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破壊的レシピ

ヘルシー塩ラーメン

私の自宅では、小さい頃から、めったにインスタントラーメンを食べさせてもらえませんでした。特にカップラーメンが嫌われており、袋に入ったラーメンのみ、たまに食べてもよいとの許可がもらえました。
そんなわけで、私はインスタントラーメンは「ごちそう」だと思い続けておりました。

たまにわが家で食べる「ごちそう」のラーメンは、いつも「塩ラーメン」で、キャベツやほうれん草、にんじん、しいたけ、もやしなど大量の野菜が入っていないと、「不合格」でした。

一人暮らしを始めて、私は一番にインスタントラーメンを買いにスーパーへ。習慣でしょうか、「サッポロ一番 塩ラーメン」を買ってきました。

まず、鍋にお湯をわかして・・・・。
習慣とは恐ろしいものです。
ラーメンを食べるためには、野菜を入れなくてはいけないような脅迫観念に陥り、私は冷蔵庫を探しました。
そこにあったのは・・・。
とりあえず、切ります。

野菜は先に入れないと煮えないので、湯の中に野菜を放り込みます。
こんもりとした野菜を見て、安心&満足感を味わいます。(とんでもなくヘルシーな料理をつくっている気分にひたる)

野菜の量が減ってきたころにラーメンのめんを・・・・入れます。いえ、入れようとしました。

・・・・ラーメンがお湯の中に入らないじゃないですか。あまりに野菜の量が多かったようです。

こんなときは、無理矢理野菜をめんの上にのし上げて、とにかくめんをゆでます。
破壊的料理では、めんをゆでるための鍋を準備する必要はありません。あくまで、一つの鍋で済ませます。合理的!

ALL in One!でございます。

野菜にも煮える時間差があります。野菜が煮えるのが遅くてめんがのびても気にしないで、卵でとじてしまいましょう。

途中でくらげを入れて、スープの素を入れ、最後に粉チーズをかけて、できあがり!!

ごま油を入れると中華風・バターを入れると洋風になります。


▼注
当時、私の研究室では、新入生歓迎ハイキングというのがあって、新入生はみんなで食べるお弁当をつくらなければなりませんでした。私は揚げ物のおかず係。さんざん考えて、私は春巻きを作ることにしました。(このとき以来、春巻きは作ったとことがない) 材料を買うとき、「きくらげ」とあり、スーパーの魚売場で一生懸命さがしたのですが、見つからない。 困った私は「字も一緒だし」と思いながら「くらげ」を買いました。 友達はみんな「おいしい」と言ってました。

当時の同級生の一人はいまだにこのことを覚えていて、私は「料理がうまい」と思われています。

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