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UNIXコマンド表


ここでは、telnetを使うために必要なUNIXコマンドを紹介します。
UNIXコマンドの構文として、

『コマンド半角スペースオプション半角スペース引数スペース(ファイル名)』

という順番であることを覚えておいてください。

コマンドオプション意味

ls

(=list)そのディレクトリにあるファイル名を表示してくれる。ディレクトリの内容の表示。

-l

ファイルの属性(パーミッション)を表示

-a

ピリオドで始まるファイル名(普通はlsコマンドやFetchでは見えない) も含めてすべて表示

-F

ディレクトリ名には「/」、実行可能ファイルに「*」をつけて表示

login

UNIXへのログイン。telnetで「login:」の後には自分のアカウント名を入力します。

passwd

パスワードを設定(更新)。telnetで「password:」の後には自分のパスワードを入力します。設定していない人はこのコマンドで設定しましょう。(そんな人いないかな)

cd

(=change directory)ディレクトリの移動。
「cd 場所」でそこに移動。「cd」のみだとユーザーのホームディレクトリに移動。

pwd

(=Print Working Directory)カレントディレクトリ(今自分が作業している場所)を表示。

cat

(=conCATenate あるいは CATenate)ファイルの内容の表示。
「結びつける、連鎖させる」という意味ですが、 本来 cat は textファイル の表示以外に、リダイレクション・ パイプ・フィルターとかに用いられるので、こちらを表しています。

-n

行番号をつける

-s

連続した複数の空行を1行にして出力。

chmod

(=change mode)パーミッションの設定。
r(読み出し可)w(書き込み可)x(実行可)

ls -l ファイル名とコマンドを打つと、

rwxr-xr-x ファイル名
と表示されたとします。

最初のrwxはu(user。所有者つまり自分)、次のr-xはg(group。自分の所属するグループ)、最後のr-wはo(other。他人)
「-」は不可です。他人に対しては絶対に書き込みの許可を出してはいけません。

また、これを数字で表せます。
1(実行のみ)2(書きのみ)3(書きと実行)4(読みのみ)5(読みと実行)6(読みと書き)7(読み、書き、実行)

chmod 640 ファイル名
(ユーザーは「読みと書き」グループは「読みのみ」他人は「何も許可しない」)

cp

(=copy)ファイルのコピー。
「cp ファイル1 ファイル2」=ファイル1をファイル2の名前でコピー。
「cp ファイル1 ディレクトリ1」=ファイル1をディレクトリ1にコピー。

-i

コピー先に同じ名前のファイルがあると確認を求める。
「y」=コピーの実行。「y以外」=コピーの中止。

-r

再帰的にディレクトリに対してコピー。

mv

(=move)ファイルの移動。ファイル名の変更。
「mv ファイル1 ファイル2」=ファイル1の名前をファイル2に変更。
「cp ファイル1 ディレクトリ1」=ファイル1をディレクトリ1に移動。

-f

強制移動。

-i

移動先に同名のファイルがあると確認。
「y」=移動の実行。「y以外」=移動の中止。

rm

(=remove)ファイルの削除。

-f

強制削除。書き込み許可のないファイルまで削除できる。

-i

削除に対する確認あり。
「y」=削除の実行。「y以外」=削除の中止。

mkdir

(=make directory)新ディレクトリの作成。

rmdir

(=remove directory)ディレクトリの削除。

man

(=manual)オンラインマニュアル。
「man コマンド名」でコマンド名に関するマニュアルも見えます。

find

ファイルの検索。
「find ディレクトリ名 -name ファイル名 -print」

more

指定したファイルを1画面ずつ表示。
スペースで次の画面。

mail

「mail users」=電子メールの発信。
「mail」=電子メールの受信。ちょっとあやしい。詳細はまた今度ね。

ホームディレクトリを簡略に表記したもの。
「にょろ」って呼んでいる人が結構多いには驚いた。


間違っていたらごめんなさい。
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