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● Mac OS X 10.1:iDisk のセキュリティ問題
● Mac OS X 10.1:Mac OS X版 Internet Explorer 5.1の設定によるファイルの自動実行
● Netscape 6:メール盗聴のセキュリティホール告知
● Excel/PowerPoint 2001:マクロ警告表示についてのセキュリティ問題
● SuperDrive で読みとれない CD
● 原因不明の DHCP 認識障害 (継続)
● Mac OS 9.2.1:フレッツ接続ソフトウェア関連,起動時のバスエラー (継続)
● Mac OS X 10.1:ことえり 3 の変換候補のグレーアウト
● Mac OS X 10.1:Mac OS X版 Internet Explorer 5.1 画像に関する不具合
● Mac OS 9:ヘルプが開かない場合
● iMovie 2.1.1 for Mac OS X:ヘルプの画像は英語のみ
● PowerBook G4:パルディオ 611S を認識しない?


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[ 01/10/9]



Mac OS X 10.1 関連 Knowledge Base 文書の紹介は 01/9/28 項目に移動した.



● Mac OS X 10.1:iDisk のセキュリティ問題


橋本氏より以下のセキュリティ警告が公開されているとお知らせいただいた.

Open Door Networks Inc.

Mac OS X 10.1 からは iDisk の接続に関して新しく WebDAV プロトコル接続されるようになっているのだが,このプロトコルについて,パスワード等を読みとられるセキュリティホールがあるというもの.Appleが対策するまで 10.0.4 までの AFP プロトコルを使うよう勧告されている.

Mac OS X 10.1 で従来の AFP プロトコルから iDisk を利用するには,「サーバに接続」から"afp://idisk.mac.com" と入力する.その方法で接続後にエイリアスを作成するか,よく使う項目に保存すればよいとある.

参考:
01/4/21 項目 "iDisk の一時的な接続不能"



● Mac OS X 10.1:Mac OS X版 Internet Explorer 5.1の設定によるファイルの自動実行


MacInTouch 10.1 に読者の投稿として, Mac OS X 10.1 付属 Microsoft Internet Explorer 5.1 について,環境設定の 受信ファイル ダウンロードオプションの項目で「自動的にファイルをデコードする」のチェックが入っていると,hqx ファイルについて StuffIt Expander を使わずに Internet Explorer 自身がデコードし,デコードされたファイルがインストーラの場合に自動的に実行されてしまうそうだ.

対策法は同チェックを外す.

追記:
106503 : Mac OS X 10.1: Internet Explorer Executes Downloaded Software Automaticallyが公開されている.



● Netscape 6:メール盗聴のセキュリティホール告知


電子メール盗聴のセキュリティホールに関して


Netscape 6 において,電子メールを出す側が添 付ファイルの中に, JavaScript のプログラムコードを潜ませることによって,そのメールの受取人がメッセージを他のユーザに転送したときに,元々のメールの差出 人が受取人によって転送されたメールのコピー(CC)を秘密で自分に送らせるというのもの.現在,実際には報告されていないそうだ.

Netscape Communicator では起きない.また, Netscape 6.01 でもこの問題は起きない.対処法は Netscape 6.1 にアップデートする.



● Excel/PowerPoint 2001:マクロ警告表示についてのセキュリティ問題


不正な Excel または PowerPoint の文書がマクロのセキュリティを無視する (MS01-050)

Microsoft 社の Excel/PowerPoint 2001 for Mac についてセキュリティ上の問題がるという文書を Microsoft 社が公開している.

「攻撃者の選択したコードが実行される」とか「悪意のある攻撃者は,その文書が開かれると自動的に実行されるマクロ コードを含む Excel または PowerPoint 文書を綿密に作成することにより,この脆弱性を利用しようとする可能性があります」と書かれている.よく分からない.マクロ警告の表示を出さないようにできるということだろうか.

Microsoft 社が公開予定のパッチを充てることで対処する.もともと,マクロ警告はマクロが含まれてる文書をユーザが開こうとしているという警告であり,ウイルスを含まない正常なマクロを含む書類を開こうとしても「警告」されるもので,これを「警告」ということ自体,よく理解できない.

追記:
広野氏より,原文書から,「マクロが発見され る方法に欠陥があり,悪意あるユーザーはそれを利用して,マクロチェックを迂回させることができる。」つまり「攻撃者の選択した,マクロスキャンを迂回するマクロが,警告なしに自動的に実行される」ということではないかとお知らせいただいた.



● SuperDrive で読みとれない CD


宇野氏より, SuperDrive (Power Mac G4 (QuickSilver) 867MHz) について, CD-ROM メディアによっては読みとれない場合があるとお知らせいただいた.

氏が FireWire-UltraSCSI コンバータ (ラトックシステムズ製 FireREX1) の付属 CD-ROM を SuperDrive に装着したところ,回転音とヘッドのア クセス音が聞こえるものの,デスクトップにマウントされず, 10秒位程して自動的に排出された. Macintosh はその間ハングした状態で操作できなかった.他の CD-ROM などは読み込むことができた.

他の Macintosh では問題なく読み込めたため, SuperDrive の初期不良かとも思われたが,ラトックシステムに問い合わせたところ,次のような回答を得た.

1.このドライバ CD が SuperDrive で読めなのは,記録面の反射率が若干低いためであ る.
2.この CD 自体は規格をクリアしており,そのため SuperDrive 以外では発生しない.
3.その現象は SuperDrive に原因があるが,現在もっと反射率の高い CD へ置き換え中である.

Apple システム・プロフィールによれば,SuperDrive は以下の製品であった.

