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香川大学教育学部学生が、台北日本人学校で実地教育

2023年07月20日

 令和5年4月に文部科学省と外務省から、「在外教育施設における教育の振興に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」が決定されました。香川大学教育学部では、台北日本人学校と協議を重ね日本人学校で実地教育行う体制を整えてきました。
 6月14日~6月25日に教育学部4年森脇ゆなさんが、実地教育委員会委員長・植田和也教授、宮﨑英一教授の引率のもと、台北日本人学校(斎藤稔校長)での実地教育に赴きました。
 事前指導はメールで行い、4年1組に配当され、授業観察に加え、研究授業を3回実施しました。また、放課後には児童指導、保健指導、特別支援教育指導を受け、最終授業はオンライン配信され、大学教員が事後指導を行いました。
 6月29日には、野﨑武司学部長をはじめ関係教員同席の元、学生成果報告会及びその後意見会が実施されました。学生からは、参加して良かったこととして、台北日本人学校が大切にしている個別最適な学び、中国語学級や、英語学級などの日本人学校独自システム、大学の授業で使用方法を学習したクラウド型授業支援アプリが実際の現場で活用されている実践を体験できた、配当学級だけでなく、学年、教科も複数体験できるようにアレンジいただいたことで、ホームステイをはじめとする生活面でもきめ細かなサポートに深く感謝していることなど様々な学びが報告がされました。
 香川大学教育学部では、学生の体験談を参考に台北日本人学校と今後協議を重ね、より良い教育研究連携を構築していく予定です。
日本人学校での研究授業の様子