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[ 98/3/4]


● Mac OS 8.1 HFS + :Avid Cinema

時吉氏から Performa 6420 で Mac OS 8.1 , HFS + にして Avid Cinema をインストールしようとしてもできないとお知らせいただいている.

私のうる覚えの記憶では一部 Performa にバンドルされている Avid Cinema は Mac OS 8 で動作保証されていない.

追記:
私のあてにならない記憶はまちがっていた.時吉氏から 1.1.5 アップデータについてる文書にはちゃんと 6420 の AVID Cinema も対象で, OS 8 にアップデートする方のためにとなっているそうだ.

追記 2 :
私のうる覚えの根拠だが,
TIL: 30358 Avid Cinema: Mac OS 8.1 Compatibility
だった.
ここには Apple と Avid Technology は Mac OS 8.1 での使用を「まだ」サポートしていないことと,現在 2 つのささいな問題が分かっていると書いてある.(ただし, HFS + の問題ではない)

私の当初の表記は Mac OS 8 であったのでこれはまちがいであった.


● Zip と Mac OS 8

吉原氏によると, Mac OS 8 の軽いシステムを Performa 6310 / 8.0 の外付け Zip にインストールして起動しようとするとアイコンパレード中に爆弾が出て起動できない.「インライン追加機能」を外すと起動できる.ところが同様に PM 6300/120 / OS8.1 で試すと問題なく起動できるそうだ.

甲藤氏はMacOS8.1にしてから,内蔵 Zip のカートリッジ,または CD-ROM を挿入すると,時々アイコンが出る前にフリーズするようになったそうだ. OS 8 ではこの問題は起きなかったそうである.(PM8600/250 ZIP , MacOS8.1)

Zip のドライバとしては Iomega Tools 5.5.1が出ている.これを使用することで問題が改善されたという報告もあるようなので試されたい.

なお,上記記事とは関係ないが,米国では "Iomega HFS+ Calculator" というトロイの木馬があるという話とそれはデマであるという話が錯綜しているようだ.


● Zip 「死のクリック」(続報)

西山氏によれば,この問題は障害が大きくなるまでメディアの読み書きがかろうじて行われるため,メディア側の故障として処理されることが多いそうだ.おおむね,初期化ができなくなり,次に読み書きに失敗するようになって最後には認識もしなくなるという順序で障害が進行するという.

少しでも異音がすると障害が発生している兆候であると疑う必要があり,特に初期化に失敗する場合は近い将来大きいトラブルに発展する可能性がおきるので修理に出したほうがよいそうだ.ドライブの故障がメディアを破損し,そのメディアが再び正常なドライブを破損させるという悪循環を生じるようなので,冨士のサポートは不良と思われるメディアは絶対に正常なドライブに使用しないように言っているそうだ.修理後のドライブにそれまでの不良メディアで再び故障しないように富士はメディアの交換を行っているらしい.

なお,この問題についてZip Click of Death というサイトができている.そこには Iomega Tools 5.5.1 (上記記事参照)のことが触れられている.それによると Iomega Tools 5.5.1 の Disk Infomation には " Format Life Remaining " と " Disk Life Remaining " という新しいパラメータができている.不良セクタ発生時のための予備セクタが" Format Life Remaining " だそうで,再フォーマットすると減っていくという. これが 25 パーセントを切るとそのディスクは寿命だそうだ.


● HFS + / HFS 間コピーの速度低下

西山氏(上記記事とは別の方)は HFS フォーマットドライブからドライブ設定1.4 を使用して HFS+ フォーマットしたドライブへ大容量(だいたい 15 MB 以上)のファイルをコピーする際,途中からフリーズしたかのように転送速度が異常に低下するというトラブルを経験された.

西山氏は Hard Disk Toolkit 2.5でフォーマット後,特別メニューからの「ディスクの初期化」で、HFS+を選択したところ問題は出なくなった.


● LibMoto

MacFixIt 3/4 は LibMoto でエラーが起きるという話を載せている. OS 8 以降の Mac OS は十分速いので LibMoto を使用しなくて良いとも.


● Mac OS 8.1 : 040 マシン LPR の問題

TIL: 30437 040 Computers: Desktop IP Printing Issue

Mac OS 8.1 で LPR (IP printing) 用デスクトッププリンタについて「情報を見る」を選択すると Finder のリセットが起きる. 7.6.1 以前では問題なかった.(秋山注- OS 8 ではこの機能は使えない)また, PPC マシンでも問題はない.現時点での回避法はない.


● 8500 :モニタ解像度を低く設定しすぎると元に戻せない.

TIL: 18857 Power Macintosh 8500: Screen Resolution Set Too Low

8500 モニタ & サウンドコントロールパネルでは 256x192 の解像度に設定できるが,いったん設定すると「スクリーンが小さすぎる」とメッセージが表示されコントロールパネルを開くことができなくなる.そのため,解像度を元に戻せなくなってしまう. PRAM クリアしても変化がない.

このような事態ではコントロールバーの解像度設定を利用する.コントロールバーが利用できない場合は次の手順で戻すことができる.

システム終了からの PRAM クリアを行い, 2度起動音を鳴らす

そのまま shift 起動する


起動後初期設定フォルダ内の「ディスプレイ初期設定」を捨てる


● Adobe PhotoDeluxe 2.0J アップデータ

PhotoDeluxe 2.0J に問題があるようで,アップデータが 4 月中旬に配布される予定だそうだ.アドビシステムズは一部のフォントが Adobe PhotoDeluxe 2.0J 上で選択できない等の不具合が発見されたためとしている.



(C) Akiyama Satoru



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