1. TOP
  2. 大学院 教育学研究科
  3. 教科教育専攻

教科教育専攻

教科教育専攻は、近接教科を統合した「言語系教育コース」「社会・生活系教育コース」「理数・情報系教育コース」「芸術・スポーツ系教育コース」の4コースから成っています。教科に関する一定分野の深い学問的な知識・理解を身につけるとともに、それをもとに学習内容の系統性や教科の本質を理解し、新たなものの見方や発見を促すような課題探究型の授業を構想し、教材を開発することのできる教員を養成します。

言語系教育コース

言語教育コースは、「国語」「英語」「外国語活動(小学校英語)」に関する学習内容を含み、「国語教育」と「英語教育」が「言語」という共通性によってつながっています。それぞれの教科を深く学ぶとともに、それを実際の教室場面に活用するための教育実践につなぎ、実践的指導力のある教員を養成します。

国語学、国文学、漢文学及び書道の各分野における高度に専門的な研究を基盤に据え、それらを国語教育の立場から総合的に修得します。地域的特色を研究と教育に生かし、それを基とした新しい教材開発を推進します。国語科教育として必要な、高度な理論的研究能力と、教育実践力の育成を図ります。

英語学、英米文学の分野における高度に専門的な研究を基にして、英語教育に関する総合的かつ高度な研究能力を育成します。英語科教育に関する諸問題を教授法分析、教材研究、授業研究等の観点から通時的、共時的に考究することによって高度な研究・実践能力を養成します。英語科教員としての実践力の向上を図り、指導的立場に立って英語教育を推進することのできる人材を養成します。

社会・生活系教育コース

社会・生活系教育コースは、「社会」「家庭」「生活科」に関する学習内容を含み、「社会科教育」と「家政教育」が「生活」という共通性によってつながっています。それぞれの教科を深く学ぶとともに、それを実際の教室場面に活用するための教育実践につなぎ、実践的指導力のある教員を養成します。

歴史学、地理学、法学・政治学、経済学、社会学、哲学・倫理学の各分野に関する高度な教育・研究を基盤に据え、教育科学としての社会科教育に関する総合的かつ高度な研究能力を養成します。社会科教育に関する教育課程、学習指導、教材研究、授業研究等を通して、高度な教育実践力を養成します。社会科教育諸分野における教材・教具の活用及び開発の能力を修得します。

食物学、被服学、家庭経営学、保育学、住居学の各分野に関する高度な教育・研究を基盤に据え、教育科学としての家庭科教育に関する総合的かつ高度な研究能力を養成します。家庭科教育に関する教育課程、学習指導、教材研究、授業研究等を通して、高度な教育実践研究能力を養成します。家庭科教育諸分野における教材・教具の活用及び開発能力を修得します。

理数・情報系教育コース

理数・情報系教育コースは、「算数・数学」「理科」「技術」に関する学修内容を含み、「数学教育」「理科教育」「技術教育」が「サイエンス」という共通性によってつながっています。それぞれの教科を深く学ぶとともに、それを実際の教室場面に活用するための教育実践につなぎ、実践的指導力のある教員を養成します。

代数学、幾何学、解析学、応用数学の各分野における専門的研究を探るとともに、学校教育及び数学科教育に関する理論的研究能力と教育実践力の向上を図り、数学教育の進展に寄与し得る指導的人材を養成します。1年次には、算数・数学教育に関する諸課題を検討する際に必要となる算数・数学教育学及び数学各論について学習しつつ学問的・研究的態度を養い、2年次には、それぞれが興味をもつテーマにしたがって修士論文を作成します。

物理学・化学・生物学・地学などの自然科学の各専門領域に関わる深い教育・研究をもとに国際的視点にたって、楽しくレベルの高い理科教育のプログラムをつくり実践できる専門家を養成します。そのために、教育科学としての理科教育に関する、教材研究、授業研究等を通して、総合的な教育実践力を育成します。

地場産業ないしは地域産業を考慮した新しい教材を開発し、自主的に教材を編成できる能力を身につけ、技術教育に関して高度な教育実践力と理論的研究能力の育成を図り、技術教育の進展に寄与し得る指導的人材を養成します。

芸術・スポーツ系教育コース

芸術・スポーツ系教育コースは、「音楽」「図画工作・美術」「保健体育」に関する学習内容を含み、「音楽教育」「美術教育」「保健体育」が「表現と実技」という共通性によってつながっています。それぞれの教科を深く学ぶとともに、それを実際の教室場面に活用するための教育実践につなぎ、実践的指導力のある教員を養成します。

音楽科教育、ピアノ、木管楽器、声楽、作曲、音楽学の分野の専門的な指導を行っています。選択する研究テーマにより、その分野を中心としたカリキュラムを組むことができます。音楽教育、音楽学を主たる研究分野とした場合には、理論と実践の両面から論文に取り組みます。声楽、器楽では、演奏と論文に取り組んでいきます。理論系科目では、主に少人数のセミナー形式、実技系科目では、個人レッスンの形態で指導が行われています。

作品制作によって、絵画・彫刻・デザイン・工芸の各分野に関わる専門的内容を深め、美術科教員として基盤となる教育実践力の向上を図ります。また、美術科教育に関する理論的研究能力を高め人間の尊厳の精神を養い、日本の伝統的な美術・工芸等の諸芸術文化に対して、深い洞察力をもって継承する姿勢と現代的な視点を養成します。

保健体育の全容を理解するために、保健体育科教育はもちろんのこと体育学、運動学、学校保健の持論を一つずつ履修し、個々の興味・関心に沿って理論的研究能力と教育実践力を備えた人材育成をめざして学んでいきます。特に大学院担当教員と附属学校教員との連携のなかで、同じ1単元授業を附属教員と大学院生が担当、高いレベルの授業を志向し授業準備・授業反省会を大学教員団とともに行う授業は、保健体育専修の教育実践力養成の中核をなすものとなっています。