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Netscape Communicator 4.7:PDF Writer 出力の問題
EPSON プリンタ:複数モニタでのプレビュー表示の問題
LaserWriter 8.7:印刷が遅い (継続)
PM-800C:印刷後のリモートアクセス接続障害 (継続):仮想記憶との関連
TIP:LaserWriter 用紙設定の保存法
Greg's Browser 2.6.1:日本語の文字化け
MakeFreePage Ver1.0b1
Final Cut Pro 対応 PowerBook
Apple Cinema Display の対応解像度ほか
Open Transport 2.6 英語版での使用
MacWORD、MacVJEシリーズの販売終了及びサポート先の変更について
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[ 00/1/14]



更新し始めて,なぜかプリント関連が多くなった.ついでに TIP もつけてみた.



● Netscape Communicator 4.7:PDF Writer 出力の問題


Netscape Communicator 4.7 から Adobe PDF Writer によって PDF 書き出しをするとやや時間がかかる場合があり,(1分程度以上) その間, Macintosh の動作はぎこちなくなる.この間に他の動作をすると Macintosh がフリーズする場合もある.書き出し中は何もしない方がいいだろう.このような時間がかからない場合もあり,(概ね 2 回目以降ではないだろうか) 必ず起きるわけではないようだ.

また,保存された PDF ファイルは必ずしも正確に保存されているとは言い難い場合があり,一部が抜けていたり,最後まで保存されていなかったりした.

Microsoft Internet Explorer 4.5 でも比較したが,こちらでは Netscape で見られたような問題は起きず,正常に出力された.



● EPSON プリンタ:複数モニタでのプレビュー表示の問題


木村氏によれば, EPSON プリンタ (PM-2000C, PM-9000C) を複数モニタで使用した場合,印刷プレビューが両方のモニタにまたがって表示される.移動させたり縮小表示することもできない.

木村氏が EPSON に問い合わせた結果,仕様であることが分かった. EPSON のプリンタドライバのプレビュー機能はモニタの解像度を自動判別して大きさを設定していて,複数モニタの場合,合計のドット数として判断される.例えば,左に13インチ (640×480),右に16インチ (832×624) を置いた場合, 1472×624 の画面があると判断して (中央に) 表示しているそうだ.(上下に配置すると 832×1104 の画面として表示する)



● LaserWriter 8.7:印刷が遅い (継続)


今井氏より, Adobe PS を使用することで回避できるとお知らせいただいている.

参照:
99/11/26 項目 "Mac OS 9 英語版+JLK:LaserWriter 8.7 での印刷が遅い場合"
99/11/28 項目 "LaserWriter 8.7:細明朝を含むファイル印刷が遅い (継続)"
99/12/1 項目 "LaserWriter 8.7:細明朝を含むファイル印刷が遅い (継続):回避法"
99/12/18 項目 "LaserWriter 8.7:細明朝を含むファイル印刷が遅い (継続):別の回避法"




● PM-800C:印刷後のリモートアクセス接続障害 (継続):仮想記憶との関連


下記の参照項目で記した, EPSON PM-800C でプリント後にリモートアクセスが起動できなくなる障害について,いったん USB 関連機器の問題として原因を記述したが,それでも障害が改善されないことが判明した.

下條氏がさらに探求された結果,仮想記憶を入れることにより回避できることが分かった.下條氏からの連絡で, EPSON で検証したところ, EPSON でも仮想記憶を切ると障害が発生することを確認した.現在調査中であり,今のところ回避方法は仮想メモリを入れることしかないそうである.

参照:
99/12/21 項目 "PM-800C:印刷後のリモートアクセス接続障害"
99/12/24 項目 "PM-800C:印刷後のリモートアクセス接続障害 (原因)"




● TIP:LaserWriter 用紙設定の保存法


LaserWriter ドライバからユーザの用紙設定を初期設定に保存するには,希望の用紙を選択した後 option キーを押しながら「OK」ボタンを押すと,ダイアログが出現するのでそこで「保存」を選択する.