製造元:パイオニア製
Revision:1.49
プロダクトID:DVD-RW DVR-103



● 原因不明の DHCP 認識障害 (継続)


木村氏より, OpenTransport をアップデートすることにより問題が発生しなくなったとお知らせいただいた. Open Transport のバージョンは 2.7.6 以上 (Mac OS 9.2.1 は 2.7.7) にしたそうである.

氏は IPNetRouter (ソフトウェアルータ) を使用しているが, DHCP 用に確保している IP が 10 程度であり,クライアント側に全て発行すると問題が発生することから,問題に再現性がないのは,利用率やロバイダなど割当数の多い場合があるからではないかとお書きである.

参照:
01/7/18 項目 "原因不明の DHCP 認識障害"
01/9/15 項目 "原因不明の DHCP 認識障害 (継続)"




● Mac OS 9.2.1:フレッツ接続ソフトウェア関連,起動時のバスエラー (継続)


Mac OS 9.2.1 において,フレッツ接続ソフトウェアをインストールしていると,起動時にバスエラーが発生する場合があることについて, gashue 氏と沼倉氏より再インストールするという対処法についてお知らせいただいた.

ソフトウェアの再インストールという対処法は既出であるが,両氏によれば,手動での削除によるのではなく,ソフトウェアにあるアンインストールによって削除し,その後再インストールすることが必要とのこと.

これは高部氏が発見なさった "Open Transport ASLM Modules" 機能拡張への変更に関連しているものと考えられる.

なお,沼倉氏はこの障害について,当初問題が発生していなかったものの,デスクトップ再構築実行後に問題が発生するようになった.



01/9/15 項目 " Mac OS 9.2.1:フレッツ接続ソフトウェア関連,起動時のバスエラー"
01/9/19 項目 " Mac OS 9.2.1:フレッツ接続ソフトウェア関連,起動時のバスエラー (継続)"



● Mac OS X 10.1:ことえり 3 の変換候補のグレーアウト


小林氏よりお知らせいただいた. Mac OS X 10.1 のことえり 3 について,漢字変換の候補リストが表示された中にグレーアウトして選択できない変換候補が表示される場合があるそうである.特定の文字では特に確認できず,勃発的に発生するとのこと.

追記:
松村氏より,この現象は拡張されたヒラギノフォントに収録された文字ついて,従来のことえりでは変換できなかった文字が候補に出てくる場合, Unicode 非対応のアプリケーションでは対応できていないために発生する現象(Cocoa でないと対応できない可能性もあるそうだ) ではないかとお知らせいただいた.

標準で付いてくる TextEdit や Stickies などのアプリケーションであれば,全ての変換候補について確定・入力が可能である.また,従来の 10.0.x のことえりでも,文字パレットから文字を選択する場合に、対応していないアプリケーションに文字をペーストできなかったそうである.



● Mac OS X 10.1:Mac OS X版 Internet Explorer 5.1 画像に関する不具合


小林氏よりお知らせいただいた. Mac OS X 10.1 で Microsoft Internet Explorer 5.1 でブラウザ上の画像をクリックしてプレスすると表示される画像の再読み込みなどのサブメニューが表示されない,または 5 秒以上プレスし続けないと表示されない場合があるそうだ.また表示された画像のリロードができない,画像をデスクトップ上にドラッグしてのコピーができないことが発生するそうだ.



● Mac OS 9:ヘルプが開かない場合


60902 : Mac OS 9: Mac Help Does Not Open or an Alert Appears

ヘルプセンターまたは Mac ヘルプを選択しても, "ヘルプビューア" アプリケーションが開かないか,アラートウインドウが現れることがある.また,他のアプリケーションのヘルプメニューからヘルプを選択しても同じように発生することがある.

このような場合, "システムフォルダ" 内の "ヘルプ" フォルダにある "Apple Help Viewer" フォルダ内に "ヘルプビューア" アプリケーションがあるかどうか確認する.



● iMovie 2.1.1 for Mac OS X:ヘルプの画像は英語のみ


75167 : iMovie 2.1.1 for Mac OS X: iMovie Help Pictures Appear in English only

Mac OS X の iMovie 2.1.1 は,ハードディスクの容量に限度があるため,ヘルプが各国語表示されても,文字の含まれる画像の文字は英語のみである.




● PowerBook G4:パルディオ 611S を認識しない?


猪島氏よりお知らせいただいた. PowerBook (FireWire)/Mac OS 9.1 の環境で使用できていた Docomo パルディオ 611S を PowerBook G4/Mac OS 9.1 で使用すると認識されたそうである.他の機種 (2400) でも問題なく,スロットも正常と思われた. Docomo に問い合わせても原因は判らなかったそうである.

追記:
手塚氏より,パルディオ 611S を PowerBook G4/500で使用できているとお知らせいただいた (Mac OS 9.1, CCL ファイル = PALDIO 611S 32K/64K) .なお,カードとしては認識するがうまく動作しない場合は経験なさっていて,次のご助言をお寄せいただいた.

1.モデムコントロールパネルでのモデムの選択の確認
モデムの指定が赤外線ポートなどに変わっていないか(パルディオを抜き差しした場合,モデムの設定が変わってしまうことがある) パルディオを差した状態で再確認するとよい.

2. CCL ファイルが正しく選ばれていない可能性
「Paldio 611S」という名称の CCL ファイルを使っているとうまくいかない場合があるよう.「PALDIO 611S 32K/64K」という名称の CCL ファイルをインストールし,指定しているかの確認をする.



(C) Akiyama Satoru



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