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学校教育専攻

学校教育専攻は、「教育支援コース」と「発達支援コース」の2コースから成り立っています。学校教育が対象とするのは誰もが経験したことのある具体的で身近な内容です。それだけに親しみやすい反面で、いざ取り組んでみると意外と奥行きが深いことに気づかされます。混迷する学校教育を理解し、子ども一人ひとりとのつながりを築き、子どもの成長を支援するために教育学や心理学を中心に学び、それを学校教育につなぐことによって教育実践力を育成します。

教育支援コース

教育支援コースは、「教育学」「心理学」「日本語教育」という三つのディシプリンを柱とし、それらが「教育支援」という共通性によってつながっています。ここで「教育支援」とは「臨床」の意味合いを持ち、学校を中心とする教育現場に分け入って当事者の声を共感的に受容すること、社会や学校、子どもの変化に即して生起する問題を多面的に分析すること、直面する教育課題に実践的に向き合い予防と解決を図るという、内容を含んでいます。

教育は子どもの現在と将来、社会の現在と未来にかかわる営みです。家庭や地域社会や職場でも展開されますが、学校と教師は専門に担っています。現実の教育は複雑で多くの問題を抱えていますが、それを分析し、改善していくためには、学際的な知識が必要です。教育学分野では、哲学、歴史学、社会学、人間学などの知識を総合して教育の実践的な課題に接近し、学校の生きた現実や教師たちの実践と関わりながら学びます。

個人、学級、学校、地域という各水準から捉えた子どもの発達、学習、適応などに関する心理学の実証的知見をもとに、教育と発達を心理学の視点から再分析し、組み立て直してみる機会を提供するとともに、新たな教育実践力を育成します。

世界のグローバル化にともなう国内外の日本語学習者の増加や、多様な学習需要に対応できる日本語教員を養成します。日本語や日本語教育について研究を行い、日本語指導が必要な子どもおよび国内外の学習者に、日本語を指導する教育実践力を育成します。

発達支援コース

発達支援コースは、「幼児教育」「特別支援教育」という二つのディシプリンを柱とし、それらが「発達支援」という共通性によってつながっています。ここで「発達支援」とは、多様な発達を示す子どもたちを包摂する教育の仕組み作り、カリキュラムや授業のあり方の検討、さまざまな支援方法の検討、といった内容を含んでいます。それらは学校教育のすべての場面で求められるベーシックな原理であるが、とりわけ幼児教育や特別支援教育の分野では重要です。

子どもや保育・子育てを取り巻く環境の変化をふまえ、これからの保育者には、子どもが直面する諸問題に加え、家庭や地域も含めた課題についても対応が求められます。これらの課題に取り組むために、人間の生涯にわたる発達と教育を視野にいれつつ、乳幼児の心理や発達、幼児教育の目標や内容、保育・教育計画や方法、制度や歴史について専門的に研究し、優れた実践的指導力を育成します。

特別支援教育に関する総合的かつ専門的な研究能力を育成します。特別支援教育に関する教育課程、学習指導、教材、授業法等の研究を通して、教材・教具の開発及び活用を含む高度な教育実践力を育成します。また、この分野では特別支援学校の専修免許状を取得することができます。