともに、各大学の会場を遠隔教育システムでつなぎ、遠隔授業を実施しました。本学部では、教育実践総合センターと併せて、同センター坂出分室も会場としました。
 本年度の開設科目及び受講者数は下表の通りです。
 

開設科目名
 

講師名
 

受講者(名)
香川 坂出 高知 鳥取
  
教育情報特論
 
松下 文夫 (香川大学)
村瀬康一郎(岐阜大学)
山岸 正明 (鳥取大学)

24
 

21
 


 


 

63
 
  
教育臨床心理学特論
 
藤本 光孝 (香川大学)
宮前 義和 (香川大学)
戸田 有一 (鳥取大学)

34
 

24
 

14
 


 

80
 
  
学校教育実践学特論
 
住野 好久 (岡山大学)
加藤 直樹 (岐阜大学)
林  徳治 (山口大学)

43
 

26
 

17
 

13
 

99
 
 
 受講者からは以下のような感想が寄せられました。
 
 ・他県の現状などを始め、意見交換が可能で参考になった(香川会場)
 ・小・中・高の異校種間の情報交換ができ、日本の教育の方向性や世界状況が分かる(香川会場)
 ・双方向性で質疑応答、ディスカッションができることが魅力(坂出会場)
 ・遠く離れた会場での授業を臨場感を感じながら学習できた(高知会場)
 ・全国的な先生方のお話が居ながらにして聞け、会話できてよかった(高知会場)
 ・近くの会場で受講することで、多数が受講でき、意見交換ができてよかった(鳥取会場)
 ・他校との統一テーマによるパネルディスカッション・ディベート・情報交換等の交流などに役立てたい(香川会場)
 ・遠隔地の生徒と協力してフィールドワークを行うなど、自校ではできない事例の調査活動の展開に、生かしたい(香川会場)
 ・遠隔の学校と教職員研修、模擬授業、学級単位での交流、専門家への生徒からの質問や職場体験学習に生かしたい(高知会場)
 香川会場の授業の様子(教育臨床心理学特論)



平成13年度 第2回 教育実践集中講座の報告
 
標記の講座が、下記の日程内容で開催されました。この集中講座は、平成11年度から始まり、今回で通算5回目を迎えました。阪根健二先生(香川大学客員教授:香川県教育委員会義務教育課主任指導主事)が企画され、自ら講師として携わっています。今回は「“学校現場でどう取り組むか”−生徒指導の在り方のノウハウU−」というテーマで4回にわたって講義・演習していただきました。
日  時 内   容 備 考
11月14日(水)
14:30〜16:50
於:教授法演習室
 
オリエンテーション・講義
@今、学校現場は―学校現場は荒れているのか、その実態にせまる―
A演習課題の設定


苦慮している学校現場の実態から、その対処方法を、いろいろなケースで考察(実際に起こる問題行動のケースの対応等を演習する。)


 
11月15日(木)
14:30〜16:50
於:311
 
講義・演習1
新しい荒れに対応する教師の在り方
@なぜ児童生徒はこういった行動を起こすのか
Aどう解決するのか
11月20日(火)
14:30〜16:50
於:311
 
講義・演習2
新しい荒れに対応する教師の在り方
@なぜ児童生徒はこういった行動を起こすのか
Aどう解決するのか

11月21日(水)
14:30〜16:50
於:教授法演習室

 
講義・演習3
児童生徒への対応
@教育実習等で児童生徒との対応から発生した悩みを考える
Aこれからの教師に望むこと
(教育実習事後指導と同時開催)
これから現場に出る学生の悩みを解決することをテーマとする。また、生徒指導とは何かその実態を明らかにする。
 
教育実践演習(3年次教育実習事後指導)の実施報告と今後の予定
 
 今年度の3年次教育実習もすべて終了し、現在事後指導が実施されております。本センターの田上による全体指導を10月17日(水)に実施したあと、下記の5つのコースに分かれて、実地指導講師の先生方によるコース別指導がおこなわれています。
 
コース1.香川県の学校教育の現状を学ぶコース   11月30日(金)実施
      講師:田井久憲先生(県教育センター次長)
         大西孝司先生(同研修課長)・原直史先生(同教育相談課長)
 
コース2.朗読ボランティア体験コース       11月17日(土)実施
      講師:川崎正視先生(高松市図書館長)・松崎洋祐先生(県子ども文庫連代表)
         東巻原信子先生・春日美保子先生(高松かたりの会)
 
コース3.現代の青少年問題を考えるコース     11月21日(水)実施
      講師:阪根健二先生(香川大学客員教授:県教育委員会義務教育課主任指導主事)
 
コース4.視覚障害者・点訳ボランティア体験コース 11月30日(水)予定
      講師:平井宣先生(県視覚障害者福祉センター館長)
         桑島久代先生(同点字指導員)
岸田友子先生(県視覚障害者福祉協会理事婦人協議会会長)
 
コース5.社会的スキル訓練体験コース       12月5日(水)予定
     講師:宮前義和先生(教育実践総合センター)
現在までに1から3のコースが終了し、4と5のコースを残すのみとなりました。実地指導講師の先生方に、大変お世話になっています。この場を借りてお礼申し上げます。(文責:田上)


