Designer's Farm. Macintosh Troubles : Archives . Top Banner

Point


Macintosh トラブルデータベース
Archives


Point

Triangle NUCB Macintosh News Search
Triangle Macintosh トラブルニュース
Triangle トラブルニュースデータベース
Triangle Macintosh News

Point

● iPod のバッテリ等について
● iPod:バッテリを最大限に利用する方法
● iPod バッテリ関連など過去の項目
● iPod のバッテリ取り扱い法 (再掲)


Point

項目での事項検索はブラウザの検索機能をお使い下さい.検索は各ページで command+F キーにより検索語を入力できます.再検索は command+G でできます.

Point





[ 03/1/27]



● iPod のバッテリ等について


iPod のバッテリの取り扱い等に関する米国販売店ほかからの情報.

「バッテリの基本情報」

・ iPod 内蔵バッテリ:SONY リチウムポリマー電池 (製品番号 UP325385 A4H)
・フル充電可能回数:500 回以上 (週一回充電で 9-10 年の寿命)
・メモリ非装備
「充電法の基本ほか」

・完全放電する前に再充電する (バッテリインジケータを 2 以下にしない)
・コンピュータからではなく, AC 電源アダプタから充電する.
・特定の条件で,コンピュータ接続された iPod はハードディスクが回転し続けてバッテリが完全放電することがある.( iPod を Finder か iTunes から排出し, FireWire ポートを充電専用とすることで回避できる)
・ iPod は使用していなくても電源を消耗している.使用していない場合でも, 3 週間に 1 回は充電しなければならない.
・ iPod をコンピュータに接続して使用している場合でも, iPod は電池を消費している.従って,コンピュータに常時接続していても,使用していない時に iPod を (スリープではなく) オフにすることで電池の消耗を押さえることができる.
「反応しない場合の対処法」

1.壁のコンセントから AC 電源アダプタを使用して, 3-5 時間で完全に充電する.
2.24 時間 iPod を放置する.
3.放置後,壁のコンセントに電源アダプタで接続するか,コンピュータに接続するかして,リセットする.(リセット法:メニューと再生ボタンを動じに Apple ロゴが表示されるまで押し続ける)
iPod が反応するようになったら,音楽などユーザデータをバックアップしてから, iPod Updater のリストアを実行する.

「ケーブル不良」

・ FireWire ケーブルの質に問題がある場合がある.初期 iPod 添付ケーブルに比較すると,現在のものは耐久性などに問題があるかもしれない.
01/11/9 項目 "iPod:充電されない場合の対処法" にも,ケーブル不良の場合が記されている.

02/12/4 項目 "iPod のバッテリ取り扱い法" に有用な取り扱い上の注意事項が述べられている.

「 iPod の液晶バックライトが真夜中に点灯するなど,内部時計について」

・iPod Software 1.2 の新しい iPod について,真夜中に iPod の液晶バックライトが点灯することがある. iPod がリマインダを準備している. iPod のバックライトのタイマーをオフにするように設定することで回避できる.
・ iPod をリセットするたびに,タイマーの設定を確認した方がよい.

「ほか」

iPod のキャッシュメモリは 32 MB ある.これは 20 分以上の音楽再生を可能にする.そのために, iPod は音飛びしにくい.



● iPod:バッテリを最大限に利用する方法


KBase 61434: iPod: How to Get the Most out of the Battery

1.最新のアップデートを適用する

KBase 60944: iPod: How to Update ( 01/11/9 項目 "iPod:アップデートとレストア法" )参照.

2.ホールドスイッチを用いる

携帯中など不用意にオンになってバッテリ消費されることを防止するため,不使用時にはホールドスイッチをホールド位置にする.

KBase 60951: iPod: About the Hold Switch ( 01/11/14 項目 "iPod:ホールドスイッチについて" )参照.

3.室温で使用,保管する

iPod のバッテリは,一般的に 20 度 C 前後で最もよく機能する. iPod は10 - 35 度 C で使用できる. iPod を低温環境に放置後,スリープ解除する場合,室温まで暖める.そうしないと,バッテリ容量不足アイコンが表示され,スリープ解除できない場合がある.室温まで暖めてもスリープ解除できない場合は,電源アダプタを接続し,アップルマークが表示されるまでメニューボタンと再生/一時停止ボタンを押し続ける.

「他の便利な使用法,知識」

充電

・ iPod はバッテリ容量の 80 パーセントを一時間で急速充電する.
・完全充電には 3 時間かかる.
・スリープ中でも微弱電流を消費する.
・室温保管で,バッテリは 14 - 28 日で空になる.

不使用時には一時停止する

iPod 不使用時には再生/一時停止ボタンを押して音楽を停止する.再生のままだと,バッテリが完全放電するまで再生し続ける.特に一曲リピートまたは全曲リピートになっている場合.

バックライト

バックライトはバッテリを多量に消費する.なるべくオフにする.(設定→バックライトタイマー→切)

トラックを移動しない

他の曲に移動する,早送りや巻き戻しをするなど,曲を移動するとハードディスクにアクセスしてバッテリを消費する.なるべく,「前曲/巻き戻し」や「次曲/早送り」ボタンを使用しないで,順番に曲を再生する.(キャッシュを有効利用し,ユーザの選択によるハードディスクアクセスを避ける)

圧縮された曲を使用する

iPod のキャッシュは平均的ファイルサイズ (9 MB 以下) で最も機能する.音声ファイルが大きすぎたり, AIFF のように圧縮されていない場合, MP 3 などに圧縮する.また,非常に長い曲,トラックの場合,短いトラックに分割する.



● iPod バッテリ関連など過去の項目


01/11/9

iPod:起動しない場合の対処法
iPod:起動時のディスクスキャンアイコン
iPod:充電されない場合の対処法
iPod:アップデートとレストア法
iPod:iPod のスリープ機能ほか
iPod:スリープ解除できない場合の対処法

01/11/14

iPod: Apple iPod Power Adapter 使用法ほか
02/12/4

iPod のバッテリ取り扱い法



● iPod のバッテリ取り扱い法 (再掲)


KBase 61385: iPod: About Battery Care

iPod 内蔵バッテリを取り扱うには次の推奨事項に従うこと.

・低温,高温の環境に iPod をさらさない.

操作温度範囲 (0-35 度 C )
ストレージ温度範囲 (20-45 度 C )
・乗り物の内部に放置しない.直射日光下の駐車中,内部温度は 65 度 C 以上になる.

・長い時間直射日光にさらしたまま iPod を放置しない.

・キャリングケースまたはカバーに入れたまま, iPod を充電しない.

・バッテリをセーブするために iPod を切る.再生ボタンを押したままにすると切ることができる.

・使用していない場合,3 週間毎に充電すること. iPod がオフになっていても,電源を消費するスリープ状態になっている. iPod を使用していなくても,使用準備のために iPod のバッテリを 3 週間毎に充電する必要がある.

・ iPod が充電不足アイコンを表示したら,コンセントに接続された Apple iPod Power Adapter か, FireWire ポート内蔵のコンピュータに接続する.コンピュータは起動して,スリープ設定されていないこと.



(C) Akiyama Satoru



Point