● Greg's Browser 2.6.1:日本語の文字化け


Greg's Browser 2.6.1 で Greg's Browser の初期設定のアンチエイリアスをチェックしていると,表示される日本語などの項目名が文字化けする.回避法は Greg's Browser のアンチエイリアスの設定をオフにする.



● MakeFreePage Ver1.0b1


橋本氏からお知らせいただいた.飯森氏 MakeFreePage Ver1.0b1 という仮想記憶メモリ整理ツールを昨年末に発表なさっている.仮想記憶動作が速くなる場合があるそうだ.

MakeFreePage は仮想記憶使用時にメモリの整理を行って free page を大きくする.free page を大きく取ることに伴い, system heap を最小にすることで仮想記憶への書き込みを最小限にすることとマッピング作業が簡素化され,その結果,仮想記憶動作を速くするのがねらいである. Mac OS 8.1 以降の仮想記憶で有効.

橋本氏によれば,本ユーティリティに添付されている ReadMe に Mac OS の メモリ管理について書かれていて,大変参考になるということである.飯森氏はその中で Mac OS のメモリ管理に関して不十分な解説が一般に行われることがあるとしている.(私のページでも飯森氏には何度かご指摘をいただいている)

飯森氏の文書には含まれていないが, Finder をリセットすることでこうした Mac OS の占有メモリリークを初期化できるというよくある誤解がある.この点について, Finder のリセットをすることでそうした効果があるというのはもちろん誤りであるが,一方で,常駐ユーティリティの Finder にメモリリークを起こすバグのある場合にはその範囲で効果があるそうだ.橋本氏によれば,本ユーティリティを使用することで,起動後使用に伴って増大した Mac OS のメモリ占有量が起動直後の状態に戻ったそうである.



● Final Cut Pro 対応 PowerBook


TIL: 32082 : Final Cut Pro: PowerBook Support

Final Cut Pro は PowerBook G3 Series (Bronze keyboard) に対応している.入出力,編集の全ての機能拡張を使うことができる.ビデオ録画と再生は Newer Technology FireWire 2 Go card で対応している.他のカードバスでの対応はテストしていないというような内容.



● Apple Cinema Display の対応解像度ほか


山下氏は Build to Order (BTO) で Apple Cinema Display と Power Mac G4 (AGP Graphics) を購入なさった.そのセットアップの様子をページで公開なさっている.プレインストールされた (メーカのデバッグ用?) システムが削除されずにそこから起動したことと, Power Mac G4 の NVRAM に非対応解像度が記録されていることから問題が起きたそうだ. iMac (Slot Loading) や Power Mac G4, iBook の初期ロットでは不適切なシステムフォルダがインストールされていたというようなことが起きている.

TIL: 58437 : Apple Cinema Display: Technical Specifications を見ると Apple Cinema Display は 800×500 以上 (他には 1024×640, 1280×800,1600×1024) に対応していて, 640x480 の解像度には非対応ということのようだ.

参照:
PRAM と NVRAM のクリア
モニタのトラブル




● Open Transport 2.6 英語版での使用


MacFixIt 00.1.10 は Open Transport 2.6 インストール後の再起動で Macintosh がアドレスエラー,OT Utility Lib が見つからないなどの理由でクラッシュし起動できないという報告を 3 例紹介している.

私は英語版を日本語 Mac OS 9 にインストールしているが,何も問題は出ていない.大変安定している.いくつか表示されるアラートなどで英語表示されるものがある程度で,日本語版で使用することに問題はあまりないようだ.

篠田氏によれば, Open Transport 2.5.x の時に icmp echo パケットを頻繁に飛ばしていたものが,出さなくなっているそうだ. 多分, DoS attack 対策ではないかということである.



MacWORD、MacVJEシリーズの販売終了及びサポート先の変更について



(C) Akiyama Satoru



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