寄贈図書一覧(01/8〜11)】  
教育実践総合センター研究紀要第5集、教育問題公開シンポジウム不登校問題とネットワークによる支援
不登校児童生徒および教育関係者支援のための電子メール相談の開発と効果に関する研究
千葉大学教育実践研究 第8号
平成12年度フレンドシップ事業滋賀大学「子どもふれあい教室」「子どもチャレンジ教室」実施報告書
パイデイア Vol.9 2001、教育実践総合センターニュース No.16
教育実践研究指導センター紀要 No.18 
教育実践総合センターだより No.1
平成12年度静岡大学教育学部フレンドシップ事業報告書
教育実践研究紀要 第40号
しのぶそう No.11
教育実践研究 第12号
教職課程研究センター年報 第15号
教育実践総合センター紀要 No.19
カリキュラム研究 第10号
教育実践総合センター紀要 No.11
教育実践総合センター要覧,教育実践総合センター紀要 第24号
実践センターニュース 第27号
IMETS bP41〜142
平成12年度宇都宮大学「フレンドシップ事業」実施報告書
教育における臨床の学 第2号、第3号 
教育臨床ノートNo.6「スクールカウンセリング研究フォーラム」
生徒指導研究 第12号
教育実践センターだより 第9号
教育実践研究指導センター紀要 第17号
教育実践研究 No.2

教育実践総合センターニュース No.2

東京学芸大学教育実践総合センター
東京学芸大学教育実践総合センター
千葉大学教育実践総合センター
滋賀大学教育実践総合センター
滋賀大学教育実践総合センター
大分大学教育実践研究指導センター
愛知教育大学教育実践総合センター
静岡大学教育実践総合センター
福島大学教育実践総合センター
島根大学教育実践研究指導センター
関西大学教職課程研究センター
愛媛大学教育実践総合センター
日本カリキュラム学会
和歌山大学教育実践総合センター
宇都宮大学教育実践総合センター
奈良教育大教育実践総合センター
(財)才能開発教育研究財団
宇都宮大学教育学部
宮城大学教育臨床総合研究センター
宮城大学教育臨床総合研究センター
兵庫教育大学生徒指導研究会
高知大学教育実践研究指導センター
横浜国立大学教育実践研究指導センター
信州大学教育実践総合センター
信州大学教育実践総合センター



【センター活動日誌&報告(01/8〜11)】  
8 月18日(土) マルチメディア研修会
          プログラミング研修会
8 月27・28日  MMP指導者養成講座
8 月29日(水) 香川県連合児童会・生徒会
9 月10日(月) 第4回企画推進委員会
9 月11日(火) 第2回管理委員会
1)平成12年度総合センター決算について
2)平成13年度総合センター予算について
9 月19日(水) フレンドシップ事業実施専門委員会
5 月28日(金) フレンドシップ事業
          :事後指導・シンポジウム   →1頁をご覧下さい
10月 1 日(月) ビデオ編集講習会
10月12日(金) 教大協全国教育実習部門研究部門研究協議会
                         →4頁をご覧下さい
10月13・14日  香川大学免許法認定公開講座「学校教育実践学特論」
   27・28日                 →5頁をご覧下さい
11月 2 日(金) 附属幼稚園研究発表会     →3頁をご覧下さい
11月 7 日〜 コース別事後指導(6コース)
11月14日〜   教育実践集中講座       →6頁をご覧下さい


【センターからのお知らせ】


第1回 教育実践総合センター講座
 
 本年度より、学校現場の先生方のニーズに応えるため、「教育実践総合センター講座」を開催することになりました。第1回目は、下記のテーマのもと、問題や悩みを抱える児童・生徒とどう向き合い、問題行動の抑止に向けてどのように取り組んでいけばよいかについて、特に心の教育の視点から考えます。参加希望者は総合センター事務室まで。
 
日 時:平成13年12月1日(土)14:00〜16:30
場 所:教授法演習室
テーマ:「生徒指導と心の教育−心を育てる場としての開かれた学校づくり−」
講 師:七條正典先生(教育実践総合センター)

第2回 教育実践・研究フォーラム
 
 教育実践総合センターの研究プロジェクトとして展開されている中から、「子ども研究プロジェクト」の中間発表、「社会的スキル訓練の教育実践への活用に関する研究プロジェクト」の研究成果のとりまとめに向けての発表をしていただくことになりました。是非、ご参会ください。
 
日 時:平成13年12月6日(木)16:30〜18:00
場 所:教授法演習室
内 容:1.美術表現できない子どもの課題(子ども研究・中間発表) 安東恭一郎先生(美術教育) 
    2.社会的スキル訓練の教育実践への活用     宮前義和先生(教育実践総合センター)

教育実践総合研究第4号原稿募集
 
 『香川大学教育実践総合研究』第4号は、11月30日(金)原稿受付締め切りです。奮ってご投稿されるのをお待ちしております。
 なお、投稿予定者は、あらかじめセンター事務室までお申し込みください。

VOD配信サービス
 

 →http://educenter.ed.kagawa-u.ac.jp/をご覧下さい。
 
 教育実践総合センターでは、学部が保有する教育関連情報や大学・学部の企画行事等を、香川県下の小・中・高等学校へ、インターネットを活用したメールマガジン及びビデオ・オン・デマンド(VOD)で配信するサービスを始めました。新しい時代に適応できる開かれた大学づくりの一つとして、教員の資質・教育的実践力の向上及び新しい学校づくりに寄与することを目的としたものです。
 このサービスは、教育に携わっている教員を対象として、新しい教育の取り組みの指針となる番組を提供しています。また、将来の家庭、職場など場所や時間を超えて大学の講義が受講できるe-Learningや、学校週5日制実施後の児童生徒の基礎・基本の確かな習得への支援も視野に入れています。
 附属学校園教諭が講師を務め、センターが制作・提供してインターネット上で公開していますので、教員以外の関心がある方もホームページ上で見ることができます。