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教職リカレントプログラム

お知らせ

令和4年度の教職リカレント教育プログラムの申込受付は終了しました。

概要

 本プログラムは、文部科学省からの委託事業「学校教育における外部人材活用事業」によるものです。
 教職リカレントプログラムとは、現在教職に就かれている方、今後教職に就く意思のある方へ向けて、教育現場で必要な知識・技術を身に付けるための学び直し講座をオンラインで開講しているものです。学校教育が直面する重要課題や基本的課題に対応した講習内容となっております。受講修了後には、履修証明書を発行いたします。

プログラムの構成

・オンライン講習(全9講座 各6時間程度の学習)
講習は、ドコモgaccoの動画配信サービスにより実施します。
◎最新の研究成果に基づいたコンテンツをオンラインで受講
各講習は20分前後の内容のまとまり毎に分割されて構成されています。
まとまり毎の確認問題により着実な理解を促します。
繰り返し視聴可能なので内容を再確認できます。
都合に合わせ計画的に受講が可能です。
受講の流れについては下記オンライン講習受講方法等の概要(PDF)をご確認ください。 オンライン講習受講方法等の概要(PDF)

受講料

無料

受講対象者

現在教職に就いている方
教員免許状を取得していて現在教職に就いていないが学校現場で勤務する意思のある方
臨時免許状または特別免許状を取得し教職に就こうとする意思のある方

各講習の概要(全9講座 各6時間程度)

1.教育の最新情報
担当: 小方 直幸 (教育社会学)
松井 剛太 (保育学・幼児教育学)
坂井 聡  (特別支援教育)
大久保 智生(教育心理学)
  • ・近年の教育政策の動向
  • ・家庭背景と幼児教育
  • ・子どもの貧困
  • ・子ども観の変遷
  • ・教師のまなざし
  • ・Children’s rights based approach ・子どもの声を聴くことについて
  • ・聴き入ることの教育 vs 教えることの教育 ・子どもの声を聴く実践とは
  • ・溶解体験とは
  • ・システムの外部を生きる ・子ども観・教育観を見直すために
  • ・ICIDH から ICF へ
  • ・「合理的配慮」
  • ・引き出される力を考えてみる
  • ・かかわり方のポイント
  • ・環境が障害を作り出していることに気づく
  • ・子ども理解の視点と振り返り
  • ・いじめ問題を考える
  • ・非行や問題行動を考える
2.教師の指導が助長する問題行動とその見方
担当: 大久保 智生(教育心理学)
  • ・見方と考え方を変える
  • ・学級崩壊の事例から
  • ・答えは普段の生活に
  • ・学校適応と問題行動
  • ・問題行動を助長する指導
  • ・反社会的行動を考える
  • ・非社会的行動を考える
  • ・万引きを考える
  • ・いじめを考える
  • ・学校の荒れへの誤解
  • ・学校の荒れを考える
  • ・荒れの収束の事例から
  • ・地域連携の事例から
  • ・間接的な対策の重要性
3.心理学からみた学習意欲
担当: 岡田 涼(教育心理学)
    〇内発的動機付けとその支援
  • ・学習意欲とは
  • ・内発的動機づけの変化
  • ・自律性支援
  • ・自律性支援を問う
  • 〇評価と学習意欲
  • ・教育評価の次元
  • ・評価の影響
  • ・教育評価の共有
  • ・評価に合わせた学習
  • 〇自己効力感と学習性無力感
  • ・自己効力感とは
  • ・自己効力感を高める
  • ・学習性無力感とは
  • ・学習性無力感を防ぐ
  • 〇メタ認知とその支援
  • ・メタ認知とは
  • ・メタ認知を支える
  • ・自己調整の学び
  • ・自己調整を支える
4.乳幼児理解から「子どもとつくる保育」へ
担当: 松本 博雄(発達心理学)
松井 剛太(保育学・幼児教育学)
  • ・子どもの尊厳と権利
  • ・「子どもとつくる保育」の基本
  • ・子どもとつくる保育:0歳児~5歳児
  • ・保育の質
  • ・探求の園文化
  • ・子どもの声を聴く
  • ・保護者の参加
  • ・インクルーシブ教育
  • ・資質
  • ・能力
  • ・小学校に向けて
5.表現遊びを楽しむ
担当: 岡田 知也(音楽科教育・作曲)
藤元 恭子(保体内容 身体表現)
吉川 暢子(美術教育)
  • ・音探し
  • ・音を聴くこととは
  • ・音楽的な遊び
  • ・造形的な遊び
  • ・身体的な遊び
  • ・光と影で遊ぶ
6.はじめての特別支援教育
担当: 小方 朋子 (特別支援教育)
中島 栄美子(臨床心理学・特別支援教育)
  • ・多様性と特別支援教育
  • ・特別支援教育の制度
  • ・特別支援学校
  • ・特別支援学級
  • ・通級による指導
  • ・発達障害について
  • ・合理的配慮について
  • ・個別の教育支援計画
  • ・個別の指導計画
  • ・自立活動について
  • ・教員の専門性
  • ・就学について
  • ・障害理解教育について
  • ・障害者雇用
  • ・アセスメントの概要
  • ・発達と学習のアセスメント
  • ・知的能力のアセスメント
  • ・社会性と行動面のアセスメント
7.障害があるとはどういうことなのか?-ICFと新しい能力観-
担当: 坂井 聡(特別支援教育)
  • ・合理的配慮とは
  • ・障害を社会モデルで伝えることから
  • ・発達障害を知る
  • ・環境を整え活動を見直す
  • ・社会参加したくなる環境は
  • ・可能性を引き出すために
8.道徳教育の充実
担当: 植田 和也(道徳教育)
  • ・道徳教育の使命と意義
  • ・教科化の経緯
  • ・道徳教育の歴史
  • ・教科化の基本的理解
  • ・学校の教育活動全体で取り組む道徳教育
  • ・学校の特徴と年間指導計画
  • ・道徳科の目標と内容
  • ・道徳的諸価値の理解を深める
  • ・指導方法の工夫と学習指導案
  • ・多様な指導方法の工夫
  • ・指導と評価の一体化
9.災害に学ぶ学校防災
担当: 北林 雅洋(科学史・科学教育)
寺尾 徹 (気象学)
    〇東日本大震災の津波被災小・中学校に学ぶ
  • ・「奇跡」や「悲劇」から学ぶために
  • ・事前の避難を続けることのたいへんさ
  • ・次の手が打てる避難の重要性
  • ・避難場所になった学校の困難
  • ・津波火災の危険性
  • ・避難用通路を設置していた学校
  • ・「当たり前」の大切さ
  • ・釜石東中学校の「当たり前」
  • ・大川小学校の難しさ
  • ・大川小学校に押し寄せた津波の特徴
  • 〇風水害に学ぶ
  • ・近年の大規模な風水害
  • ・地球温暖化と風水害の深刻化
  • ・風水害にともなう防災気象情報と学校防災

お問い合わせ先

香川大学教育学部
教職リカレントプログラム事務担当
住所 〒760-8521 香川県高松市幸町1-1
TEL 087-832-1114
E-mail recurrent1-l@kagawa-u.ac.jp
※アドレスをコピーする場合は、@を半角に直してください。
電話での問い合わせは月曜~金曜日(土日祝日を除く)の9:30~16:30でお願いします。
<年末年始休業のお知らせ>
下記の期間は年末年始休業とさせていただきますので、お問合せはメールでお願いします。
2023年1月4日(水)より順次対応させていただきます。

期間:2022年12月29日(木)~ 2023年1月3日(火)