[ 01/2/6]
● PCI 社製 BRL-01 と Mac OS 9.1：DHCP 時の障害
坪井氏よりお知らせいただいた． PCI 社製 BRL-01 を DHCPd として MacOS 9.1 をクライアントとした場合正常に動作しなくなるそうである．例えば次のようになる．
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本来の正しいアドレス：192.168.10.53
MacOS 9.1が取得するアドレス：169.254.60.84
NTT MN128-SOHO ではこのような現象は発生しないそうである．一応手入力することによって PCI BRL-01 でもインターネットに接続可能だそうである．
追記：
織田氏より
Ver.5.09.55p によってファームウェアをアップデートすることで解決するのではないかとご指摘があった．5.09.45p に DHCP サーバ機能の修正と書かれているので関係があるかも知れない．織田氏の場合，PowerBook1400 に Mac OS 9.1 を入れて RoadLanner(BRL-01) に DHCP接続して正常に IP が取得できているそうである．
● Mac OS 9.1：インストール CD の不良事例
柿元氏よりいただいた．アップルストアから購入した Mac OS 9.1 CD について，認識される機種と認識されない機種があり，認識された機種でも何度か挿入しているうちに「初期化しますか」というメッセージが表示され認識されなくなるということが起きたそうである．
アップルに CD を返送して検証してもらったところ，アップルでは問題ないとしてそのまま送り返されてきたが，障害が継続するため新しい CD を送ってもらったところ，そちらは問題なかったそうである．
氏によれば，これは氏の場合だけの特異な事例であったかもしれないが，同様の事例をホームページで発見することができ，一部ロットにそのような問題がある可能性も考えられるという．
(氏の問題のあった CD は 1 月 11 日にアップルから発送されたもの)
● Mac OS 9.1：「起動ディスク」の異常終了 (継続)
TOBI 氏よりお知らせいただいた．本症状について， OS 新規インストールしてアップデート， PRAM クリア，メモリ割り当て増加，デスクトップ再構築などでも改善せず， "Startup Disk Preferences" 初期設定ファイルを捨てて再起動し PRAM クリアした場合のみ開くことができるそうだ．こうして改善されても再び再起動すると異常終了するそうである．
( Power Macintosh G3 MT266 Rev2 CPUを450MHzに換装し500MHzで稼働 + Voodo3 + USB カード + AEC-6260M + DTLA30GB)
●ことえり変換候補ウィンドウの異常
きむら氏よりお知らせいただいた．「ことえり」変換時に表示される候補ウィンドウが通常より狭く表示され、候補の文字が見にくいことが一部で起きる場合がある．
(
障害例)
氏によれば，EPSON 社製インクジェットプリンタカラリオシリーズ (氏の場合 PM-880C) のドライバを使用するとフォントフォルダ内のフォントが損傷する場合があり，その場合にことえりにそうした障害が発生するという．
壊れたフォントはファイル容量が 0 になることで判断できるそうで，バックアップ等に置き換えることにより暫定的に改善できる．氏の場合， Geneva と Courier New が壊れていたそうである．
ドライバによるとすれば，根本的な対処法はドライバの改善を待つ必要がある．本問題は数ヶ月前程度だったかと思うが，
Mac BBS だったか，
Daisy's Macintosh に暫定的回避法が最初に投稿されたように記憶しているが，きむら氏のようなまとまった情報となるのは初めてであろうと思う．
(C) Akiyama Satoru
