CST養成プログラムには小学校CST、教材CST、授業CSTの3つの養成プログラムがあります。それぞれの養成プログラムの対象及び必要な授業科目を確認の上、以下の方法にてお申し込み下さい。
「学籍番号、氏名、指導教員、連絡用電話番号」を メールアドレスcst03@jim.ao.kagawa-u.ac.jp(クリックするとメールが開きます。開かない方はアドレスをコピーし、@を半角にしてお送りください。)宛にご送付ください。(メールのタイトルは、「□□CST申し込み」としてください。)
または、CST事務室(教育学部1号館1階)に直接お申し込みください。
小学校教諭1種免許状を取得するための必修科目であり、理科に関するものとしてはこれだけが必修となっています。受講する学生に、小学校理科のおもしろい授業を実施できる力が身につくよう、いくつか特別な課題が用意されています。学生が、理科のおもしろさを再確認・再発見するとともに、理科の内容と授業づくりについて理解を深め、実験・観察に対しても抵抗感をなくして自信が持てるようにするためです。実験・観察の指導力をさらに伸ばすためには、「初等理科」も受講することを勧めます。
小学校における理科教育の目的および目標を概説し、小学校理科の基本的な内容および指導法について実験をまじえて実践例をもとに講義を行います。途中で2グループにクラスを分割し、全員が実験・実習を行なう体験型の授業も実施(4回分)し、実験・観察の基本的な操作のいくつかを、習得できるようにします。 講義の最後に毎回、実践記録を配布するので、次回までにそれを読み、コメントをミニレポートとして提出することを課します。また、授業時間外に教材研究開発室(2号館3階)にて、最低5種類の基本的な実験を実習し、それらを修得することも課題とします。
小学校教員となる上で修得しておくべき、小学校理科の基本的な内容の理解を実習を通して深めるとともに、観察・実験力の向上を図ります。受講生各自が実験・実習を行ないます。分野ごとに3回ずつ指定の理科実験室に集合のうえ、担当教員が配布するプリントなどに従って実習します。実習後、その理解を確実にするための課題に取り組みレポートとして提出します。
新学習指導要領では、小学校理科の時間数と学習内容が大幅に増加し、実験・実習なども強化されています。すなわち、理科の学習指導および実験・実習の指導力が、これまで以上に小学校教員にもとめられます。小学校で理科を教えるに当たって押さえておきたい、基本的概念、観察実験の方法、実験器具の取り扱など観察実験にともなう技能、安全への配慮、実験結果の表現方法(レポートの書き方など)を、実習および参考図書の学習を通して理解します。
※各分野の実験内容,担当教員は第1回のオリエンテーションの日に示します。 物理・化学・生物・地学4分野の順は変更することがあります。
小学校CST養成の専用コースです。下記の10種類の実験・実習を大学教員・附属学校教員の指導のもと、実施します。
学生と教員の空き時間を調整して、それぞれの実習を、月2回程度の頻度で実施できるよう、時間を設定します。実験・実習の内容は、小学校理科にとって基本的で「初等理科教育法」や「初等理科」に組み入れることができなかったことから選定しています。